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 セミナーレポート バックナンバー 2010年


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セミナーレポート バックナンバー
   ・2011年  ・2010年  ・2009年  ・2008年  ・2007年  ・2006年  ・2005年  ・2004年  ・〜2003年



 Up&Coming 2010年レポート

 ●国内開催レポート
Build Live Tokyo 2010 参加報告 土木学会 平成22年度全国大会、第65回年次学術講演会
東京ゲームショウ 2010 G空間 EXPO
九州・国際テクノフェア 教育情報システム情報学会 第35回 全国大会
水文・水資源学会 2010年度総会・研究発表会 第8回 全日本 学生フォーミュラ大会
第15回 日本バーチャルリアリティ学会大会 第13回 関西 設計・製造ソリューション展
交通工学研究会 研究発表会 危機管理産業展(RISCON)2010
第28回 日本ロボット学会 学術講演会 Multiframeセミナー(2010年 8月)
UC-win/Road・エキスパートセミナー(2010年 8月) 斜面の安定計算セミナー(2010年 8月)
平成22年度 橋梁耐震実験研究成果発表会 第18回 3D & バーチャルリアリティ展
模型 - VR連携の都市プレゼンテーションシステム 第29回 日本シミュレーション学会大会
外傷予防教室ドライブシミュレータ展示 日本地すべり学会 第49回 研究発表会・展示会
EVEX 電気自動車開発技術2010 2010 建設テクノフェア・IAP道のテクノロジー展
柔構造樋門の設計セミナー(2010年 7月) ESB/ポータルラーメン橋体験セミナー(2010年 7月)
EXODUS・SMARTFIRE体験セミナー(2010年 7月) xpswmmセミナー(2010年 8月)
第1回クラウドコンピューティングEXPO 人とくるまのテクノロジー展2010
EE東北'10 画像センシング展2010
第4回 「地域防災防犯展」大阪 全国6都市 地方セミナー(2010年 7月)
構造解析入門セミナー DIA 動的画像処理実用化ワークショップ
建築学会主催シンポジウム”BIMで設計は変わるのか?” 国際津波シンポジウム
2010年先端技術館案内
FORUM8デザインフェスティバル2009-3Days
   Day1 : 第3回 デザインコンファランス
      デザインコンファランス・ユーザ特別講演レポート
   Day2 : 第3回 デザインコンファランス / 第3回 国際VRシンポジウム
   Day3 : 第8回 3D・VRシミュレーションコンテスト
      3DVRコンテスト・ブログ紹介レポート
国際カーエレクトロニクス展 NPO シビルフォーラム
FORUM8認定VRエンジニア試験 建設技術フェア2009 in 中部
第28回 日本道路会議 いしかわ夢未来博2009
建築都市環境ソフトウェア展2009 ハイウェイテクノフェア2009
建設技術展2009近畿 第6回 JEAS技術交流会

 ●海外開催レポート
Road Safety Conference 第15回全国工程設コンピュータ応用学術会議
2010 Fall Transportation Conference SIAS-Paramics ユーザグループミーティング
国際VRシンポジウム-World16サマーワークショップ 韓国 「交通工学VR技術活用セミナー」
EV KOREA 2010 Vehicle Dynamics 2010
モデリングワールド 2010 Car Testing China 2010
西部運輸技術学会(ITE) 第9回 米国/第10回 カナダ地震工学会議
ITS American Annual Meeting and Exposition Asia Urban Transport Summit 2010
Design Analysis Protective Structures 2010 SimTecT 2010
韓国スマートソフトウェア会議 12d Model International User Conference 2010
Nemetshek International Meeting ITE Technical Conference
TRANSTEC DELHI Build London Live 2009
EXODUSのガリア教授が米国ABCニュースに登場 海外イベントレポート(2010年 1月)
第15回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ



国内開催レポート

Build Live Tokyo 2010 参加報告
イベント概要
●日時 : 2010年 10月 13日〜15日  ●主催 : 日本IAI
(Up&Coming 2010年11月号)

■48時間のBIMイベント
 Build Live Tokyo 2010は、10月 13日〜15日にかけて開催された、BIM連携・3次元モデリングをテーマとする建築デザインのコンペティションです。参加チームは、主催者である日本IAIから提供された敷地データをもとに、48時間以内に建築モデルを完成させて、プレゼンテーションを行うことが課せられます。また、建築物の企画・デザインに加え、BIMの手法によって構造・設備設計や、その他のシミュレーションを使いこなす技術も求められます。
 フォーラムエイトは、スペシャルアドバイザーとしてWorld16メンバーでもあるアリゾナ州立大学の小林佳弘氏を迎え、計13名の「チームF8W16」として参加しました。

■計画コンセプトとBIM連携テーマ
 提供された敷地データは、八王子みなみの駅周辺に実際に存在する、緑に囲まれた土地。ここに、展示施設やホールなどを含む、メディア芸術センターを建設するというテーマが与えられました。   
 チームF8W16は、豊かな自然の周辺環境と融和する、エコロジカルな設計をテーマとした計画コンセプトを作成しました。敷地内に道路を引き込み、さらに建物の外側に回遊できる空中歩廊を設け、人々が自然と集まるような計画です。動線をぬうように展示、レストランの機能を配置し、その上に周辺の景観と融和する自然な形状の大屋根をかけ、自然と一体的な空間とすることを目指しました。
 また、BIM連携のテーマとしては、FORUM8ソリューションを用いて合意形成のプロセスを経た計画と表現を行い、実務での活用を前提とした4D(施工)、5D(コスト)シミュレーションを表現することを掲げました(図1)。

▲図1 BIM連携図

■BIMとVRの連携
 弊社では「BIM&VR」として、BIMとVRを連携させるソリューションを展開していますが、このBuild Live Tokyo 2010でも同様の連携を行いました。AllplanとUC-win/Roadを核として、構造解析、群集解析、交通解析、騒音解析、エネルギー解析、点群モデリング、2Dレンダリング、3D模型出力など、さまざまな連携を行っています。BIM連携の中にVRを位置付けることにより、さまざまな検証を可視化して行えるVRのメリットがより強まっています。
 今回、特に注目を浴びた点としては、弊社サービスの「UC-win/Road for SaaS」を使用してのVRデータ公開が挙げられます。これは、VRで可視化された計画プロセスを随時オンライン公開することで、誰でもリアルタイムでVR空間を共有し、計画プロセスの検討に参加できるようにしたものです(図2)。
▲図2 SaaSによる計画プロセスのVRデータ公開

■VRによる検討
 まず、3Dレーザスキャナで隣地を点群計測し、VR空間内のモデルに配置して敷地周辺環境をを表現しました。点群計測による再現性には、イベント開催中弊社を取材したイエイリ・ラボの家入龍太氏も驚きだったようです。このように、UC-win/Road Ver.5で作成したVR空間に、Allplanで作成したモデルを配置して、以下のようなさまざまな検討・可視化を行いました。

■学生BIM&VRコンテスト開催へ
 フォーラムエイトでは来年、学生を対象としたBIM&VRデザインコンテストを開催する予定です。ここで紹介したようなBIMとVR活用の観点から、フォーラムエイトのソフトウェア・ソリューションを2種類以上使用して設計・デザインされたものを対象とし、広く作品を募集します。応募作品の中からBIM&VRの優れた活用技術やアイデアが生まれてくることを期待しています。

■BIMとVRの連携における計画の検討と可視化

モデルスタディ 橋脚配置 点群計測
▲検討ボリューム段階の
モデルを配置、確認
▲橋脚の設計から3dsをインポート ▲隣地の点群を計測してモデルに配置
駐車場位置検討 車両軌跡検討 土留め工
▲敷地中央、
敷地東側からの駐車場入口を検討
▲車両軌跡作図からxmlをインポートし
可視化
▲建物地下部分で
土留め工の設計で計算書作成
植栽検討 騒音解析 EXODUSによる群集解析
▲樹種、高さを配置、検討 ▲交通量の増加を想定した
線道路の騒音解析
▲解析の結果からエレベータを移動し
動線を確保
橋脚配置 エネルギー解析 交通解析
▲「UC-win/FRAME(3D)」を用い
回廊の耐震検討
▲ガラス張りCO2排出量検討により
サッシ種類確定
▲現地状態をモデル化し
信号現示を最適化
最終データ 1 最終データ 2 3D模型
▲さまざまな検討と修正を経た
最終モデル
▲さまざまな検討と修正を経た
最終モデル
▲Allplanから書き出した
3dsモデルを出力


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土木学会 平成22年度全国大会、第65回年次学術講演会
出展概要
●日時 : 2010年 9月 1日〜9月 3日  ●会場 : 北海道大学札幌キャンパス
(Up&Coming 2010年11月号)

 前号では、「平成22年度 橋梁耐震実験研究成果発表会」で発表された最先端の橋梁耐震研究の一部をご紹介いたしました。(詳細はこちら) 今号では9月1日から3日間、北海道大学札幌キャンパスで開催された「土木学会 平成22年度全国大会、第65回年次学術講演会」の様子をレポートします。

 札幌は9月に入っても30度を超えるような厳しい残暑でした。そんな中、第65回年次学術講演会は、北海道大学高等教育機能開発総合センターと工学部に分かれて行われ、約3600編の最先端の研究成果が発表・討論されました。
 今回の全国大会は「土木はつなぐ、“地域”を、“生命(いのち)”を、そして“未来”へ」をテーマに掲げ、3日間で延べ24880名の参加があったそうです。(土木学会北海道支部発表)

▲図1 Engineer's Studio(R) モデル

 橋梁の耐震では、当社製品「UC-win/FRAME(3D)」や「UC-win/WCOMD」を用いた検討・研究が発表され、その利活用について興味深く聴講致しました。
特に興味深かったのは方杖ラーメン橋に対して耐震診断を行った発表です。方杖ラーメン橋では、橋軸方向の地震時に部材に軸力変動が生じます。部材の非線形特性をモーメントと曲率でモデル化したM-φ要素では軸力変動の影響を精密に反映できないため、ファイバー要素を用いて解析されています。ファイバー要素は、材料の非線形特性を直接考慮でき、軸力変動や二軸曲げが生じる構造物に対して非常に有効な要素です。発表でもM-φ要素での結果と、ファイバー要素を用いた解析結果で差が生じるとのことでした。
 UC-win/FRAME(3D)は1つのファイルの中で、M-φ要素を用いた解析とファイバー要素を用いた解析を同時に行うことができ、結果の比較を容易に行なえます。今後も業務でご活用いただきたいと思います。
 午後のセッションではE-ディフェンスを用いた橋梁の耐震研究成果も発表されました。当社が参加した「E-ディフェンスを用いたC1-6実験(実大RC橋脚破壊震動実験)事前解析コンテスト破壊モデル解析部門」(Engineer’s Studio(R)で解析)で対象であった「C1-6試験体」の実験概要なども発表されました。C1-6試験体は想定以上の地震動が発生しても、緊急交通路・緊急輸送路として機能するダメージフリー橋脚のプロトタイプ(次世代型の高耐震RC橋脚)として築造されたものです。特徴は、損傷が発生しやすい柱基部の靭性を増すために、通常のコンクリートの代わりに「高じん性繊維補強モルタル」を使用していることです。事前の予備検討の結果、繊維にはポリプロピレンが採用されています。
 支承条件を固定とした実物大の実験では、地震動レベルを徐々に大きくしながら合計6回の加振が行われています。上部構造の重量を21%増加させ、さらに入力地震動を125%として3回加振しても、ひび割れは生じたもののモルタルの剥離はわずかであり、この橋脚の高い耐震性能が確認されたと発表されています。今後も実用化へ向け、検討を継続されるようです。
 前号P.42〜43のブラインド解析レポートでも述べましたが、加振後の残留変位は小さく、地震動を受けても道路サービスの低下は極めて小さいと思われます。より地震に強い交通インフラ構築のために、実用化が望まれます。
 また、最新の耐震補強工法検討事例など、今後の社会資本維持・更新に関するものが多く発表されていました。施工困難な狭隘な条件や、重機による施工ができない場合などに活用できる様々な工夫がなされた工法が発表されました。

 最終日の午後からは研究討論会「地震リスク解析とリスクマネジメントを考える−現状と課題/事例解析−」を聴講しました。座長は東京都市大学 総合研究所 吉川弘道教授です。吉川先生は当社製品である構造物の地震リスク解析支援ツール「地震リスク解析FrameRisk」の共同開発者です。本研究討論会は、吉川先生の他に6名の研究者の方々が研究成果と事例解析を紹介されました。会場は着席できない方々が出るほど盛況でした。正確には数えることができませんでしたが、椅子の数から100名ほどの聴講があったと推測します。
 発表は「地震リスク解析と要素技術」という基礎研究と、「仮想都市の業態別地震リスクマネジメント」と題した事例解析に分けて行われました。地震リスクは地震工学と信頼性理論の最新技術を駆使して地震災害を定量化するもので、地震防災や事業継続計画(BCP)に有用な数値情報を与えるものといわれています。
 基礎研究部分は、前記の「FrameRisk」で解析・検討することができますが、特に興味深かったのは仮想都市での事例解析です。仮想都市に存在する小売業者が保有の性質が異なる3つの店舗に対して地震リスク評価を行うものでした。地震に対して安全だとか危険という従来の指標ではなく、経済的な“損失”として評価を行い、対策の効果を定量的に評価するものです。適切に対処することで、費用対効果が高い対策を講じることが可能になるとのことです。今後の研究に注目したいと思います。

 以上、札幌で開催された「土木学会 平成22年度全国大会、第65回年次学術講演会」の報告とします。来年は四国で開催予定とのことです。
▲図2 地震リスクカーブ ▲図3 自己資本比率表

■参考・出典・引用
-土木学会 第65回年次学術講演会 DVD版講演概要集
-土木学会 平成22年度全国大会 第65回年次学術講演会実施要領ホームページ: http://www.jsce.or.jp/taikai2010/
-土木学会 平成22年度全国大会 研究討論会 研−22資料
-土木学会 地震工学委員会:
 地震リスクマネジメントと事業継続性小委員会ホームページ: http://www.srm-bcp.com/php/cms5/cms.php?Kiji_Detail&kijiId=15



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東京ゲームショウ 2010
出展概要
●日時 : 2010年 9月 16日〜19日  ●本会場 : 幕張メッセ
(Up&Coming 2010年11月号)

 2010年 9月 16日〜19日の4日間「東京ゲームショウ 2010」が千葉県幕張メッセで開催され、弊社としては初めての出展でしたが、ビジネスソリューションコーナーへ出展いたしました。
 やはり、各ゲームメーカの新製品を見るために来場される方々が多かったのですが、弊社ブースにも大勢の方々にご来場いただくことができました。
 弊社ブースでは、カーロボティクスとVRを融合させたUC-win/Road for RoboCarRを実際に運転できるコーナーや、ハイウェイトドライビングシミュレータのコンテンツをお借りした体験シミュレータSUBARU型によるドライビング体験コーナー、UC-win/Road for SaaSによるクラウドVRコーナーを中心に展示いたしました。
 各コーナーにおいては、各来場者の方々に体験・ご評価・ご意見をいただくことができました。特に6軸の本格的モーションプラットフォームを用いたドライビングシミュレータ体験コーナーへの興味が高く、後半の土曜日と日曜日に開催された一般公開デイでは、待ち行列ができるほど盛況でした。また、前半のビジネスデイにおいても多くの方々に体験いただき、取材いただいた日経トレンディネットに「スゲーっ! 最新ヴァーチャルリアリティにオトナが叫んだ!【TGS 2010】」としても掲載いただくことができました。
 また、UC-win/RoboCarRにおいては、Webカメラを用いたARシステムとして初めての展示を行い、ゲーム要素を盛り込んだアイデアも複数の来場者様よりいただくことができました。
 他社展示においても、ゲームに各種センサーを融合させた新製品の発表も多くあり、注目をひいていました。
 UC-win/Road for SaaSについては、Web配信型のアプリケーションの新しいスタイルの可能性を秘めたソリューションとしてご覧いただけたものと思います。
 また、興味深いハードウェアとして、同じくビジネスソリューションコーナに展示されていた脳波センサー付きヘッドホンが展示されており、弊社、UC-win/Roadとの連携の検討を始めています。近い将来、UC-win/RoadのVR空間内を脳波によるコントロールで移動することが可能となるかもしれません。
 今後も、弊社では、各種ソリューションで長年培った技術を様々な業種へ展開していく予定です。ぜひ、ご期待ください。

▲フォーラムエイトブース ▲SUBARU型ドライビングシミュレータ


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G空間 EXPO
出展概要
●日時 : 2010年 9月 19日〜21日  ●本会場 : パシフィコ横浜
(Up&Coming 2010年11月号)

 2010年 9月 19日(日)〜21日(火)までの3日間、パシフィコ横浜で開催いたしました。
 日曜日から開催され3日間の当社ブースでは、UC-win/Road Ver.5でお台場のバーチャル空間に参加者された方が道路を作って、ハンドルとブレーキで運転走行を体験していただくコーナーが人気でした。UC-win/Roadは操作も簡単で子供だけでも道路を作成して建物を配置し自由な発想で街を作って運転していました。体験コーナーは3日間で330名と盛況でした。

 弊社ブースでは、9月 21日にバージョンアップしたUC-win/Roadの新しい機能として、点群モデリングや特殊気象の表現を展示し、点群モデリングではレーザースキャナーで渋谷の駅前を計測したデータを読み込み観測点にRGBの色が付いていて点群データだけでもリアルに表現できますが、点群データから道路のセンターや横断面をVRに変換することで、運転走行も行うことが出来るため、これからVR作成には有効なシステムと考えております。

▲会場の様子


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九州・国際テクノフェア
出展概要
●日時 : 2010年 9月 29日〜10月 1日  ●本会場 : 西日本総合展示場
(Up&Coming 2010年11月号)

 九州・国際テクノフェアが、2010年 9月 29日から10月 1日までの3日間、福岡県の西日本総合展示場にて開催されました。また、同じ会場では経済産業省九州経済産業局、福岡・北九州市、九州大学など産学官共同の主催で同時開催されておりました。フォーラムエイトでは、(財)北九州産業学術推進機構カー・エレクトロニクスセンター様のブースの一部に、カーロボティクスプラットフォーム・スケールモデルカーRoboCarRと連携したリアルタイムVR、UC-win/Road for RoboCarRの展示体験コーナーと、UC-win/Road Ver.5の体験コーナーを設置し、RoboCarRと連携したVR空間でのドライビングシュミレーションを体験頂き、さらにUC-win/RoadについてもVRコンテストデータの紹介などを行い、3次元のバーチャルリアリティソフトの機能をご紹介致しました。ご来場者は、自動車のシステム製造や部品の製造メーカなど自動車関連の方の来場が多く、弊社ブースもRoboCarRの体験などを含め多い日で50名ほどのご来場を頂きました。
▲会場の様子
来場者の中では、自動車シュミレータの研究や駐車管制システム等のITS関連の製造を行っておられる企業より、シュミレーション用としてRoboCarRやUC-win/Roadを検討したいとのお話をいただいており、ログの出力や出力項目等についてご紹介と、必要な場合はSDKを使用したカスタマイズをご案内しており、自動車関連業界での活用が期待されます。


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教育情報システム情報学会 第35回 全国大会 in 北海道
出展概要
●日時 : 2010年 8月 26日〜28日
●本会場 : 北海道大学 高等教育機能開発総合センター
(Up&Coming 2010年11月号)

 2010年 8月 26日(木)〜28日(土)までの3日間、北海道大学 高等教育機能開発総合センターで開催されました。
 本大会では、Webを活用した教育支援や教育環境についての講演が行われ、当社はUC-win/Roadを教育の場に活用していただく展示を行いました。弊社ブースでの展示はUC-win/Road for SaaS、UC-win/Road ECOドライブを展示。バーチャルリアリティーは教育の現場で2DCADの授業から3DVRへ変えることで生徒のコンピュータに対する関心が深まるのではと関心を得ております。
 UC-win/Road for SaaSで3DVRの成果を学校から配信して全国の生徒が自分のアイディアを全国、全世界に紹介し交流をもてれば、教室で勉強しているだけでなく社会活動の一つになるものと考えられます。授業で活用していただけるように、当社ではアカデミーライセンスをご提案いたしております。

▲フォーラムエイト展示コーナー


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 水文・水資源学会 2010年度総会・研究発表会
出展概要
●日時 : 2010年 9月 7日〜9日  ●本会場 : 法政大学富士見キャンパス
(Up&Coming 2010年11月号)

 水文・水資源学会 2010年度研究発表会は9月 7日(火)から9日(木)までの3日間、法政大学富士見キャンパス外濠校舎 4Fで開催しました。
 本学会は,水文・水資源に関わる人文・社会科学の学際的な研究発表と国際交流セッション、ポスターセッション、企業展示を行っております。水文・水資源学会は地球物理学、気象学、地質学、地理学、土木工学、農業工学、林学、砂防工学、衛生工学、人文科学など、従来の各学問分野で発展し、水に関するさまざま研究を行っています。
 最近は地球温暖化の環境問題でゲリラ豪雨が頻発するようになり、気象予測や浸透解析、氾濫解析など特に注目されております。
 当社展示コーナー展示製品は、湾内に津波が押し寄せてきた時の3Dバーチャルリアリティー「UC-win/Road xpswmm プラグイン Ver.2(for Tsunami)」と「xpswmm 2010」雨水流出解析ソフトウェアで解析した雨水管水位と地表面の浸水や氾濫解析を展示しました。
 3次元のバーチャルリアリティーで解析結果を表現することで研究者以外の方に成果が伝わると評価をいただいており、他の研究成果を3Dシミュレーション表現するためUC-win/Roadの機能をさらに開発していきます。

▲フォーラムエイト展示コーナー ▲弊社社員による発表の様子


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第8回 全日本 学生フォーミュラ大会
出展概要
●日時 : 2010年 9月 7日〜11日  ●本会場 : 静岡県小笠山総合運動公園
(Up&Coming 2010年11月号)

 全日本学生フォーミュラ大会は、国内外の大学や専門学校など学生を中心としたチームがエントリーし、車体のデザインやコスト、プレゼンテーションなどを競う静的審査とドライバーが走行しタイムトライアルするアクセラレーションなどの走行性能や燃費を競う動的審査などで競技を行います。
 学生が主役となり、構想から設計、製作まで自主的なものづくりの総合力を養成し、将来の自動車産業を担う人材を育てるために開催されています。
 今年は、9/7〜11までの期間、静岡県小笠山総合運動公園(エコパ)にて開催されました。フォーラムエイトは昨年に引き続き、スポンサー(Bクラス)として、本大会にスポンサー協力いたしました。エントリーは、全85チームで過去最多となり、また開催期間中も、合計3,169名の参加者があり大変盛況な開催となりました。

▲当日の会場の様子 ▲学生フォーミュラ大会 スポンサー一覧


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第15回 日本バーチャルリアリティ学会大会
出展概要
●日時 : 2010年 9月 15日〜17日  ●本会場 : 金沢工業大学 扇が丘キャンパス8号館
(Up&Coming 2010年11月号)

 2010年 9月 15日(水)〜17日(金)までの3日間、金沢工業大学 扇が丘キャンパス8号館で開催されました。
本大会主催の日本バーチャルリアリティ学会(VRSJ)は、VRに関連する技術と文化に対する貢献を目的として設立されたNPO法人で、VR関連分野の研究・開発がさらに発展するための活動を行っています。
 本大会では、VRに関する研究発表を中心に新しい技術体験を通して活発な意見交換等が行われました。当社も企業展示コーナーへの参加を行い、UC-win/Roadの最新バージョンであるVer.5の新機能やサーバ上でUC-win/Roadを実行させ、Webブラウザ上で遠隔操作を行うことにより、インタラクティブなリアルタイムVRシステムの提供を実現させた、UC-win/Road for SaaSなどのご紹介を行いました。
 また、簡易型ハンドルを使用しての運転体験コーナーでは、多くの方に簡易DSを体験していただくことができました。

▲懇親会の様子 ▲フォーラムエイト展示コーナーの様子


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第13回 関西設計・製造ソリューション展
出展概要
●日時 : 2010年 10月 6日〜8日  ●本会場 : インテックス大阪
(Up&Coming 2010年11月号)

 2010年 10月 6日〜8日にインテックス大阪にて開催されました、第13回 関西設計・製造ソリューション展に出展いたしました。
 同展示会は、モノづくりの最先端技術が一堂に集まる西日本最大の専門展として例年多数の専門家・ユーザーが来場されており、今年も3日間で30,000名を超える方々が来場、弊社ブースにも多くの方々に足をお運びいただきました。 弊社はUC-win/Road Ver.5の新機能を中心にドライビングシミュレータ、点群プラグインUC-win/Road for SaaS、3DCAD・BIMソリューションについて展示を行いました。
 ブース来場いただいた各種メーカーからは、工場のライン変更検討の際のVRデータの活用検討を、3次元測量データ関連企業からは3Dレーザースキャナーなどにより収集された点群データを読み込み、VR上で正確に表現することができる点群プラグインを活用したプラント施設や遺跡へのVR活用をご検討いただいております。
今後もさらに活用の場が広まりつつある3DリアルタイムVRシステムにご注目ください。

▲ブース対応状況 ▲点群データのインポート、描画表示


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交通工学研究会 研究発表会
出展概要
●日時 : 2010年 9月 21日〜22日  ●本会場 : 東洋大学白山第二キャンパス
(Up&Coming 2010年11月号)

 交通工学に関連する最新の研究・実務の成果を広く公表する本研究会において、首都高速道路大橋ジャンクションの、設計段階におけるドライビングシミュレータ技術を用いた検証に関する実務論文発表と関連製品の展示出品を行いました。
 発表論文は「ドライビングシミュレーションにおける走行、交通、道路構造のバーチャルリアリティ最適モデリングの考察」で、(株)オリエンタルコンサルタンツ、首都高速道路(株)、フォーラムエイトの共著としてフォーラムエイトの清水駿太が執筆・発表を行いました。大橋ジャンクション設計時に検討された路面の色分けや壁面のデザイン等を用いた走行支援策をVRデータで表現し、ドライビングシミュレータで検証を行ったことに対する考察で、UC-win/RoadのVRによる優れた表現力やドライビングシミュレータ機能の有用性をアピールすることができました。質問も、標識サイズや情報版の文字サイズの調整に関するものがあり、VRによる修正・検証という利活用方法に対する興味や実務への検討などが徐々に浸透してきていると思います。
 展示会場では、発表論文の理解を深め、その内容を体験して頂けるように、3面の液晶ディスプレイとハンドル・アクセル・ブレーキを用いた簡易型DSを展示し、大橋ジャンクションのVRデータを用いてブース来訪者に実際に運転して頂きました。論文の検証内容を体感することができると、多くの方に大変好評でした。今回の交通工学研究発表会は、UC-win/RoadのVRの表現力やドライビングシミュレータ機能を実務に有効に活用して頂いた事例の一つとして、多くの方々に知って頂く貴重な機会となりました。

▲フォーラムエイトによる論文発表 ▲3画面DSによる大橋JCT走行体験


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危機管理産業展(RISCON)2010
出展概要
●日時 : 2010年 10月 6日〜8日  ●本会場 : 東京ビックサイト
(Up&Coming 2010年11月号)

 2010年 10月 6日(水)〜8日(金)の3日間、東京ビックサイトにて「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2010」が開催されました。これは、国内外の危機管理に関する製品・技術・サービスを幅広く対象とした危機管理に関する総合展示会で、併設イベントとして、東京消防庁によるはしご車の試乗や、警察庁・警視庁による爆発物処理訓練も行われ、大変な盛況となりました。
 全体として45,000名以上の方のご来場があり、弊社ブースでも200名を超える方にお立ち寄りいただいています。
 弊社は「フォーラムエイトのリスク管理ソリューション」というコンセプトで出展し、震災対策・防災対策ソリューションによる解析、3DリアルタイムVRシステムUC-win/Roadによる解析結果の可視化事例を紹介しました。
 具体的には、氾濫浸水解析のソフトであるxpswmm、火災・避難解析ソフトであるEXODUS/SMARTFIREを展示し、3Dスキャンにより取得した点群データのVRモデリングや、耐震・防災ソリューション、構造物の設計リスクマネジメントを展示し、弊社が提案する震災、防災対策における、解析・可視化ソリューションの最新情報を提供しました。昨今のゲリラ豪雨の影響もあり、雨水流出解析のソフトも好評でUC-win/Roadとの連携によって実現させる3次元のハザードマップについても提案しています。また、新たな提案システムとして、UC-win/Roadを活用した監視カメラシミュレーション/管理システムの紹介も行いました。本提案では、UC-win/Roadをカスタマイズしたシステムを使用いただくことで、VR空間内の任意の位置に複数のカメラを設置した時のカメラ画像をモニタすることによって、適切なカメラの設置数、設置位置、設置方向、画角、ズーム機能などの設置計画を支援いたします。設置するカメラのスペックおよび、可動パラメータの設定により、使用するカメラに応じた設置シミュレーションが容易に可能となるシステムで、監視カメラ等の設置計画にご活用頂けるものです。また、SaaSシステムとの連携によるカスタマイズを行うことで、VRデータをWebに配信するとともに、Web上のブラウザからの遠隔操作を可能にすることにより、VR空間内とカメラ画像を同期させた視点の選択や、回転・ズームなどの機能を実現することも可能です。今後の弊社製品開発にご期待下さい。

▲フォーラムエイトブース展示の様子 ▲リアルタイムシミュレーションの実機展示


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第28回 日本ロボット学会 学術講演会
出展概要
●日時 : 2010年 9月 22日・23日  ●本会場 : 名古屋工業大学
(Up&Coming 2010年11月号)

 本講演会には、ロボット関連の研究者、技術者、ユーザー等1000名を超える参加者があり、フォーラムエイトでは、これらの方々へのアピールの場として設けられた企業展示コーナーへの出展を行いました。期間中は、「陸・海・空おもしろロボット大集合」「からくり人形展」「はやぶさ講演会」などの一般公開イベントも催され、普段ロボット技術とは関係のない一般の方が、ときどき訪問されることもありました。 フォーラムエイトでは、株式会社ゼットエムピーのRoboCarRを展示し、カーロボティクスとVRの連携システムを提案しました。今回は、展示スペースの関係でRoboCarRのデモコースは、半周しか設置できませでしたが、来場者のご興味を惹いて、カーロボティックスに限らず広くロボット技術とVRとの連携の可能性についてお話を発展させることができました。フォーラムエイトでは、RoboCarRとVRの連携システムの改良・発展に継続して取り組んでおり、位置検出システムの導入をはじめとして、UC-win/Road Ver.5で対応した点群プラグインを用いた3次元空間地図によるRoboCarRの自律走行や、脳波センサーによるRoboCarR制御システム、SaaSによるRoboCarRの監視、制御、情報収集システムなど、次々に新しい技術開発を行っていく予定です。これらの技術は、RoboCarRにとどまらず、広くロボット技術その他に応用展開できるため、今後の展開にぜひご期待ください。

▲RoboCar(R)体験コーナー ▲RoboCar(R) ▲UC-win/Roadの機能をご紹介


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Multiframeセミナー(2010年 8月)
概要
●日時 : 2010年 8月 10日 開催
(Up&Coming 2010年11月号)

 2010年 8月 10日に「Multiframeセミナー」を、東京および大阪の2拠点でTV会議システム使い実施しました。中には学生のユーザー様もおられ、多彩な方にご参加いただけました。
 Multiframeは弊社構造解析ソフトウェアの中で、鋼構造に特化しています(勿論RC断面等も扱うことが可能です)。セミナーではこの特長を活かし、鋼製断面を使用した3層のフレームモデル作成をメインに、時刻歴応答解析やSteel Designerを用いた断面算定機能について実際に操作していただきました。
 また、今回は最新のver.12を受講者用パソコンにインストールし、これに搭載された平板要素機能を用いたモデル作成も行いました。平板要素を用いたFEM解析は参加者の関心が高く、今後解析対象となる構造物も増える事が予想されますので、こちらの内容についてもより充実させて行きたいと思います。
 なお、次回開催は2010年 12月 8日(水)を予定しています。

▲Multiframe画面サンプル ▲平板要素モデル


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UC-win/Road・エキスパート・トレーニングセミナー(2010年 8月)
概要
●日時 : 2010年 8月 26・27日 開催
(Up&Coming 2010年11月号)

 2010年 8月 26日、27日の2日間、UC-win/Road・エキスパート・トレーニングセミナーを開催いたしました。
 このセミナーは、UC-win/Roadを販売する代理店やUC-win/Roadを使用してVR業務の提案を行うコンサルタントの方々のためのセミナーです。
 2日間のスケジュールとなっており、初日は、午後から、UC-win/Roadのセールスにかかわる部分について、ユーザ事例や、弊社の営業スタッフが利用している資料も交えて、実際の営業活動の詳細について、アプローチ、コンサルティング、インストール、フォローアップの流れを実習も交え、具体的にご説明いたしております。
 2日目は、実際の操作を中心とした、オペレーション部分の実機を用いた演習を行うことができます。
 この2日間のスケジュールを弊社では、『UC-win/Road導入戦略プログラム』としてご用意しており、過去にも数多くの方々にご参加いただいています。
 セミナーの最後には、認定試験を受けていただき、合格者をUC-win/Roadエキスパートとして認定させていただいております。また、認定者の方には、認定記念品もご用意させていただいており、次回は、2010年 11月 15日、16日の日程で開催を予定いたしております。
 皆様もぜひ、セミナーに参加いただき、認定試験にチャレンジください。
▲UC-win/Roadセールスツール ▲UC-win/Roadエキスパート認定証


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斜面の安定計算セミナー(2010年 8月)
概要
●日時 : 2010年 8月 20日 開催
(Up&Coming 2010年11月号)

 2010年 8月 20日(金)、当社が主催する斜面の安定計算有償セミナーが地盤工学会CPD認定セミナーとして盛況に開催されました。
 昨年の「道路土工要綱」の改訂に始まり、今年、「盛土工指針」が改訂され、土工指針の再編及び再体系化が現在進行しています。この土工指針改訂に伴い、今後、土構造物に対する性能設計の導入が本格的に推進されていくことが見込まれます。
 当社では、この性能設計への移行に際する準備として、性能設計の基本的な考え方から、解析理論、プログラムの使い方、結果の照査までの一連の流れを、本セミナーを通じて発信することにより、技術者の皆様の性能設計へのすみやかな移行をご支援しております。
 従来の仕様設計では、基準類に規定される計算式に準じた計算を行うのみで、仕様規定通りに造られた盛土が、地震や降雨に対してどの程度安定を保てるかは不明確で他構造物に比べると性能が曖昧でした。仕様規定から性能設計への移行に伴い、採用する解析方法や性能照査は技術者自身で考えなければならず、更なる工学スキルの向上が求められてきます。
 本セミナーを通じ、受講者の関心はプログラム操作に留まらず解析理論の理解や性能照査の考え方へ広がっていることが実感されました。
 耐震照査では、安全率が一時的に1.0を下回っても、必要とされる性能に応じた盛土の限界状態を超えない範囲で、盛土の塑性変形をある程度許容した将来挙動をシミュレートすることが必要になります。また「盛土工指針」では、これまで文章や図として明示せずに暗黙の了解としていた降雨に対する作用の照査が明示化されたことにより、今後は、浸透流解析の活用機会の増加が見込まれます。
 最新の斜面安定解析技術に触れる機会として、エンジニア間での技術交流の場として、ユーザのみならず非ユーザの方にもが有益活用いただけるセミナーを企画しております。どうぞご参加ください。

▲斜面の安定計算有償セミナー ▲性能設計の階層性と当社の対応
▲浸透流FEM解析による降雨の作用に対する照査 ▲ニューマーク法によるレベル2地震動変形照査


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平成22年度 橋梁耐震実験研究成果発表会
(Up&Coming 2010年9月号)
「Engineer's Studio(R)」解析結果がE-ディフェンス、実大橋梁耐震実験の破壊解析コンテストで優勝!平成22年度橋梁耐震実験研究成果発表会レポート

 2010年7月8日、実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)を用いた橋梁耐震実験研究発表会がWTCコンファレンスセンター(東京都港区浜松町)で開催されました。主催は、独立行政法人防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター。E-ディフェンスとは、20m×15mの震動台の上に実物大の構造物を載せて水平二方向・鉛直方向に同時加振することができる大規模実験施設(兵庫県)です。最大1200トンまで載せることができ、兵庫県南部地震クラスの地震を再現できることから、世界最大と言われています。
 研究成果発表会のタイトルは、「〜E-ディフェンスを用いた大型実験から何がわかったか〜」。橋梁耐震研究分野の第一線で活躍されている講演者の研究発表を、定員120名の部屋に入りきれない程の人が聞き入りました。

●発表内容の一部
運上茂樹氏(国土技術政策総合研究所地震災害研究官):
発表の中で2010年2月に発生したチリ地震の被害状況の特徴のお話。上部構造が移動して落橋に至る事例が多かった。原因は上下部構造に固定しないゴムパッド支承。日本では支承は力を伝達する構造部材という設計思想を選択している。
高橋良和氏(京都大学防災研究所准教授):E-ディフェンス震動台に縮小RC橋脚模型16体を設置、一斉に同時加振して動的応答特性の不確定性を検証。最大応答変位ではばらつきが少ないが残留変位でばらつく試験体があった。

川島一彦氏(東京工業大学工学部教授):
主鉄筋の段落とし、定着長に関する規定の歴史、コンクリートの許容せん断応力度τa1の変遷(7→4.5→3.9 (kgf/cm2))のお話。また、インターロッキング式橋脚と矩形断面橋脚の耐震性比較。鉄筋本数が少なく施工が容易な矩形断面の耐震性は十分にあることを示唆。

●ブラインド解析コンテスト
 昼休みの後、結果発表と表彰が行われました。ブラインド解析コンテストは、実験に先だって、構造寸法・材料強度・入力地震動データだけを用いて数値解析を行い、その後実施される実験結果を予測するものです。今回はC1-6実験を対象として、3つの部門が設定されました。1つ目は「免震モデル解析部門」で日本から3グループが参加。2つ目は「破壊モデル解析部門」で、日本・アメリカ合衆国・中国・ペルーから計8グループが参加。3つ目は「総合評価部門」で両部門を総合的に評価します。
 コンテスト結果は、「免震モデル解析部門」と「総合評価部門」が両方とも該当なし。「破壊モデル解析部門」は弊社フォーラムエイトと東京都市大学吉川弘道教授らで構成した合同チームのグループDが最優秀者でした。今回解析に用いたソフトはEngineer's Studio(R)です。実は前回(2009年3月)でもUC-win/FRAME(3D)を使用して「ファイバー部門」で優勝しています。
 審査員の方の発表「破壊モデル解析部門」では、4つのグループ(A、B、C、D)の解析結果がどの程度実験結果を予測しているかが示されました。時刻歴応答変位、橋脚天端のオービット(軌道)、水平方向の加速度−変位関係のいずれもグループDが突出して実験結果と一致していました。審査員の方の感想は「新しい材料(高じん性モルタル)にもかかわらず、基本的な材料特性だけを入力して、ここまで実験と一致することに驚いた」とのこと。表彰式の後、最優秀者の発表が行われました。当日の発表内容を以下に掲載します。

●解析対象
 まず、今回のコンテストの対象実験について簡単に説明します。対象は、柱基部に高じん性モルタル(HPFRCC:High Performance Fiber Reinforced Cementitious Composite)を用いた、次世代型高耐震RC橋脚で"C1-6試験体"と呼ばれるものです。実験は橋脚単体ではなく、上部構造を模した部材やウェイト、およびこれらを支持する端部橋脚という構成で行われましたので、解析モデルもこれらをすべて含んでいます。(図1)
▲図1 試験体の写真と解析モデル

●解析モデル
 解析は、当社Engineer's Studio(R)のファイバー要素を用いて行っています。モデルは節点数約600、ファイバー要素数7の規模です。
 ファイバー要素のヒステリシスのうち、HPFRCCのものはなかったので、圧縮側は「Hoshikuma」、引張側は「バイリニア型」のものを開発し、簡易的にひずみ硬化型の引張応力とひずみの挙動を再現しました。(図2)
▲図2 HPFRCCのヒステリシス

 今回の実験は、最初に支承を免震構造として数回加振し、次に固定支承へ変更して数回加振します。さらにその後、ウェイトを増し入力加速度のレベルを上げ加振するということでした。Engineer's Studio(R)では、解析の途中で免震から固定支承へ変更することはできず、また、ウェイトを途中で増すこともできません。しかし、後の耐震実験を考えると、免震支承の実験では橋脚に損傷が生じるような加振はしないだろうと考え、免震構造の結果は無視して、耐震解析を行うこととしました。荷重レベルの増加という問題に対しては、事前に同様のモデルを作成し、複数回解析を行ない検討しました。その結果、最後の最も大きな荷重レベルに着目した場合、途中の結果は大きく影響しないことが分かりました。(図3)
▲図3 初期損傷の評価方法

●解析結果
 まず、本加振100%、2回目の橋脚天端での変位履歴です。本加振とは重量100%の状態を指しています。橋軸直角方向の最大値と、橋軸方向の最小値を記録した時間で解析と実験結果の違いがありますが、周期や振幅はよくあっています。橋軸方向の最大変位は約90mmで、柱基部から梁天端までの高さ7.5mの1.2%程度です。道路橋示方書で規定される許容残留変位は1%ですので、それとほぼ同等のレベルです。(図4)
▲図4 本加振-100%-2回目の変位履歴

 次に付加マス後、125%、2回目の橋脚天端での変位履歴結果です。上記実験から、重量を増し、さらに加速度も1.25倍になっています。この解析では、周期・振幅ともに非常によくあっていることが分かります。橋軸直角方向の最小値を記録したのは解析・実験ともに4.395秒と5/1000秒の精度で一致しています。(図5)
▲図5 付加マス後-125%-2回目の変位履歴

 橋脚を真上から見た時の軌跡(オービット)では、実験結果をよくトレースできています。(図6)この図では、橋軸方向(LG)プラス方向、橋軸直角方向(TR)マイナス方向で最大値を示しており、これはあとで述べます、ひずみ分布の状況と一致しています。
▲図6 橋脚天端の変位オービット

 柱基部に発生するモーメントの履歴波形では周期や振幅で良く一致していることが分かります。(図7)
 柱基部のモーメント履歴と、モーメントを慣性力作用高で除して算出した荷重と変位の関係を示します。(図8)
この図に示されるように、荷重変位曲線が紡錘型を呈しており、高いエネルギー吸収能力を保有していることが伺われます。
▲図7 柱基部のモーメント履歴 ▲図8 荷重変位曲線

 各加振終了時の、橋脚基部断面のひずみ分布状況です。(図9)荷重レベルを大きくなるにしたがい、ひずみも大きくなることが分かります。また、前記のオービットと同様、南西方向に損傷が集中していることが分かります。
▲図9 橋脚基部のひずみ分布
●考察
  • 作用荷重レベルが大きくなるほど、解析結果と実験結果はよく一致する。
  • 付加マス後、125%、2回目の解析結果は実験結果より小さい。HPFRCC部ではコアとかぶりを区分していないのが要因の一つとして挙げられる。
  • 最大330mm(≒4.4%)の変位が生じたにもかかわらず、残留変位は25mm(≒0.3%)であった。
  • 荷重変位曲線は紡錘型を呈しており、高いエネルギー吸収能力を有している。

●最後に
 今回の実験は兵庫耐震工学研究センター内の実大三次元震動破壊実験施設(愛称:E-ディフェンス)で行われました。E-ディフェンスは搭載重量1200ton、搭載面積300m2と世界最大で最高性能の震動台です。本ブラインド解析コンテストは、数値解析技術の向上に寄与するため、独立行政法人 防災科学技術研究所 橋梁の大型実験実行部会のブラインド解析WGのもと行なわれました。関係各位にはお礼を申し上げます。また、同研究センターのホームページには、実験の動画やコンテストの結果なども掲載されています。(http://www.bosai.go.jp/hyogo/index.html)併せてご覧ください。
 今後も、当社は積極的に研究プロジェクトに参画し、解析技術の向上を図ってまいります。



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第18回 3D&バーチャルリアリティ展
(Up&Coming 2010年9月号)
 2010年6月23〜25日の3日間、「第18回3D&バーチャルリアリティ展」が東京ビッグサイトで開催されました。昨年までは「産業用バーチャルリアルティ展」としての開催でしたが、最近話題の3D映画や3Dテレビの影響もあり、3Dをテーマとする出展社が増えたことで名称が変更されました。出展社数は1,596社、3日間の来場者数は昨年から大幅に増加して84,353名という大盛況ぶりでした。
 フォーラムエイトは、7つのVRソリューションの提供をテーマに大々的な出展を行い、ご来場いただいた1,206名のお客様に最新のVR技術を体感していただくことができました。また、Youtubeと弊社ホームページにて、フォーラムエイトブースをバーチャルリアリティで再現した紹介ビデオの事前公開を行い、まさに「3D&バーチャルリアリティ展」の名にふさわしい応用事例として、集客と先進性のアピールという相乗効果が得られました。
  Youtube : http://www.youtube.com/watch?v=hU5qkzun9bM
  フォーラムエイトHP : http://www.forum8.co.jp/product/ucwin/road/road-eventVR.htm

▲展示ブース(VR) ▲展示ブース(実写)

1. クラウドVRコーナー
 「3D・VRをクラウドで」をテーマに、最新技術UC-win/Road for SaaSによる、3次元バーチャルリアリティのブロードキャスト・インタラクティブVRシステムをデモ展示しました。東京・中目黒のフォーラムエイト本社サーバに会場からアクセスし、操作を体感していただくことで、大きな可能性を感じ取っていただけました。9/30までの体験申し込み受付中です!
体験申込フォーム:http://www2.forum8.co.jp/saas_road/
▲UC-win/Road for SaaS

2. ドライビングシミュレータコーナー
 先進の6軸モーションドライビングシミュレータを用いた「ハイウェイドライビングシミュレータ」と「船舶シミュレータ」が体験できる人気コーナーです。前者では、高速道路における19の危険事象を体験できるシナリオが好評で、3日間で177名ものお客さまにご体験いただき高い評価をいただきました。
▲ドライビングシミュレータコーナー

3. 3D・VRエンジニアリングコーナー
 新たに開始した3Dプリンティングサービスの実例として、大橋ジャンクションの断面模型などを展示したほか、3Dレーザスキャナによる点群の計測とモデリングを動画デモで紹介しました。また、BIMソフトAllplanの活用やUC-win/Roadとの連携など活発な商談も行われ、新サービスとして多くのお客様に強い関心を持っていただきました。
▲3D-VRエンジニアリングコーナー

4. 3DステレオVRコーナー
 アクティブ方式とパッシブ方式の2方式による立体視のデモを行い、多くの来場者の注目を集めました。アクティブ方式による3Dステレオドライビングでは、3月末に開通した大橋ジャンクションを試乗体験していただきました。
▲3DステレオVR-ナー

5. 3Dデジタルシティコーナー
 大規模な都市空間まで再現可能で、マルチユーザ対応のラージスケール・マルチVR、 VR-Studio(R)をご紹介。また、避難解析ソフトBuilding EXODUS で行ったビル火災の避難シミュレーション結果をUC-win/Roadのアニメーションで再現し、防災への活用事例としての提案を行いました。
▲3Dデジタルシティコーナー

6. MR/ARコーナー
 カーロボティックスとVRを融合した、UC-win/Road for RoboCar(R)では、会場に設置した模型コースを走行する1/10スケールのRoboCar(R)を、実際にUC-win/Roadに接続したハンドル/アクセル/ブレーキで操作し、VR空間と実空間の融合をご体験いただきました。
 「大阪都市模型とVR連携システム」では大阪大学福田知弘准教授のご協力の下、模型上でのレーザポインタによるポインティングとVR空間の連携デモを行いました。また、「渋谷交差点群集モデルとインタラクティブデバイス」では、ハーバード大学の楢原太郎氏のご協力により、特殊センサをUC-win/Roadに接続したデモを行い、リアルタイムのインタラクティブシステムとしての新たな可能性を提案しました。
 「フェースマウントディスプレイFMDによるドライビングシミュレータ」では、フェースマウントディスプレイにより演出される臨場感をご体験いただきました。
▲MR/AR 「UC-win/Road for RoboCar(R)」 ▲MR/AR 「大阪都市模型とVR連携システム」

7. 体験プレゼント、開発新製品プレゼンテーションコーナー
 体験プレゼントコーナーではUC-win/Roadを実際に操作して、道路の作成、炎や煙の表現、歩行者のシミュレーション、自動車の運転走行などをご体験いただきました。開発新製品プレゼンテーションコーナーでは、UC-win/Road Ver.5の新機能を中心に紹介しました。どちらも毎回ほぼ満席で、新製品への期待の声も多く聞かれました。UC-win/Road Ver.5は、大幅な機能拡張と数多くのプラグイン・オプションの提供を予定しており、近日リリースいたします。

 この3日間の会期中には、各社の最新VRソリューションが展示され、大変な賑わいを見せましたが、とりわけ注目を集めることができたと思います。VRソフトウェア、システムは、依然開発要求事項が多くあり、まだまだ開発途上のソリューションも多いのが現状です。今後もご期待にそえるよう鋭意開発を進めてまいります。各種各地の展示会では、今後も新機能の活用や各種システムの提案を発表してまいりますので、ぜひとも足をお運び下さい。
▲IVR展示会場の模様 ▲フォーラムエイトブース対応スタッフ



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模型 - VR連携の都市プレゼンテーションシステム
(Up&Coming 2010年9月号)
 2010年6月23(水)〜25日(金)に東京ビックサイトで開催された「第18回3D&バーチャルリアリティ展」に出展いたしました。弊社ブースでは、UC-win/Roadを中心とした展示を行い、大阪大学福田知弘准教授のご協力の下、MR/ARコーナーの1つとして模型とVRとを連携させた都市プレゼンテーションシステムを展示しました。
 これは、UC-win/RoadのVRデータと模型を連携させ、レーザポインタで模型を指すことでVR空間の移動や視線方向の変更ができるシステムです。データは実際の大阪の都市をモデルに作成されています。
 システムは、模型、Webカメラ、レーザポインタ、VR空間を表示するためのディスプレイとUC-win/Roadによって構成されています。VR空間を見ながら、模型上の視線を向けたい、または移動したい位置をレーザポインタで指すと、その位置がWebカメラで取得され、ディスプレイのVR空間上に反映されます。
 このシステムは、レーザポインタの操作を検出する部分と、検出した情報をUC-win/Roadに渡してVR空間に反映させる部分とに分かれています。操作を検出する部分では、模型の上方に設置されたWebカメラで撮影した画像を処理して、レーザポインタの指した場所の座標を検出しています。また、模型にはマーカーがついており、マーカーを基に座標を検出して、VR空間と模型上の位置の同期を取っています。一方、UC-win/Roadに情報を渡してVR空間に反映させる部分ではUC-win/Road SDKが用いられており、UC-win/Roadのプラグインとして機能しています。
 VRは表現力・柔軟性が高く、車を走らせたり気候条件を変えられるなど、模型では不可能なことができますが、一方で模型と比べて直感的ではありません。このシステムでは、VRと模型を組み合わせることで、VRのみに比べて直感的で容易な操作を可能としています。
 また、弊社ではUC-win/Roadなどで作成したVRデータを3Dプリンタで出力し、実際の「模型」を作成するサービスの提供を開始し、展示会当日も3Dプリンタによって作成した模型を一部使用しました。このサービスを活用することで、UC-win/Roadの3次元データから模型を出力し、容易に模型とVRの連携システムを構築することが可能となります。
 本システムは、2010年11月に発刊予定の「土木建築エンジニアのプログラミング入門」に詳しく紹介されます。そちらも併せて、今後の福田准教授とフォーラムエイトの動向にご期待ください。

▲展示会当日の様子 ▲大阪都市の模型 ▲大阪都市のVRモデル



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第29回 日本シミュレーション学会大会
(Up&Coming 2010年9月号)
 2010年6月19日・20日に山形大学工学部キャンパスにて開催された「日本シミュレーション学会大会」に出展および企業講演を行いました。
 本学会は、シミュレーションの学理と技術に関する研究討論と情報交換を行う学術団体として、システムの分析とシミュレーション技法、および各分野へのシミュレーション技術の応用などをテーマに活動しており、第29回目を数える今回の大会においても、シミュレーション言語、システムのモデル化とモデル検証、シミュレーターとハードウェア、リアルタイムシミュレーション、ビジュアルシミュレーション・グラフィックス、知識工学とシミュレーション、計算力学、画像処理・信号処理、ロボティックス、CAD・CAM・CAIなど多岐にわたる分野を対象として、一般講演に加えて8件のオーガナイズドセッションが実施されました。
 企業講演において弊社は、「スケールモデルカーのVRシミュレーションソフト UC-win/Road for RoboCar(R)」および「積層プレートモデル動的非線形解析Engineer's Studio(R)」のテーマで講演を行い、弊社の最新事例としてご紹介いたしました。一般講演においては、弊社と関わりの高い、交通シミュレーションセッションにおいて、交通流と人間の行動モデルの相互作用を考慮したシミュレーションの研究発表や、オンデマンドバスのモデルをシミュレーションし、分析を行った研究発表など、交通シミュレーションに関する最新動向についての情報を得ることができました。
 弊社としては、これら、研究内容など、最新の交通シミュレーション環境の可視化に対応可能なUC-win/RoadによるVRソリューションの展開を行ってまいりたいと考えております。
 また、大会開催中は、常設の企業展示スペースが設けられ、弊社をはじめ、画像処理・信号処理や収益予測・リスク分析などのシミュレーション製品の展示が行われました。
フォーラムエイトのブースでは、カーロボティクスとリアルタイムVRが連携するUC-win/Road for RoboCar(R)の展示・実演を中心にリアルタイム・シミュレーションシステムとしてのバーチャルリアリティの提案を行い、模型コースも持ち込んで実演展示を行い、学会に参加されている、様々な研究分野の方々に対して、UC-win/Roadをご紹介することができました。ご来場いただいた方には現在までの可視化提案事例を紹介させていただき、ジャンルを超えて、多数の方々に興味を持っていただくことができました。
 今後も、交通シミュレーション分野での展開に加え、より幅広い分野でのVRによる可視化ソリューションの提供を行なってまいります。ぜひ、ご期待ください。

▲フォーラムエイトブース展示の様子



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外傷予防教室ドライブシミュレータ展示
(Up&Coming 2010年9月号)
 2010年7月10日に、東海大学の伊勢原キャンパスにおいて開催された「外傷予防教室」において、UC-win/Roadを使用したドライブシミュレータを展示いたしました。この教室は、東海大学健康科学部看護学科の小島善和先生が主催されたもので、高校生を対象とした交通外傷、スポーツ外傷の予防について体験・紹介するものです。
 外傷予防とは、疫病予防・公害予防・成人病予防といった通常の予防と少し異なり、事故・自傷に対する予防を行おうというものです。このイベントは、事故・自傷の悲惨さを訴え、事前に予防することにより、人を傷つけたり自らを傷つけない力を身に付け、最終的に人を助ける力を身に付けて欲しいという思いから開催されております。
 このイベントでは高校生の方に、ドライブシミュレータで走行することにより、UC-win/Road上で作成した、人の飛び出しや、車両の割り込みといったイベントを発生させた場合のリスクの発見、回避を体験してもらいました。その結果、速度を超過した場合や、安全確認をおろそかにした場合にどういう結果を引き起こす可能性があるのかという危険事象を体験してもらうことを目的としています。
 今回は、ドライブシミュレータのほかにドクターヘリの見学、ERの見学などのイベントも用意されており、約40名の学生が6班に分かれ、班毎に各ブースを見学・体験を行いました。今後も外傷予防教室は定期的に予定されています。下記に外傷予防に関するHPのURLを紹介いたしますので、是非ご覧いただければと思います。
 今回のようにUC-win/Roadは医療関係の方面でも活用いただいており、今後も分野にとらわれず3次元リアルタイムバーチャルリアリティソフトとして、各方面にて提案し、活用していただけるよう活動していきたいと思います。
(青少年のための外傷予防: http://party.ihs.u-tokai.ac.jp)

▲ドクターヘリ見学イベント ▲ドクターヘリ内部の計器類


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日本地すべり学会 第49回 研究発表会・展示会
(Up&Coming 2010年9月号)
 2010年7月6〜9日の4日間、沖縄市で「日本地すべり学会第49回研究発表会&現地見学会」が開催されました。研究発表会において、フォーラムエイトでは、UC-1開発第1Group 中村淳が論文発表「3次元斜面安定解析(LEM)による杭工設計法の提案」を行いました。横方向の抑止力分布を考慮した経済的な杭工の設計法に関する考察で、設計現場の方には比較的分かりやすい内容であったことから、ご質問を受けるなど、興味を持っていただけたのではないかと思います。
 また、期間中併設された展示会場にて、新製品「落石シミュレーション」やモデル作成機能を強化した「GeoFEAS3D Ver.2」などを中心に、地盤解析シリーズソフトの展示説明を行いました。「落石シミュレーション」では、シミュレーション結果をUC-win/Roadに取り込み、マイクロシミュレーションプレイヤーで落石の様子を表現したデモを行い注目を集めました。今後も設計、解析ソフトとバーチャルリアリティのさまざまな連携を提案していきたいと考えています。

▲論文発表の模様 ▲技術展示(GeoFEAS3D Ver.2 他)


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EVEX 電気自動車開発技術展2010   
(Up&Coming 2010年9月号)
 2010年7月14〜16日の3日間、「電気自動車開発技術展(EVEX・イーベックス)2010」が、パシフィコ横浜展示ホール・アネックスホールで開催されました。今回は次世代車として期待される電気自動車の開発に関する技術・情報を発信し、普及を促進する場として、「クリーン発電&スマートグリッドフェア(CSF)2010」との共同開催となりました。
 フォーラムエイトでは、UC-win/Road for RoboCar(R)で、株式会社ゼットエムピーの1/10スケールロボットカーRoboCar(R)を用いた、カーロボティクスとVRの連携の体験デモを実施したほか、クラウド対応の新製品UC-win/Road for SaaSをご紹介しました。UC-win/Road for RoboCar(R)では、お客様に実際にハンドルを操作していただき、模型コースを走行する実車のRoboCar(R)とUC-win/Road内のVRのRoboCar(R)の連動をご体験いただきました。電気自動車の特性を評価するシステムとして、いくつかの応用提案を行い、多くの方に興味を持っていただくことができました。
 将来の低炭素社会に向けた取り組みのひとつとして、フォーラムエイトではこのようなEVとの連携を始めとした応用開発にも注力して参ります。
▲UC-win/Road for RoboCar(R) 体験コーナー


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2010 建設テクノフェア・ISAP道のテクノロジー展
(Up&Coming 2010年9月号)
 2010年8月1日〜6日、開府400年で沸く名古屋・国際会議場で「2010建設テクノフェア・ISAP道のテクノロジー展」が開催されました。ISAPとは国際舗装道路協会(International Society for Asphalt Pavements)の略で、アスファルト舗装の構造設計と再生に関する国際会議を主催する団体です。1962年の第1回からほぼ5年置きに開催され、今回で11回目、初めての日本開催です。
 フォーラムエイトが出展した8月1日から3日までは「道の未来フェア」も同時開催しており、家族連れのお客様も多数見られました。ブースでは、UC-win/Road体験シミュレータ(SUBARU型)、UC-win/Road for SaaS体験コーナー、UC-win/Road Ver.5の新機能説明コーナーを設け、3日間で200名を越えるお客様にお越しいただきました。
 ドライブシミュレータは、高速道路上での危険を伴う事象を再現したハイウェイドライビングシミュレータとなっており、大人だけではなく夏休み中の子供にも人気が高く、特に6軸モーションのリアルな挙動は高評価を得ました。終了後は運転結果データをプリントアウトし持ち帰っていただきました。「教習所のシミュレータよりもリアル」「ペーパードライバーや高齢者ドライバー向けに使用しては」など、用途に対する意見も多数上がりました。
 UC-win/Road for SaaSは来るべきクラウドコンピューティング時代に対応した当社のシステムです。弊社のサーバよりVR空間をネットワーク上のサービスとして提供し、より多くのユーザーにそのインタラクティブな機能を体験していただくものです。ブースではリアルタイムで流れる鮮明なVR映像を体験していただき、その可能性を示唆しました。
 UC-win/Road Ver.5の新機能ではFBXファイル対応によるレンダリング機能の向上により、特殊気象の映像の鮮明さ、車両音響のパフォーマンスの高さに注目が集まっていました。風に吹かれるパーティクルの細かな動き、車両のトンネル内での残響やローパスフィルターなどの再現性に、来場者は足を止めて見入っていました。特に点群モデリング機能は、一般の来場者よりも出展企業である多数の建設事業者の方が注目され、VR作成の効率化や再現性の高さに評価をいただきました。
 今回は「ISAP国際会議」と市民参加型の「道の未来フェア」が同時開催のため、研究者・建設事業関係者・一般の方々と参加者の顔ぶれもさまざまで、それだけにフォーラムエイトのPRが広く行われたと思います。ドライブシミュレータ、SaaSと方法は異なりますが、VRの可能性を伝えることができた3日間となりました。



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柔構造樋門の設計セミナー(2010年 7月)
(Up&Coming 2010年9月号)
●概要
 7月7日に、弊社TV会議システムにて「柔構造樋門の設計セミナー」を東京、名古屋、大阪で同時開催し、14社19名のご来場をいただきました。厚く御礼申し上げます。
 内容は、柔構造樋門の設計に関する基本的な考え方、「柔構造樋門の設計」を用いたデータ作成、計算結果評価方法などについて、プログラム使用経験が浅い技術者や基本から改めて習得したい技術者を対象とした説明となっています。また、レベル2地震時に対する設計方法の説明も実施しています。
 質疑応答時には、「樋門縦断方向におけるレベル2計算時において、M-Φ計算で軸力の1/2をどのようにして求めるのか」という質問をいただきました。これに対しては、「自重解析を行って得られた軸力を用いて1/2し使用している」と回答しております。
 次回は、セミナー後に回収させていただいたアンケート結果に記載されていましたように、レベル2地震時に関する内容の充実を図り、また、操作実習資料の簡素化を行いながらプログラムの機能を理解できるように改善をしていく予定です。
 ご来場の皆様から、貴重なご意見、ご要望をお聞きすることができ、今後の製品開発に大いに役立つ情報を得ることができました。今後、皆様からご愛用いただけるように努力して参りたいと思います。次回は、10月26日(火)9:30〜16:30の開催となります。


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ESB/ポータルラーメン橋体験セミナー(2010年 7月)
(Up&Coming 2010年9月号)
 7月8日に「ポータルラーメン橋の設計計算」新製品のリリース紹介を兼ね、同じ単径間ラーメン構造である「イージースラブ・ラーメン橋の設計」と合わせた2部構成で、上部工製品体験セミナーを開催いたしました。15社26名のご参加を頂き、関心の高さを実感いたしました。
 新製品であるポータルラーメン橋に関しては、ご質問、ご要望を多数頂戴し、(1)多主版桁対応、(2)レベル2照査対応などが大きな課題として重要であると認識いたしました。少しでも早い時期に対応してゆきたいと考えております。

▲ポータルラーメン橋メインウィンドウ ▲体験セミナーメニュー


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EXODUS・SMARTFIRE体験セミナー(2010年 7月)
(Up&Coming 2010年9月号)
 EXODUS・SMARTFIREは、英国グリニッジ大学火災安全工学グループ(FSEG)が、火災と避難の連成解析を目的として研究開発したシミュレーションソフトウェアです。この広告・宣伝活動の一環として、フォーラムエイトでは、国内外で定期的に体験セミナーを開催しています。火災避難シミュレーションは、各国においてまだ大幅に普及していないことから、切り口によっては、今からでも充分に研究対象にできるテーマだと考えられます。ほとんどの企業が情報収集目的のご参加のようですが、大学などの研究機関の中には、特定の利用目的や目標を持つ既ユーザ様のご参加も見受けられます。
 直近の7月には、日本で開催のセミナーへ7社10名の方々にご参加いただき、定員制限等のためこのセミナーにご参加いただけなかったお客様には別途開催した個別のセミナーをご用意させていただきました。このように、複数人数でのご参加や特定の体験内容をご希望されるお客様に対しては個別のセミナーをご要望に応じて柔軟に開催しています。製品購入検討を目的としたお客様や、製品購入直後の既ユーザ様に対しても、個別でセミナーを複数回開催していますので、是非お気楽にお問合せいただけますようお願いします。

▲高層ビル火災時における避難
状況(vrEXODUS、WTC 911モデル)
▲中目黒駅における旅客流動状況
(UC-win/Road for EXODUS)


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xpswmmセミナー(2010年 8月)
(Up&Coming 2010年9月号)
●有償セミナー レポート
昨年から開催しておりますxpswmm有償セミナーにつきましては、今年はさらに多く下記の日程で開催しました。

開催日 会場 講師
2010年 8月 3日(火) 東京-名古屋TV会議 FORUM8及びXP Software
2010年 8月 4日(水) 大阪 XP Software社 Dr.Ashis Dey
2010年 8月 5日(木) 福岡 XP Software社 Dr.Ashis Dey

今年は、本場のトレーニングを日本の既存ユーザー様および導入検討ユーザー様に体感していただけるよう、開発元であるXP Software社より、世界各地でxpswmmのトレーニングを担当している講師を招聘して開催しました。1日の講習で水文解析のモデリングから水理解析のモデリングまで、また、1D/2D解析のモデリングに関しては、雨水流出解析理論の解説から、プログラム機能、操作手順について、1人1台のパソコンを使用した操作実習形式で行いました。各会場の質疑応答では、操作方法に留まらず、数値流体解析理論や氾濫解析における浸水深の描画アルゴリズム、座標系の考え方などに関して、ホワイトボードを使っての質の高い活発な技術展開がなされ、大変、有意義なセミナーとなりました。

▲XP Software社の講師による講義 ▲質疑応答では活発な意見交換が行われた



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第1回クラウドコンピューティングEXPO
(Up&Coming 2010年7月号)
 2010年5月12〜14日の3日間、「第1回クラウドコンピューティングEXPO」(クラウドジャパン)が東京ビッグサイトで開催され、フォーラムエイトは、UC-1 for SaaS、UC-win/Road for SaaS などクラウド対応の新製品と新サービス、ならびに大規模都市空間を再現するVR-Studio(R)を展示しました。「クラウドコンピューティング」とは、企業システムを構成するサーバーやアプリケーションなどの要素をインターネットの"向こう側"に置き、ユーザーがそれらをサービスとして活用する技術のことで、システム設計上、インターネットを表すときに,雲(cloud)のイメージを使うことが多いため、このような名前が付けられています。今回第1回の開催ということで注目を集めた本展示会には、企業の情報システム部門の方や経営企画、営業、総務などのシステム利用部門の方、SaaS事業者、システムインテグレーターの責任者ならびに担当者の方々が、製品・サービスの導入を目的として多数来場されました。フォーラムエイトのブースにも、クラウドの応用事例を調査されている方から実際に活用されている方まで400名近い様々なお客様にご訪問頂き、活発な質疑応答が交わされました。
 UC-1 for SaaSは、フォーラムエイトが発売中のUC-1シリーズ土木設計ソフトウェアをWebサーバーアプリケーションとして提供するものです。新しい設計環境、システム管理環境として多くのお客様に共感を持って頂くことができ、お客様の活用シーンに応じて使い分けられる自由度の高いシステムとして高くご評価頂きました。
 UC-win/Road for SaaS は、動作の軽いクライアントソフトウェアからVRモデルを遠隔操作可能なリアルタイムVRシステムであり、単なるビデオストリーミングサービスを超えたインタラクティブな環境を提供できることに大きな特徴があります。お客様の着目するVR空間を、インターネット上でインタラクティブに共有できることに大変興味を持って頂くことができました。

 DigInfo Newsにて、 当イベントの動画ニュース 「3DVRをクラウドで実現する - UC-win/Road for SaaS」が掲載されました。是非ご覧ください。
DigInfoニュースで報道  ”3D・VRをクラウドで実現するUC-win/Road for SaaS”
・日本語版 :   DigInfo  http://www.diginfo.tv/2010/05/27/10-0070-r-jp.php
 YouTube  http://www.youtube.com/watch?v=389nmjnciac
・英語版  :  DigInfo  http://www.diginfo.tv/2010/05/27/10-0070-r-en.php
 YouTube  http://www.youtube.com/watch?v=4-qm9Tw-c38

 第2回クラウドコンピューティングEXPOが、わずか半年後の2010年11月10〜12日、幕張メッセにて開催されます。フォーラムエイトも第1回に続いて出展予定ですので、今回ご覧頂けなかった方はもちろん、ご来場頂いた方も最先端技術の最新状況に直接触れられるこの機会を是非ご利用ください。

▲UC-1 for SaaS 紹介コーナー ▲UC-win/Road の大橋JCTにおける
活用事例を実写比較でご説明
▲UC-win/Road for SaaS
紹介コーナー



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人とくるまのテクノロジー展2010
(Up&Coming 2010年7月号)
 フォーラムエイトは、2010年5月19〜21日の3日間、パシフィコ横浜・展示ホールで開催された「自動車技術展・人とくるまのテクノロジー展2010」に株式会社ゼットエムピーと共同出展しました。
 「人とくるまのテクノロジー展」は、自動車産業に携わる世界中の人々や企業が、最先端の技術情報について交流を図る場で、今回も、自動車、部品、材料メーカをはじめとして、テスティング、CAEソリューション、カーエレクトロニクス関連企業など397社(昨年338社)の最新製品と技術が一堂に展示されました。来場者数も70,947人(昨年51,446人)と大変盛況で、回を重ねるごとに大きく発展しています。
 フォーラムエイトブースでは、リアルタイムVR UC-win/Road Ver.4のドライブシミュレータ体験、クラウドで実現するインタラクティブなリアルタイムVRシステム UC-win/Road for SaaS、カーロボティクスとリアルタイムVRが連携する新システム UC-win/Road for RoboCar(R)を展示、実演しました。
 UC-win/Road for SaaS は、前週の「クラウドコンピューティングEXPO」から引き続いての展示で、UC-win/Roadの機能にご興味を持っていただいた方を中心に、インタラクティブなリアルタイムVRシステムの活用シーンをご紹介し、大変興味を持って頂くことができました。
 株式会社ゼットエムピーの1/10スケールロボットカーRoboCar(R)との連携では、RoboCar(R)のセンサ群による環境認識機能と各種走行アルゴリズムの開発を、模型空間とバーチャルリアリティ空間を連携させることによって、効率よく、しかも模型だけでは容易に実現できない環境やイベント下で実験できるシステムとして提案を行いました。VRのメリットであるVRモデルの素早く容易な構築機能、任意の環境やイベントの生成、再現機能を活かした開発手法は、多くの来場者に関心を持って頂くことができました。また同社の協力で9軸ワイヤレスセンサ「e-nuvo IMU-Z」を装着し、UC-win/Roadでハンドルを握ってドライビングシミュレーションの実演も行い、ドライバーの実際の動きをVR空間に反映させる有効な手段としての可能性を示すことができたため、RoboCar(R)と合わせて多くの方に興味を持って頂けました。
 今回はRoboCar(R)の展示が目を惹きましたが、そこをきっかけにUC-win/Roadの持つ3次元空間のリアルタイムの表現力に魅力を感じて頂き、別な商談に発展したケースも多数あり、あらためてUC-win/Roadが持つ、ジャンルを限定しない発展性、応用性、可能性を強く感じました。今後もUC-win/Road の幅広い表現力を活かした、様々な機能提案を行っていきますので、ご期待ください。

▲RoboCar(R)とバーチャルリアリティの
連携をご説明
▲フォーラムエイトブースの模様 ▲UC-win/Road for RoboCar(R)
体験コーナー


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EE東北'10
(Up&Coming 2010年7月号)
 2010年6月2日・3日に仙台市宮城野区の夢メッセみやぎにて開催されました「EE東北'10」に出展致しました。第21回目を迎えた本年は、産学官一体となって建設事業に係わる新材料・新工法その他、時代のニーズに対応し開発された317件(うちNETIS登録技術が130技術)の展示が行なわれました。
 「新技術情報提供システム(NETIS:New Technology Information System)【ネティス】」とは、国土交通省が運用している「公共事業等における技術活用システム」によって蓄積された技術情報のデータベースであり、直轄事業および補助事業にかかわらず、公共工事に活用できる新技術として、現在約4,000件が登録されています。
 弊社ブースでは2005年3月に準一般工事で活用する新技術として認証・登録された「UC-win/Road」、Webサーバアプリケーション「SaaS」、ほかUC-1ソフトの活用を紹介させて頂きました。UC-win/Roadでは3D・VRコンテストの受賞作品を中心に様々なプロジェクトでの活用事例をご紹介させて頂きましたが、中でも大橋JCTの走行支援策VRデータに大変、関心を頂きました。
■大橋ジャンクションのコンテスト・グランプリ作品との実写比較ムービー
http://www.youtube.com/watch?v=uzFhTuhuwsk
 近日中にUC-win/Road Ver5をリリースいたします。「SaaS」対応などさらに機能拡張をはかっておりますので、乞うご期待ください。



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画像センシング展2010
(Up&Coming 2010年7月号)
 2010年6月9日〜11日にパシフィコ横浜の展示ホールにて開催されました、画像センシング展2010に出展いたしました。本展示会は、「画像センシング技術研究会」を開催母体とした「第16回画像センシングシンポジウム:SSII2010」に併設という形で開催された展示会です。本展示会には3日間で1万5千人を超える方が来場し、大変盛況なイベントでした。画像センシング展ということで、弊社は3次元のリアルタイムバーチャルリアリティソフトであるUC-win/Roadの新機能である、点群モデリングを主として展示いたしました。点群モデリングは、3Dレーザスキャナー等により計測した点群データをVR空間へ読み込み、表現することが可能となります。3次元の計測データをどのように扱って良いのか表現方法に苦労されている方も多く、今後の活用に高い関心を持っていただくことができました。さらに、そのデータを基に道路線形、断面定義を行い、実測値から作成した精度の高いVRモデルが構築していくことを提案しております。今後の開発状況にご期待ください。

▲点群データのインポート、描画表示 ▲ブース対応状況


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第4回 「地域防災防犯展」大阪
(Up&Coming 2010年7月号)
 2010年6月10日〜11日にインテックス大阪にて開催されました、第4回「地域防災防犯展」大阪に出展いたしました。本展示会は、「クラシをまもる チイキでまもる 技術でまもる!!」をテーマに近畿圏を中心とした自治体、防災・防犯関連企業が多数出展している展示会です。
 本年は昨年より2,000名以上多い、約6千人近くの方々が来場し、弊社ブースにも多くの方々に足をお運びいただきました。
 弊社は"震災、防災対策にシミュレーションを!"をテーマに、弊社、震災対策・防災対策ソリューションによる解析結果の3DリアルタイムVRシステムUC-win/Roadによる可視化事例を中心に展示を行いました。
 また、同時開催のセミナーでは、浸水/氾濫解析ソフトウェアxpswmm、津波(Tsunami)解析支援サービス、避難/群集解析ソフトウェアEXODUSの結果を用いた可視化について実際のデモンストレーションを交えてご説明し、定員を大きく超える約80名の方々にご聴講いただきました。
 地域防災については年々その意識が高まってきており、3DリアルタイムVRシステムUC-win/Roadによる可視化事例も増えてきております。
 今後も弊社、震災対策・防災対策ソリューション、3DリアルタイムVRシステムにご注目ください。

▲ブース対応状況 ▲セミナー開催状況


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今年も、全国6都市で地方セミナーを開催しました!
(Up&Coming 2010年7月号)
●概要
 今年も、全国6都市で、新製品セミナー有償セミナーを開催致しました。
5月12日の熊本市を皮切りに、5月19日松山市、5月26日岐阜市、6月2日金沢市、6月9日仙台市、6月16日札幌市の各都市で、新製品セミナー及び有償セミナー(斜面の安定計算弾塑性地盤解析GeoFEAS)を開催し、多数のユーザー様に参加頂きました。
 新製品セミナーでは、午前・午後の2部構成で、第1部で、VR−StudioUC-Win/Road Ver.4の、各製品の概要及び新機能、製品デモンストレーション、各種適用事例を紹介しました。第2部では、Engineer's StudioUC-win/FRAME(3D)をメインに、製品概要、新機能、製品デモンストレーション、各種適用事例といった、ユーザー様の実務に即した内容で、解析担当者より、説明を行い、大変興味深く、ご聴講頂きました。
 また、有償セミナーにおいても、これまで、営業所所在地のみの開催で、参加したくても出来ないとの要望を踏まえて、今回は、斜面の安定計算・弾塑性地盤解析GeoFEASの2製品について、弊社の開発グループの担当者を講師に、実務講習会形式で実施し、計算の理論概説、入力操作の流れといった、細かな点まで、実際のプログラムを利用して、体験頂き、有意義だったとのご意見を、たくさん頂きました。
 今後も、ユーザー様のご要望にあわせて、各地方で、開催したいと思いますので、ご期待下さい。

●フォーラムエイトCPD認定セミナーのCPDの扱いについて
  >>フォーラムエイト CPD認定セミナー一覧
 『フォーラムエイトのCPD認定セミナーは、地盤工学会以外にも認められるのか?』とのご質問をいただくことがあります。当社のセミナーは、地盤工学会のCPD認定プログラム(http://g-cpd.jiban.or.jp/eventlist1.asp?MemFlg=JGS)を取得しています。また、地盤工学会は、「建設系CPD協議会(http://www.cpd-ccesa.org/)」に属しています。このCPD協議会は、現在16団体が加盟しており、ご質問の「建設コンサルタント協会」もこの協議会に属しています。例えば、建設コンサルタント協会のCPDに関する規定(http://www.jcca.or.jp/qualification/cpd/about.html)によると、「当協会では、建設系CPD協議会のシステムに参加し、加盟している団体と包括的継続教育プログラムの相互認定を行っています。」という文言があることから、地盤工学会で認定されているCPDプログラムでも、同協会のCPDポイントに考慮できるのではないかと考えられます。
 ご回答といたしましては、「建設系CPD協議会に属する学会であれば、CPDとして相互承認の可能性が高いと考えられます。ただし、加盟団体独自のルールを尊重することになっていますので、加盟団体にご確認下さい。」となります。

▲熊本(5月12日〜5月13日) ▲松山(5月20日〜5月21日)
▲岐阜(5月27日〜5月28日) ▲金沢(6月2日〜6月3日)
▲仙台(6月10日〜6月11日) ▲札幌(6月17〜6月18日)


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構造解析入門セミナー
(Up&Coming 2010年7月号)
 5月20日に「構造解析入門セミナー」と題しまして、新たなセミナーを開催いたしました。本セミナーは、書籍「数値シミュレーションで考える構造解析−ソフトで学ぶ非線形解析と応答解析−」を用いて、構造解析を初歩から学ぶことができるものです。弊社のTV会議システムを用いて東京/大阪/名古屋/福岡を結び、全体で49名の方にご参加頂きました。セミナーは、共同著者の吉川弘道 東京都市大学総合研究所 教授を特別講師としてお招きし、「第1章:構造解析への誘い(いざない)」を中心に構造解析、特に地震時の非線形解析の手順や着目点をご説明頂きました。その後、弊社技術スタッフより、断面解析や部材解析について解説し、弊社製品である「UC-win/Section」と「UC-win/FRAME(3D)」を参加者の方々にも操作頂きながら体感していただきました。
 参加者は若手技術者から構造解析に精通されている方もいらっしゃいましたが、皆様熱心にメモをとりながら聞き入っていらっしゃいました。
 今後は、実務に即した事例をもとに、よりわかりやすいセミナーを開催致します。次回以降のセミナーもぜひご参加ください。

▲UC-win/SectionによるM-φ特性の自動生成 ▲UC-win/FRAME(3D)による静的繰返し解析

>>参照 : イエイリ・ラボ・体験レポート 「構造解析入門セミナー」

数値シミュレーションで考える構造解析
−ソフトで学ぶ非線形解析と応答解析−


 ■ 著者 : 吉川 弘道/青戸 拡起/甲斐 義隆
 ■ 発売日 : 2009年 11月 18日
 ■ 出版社 : 建通新聞社
 ■ 220ページ/オールカラー
 ■ 本体価格 : 2800円(税抜)
FPB(FORUM8 Point Bank)でも、
2500 Pointで交換いただけます。



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DIA 動的画像処理実用化ワークショップ
(Up&Coming 2010年5月号)
 本ワークショップは、2010年3月4日〜5日まで山梨県甲府市の男女共同参画推進センター&ぴゅあ総合で開催されました。画像処理を実用化する上での新手法・新技術の提案や最新のビジョン関連技術に関する情報交換の場として、 産・官・学の研究者・技術者、その他画像処理とその応用技術に関心を持つ方々160名以上の参加がありました。
 弊社ブースでは、「UC-win/Road」、「点群モデリング」、「LogicalImage」などのシステムと、3次元のモニター「True3Di 24インチ」を提案させていただきました。点群モデリングとはレーザースキャナーにより測量した地形や道路構造物のXYZ座標にRGBの色情報を一緒したデータをUC-win/Roadの点群モデリング機能で読み込み、実測データからVRを簡単に作成できるシステムで、これからのVR作成に有効なシステムとなっております。
 最近話題の3DモニターによるUC-win/Roadのステレオドライビングシミュレーションも展示し、体験していただきました。今後も画像関連のソリューションを進めてまいりますので、どうぞご期待ください。


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建築学会主催シンポジウム”BIMで設計は変わるのか?”
(Up&Coming 2010年5月号)
 去る3月24日、東京田町にある建築会館ホールにて、「BIMで設計は変わるのか? 〜インターネットを活用した設計コンペからみえたこと〜」 と題したシンポジウムが開催されました。 これは、2009年9月に実施されたにIAI日本主催のBIMのコンペティション、「Build Live Tokyo 2009 II2009 II 」の参加者からの発表とパネルディスカッションが行われたもので、160名余りの来場者で建築会館ホールは埋め尽くされました。
 シンポジウムでは各チームの代表者が一同に会しました。「Build Live Tokyo 2009 II」ではフォーラムエイトは、ほとんどの参加チームが清水建設様や前田建設工業様など施工と設計も手掛けられる会社という中で、唯一のベンダーとしての参加となりました。フォーラムエイトはこのコンペティションでエンジニアリング賞を受賞した作品を紹介しながら、BIMとVRの活用という観点で発表をさせていただきました。
 また、パネルディスカッションではBIMによって設計・施工の組織がフラットになる可能性があるかといった、現在、そして今後の建築業界の動向に関わる難しいテーマについて討論しました。このテーマについて、フォーラムエイトはベンダーとしての意見を求められました。BIMによる効率化により短時間で検討・シミュレーションが行われるようになることは明白であり、その中でソフト会社として技術の下支えをしていくという意見を述べさせていただきました。
 現在、フォーラムエイトではBIMソフトであるAllplanと、UC-win/RoadUC-1シリーズのIFC連携の開発を進めており、これらのイノベーションにより建築・建設業界に貢献できるものと考えています。今後も精力的にBIM分野での活動をして行きます。
▲発表PPT (FRAME3D、Multiframeでの解析) ▲発表PPT (IFC対応Allplanでの3次元設計)


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国際津波シンポジウム
(Up&Coming 2010年5月号)
 2010年4月10・11日に東北大学の片平さくらホールで開催された国際津波シンポジウムに出展いたしました。本シンポジウムは津波による災害軽減のために津波関連の科学と技術が集結するイベントであります。第3回目となる今回は、今後の災害防止のために3つのテーマのもと、協議が行われました。
  1.科学:地殻物理学、海洋、沿岸生態系への影響、堆積学および地形学
  2.技術:危険、損傷推定、検出、遠隔探査、GISのモデル化と評価
  3.災害軽減:危険のモデル化・評価、損害予測・予防、遠隔探査、GIS
 当社においては、UC-win/Roadによる津波最新VRデータを展示し、氾濫解析との連携を行い、津波災害時の避難訓練・ハザードマップへの活用を紹介しました。現在開発中の描画オプション‐津波タブでは、津波の発生位置、長さ、高さ、潮の満ち引きサイクル、海面の色の設定が行えます。本機能についても協力関係にある東北大学津波工学研究室、今村文彦教授にもご評価いただきました。今後もさらに津波解析結果との連携、津波描画オプションの製品開発をすすめてまいります。
▲会場の様子 UC-win/Road for xpswmm
▲UC-win/Road for Tunami


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2010年先端技術館案内
(Up&Coming 2010年5月号)
 フォーラムエイトは機械産業記念事業財団が運営する、科学技術系展示施設の先端技術館@TEPIA(東京都港区)の新展示(4月6日〜2011年2月27日まで)に出品しております。機械産業記念事業財団は'89年より毎年テーマを定めて機械・情報産業を中心とする展示をされておりますが、展示事業開始20年目を機に展示施設の名称を『先端技術館@TEPIA』とし、先端技術の主要技術分野(クラスター)を選定して展示が行なわれております。今年のテーマは「ハイテクが拓く"夢・みらい"」で、小学生から大学生・専門学校生までの青少年の科学技術教育の場として、教育関係者をはじめ一般社会 の方々の先端技術への理解向上の場として、技術の原理を解説した最新製品を体系的に学習できるよう情報通信、健康・医療、都市生活、環境・エネルギーなどの分野の、日本の先端技術と製品(合計103点)の展示が行われております。また「テーマ展示」として最新のコンピュータグラフィックス技術が紹介されております。
 当社は3年前よりUC-win/Road ドライブシミュレータを出品、今年はUC-win/Roadの走行ログを基にして、自動車運転による燃料消費量の計算、二酸化炭素排出量の計算、および、グラフ作成が行えるUC-win/Road ECOドライブシミュレータを出品しております。自動車走行による二酸化炭素の排出量は、燃料の消費量と比例することが一般的に知られており、旅行時間T、旅行距離D、車速変動特性の3要因により適切に定量化できることが明らかになっています。エコドライブプラグインでは、ドライブログの 結果をもとに燃料消費量、二酸化炭素排出量を計算し、走行結果を燃費と、二酸化炭素排出量をもとにランキングを算出、グラフで結果を表示します。最先端技術の体験に、是非一度、先端技術館@TEPIAに足を運んでみてはいかがでしょうか。
先端技術館@TEPIA

■所在地/交通
 TEPIA1F 〒107-0061 東京都港区北青山 2-8-44
 TEL :  見学担当(アテンダント)03-547-6123
 交通 : [東京メトロ銀座線] 外苑前駅3番出口から徒歩4分
             青山一丁目駅から徒歩9分
      [都営大江戸線] 国立競技場駅から徒歩11分
      [JR中央・総武線] 千駄ヶ谷駅、または信濃町駅から徒歩14分


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FORUM8デザインフェスティバル2009-3Days
(Up&Coming 2010年 1月号)
 多様な土木建設デザインの先進ソリューション、VRの国際的研究アプローチが一堂に
 2009年11月18・19・20日の三日間、フォーラムエイトは「FORUM8 デザインフェスティバル 2009-3Days」を東京コンファレンスセンター 品川で開催いたしました。
 近年力を入れて開発に取り組んできた3次元(3D)プレート動的非線形解析「Engineer's Studio」が2月に、ラージスケール・マルチVR(バーチャルリアリティ)「VR-Studio」が10月にそれぞれリリースされ、2009年は当社にとって記念すべき年となりました。そこで、例年この時期に実施してきた「国際VRシンポジウム」および「3D・VRシミュレーションコンテスト」に加え、従来は別途行ってきた「デザインコンファランス」を統合。これらの新しいソリューションをはじめ当社の最新技術や内外の関連する研究動向を、規模を拡大して ご紹介すべく「デザインフェスティバル」として新たに展開することになりました。

▲代表取締役 伊藤裕二

 「デザインフェスティバル」を構成する3イベントのうち、「デザインコンファランス」のベースとなるのは、立体骨組み構造の3D解析プログラム「UC-win/FRAME(3D)」のリリース(2002年)を受け、2003年10月にスタートした「UC-win/FRAME(3D)協議会」。2007年からはこれを拡張し、「UC-win/UC-1ユーザ協議会」と併催する形で「デザインコンファランス」へと発展。今回で第3回目を迎えます。

 また「国際VRシンポジウム」はVRに関わる優れた研究や技術、アイディアを議論・活用することを目的としています。2007年、建築・建設系研究者から構成する3D・VRの国際学術グループ「World 8」を組織し、その研究成果を発表する場としてスタート。第3回目となる2009年の活動に当たっては参加する研究者の数をほぼ倍増。同グループによる活動の当初から代表を務めるアリゾナ州立大学計算・情報・意思決定工学部プリズム研究所研究員(FORUM8 AZ 代表)の小林佳弘氏を中心に「World 16」として取り組んできました。シンポジウムでは各メンバーにより従来に増して多様な専門を反映した研究成果が発表されています。

 さらに「3D・VRシミュレーションコンテスト」は2002年、3DリアルタイムVR「UC-win/Road」の「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー」受賞を機に創設。以来、今回で8回目を数えます。参加作品は年々高度化・多様化してきており、国内はもとより海外からの応募の裾野も広がっています。

 今回デザインフェスティバルは、[Day1]が「第3回 デザインコンファランス」のうち<設計・解析><建築・BIM><水工>の各セッション、[Day2]が同コンファランスの残る<CAD & VR><技術サポート>の各セッションおよび「第3回 国際VRシンポジウム」、[Day3]が「第8回 3D・VRシミュレーションコンテスト」 ― という構成で実施。とくに、海外から多くの講演者およびユーザの皆様をお迎えすることを考慮し、関連するこれらイベントを集約するとともにメイン会場では日/英/中/韓4ヵ国語の同時通訳を用意。さらに、メイン会場の講演については大阪・名古屋・福岡・北京・上海の各会場とTV会議システムで繋ぎ、参加していただきました。
 そこで同デザインフェスティバルの内容について、本号(83号:Day1およびDay3)・次号(84号:Day2)と2回に分けてご報告します。


[Day1]  ■第3回 デザインコンファランス

 三日間にわたるデザインフェスティバルの初日、当社社長伊藤裕二による主催者挨拶を受けて「第3回 デザインコンファランス」は始まりました。

 そのオープニングを飾ったのは東京大学大学院工学系研究科の前川宏一教授による特別講演「劣化したRC構造の非線形解析と知識構造化の方法」。近年注目されるマルチスケール‐多相物理化学連成解析の最新情報から、劣化構造のモデル化と応答解析、高サイクル疲労荷重と直接積分法による寿命推定、道路橋を対象とした合成床版の応答解析と寿命、について解説しています。

 引き続き、午後1時からはメインストリームの<設計・解析>セッション、<建築・BIM><水工>の各技術セッションに分かれ4時間超にわたって実施しました。

▲東京大学大学院 工学系研究科教授
前川 宏一氏

 □ 設計・解析セッション(Stream-1)

 同セッション最初の発表は「Engineer's Studioと今後の展開」と題し、当社担当者がプレゼンテーション。Engineer's StudioおよびUC-win/FRAME(3D)の各製品概要、新機能、今後の開発計画を紹介。一部開発中の機能などについて手順を示しながら説明しました。

▲FORUM8 Brent Fleming

 続く特別講演は東京都市大学の青戸拡起研究員による「FRAME3D解析事例とEngineer's Studioの課題」。鋼アーチ橋を例にUC-win/FRAME(3D)を用いて確認した、アーチリブの初期応力状態の違い、あるいは床版剛性が動的解析結果に与える影響について説明。それらを踏まえたアドバイス、Engineer's Studioの今後の開発に向けた要望、ユーザとしての評価や留意点に言及しました。
 >>ユーザ特別講演レポート

▲東京都市大学研究員 青戸 拡起 氏

 さらに当社担当者より「FRAME3D解析事例と解析コンペ レポート」と題し、プレゼンテーション。UC-win/FRAME(3D)解析支援サービスの推移、水道施設耐震工法指針・解説の改訂、(独)防災科学技術研究所で取り組まれた大型橋梁耐震実験での解析コンテストに際して行った解析モデルのモデル化手法およびその解析結果などについて紹介しています。

▲FORUM8 甲斐 義隆

 セッション後半は、まず「地盤解析の現状と今後の展開」と題し、群馬大学大学院の鵜飼恵三教授が特別講演。弾塑性FEMによる斜面の安全率評価、地盤の液状化に対してFEMで予測・対策決定する手法、大地震による大規模地すべりの機構の動的弾塑性FEMによる解明について解説。そこでのFEMの有効性を改めて説きました。

▲群馬大学工学部教授 鵜飼 恵三 氏

 これを受けて(株)ブルドジオテクノ代表取締役の花田俊弘氏は「地盤解析ユーザ事例:設計概要と課題」と題して特別講演。崖を含む造成宅地の全体安定問題、ため池改修の地盤変形問題、既設擁壁の耐震診断などでGeoFEASを用いて解析した事例を紹介しています。 >>ユーザ特別講演レポート


▲(株)ブルドジオテクノ 代表取締役 花田 俊弘 氏

 最後に当社担当者が「地盤解析シリーズの最新機能と新土工指針対応"斜面の安定計算"」についてプレゼンテーション。GeoFEASやVGFlowなどの地盤解析シリーズとUC-1設計計算との連携、各種土工指針の改定のポイントとそこでの斜面の安定計算 Ver.8による対応を説明しました。

▲FORUM8 中村 淳


  □ 建築・BIMセッション(Stream-2)

 同セッションは、日経BP社イエイリ建設ITラボの家入龍太氏による特別講演「世界を超えた! "和魂洋才"で進化する日本のBIM」からスタート。Build Live Tokyoを通じ浮かび上がる日本のBIMの位置づけ、BIMの概要と海外の活用例、BIMによるイノベーションなどに触れながら、普及への期待を述べました。

▲日経BP社 イエイリ建設ITラボ 家入 龍太 氏

 続く特別講演は二部から構成。前半は、NEMETSCHEK Allplan社(独)のSven Elbl氏による「Allplan(Architecture)日本語版」。NEMETSCHEK社およびAllplanファミリー製品の概要から、BIMに対する考え方、そこでのAllplanの機能などを説明しました。後半は、韓国Basis社のKim Gibom氏による「Allplanの韓国における建築適用事例」。Allplanを使ったBIM適用プロジェクトを例に、さまざまな機能やメリットについて紹介しています。

▲独Nemetchek社 Sven Elbl 氏

▲韓国Basis社 Kim Gibom氏

 次いで、当社担当者が「Build Live Tokyo 2009 UにおけるBIMソリューション」と題してプレゼンテーション。日本IAI主催コンペ「Build Live Tokyo 2009 U」への当社の取り組み、そこでのAllplanはじめ当社の各種ツールを駆使した解析・シミュレーションによるBIMソリューション、エンジニアリング賞受賞に至るまでを振り返りました。

 セッション後半のトップは、Formation Design Systems社(豪)のJake Hannah氏による特別講演「Multiframe Ver.12、板要素対応」。まずMultiframeソフトの機能や関連製品などを紹介。その上で、Multiframe Ver.12の最大の特徴である板要素解析に焦点を当て、プレートモデルはじめ他の平板なアイテムへの利用例について実演を交え説明しました。

▲豪フォーメーションデザインシステムズ社 Jake Hannah 氏

 その後はいずれも当社担当者よるプレゼンテーションで、まず、「エネルギー解析 Design Builder Ver.2」では、建築シミュレーションを行うDesign Builderと建築エネルギーシミュレーションを行うEnergyPlusを連動し、建築物の温熱環境やCO2排出量などをシミュレーションする手順を解説。Design Builderと当社各種製品との連携がもたらす可能性に触れます。

 「火災・避難解析EXODUSの適用事例と提案」では、避難シミュレーションを行うEXODUSと火災シミュレーションを行うSMARTFIREの各特徴や機能と併せ、集合住宅避難検討、高層ビル火災避難訓練、トンネル車両火災避難検討へのEXODUS適用事例を紹介しました。

 さらに、「UC-win/Roadが提供する解析機能 〜騒音・風解析、照明シミュレーション〜」ではUC-win/Roadの新しいオプション機能である騒音解析機能の特徴、音の伝搬に対する考え方、前処理から入力、解析計算、出力、後処理に至る手順などを説明。そのほか、風解析機能や照明計算シミュレーションの開発状況にも言及しています。


  □ 水工セッション(Stream-3)

 同セッションは「浸水対策技術セミナー 〜浸水対策と流出解析モデルの活用最新事情〜」とのテーマを掲げるxpswmmユーザー会(主催:SWMMユーザー会、後援:NPO法人 水環境創生クラブ、FORUM8、XP Software社)を兼ねて実施されています。

 冒頭、広島大学大学院工学研究科の河原能久教授が開会挨拶を述べた後、「洪水氾濫解析技術の汎用化に向けた課題」と題して特別講演。航空レーザ測量データと非構造格子を組み合わせる解析法、建物−流体間の相互作用および計算格子より小さな現象のモデル化、河川からの氾濫流量の推定法について解説しました。

▲広島大学大学院 工学研究科 教授 河原 能久 氏

 次いで、NPO法人 水環境創生クラブの石川高輝氏による特別講演は「気候変動に対応する今後の流出解析モデルの活用について」。流出解析モデルの普及経緯、気候変動による降雨の変化、効果的な設計手法への転換、1Dおよび1D/2Dモデルによる解析事例、内水ハザードマップ、今後の流出解析モデルの利用方法と求められる機能などを説明しました。

▲NPO法人 水環境創生クラブ 石川 高輝 氏

 続く特別講演は芝浦工業大学工学部の守田優教授による「都市雨水排水における洪水リスクの定量化と洪水リスクマネジメントへの応用」。洪水リスクマネジメントとは何か、浸被害予測モデル、洪水リスクアセスメントの手法、洪水リスクアセスメントの応用などへと展開しています。

▲芝浦工業大学 工学部 教授 守田 優 氏

 セッション後半はまず、3氏がリレー形式で特別講演。初めに日本水工設計(株)の山田龍男氏が「水・物質循環解析ソフトウェア共通プラットフォーム(CommonMP)の動向について」と題し、国土交通省が進めるCommonMP開発の目的と特徴、その開発・運営方針とそれを受けたコンソーシアムの設立、開発メリット、開発状況とロードマップを紹介しました。

▲日本水工設計(株) 東京支店 山田 龍男 氏

 また同じく日本水工設計(株)の川崎重紀氏は「地表面氾濫解析を用いた浸水リスク軽減対策」と題し、浸水常襲地区の住宅地を重点地区とした浸水対策によるリスク軽減策の考え方を示しました。

▲日本水工設計(株) 総括主査 川ア 重紀 氏

 さらに、中日本建設コンサルタント(株)の長縄清貴氏は「XP-SWMMによる河川と地区内水路網の統合解析」と題し、トンネル部を有する二級河川および外水氾濫を受ける低平地水路網でのxpswmmを用いた水理解析を例に、浸水メカニズムの解明と浸水対策の検討について説明しました。

▲中日本建設コンサルタント(株) 水工技術本部第2部第2課・課長 長縄 清貴 氏

 これを受けてXP-Software社(豪)のAshis Dey氏は「開発者講演:都市域における洪水流のモデリング 〜1D/2D統合モデリング解析事例」と題してプレゼンテーション。水文学および水力学の基礎とそこでのxpswmmの機能や可能性について解説した後、1D/2D統合モデリングの解析事例を紹介しています。

▲XP-software Pty Ltd. Principal Water Dr. Ashis Dey 氏

 セッション最後のプレゼンテーションは、当社担当者による「氾濫解析の3次元VR、UC-win/Roadが提供するxpswmm連携機能と水工設計シリーズの開発」。UC-win/Road for xpswmmプラグインの機能と事例、UC-1上下水道・河川設計ソフトウェアの開発予定、水道施設耐震工法指針・同解説の改定概要などについて解説しました。

■ デザインコンファランス・ユーザ特別講演レポート

●特別講演2 『FRAME3D解析事例とEngineer's Studio(R)の課題』 東京都市大学研究員 青戸 拡起 氏


 東京都市大学客員研究員の青戸拡起氏には、初日11/18のStream-1「設計・解析セッション」において「FRAME(3D)解析事例とEngineer's Studio(R)の課題」と題しまして特別講演を頂きました。


 UC-win/FRAME(3D)を用いた解析事例として、鋼アーチ橋に対して「1.初期応力状態の違いが与える影響」「2.床版剛性が動的解析結果に与える影響」のご検討結果を発表頂きました。Engineer's Studio(R)につきましては、従来製品との関係をベースに、今後の方向性についてご提案を頂いています。


 Engineer's Studio(R)は、UC-win/WCOMDと同様の鉄筋コンクリート構成則をサポートしています。UC-win/WCOMDと比較すると、大変位解析にも対応可能であること、そして、新しいインタフェースによる表現力の向上が、大きな利点です。Engineer's Studio(R)は、UC-win/WCOMDのユーザにとっても利点が多い製品と言えます。


 また、今後のEngineer's Studio(R)の課題として、地盤要素を導入することで地盤(FEM)+構造物(FRAME)の連成解析が可能になり、大きく汎用性が向上することを挙げていただきました。その他にEngineer's Studio(R)(面内)の非線形解析対応版の開発など、ユーザのご立場から積極的な開発提案を頂きました。
 まとめとして従来の土木構造物を対象にしたものから建設業界全体と対象を拡げ、業界に革新を起こしたいと力強く語っていらっしゃったのが印象的でした。
 今後も弊社と青戸氏は強力なパートナーシップのもと、新たな製品・サービスを提供していく予定です。



●特別講演4 『地盤解析ユーザ事例:設計概要と課題』 (株)ブルドジオテクノ 代表取締役 花田 俊弘 氏


 (株)ブルドジオテクノ代表取締役花田俊弘氏より「地盤解析ユーザ事例:設計概要と課題」と題して特別講演を頂きました。当社「弾塑性地盤解析(GeoFEAS)2D」を用いた実施例3例から、FEM解析の設計業務への活用方法を紹介して頂くとともに、地盤解析における課題、注意点などを、実務者ならではの経験からご指摘して頂くことができ、大変興味深いご講演でした。


 実施例の1例目は「造成宅地(がけ)の全体安定問題」で、せん断強度低減法による斜面安定解析例でした。FEM解析結果については、極限平衡法でチェックを行い、両者がほぼ一致することを確認しているとのことでした。2例目は「ため池(改修)の地盤変形問題」で、マルチステージ解析によるで低水位時と高水位時について地盤解析変形解析を行うライフラインへの影響検討事例でした。3例目は「既設擁壁の耐震診断」で、15年前に施工した擁壁の背後地にRC4階建マンションを建てた場合の擁壁断面照査を、FEM解析による変形量から荷重を算出し、耐力照査を実施した事例でした。


 解析業務においては、「モデルにより結果が違う」「時間との戦い」「精度アップの悩み」が、常につきまとう問題であり、例えば、解析範囲を変更するだけ結果が異なる場合もあり、その原因究明、適正検証を含め、1つの解析業務で、500から1000ケースの解析が必要になるなど、まさに時間との勝負、経験が重要であることを力説されておられました。


 最後に、GeoFEASについては、計算精度に対する信頼性が高く、群馬大学の著書、論文が多く助かっていること、CPD認定の講習会を行っていることなどについて、お褒めの言葉を頂戴しました。今後も実務者のご意見をプログラムに反映するように努力してまいりたいと考えております。



[Day2]  ■第3回 デザインコンファランス   第3回 国際VRシンポジウム
(Up&Coming 2010年 3月号)
 Day 2は「デザインコンファランス」(後編)と「国際VRシンポジウム」により構成

 「FORUM8 デザインフェスティバル 2009-3Days」 ― 。フォーラムエイトは、それまで大きく二度に分けて実施してきた「デザインコンファランス」と、「国際VRシンポジウム」および「3D・VRシミュレーションコンテスト」を統合。新しいコンセプトのフェスティバルへと発展させ、2009年11月18・19・20日の三日間にわたり、東京コンファレンスセンター 品川で開催いたしました。
 これはこの年、各シリーズの新たなフラッグシップ製品として開発を進めてきた3次元(3D)プレート動的非線形解析「Engineer's Studio」およびラージスケール・マルチVR(バーチャルリアリティ)「VR-Studio」の両製品をそれぞれリリース。2009年が当社にとって記念すべき年となったことを受け、これらの新しいソリューションや当社の最新技術、内外の関連する研究動向を、規模を拡大してご紹介することにしたものです。
 その初めての催しとなった今回デザインフェスティバルの構成は、[Day 1]が「第3回 デザインコンファランス」のうち<設計・解析><建築・BIM><水工>の各セッション、[Day 2]が同コンファランスの残る<CAD & VR><技術サポート>の各セッションおよび「第3回 国際VRシンポジウム」、[Day 3]が「第8回 3D・VRシミュレーションコンテスト」。
 本コーナーでは同デザインフェスティバルの内容をシリーズでご紹介します。前号(83号)でDay 1およびDay 3についてご報告したのに続き、本号(84号)はDay 2に焦点を当てます。

[Day2] ■第3回 デザインコンファランス

 デザインフェスティバル二日目の「第3回 デザインコンファランス」(後編)は、大ホールを二会場に分け、その一つを使って<CAD & VR>セッションが開催されました。また、別の会議室に設置された<技術サポート>セッションでは当社開発担当者および技術者が常駐。UC-1/UC-win製品および当社ソリューションのユーザの皆様からのさまざまなご質問・ご要望に対応いたしました。


  □CAD & VRセッション

 同セッションのオープニングは、一般社団法人IAI日本代表理事の山下純一氏による特別講演「建築の設計・生産に対するBIMのインパクト/仮想ライブ競技設計(Build Live Tokyo 2009)について」。データ共有化による相互運用を目的に3D建物モデルの標準化を進めるIAIの国際的な取り組み、その一環として参加チームがインターネット上でコラボレーションしつつBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を実践する様子をリアルタイムで公開した「Build Live Tokyo 2009」について紹介。その上でBIMが必要となった背景、BIMが建築設計や生産プロセスに及ぼす影響などを説明しました。

▲IAI日本 代表理事 山下純一氏

 続く特別講演は二部から構成。前半は、NEMETSCHEK Allplan社(独)製品管理ディレクターのSven Elbl氏による「Allplan(Engineering)日本語版」。NEMETSCHEK社およびAllplanファミリー製品の概要を紹介した後、BIMに基づく3D補強による生産性向上について事例を交えながら解説しました。これを受けて後半は、韓国Basis社シニアマネジャーのChris Kim氏が「Allplanの韓国における土木適用事例」として、BIMとは何か、BIMソフトとしてのAllplan、そのメリットと適用事例へと話を展開しています。

▲(独)NEMETSCHEK社 Sven Elbl氏

▲韓国Basis社 Chiris Kim氏

 午前最後の特別講演はグレイテック社最高執行責任者のAlexandre Tartas氏による「仏グレイテック社のモデリングから設計への建設統合プロセス」。環境やエネルギーなど21世紀におけるさまざまな課題を視野に建設産業が求められる対応から、それに関連した同社の提供する各種BIMソリューション、Advance Steelを通じた生産性向上の具体的アプローチにも言及します。

▲グレイテック社 Alexandre Tartas氏

 セッション後半のトップは、いずれも当社担当者による二部構成のプレゼンテーション。まず、UC-win/Roadの最新情報として「VR-Studio/UC-win/Road Ver.4」と題し、VR-Studioの主な特徴と基本機能、開発中の機能、UC-win/Road Ver.4の新機能および開発中の機能について説明。次いで、「最新のVRシステム開発事例と提案」として3Dステレオビューのシステム、MR(複合現実感)/AR(拡張現実感)システム、各種ドライブシミュレータ(DS)とその応用システムの構築例を紹介しました。
 また、特別講演「国産3次元CADエンジンの開発」において関西大学総合情報学部の田中成典教授はまず、2次元CADデータの交換標準基盤「SXF」については仕様がフィックスして対応するソフトも提供されてきたとした上で、建設分野では国産の安価な汎用3次元CADが提供されておらず利用が進んでいない現状に着目。そこで自ら中心となって取り組む「建設分野に特化した国産3次元CADエンジン」の開発構想、その中核となる「関西大学ガイザー・プロジェクト」、3次元CADエンジンの全体像、さらにその将来構想について解説しています。

▲関西大学総合情報学部 田中成典教授

 続いて当社担当者が「3D配筋シミュレーションをサポートした"橋脚の設計Ver.7.01"」と題しプレゼンテーション。従来の2次元図面のみによる配筋チェックに対し、3次元空間内の配筋状態を容易に目視確認できる新機能について説明した後、それを最初に搭載する「UC-1橋脚の設計」の新バージョンを使い、デモンストレーションしました。
 休憩を挟んで終盤最初のプレゼンテーションは当社担当者による「測量土木CAD、12d ModelとUC-win/Road連携」。初めに、測量・土木エンジニアリング統合ソフト「12d Model」の基本機能と今後の開発予定について説明。併せて、デモを交えながらその利用法および具体例、UC-win/Roadとの連携やその開発状況などを紹介しました。
 さらに「土木構造物の設計成果チェック支援システムの開発」と題して当社担当者がプレゼンテーション。(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の平成21年度「イノベーション推進事業(産業技術実用化開発助成事業)」で採択された同システム開発の背景と経緯から、システムの考え方・機能・特徴・構成といった概要、システムの開発工程を概説。さらに、全体システムを構成する個別システム(A・B・C・D)のうち、当面のターゲットとなるシステムA・Bの概要、その後開発を目指すシステムC・Dのイメージにも言及しています。
 同セッション最後の特別講演は、東京都市大学総合研究所の吉川弘道教授による「エンジニア教育/大学教育におけるソフトウェアの役割と活用 ― 構造解析はかくもエキサイティング! ―」。冒頭、構造解析や耐震設計における商用ソフトの格段の進歩を踏まえ、それらの活用により構造エンジニアの更なる成長への期待を説きます。その上で、UC-win/FRAME(3D)によるさまざまな解析事例を示しつつ、それらのポイントを解説。また、自身が大学教育で実践しているRC橋脚の耐震設計に市販ソフト(UC-win/Section)と土木計算の携帯ツール(モバイルUC-1)を併用した試みとして、3段階から成る演習課題の手順を紹介。その効果への実感を述べました。

▲東京都市大学総合研究所 吉川弘道 教授

 


[Day2] 第3回 国際VRシンポジウム 「新時代のVRシミュレーション」

 世界の建築・建設分野で進化するVR利用技術、
   2期目迎え拡充した国際学術Gの注目される最新研究


 「FORUM8 デザインフェスティバル2009-3Days」二日目(2009年11月19日)のもう一つのイベント「第3回 国際VRシンポジウム」は、東京コンファレンスセンター 品川・大ホールの、デザインコンファランスと隣接する会場で並行して開催されました。

 フォーラムエイトは、新戦略VR製品としてラージスケール・マルチVR「VR-Studio」を同年10月に、また従来製品の最新バージョンである「UC-win/Road Ver.4」を12月に、それぞれリリース。今回シンポジウムはまさにその間を繋ぎ、建築および建設を中心に都市開発、交通、エネルギーに関わる広範な分野でVR利用の新たな針路と可能性を示すものとなりました。
 現アリゾナ州立大学計算・情報・意思決定工学部プリズム研究所の小林佳弘研究員(2009年初めよりFORUM8 AZ代表も兼務)からの提案を受け、フォーラムエイトが3D・VRモデリングに関する建築・建設系研究者による国際的な連携の枠組みとして「World 8」を組織したのは2007年。同年11月にそうした活動について広く表明する形で最初の国際VRシンポジウムはスタート。その後、「World 8」のメンバーを中心とする「VRワークショップ at ASU」(2008年8月)、次いで「World 8」の一年間にわたる活動を整理しその成果を発表した「第2回 国際VRシンポジウム」(同年11月)を実施しています。

 2009年には前述の「VR-Studio」リリースが予定されていたことなどもあり、国際学術グループの規模を倍増し、「World 16」として再編。新たなプロジェクトへと引き継がれました。同年5月の「第10回 UC-win/Road協議会 VR-Studio協議会」で「World 16」の概要と一部新メンバーを紹介した後、「サマーワークショップ in Japan」(9月)を経て、その研究成果を発表する今回国際VRシンポジウムへと至っています。


  欧州の交通・エネルギー分野でのVR利用と「World16」最新研究動向

 「第3回 国際VRシンポジウム」は、午前の部として英国SIAS社開発ディレクターのピート・サイクス氏、英国ティーズサイド大学理工学部建設イノベーション研究センター長のナシュワン・ダーウッド教授がそれぞれ特別講演。続いて午後からは、「World 16」の各メンバーによる研究発表、FORUM8ヨーロッパの担当者によるプレゼンテーション、最後に「World 16」メンバーに対するアカデミー奨励賞発表、という構成で実施されました。


  □特別講演 1

 シンポジウム最初の特別講演は、SIAS社(本社:英スコットランド・エジンバラ)開発ディレクターのピート・サイクス氏による「交通マイクロシミュレーションの適用と事例」。交通計画や都市問題に関わるコンサルタント業務、およびマイクロシミュレーション・ソフト(S-Paramics Microsimulation)の開発・販売・サポートを行っている観点から、従来手法とマイクロシミュレーションとの差異を中心に交通計画用ソフトやツールの革新について解説。次いで、実際にマイクロシミュレーションを用いた複数プロジェクト例を挙げ、それぞれ詳しく紹介。その上で、マイクロシミュレーションによるアニメーションおよびシミュレーションの各機能に焦点を当て、それが現実に即したさまざまな要素を考慮しながら交通評価を行うために不可欠との考え方を説きます。

▲SIAS社 ピート・サイクス氏

 


  □特別講演 2

 英国ティーズサイド大学理工学部建設イノベーション研究センター(CCIR)長のナシュワン・ダーウッド教授は「エネルギー効率の高い建物のためのシミュレーションと最適化」と題して講演。エネルギー効率に優れた建設の実現に向けたシミュレーションおよび最適化技術の具体例として、建物に関わるエネルギー情報のインテリジェントな利用法を探るEU出資のプロジェクト「IntUBE」、およびそこでの自身の取り組みを紹介します。まず、背景となるEUのエネルギー効率化策、それを受けた2020年までのエネルギー消費量20%削減というEUの目標に向けたソリューション開発を目指すIntUBEの概要、全体像へと展開。そこで必要となる ビジネスモデルや関連ツール、これまでの開発成果と今後の取り組みについて説明します。
▲英国ティーズサイド大学 ナシュワン・ダーウッド教授


  ■「World 16」発表

 午後からの「World 16」の発表は、「World 8」発足当初より代表者としてその活動をリードする小林佳弘氏の司会で進められました。
 「World 16」最初の発表は、大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻環境設計情報学領域の福田知弘准教授による「建築とVRとの視点リンクによる都市プレゼンテーション手法の開発」。大阪・中之島の1/300スケールの模型とVRモデルをリンク、模型にレーザポインタで指示し、それをセンサが読み取ってVRに表示するという仕組みを開発。プロトタイプのデモを交え、模型とVRの長所を結び付けるシステムについて紹介しました。
▲大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 福田 知弘 准教授
YouTube
●講演の模様
  『模型とVRとの視点リンクによる都市プレゼンテーション手法の開発』
    大阪大学准教授 福田 知弘 氏


 台湾の複数研究者によるグループプロジェクト「仮想世界のNEXT-GENE」については、グループを代表して明道大学数位設計学系のシェン・チャン・シー(施勝誠)専任助理教授が発表。台湾で国内外の建築家20人以上が参加し住宅を設計するプロジェクトにおいて、書を模したデザインの家を提案するため、UC-win/Roadを使い構築したVR環境での村落や交通のシミュレーション、建物の表現などを紹介。VRの有効性が認められたとしています。
▲明道大学数位設計学系 シェン・チャン・シー(施勝誠)専任助理教授
YouTube
●講演の模様
  『仮想世界のNEXT-GENE』
●UC-win/Roadムービー
  『Assessment of Housing Designs in a VR Environment』
    台湾亞洲大学講師 AW Yen-Liang Wu 氏


カナダのマギル大学建築学科長のマイケル・ジェムトラッド准教授の発表は「ターコット高速道路インターチェンジ(IC)の改修デザインVRモデル」。モントリオールの重要なICの改修に当たり、州・市政府や多様な地域の利害関係者の合意形成を図るプラットフォームの構築にUC-win/Roadを利用。市域・ドライバー・近隣住民の3スケールを設定して必要なあらゆる情報を盛り込み可視化した成果のアニメーションを紹介、次の展開にも触れます。
▲マギル大学建築学科長 マイケル・ジェムトラッド准教授
YouTube
●講演の模様
  『ターコット高速道路インターチェンジの改修デザインVRモデル』
    カナダ・マギル大学准教授 Michael Jemtrud 氏
    マギル大学准教授 Nik Luka 氏


 米国の複数研究者によるグループプロジェクト「米国オーランド高速道路の擬似騒音解析と形態合成」については、ジョージア工科大学建築学部のマテゥー・スウォーツ研究員が代表して発表。これはオーランド中心街にあるI-4(州際道路4号線)の橋梁地区を対象とする再開発に焦点を当てた研究プロジェクト。学生とともに収集した現場のさまざまな情報を基に3Dモデルを作成してUC-win/Roadにインポートし、各種交通シミュレーションを行ったプロセスやその成果を通じた騒音の可視化などの取り組みについて解説しました。
▲ジョージア工科大学建築学部 マテゥー・スウォーツ研究員
YouTube
講演の模様
  『米国オーランド高速道路橋の擬似騒音解析と形態合成』
●UC-win/Roadムービー
  『Orlando Noise Pollution Simulation and Visualization』
    米国フロリダ大学助教授 ルースロン 氏
    米国ジョージア工科研究院教授 マトースォート 氏


 やはりグループプロジェクトの「18世紀におけるUAEでの歴史的町並み再現VR」については、初めにUAEのザーイド大学ドバイ校総合科学部造形学科のロナルド・ホーカー准教授がラス・アル・ハイマをはじめとするUAE北東部の歴史的地域に関する各種情報をUC-win/Roadにより3Dモデル化し、さらに多様な研究に繋げている取り組みを紹介。これを受けて、米国のウィンストン・セーラム州立大学美術学科のトーマス・タッカー・アシスタントプロフェッサーはそこでのモデル作成のプロセスを技術面から解説。さらに実際の作業を担当した学生がビデオ出演し、より詳細なテクニックについて説明しています。
▲ザーイド大学ドバイ校総合科学部造形学科
ロナルド・ホーカー准教授
▲ウィンストン・セーラム州立大学美術学科
トーマス・タッカー・アシスタントプロフェッサー
YouTube
●講演の模様
  『18世紀におけるUAEでの歴史的町並み再現VR』
    米国ウインストンセーラム大学助教授 トーマス タッカー 氏
    UAEザイード大学准教授 ロナルド ホーカー 氏


 ハーバード大学大学院からはまず、デザインスクール博士課程の楢原太郎氏が「インタラクティブなデバイスとVRの連動システム構築」と題し、人間行動モデルの可視化などこれまでの取り組みを振り返る中で、フィギュアのモーションに実際の人間からキャプチャした動作を導入し、よりリアリスティックなフィギュアをUC-win/Road上で再現したプロジェクトに言及。今回はさらにそれを当社とのプラグインの共同開発などを通じ、リアルタイムにシミュレーションとUC-win/Roadを繋ぎ、リアルタイムなインタラクションを可能にした仕組みについて解説。そのもたらす新たな可能性への期待を述べます。
▲ハーバード大学大学院 デザインスクール博士課程 楢原太郎氏
YouTube
●講演の模様
  『インタラクティブなデバイスとVRの連動システム構築』 (1)
    米国ハーバード大学研究員 楢原 太郎 氏


 次いで同大学院デザインスクールのコスタス・タージディス准教授は、ランダムサーチを繰り返す中で最終的に解を求めようというデザインのアプローチを説きます。その間に各種のソリューションをUC-win/Roadに適用し、可能性を探りながら評価を行い、ベストなものを選んでいく。最適化に当たっては問題を階層化して並列処理し、UC-win/Roadで表示していく、といった手順を単純化した形状や家、道路ネットワークを例に解説しました。
▲ハーバード大学大学院デザインスクール コスタス・タージディス准教授
YouTube
●講演の模様
  『インタラクティブなデバイスとVRの連動システム構築』 (2)
    米国ハーバード大学准教授 コスタス・テレジデス 氏


 休憩を挟んで最初の発表は、イタリアのピサ大学土木工学科のパウロ・フィアマ・アシスタントプロフェッサーによる「イタリア・ピサの再計画のVR化」。ピサの斜塔近郊の歴史的な街並みを含むエリアの再構築計画に向け、当該エリアの3Dモデルを作成。さらにそれらを基にUC-win/Roadを使って再計画がもたらす景観および市街の交通流をシミュレーション。その成果への評価とともに、今後更なる活用を進めていく考えを述べます。
▲ピサ大学土木工学科 パウロ・フィアマ・アシスタントプロフェッサー
YouTube
●講演の模様
  『イタリア・ピサの再計画のVR化』
●UC-win/Roadムービー
  『Pisa 3D City Model and Miracle Square Renewal』
    イタリア・ピサ大学教授 パウロ・フィアマ 氏


 バーレーン大学工学部およびエジプトのサウスバレー大学ルクソール校美術学部のワーイル・アブデルハミード・アシスタントプロフェッサーは複数研究者とのグループプロジェクト「英国一般住宅での断熱材と断熱効果のVR化」について代表して発表。英国の歴史的価値のある建物が多数エネルギー効率向上のための改築を迫られる中で、さまざまな制約に対してUC-win/RoadによるVR化や建設のマイクロシミュレーションを通じ、科学的・全体的アプローチを試みた取り組みを紹介しています。
▲バーレーン大学工学部 ワーイル・アブデルハミード助教授
YouTube
●講演の模様
  『英国一般住宅での断熱材と断熱効果のVR化』
●UC-win/Roadムービー
  『3D Visualization of Building De-construction』
    バーレーン大学助教授 Wael Abdelhameed 氏
    英国ロバートゴードン大学助教授


 チリ・カトリック大学建築・設計・都市研究学部のクラウディオ・ラバルカ・モントーヤ准教授は「都市モデリングとVRウォークスルー」と題し、テレビの天気番組用に現在取り組んでいるプロジェクトを紹介。これは一種の広告で、観光客に人気のある全国の都市を3Dモデルで表現し、リアルタイムで提供しようというもの。一連の作業工程やプログラムの構成についてデモを交えて具体的に説明。UC-win/Roadはベースモデルの作成などに利用しているほか、継続的に更なる活用の可能性を探っていきたいとしています。
▲チリ・カトリック大学建築・設計・都市研究学部 クラウディオ・ラバルカ・モントーヤ准教授
YouTube
●講演の模様
  『デジタルデザインとVRの活用』 (1)
●UC-win/Roadムービー
  『Dynamic Weather and Traffic Visualization』
    チリ・カソリック大学准教授 クラウディア ラバルカ 氏


 カリフォルニア大学サンタバーバラ校メディア・アート技術研究大学院プログラムのマーコス・ノヴァック教授の発表は「シティズ・オブ・ブリッジズ」。まず、UC-win/Roadについて学び始めたばかりとしつつも、その多様な機能の可能性に期待を示します。そのような例として、独自に交通パターンを作成した試みなどを示し、UC-win/Roadをデザインツールとして使うアプローチを提案します。
▲カリフォルニア大学サンタバーバラ校メディア・アート技術研究大学院 マーコス・ノヴァック教授
YouTube
●講演の模様
  『デジタルデザインとVRの活用』 (2)
●UC-win/Roadムービー
  『Automatically Generated City』
    カリフォルニア大学サンタバーバラ校准教授 マクロス・ノバック 氏


 「World 16」発表の最後は、代表の小林佳弘氏がまず、「World 16」プロジェクトの構想や一年間にわたった活動を振り返り、実質的に二期目となる今回プロジェクトでは着実に質の高い研究成果に繋がってきたとの見方を述べます。また、その中から浮かび上がった課題を受け、プロジェクトの新たな展開方向にも言及します。引き続き自身の研究については「VRモデリングのデータ交換ツール開発」と題し、今回開発された3DSMax用プラグインの機能や仕組み、その操作手順や利用例を解説しました。
▲「World 16」代表 小林佳弘氏
YouTube
●講演の模様
  『VRモデリングのデータ交換ツール開発』
    アリゾナ州立大学プリズム研究所 FORUM8AZ代表 小林 佳弘 氏


 その後、今回シンポジウムのクロージングとなるプレゼンテーションとして、FORUM8ヨーロッパGMのブレンダン・ハファーティが3D・VRのマーケティングについて講演。今後の市場展開やそこでのポイントなどに対する見方を述べました。
 すべての講演を終えたところで、「World 16」の研究成果に対するアカデミー奨励賞が福田知弘氏、マイケル・ジェムトラッド氏、マテゥー・スウォーツ氏(グループプロジェクト)、楢原太郎氏の皆さんに贈られました。

 さらに、シンポジウム終了後は、「数値シミュレーションで考える構造解析」の出版記念パーティを兼ね、交流の場としてネットワーキング・パーティを開催、多くの皆様にご参加いただきました。有意義な機会となりましたことを重ねてお礼申し上げます。


[Day3]  ■第8回 3D・VRシミュレーションコンテスト   The 8th 3D VR Simulation Contest
(Up&Coming 2010年 1月号)
 進むVR活用の多様化・高度化
 フォーラムエイトは「FORUM8 デザインフェスティバル 2009-3Dyas」最終日の2009年11月20日、第8回「3D・VRシミュレーションコンテスト」を東京コンファレンスセンター・品川の大ホールで開催いたしました。
 UC-win/Roadの「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー」受賞(2002年)を機に創設した本コンテストは、回を重ねるごとにUC-win/Roadの活用可能性の奥深さを実感させてくれます。今回も多彩な応用シーンを通じ、高度な利用技術やユニークな発想の競い合いが繰り広げられました。
 とくに今回は、新戦略VR製品「VR-Studio」(10月26日)および3DリアルタイムVRの最新版「UC-win/Road Ver.4」(12月9日)のリリースに挟まれての開催となり、各製品の最新情報も紹介。次回以降はこれら製品によるさらに進化したステージでの展開も期待されます。



▲会場・東京コンファレンスセンター・品川 2009年 11月 20日

 本コンテストに当たっては前回に引き続き、傘木宏夫氏(NPO法人地域づくり工房)・関文夫氏(大成建設株式会社)・喜多河信介氏(八千代エンジニヤリング株式会社)の3氏に選考委員をお願いしました。本選に先立ち、11月6日に前述の委員3氏による選考会を実施。多数の応募作品の中から上位11作品(国内から5作品、海外から6作品)がノミネートされました。
 コンテスト当日は、ノミネート作品の発表者がそれぞれ15分のプレゼンテーションを行い、それに基づくコンテスト参加者および選考委員の投票により各賞受賞作品が決定されました。最終選考結果の発表に際し、選考委員を代表して関氏が講評。全体的にUC-win/Roadの使い方が高度化・多様化してきているとした上で、とくに利用者の視点や道路の存在が社会に与える影響などへのアプローチに注目します。
 第8回「3D・VRシミュレーションコンテスト」の各賞受賞者および作品は次の通りです。

●受賞作品

vr.forum8.jp (UC-win/Roadサイト) 及び UC-win/Road ビデオ・ギャラリー にて、
受賞作品の動画ムービーをご覧いただけます。
GRAND PRIX  グランプリ
「首都高速道路 大橋JCT 走行支援策 VRデータ」
 首都高速道路 株式会社
AVI-DivX AVI形式[118,537KB 2:00] YouTube
 建設中の中央環状新宿線および同品川線と高速3号渋谷線を接続する大橋ジャンクション(JCT)の走行支援策と交通安全対策の有効性を確認するため、ドライビングシミュレータ(UC-win/Roadドライブ・シミュレータ)による実験を行っています。


New! 大橋ジャンクションのコンテスト・グランプリ作品との実写比較ムービー YouTube
大橋ジャンクション(首都高速道路、2010年 3月 28日開通)の実写ムービーと、第8回 3D・VRシミュレーションコンテスト・グランプリ作品の比較ムービー ('10.04.21掲載)
(※コンテスト・グランプリ作品は、大橋ジャンクション完成前に製作されたムービーです。)

▲大橋JCT走行支援策VRデータ ▲限られた用地に4枝交差
▲高低差70mに2回転のループ ▲屋上は緑化公園を予定
▲ドライブシミュレータによる走行支援策検討
▲世界で2番目の長大トンネルとして計画
▲新宿線-品川線のトンネルもモデリング
▲表示装置の位置最適化検討
▲避難経路説明でも活用 ▲避難表示標識の最適化検討
EXCELLENCE AWARD  優秀賞
「韓国南海高速道路設計変更VRシミュレーション」
 韓国道路公社(韓国)
AVI-DivX AVI形式[91,390KB 1:30] YouTube
 施工中の韓国南海高速道路において住民との合意形成のため、UC-win/Roadを利用。当初の設計内容が途中変更され、住民から反対の声が上がったのに対し、高速道路が住民に及ぼす影響についてさまざまにシミュレーション。住民向け説明や事業広報、関係機関の協議資料などに有効活用されています。

▲デドンJCT ▲LRT計画による変更
▲南海高速道路 ネンジョン-プサン区間
▲トンネル避難連絡坑
▲交通渋滞の緩和 ▲10m以上にも及ぶ遮音壁
▲貨物物流基地と下水処理場を結ぶ河川 ▲住民説明会設計協議等で効果的に使用された
IDEA AWARD  アイデア賞
「鉄道桁架け替え工事シミュレーション」
 株式会社 ノダエンジニアリング
AVI-DivX AVI形式[50,069KB 1:30] YouTube
 鉄道の増強に伴い単線区間を複線化するための、高架橋の架け替え工事の手順を表現。鉄道桁の場合、最終電車と始発電車の間の夜間に工事を終えなくてはならず、下部の道路に対しても工事の影響を最小化すべく配慮が求められる、といったニーズを反映。スピーディかつ経済的となる工法を計画し、その施工シミュレーションを行っています。

▲鉄道桁架け替え工事シミュレーション ▲撤去桁つり上げ旋回
▲仮置きヤードをはじめ周辺環境をモデル化
▲撤去桁横取り ▲最終電車から始発までのスピーディーな施工
ESSENCE AWARD  エッセンス賞
「京都市街地交通シミュレーション」
 京都大学大学院情報学研究科
AVI-DivX AVI形式[85,321KB 1:30] YouTube
 人間の運転行動を再現する計算モデル構築のための運転データ収集を目的に、京都市街地の走行環境をUC-win/Roadドライブ・シミュレータ上に構築。その際、現実的な運転データ獲得のため、京都市街地を走行する感覚を与え得る品質の環境構築を意図。同環境を用いて大量のデータを収集する被験者実験を計画中です。

▲京都市街地交通シミュレーション ▲四条河原町付近の交通状態も再現
▲人間の運転行動モデル構築のためのデータ収集を目標
▲京都駅より京都大学付近までルートと周辺環境をモデリング
▲京都らしい周辺環境もモデリング
OVERSEAS AWARD  海外部門賞
「US 41プロジェクトロータリーデザインにおけるVRデータ」
 Ourston Roundabout Engineering, Inc.(USA)
AVI-DivX AVI形式[87,210KB 1:30] YouTube
 米国ウィスコンシン州運輸局(WisDOT)は、国道41号線の改築・拡張を計画中。そこで、WisDOTが自らラウンドアバウトについて詳しく学ぶとともに、一般の人々が運転方法を正しく理解できるよう支援するドライビングシミュレータ用に作成したものです。

▲US41プロジェクト・ロータリーデザインにおける
VR
▲ロータリーにおける
ドライバー教育シミュレーションを開発
▲3連のロータリーインターチェンジの外観
▲ウイウコンシン州運輸省は41号線に44のロータリーを計画
▲ロータリーは効率的な交通流を生む ▲ロータリーの適切な運転方法を
伝えることが目的
HONORABLE JUDGE'S AWARD  審査員特別賞 地域づくり賞
 NPO地域づくり工房  傘木 宏夫 氏
「水郷の里 日野市の用水路を活かした環境共生型区画整理の提案」
 法政大学
AVI-DivX AVI形式[85,244KB 1:30] YouTube
 東京有数の穀倉地帯だった日野市には多摩川や浅川沿いに用水路網が発達。一方、1960年代から首都圏郊外部の急激な人口増加に対応するため、同市は積極的に区画整理事業を実施。現在では区画整理地域が市域の5割に及ぶ中で、用水路も統合され、支線の多くが廃止されてきました。その結果、1995年には国土庁の「水の郷」の選定も設けたとは言え、田園風景も用水路も減少しているのが実情。そこで、日野市の用水はじめ水辺空間を活かした環境共生型区画整理の在り方を提案しています。

▲水郷の里日野市用水路環境共生方区画整理 ▲用水路を利用した小水路発電
▲集合住宅地区戸建て地区農園地区
▲地産地消型の極小兼業農家
HONORABLE JUDGE'S AWARD  審査員特別賞 デザイン賞
 大成建設株式会社 関 文夫 氏
「北京国棉グループ京棉第二工場VRプロジェクト」
 北京水魔方数字科技 有限公司(中国)
AVI-DivX AVI形式[91,535KB 1:30] YouTube
 北京CBD東側に位置し、正門からCCTV、中国国際貿易センター、華茂など北京の象徴的な建物を一望できる国棉グループ。1950年代に旧ソ連のデザイナーが設計し、建設されたもので、室内装飾などは往時を偲ばせる。作品はUC-win/Roadを利用し、国棉第二工場の旧工場および近年移転して文化創意産業園となる新工場の様子をVRで表現しています。

▲北京国棉グループ京棉第二工場
-事務室と国産扇風機
▲京棉第二工場全景
▲正面と周辺建物-時代の流れから国棉文化創意産業園として生まれ変わる
▲VRを用いて旧工場の資料保存 ▲急速に使われた東屋など
VRで自由に閲覧できる
HONORABLE JUDGE'S AWARD  審査員特別賞 芸術賞
 八千代エンジニヤリング株式会社 喜多河 信介 氏
「"阿蘇の玄関にふさわしい道づくり"を目指して」
 西鉄シー・イー・コンサルタント 株式会社
AVI-DivX AVI形式[65,733KB 1:08] YouTube
 阿蘇くじゅう国立公園を通過する国道(シーニック・バイウェイ)の4車線化に関するVRデータ。同路線は急峻地形であるのに加え、鉄道併走により大型構造物が発生するため、走行シミュレーション(内部環境)のみではなく、外部環境へも配慮する必要があった。そこでVRデータを活用し、景観検討および渋滞緩和の提案を行っています。

▲阿蘇の玄関にふさわしい道づくりを目指して ▲シーニックバイウェイの4車線化モデル
▲渋滞緩和と景観保全を目指す
▲外部景観として阿蘇くじゅう国立公園をモデル化
▲紅葉の季節も表現 ▲阿蘇五岳
NOMINATION AWARD  ノミネート賞
「道路モニタリングシステム」
 Temasek Polytechnic(シンガポール)
AVI-DivX AVI形式[121,632KB 1:30] YouTube
道路モニタリングシステムは、リハビリ中のドライバーと評価を支援するための、バーチャル運転シミュレーターとしての機能を果たすシステムです。したがって、シミュレーターは患者の状態を評価するために、患者の健康状態と問題解決能力をテストすることができます。

▲道路モニタリングシステム ▲脳卒中患者の手足の訓練シミュレータ
▲信号制御や障害物の回避 ▲ドライバーのバランスチェック
▲リハビリのシステムとして提案
NOMINATION AWARD  ノミネート賞
「韓国ジュクジョンサービスエリア乗換VRシミュレーション」
 GTSM Inc.(韓国)
AVI-DivX AVI形式[86,059KB 1:30] YouTube
韓国ソウル地方国土管理局で管理するジュクジョンサービスエリアでの乗換計画をUC- win/Roadを利用して、交通シミュレーションを行った。衛星都市へつながる道路の混雑を解決するため、バス専用道路の生成とロータリー生成などの三つの案をRoadを用いて意思決定の支援ツールとして利用した。

▲韓国ジュクジョンサービスエリア乗換VR ▲交差点橋梁設置案
▲第2案高速バス市内バス分離案 ▲第3案ロータリー設置案
▲VRが事業決定に推進力を与えた結果となった
NOMINATION AWARD  ノミネート賞
「歩道工事における歩行者流動VRシミュレーション」
 上海筑紫建築工程設計諮詢 有限公司(中国)
AVI-DivX AVI形式[89,153KB 1:30] YouTube
イギリスにある繁華街(約150m)で改修施工時における、歩行者の行動、流れをVRで表現している。群衆解析ソフトウエアの結果ファイルをデータ連係し、UC-win/Roadで直感的な表現を可能とした。改修後の再現と更なる安全性確保のため、全体的計画と歩行者流動のシミュレーションに活用されたデータである。

▲歩道工事における歩行者流動VRシミュレーション ▲群集解析結果を
マイクロシミュレーションプレイヤに連携
▲歩道工事規制を実施した結果 ▲店舗内群集流も表現



■ 3DVRコンテスト・ブログ紹介レポート

FORUM8デザインフェスティバル最終日の 11月20日、「3D・VRシミュレーションコンテスト」でUC-win/RoadVer.4について、照明機能とヘッドライト機能、小段のラウンディング、気象表現の改善道路などの新機能をサンプルデータによりご説明しました。

マージ機能による走行道路の接続では、交差点部で90度方向を変えて走行可能な機能を紹介いたしました。

 UC-win/Road Ver.4の新機能紹介に続いて、大阪大学大学院准教授 福田知弘氏にお話をしていただきました。福田氏は、弊社広報誌「Up and Coming」誌上で「都市と建築のブログ」として毎号、有意義な連載記事を執筆されています。今回は連載第1回に取り上げられた水都大阪、第2回の台湾シティについて紹介されました。

 まず、近年の大阪の様子と現在の様子、普段気づかない大阪の魅力が感じられる場所についてスライドを用いて説明。また安藤忠雄氏と巨大な大阪の模型を作成した話や、北浜テラスの川床の話など魅力あふれるものでした。続いて、大阪の水辺をイメージしたVRデータとして、船で航行しながら岸部の桜並木を見る様子や天神祭の打ち上げ花火が紹介されました。

 2つ目の台湾シティは福田先生が最も多く訪れている国であり、数々の歴史的建築物を説明され、続けてNEXT Geneプロジェクトへの取り組みについて述べられました。また台湾についても、台北での各種建築物、公園で太極拳を楽しむ人々の様子をリアルに表現したVRデータが紹介されました。

▲vol.1 水都・大阪と3Dデジタルシティ ▲vol.2 台湾シティと3Dデジタルシティ

 連載では、今後も世界各地の都市を取り上げます。日本の都市についても予定しています。ご期待下さい。今回は、世界有数の美港として知られるオーストラリア・シドニーを紹介しています。興味深い話題をお楽しみいただけると思いますので、ぜひお読み下さい。

 【今後の掲載予定】 インド・ニューデリー、長野県・大町、バーレーン・マナーマ



 Design Festival
FORUM8デザインフェスティバル 2010年 11月 17日(水)〜19日(金)  会場:目黒雅叙園(予定)
 ●第9回 3D・VRコンテスト 2010年 11月 19日 開催予定



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国際カーエレクトロニクス展
(Up&Coming 2010年3月号)
 フォーラムエイトは、2010年1月20日から1月22日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「第2回国際カーエレクトロニクス技術展」に出展いたしました。
国際カーエレクトロニクス技術展は、一昨年より開催され、自動車関連技術について、電子部品・デバイス、組込みシステム技術、テスティング、製造・検査装置/技術のカテゴリーで全240社が出展し、会期中、国内外から16,000人を超える来場者があり、成功裏に開催されました。
 フォーラムエイトブースでは、6軸モーションプラットフォームによるUC-win/Road体験シミュレータの展示、ECOドライブコミュニケーションプラグインを用いたネットワークドライビングシミュレーション体験コーナー、実際にUC-win/Roadによるコース作成、ドライブシミュレーション、走行ログの取得までが会場で10分間で体験できるセミナー形式の体験プレゼントコーナーを実施し、3日間で、のべ400名の方々に足を運んでいただき、ご体 験いただくことができました。
 UC-win/Road体験シミュレータコーナーでは、シナリオオプションによる、走行時のイベント発生や、走行終了時の走行ログを元に瞬時にCO2排出力が計算される、ECOドライブ結果表示機能もご体験いただき、皆様のECOドライブ結果を会場設置のポータブルプリンタでプリントアウトし、お持ち帰りいただきました。また、10分間の体験プレゼントコーナーにおいては、UC-win/Road Ver.4でサポートされたライティングオプションによる照明・ヘッドライト機能も実際に操作・体験いただいており、会場においても、お客様の業務適用へのお問い合わせも多数いただきました。
 今後もドライブシミュレータ関連機能の技術開発により、多様なシミュレータ環境を提供いたします。ご期待ください。

▲UC-win/Road体験体験シミュレーション ▲UC-win/Road Ver.4体験プレゼントコーナー
▲UC-win/Roadネットワークドライビング
シミュレーション体験コーナー
▲フォーラムエイトブースの模様

自動車技術展
人とくるまのテクノロジー展2010

開催日 : 2010年 5月 19日(水)〜21日(金)
開催地 : 神奈川県 パシフィコ横浜
ドライブシミュレータを出展
▲エコドライブ結果画面

国際カーエレクトロニクス技術店に出展した、
「UC-win/Road体験シミュレータ」(SUBARU6軸モーション型)の紹介記事が掲載!
【カーエレ10】 スバルのドライブシミュレータのルーツを発見
http://response.jp/article/2010/01/22/135221.html



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NPO シビルフォーラム
(Up&Coming 2010年3月号)
  2010年1月29日に「第2回シビルフォーラム 市民ニーズを生かしたまちづくり・地域づくり」が土木学会講堂にて開催されました。今回のフォーラムは、公共事業と関わるNPOの今後の方向性を示すべく行われているシビルフォーラムの第2回となります。弊社は、NPO法人ITステーション「市民と建設」の賛助会員となっています。
 第1部として、NPO法人「NPO研修・情報センター」代表理事である世古一穂氏による特別講演が行われ、「参加と協働のまちづくり〜新しい公共をデザインする」と題してNPOと市民、行政との協働に関する講演が行われました。
 第2部として、NPO法人代表者6名による活動事例発表が行われました。「風土工学デザイン研究所」竹林征三氏による「これからの"まちづくり”風土工学」と題した風土工学という考え方の紹介、「社会資本アセットマネジメントコンソーシアム」山本泰彦氏による「埼玉県との協働事業市町村への長寿化修繕計画策定支援」と題したインフラ整備支援活動の紹介、「ユニバーサル社会工学研究会」近藤健雄氏による「UDグッド・プラクティスの普及啓蒙活動」と題した制度や活動におけるユニバーサルデザインの紹介、「横浜にLRTを走らせる会」古川洋氏による「市民による人と環境にやさしい交通をめざす活動」と題したLRT 導入を目指した活動の紹介、「都市住宅とまちづくり研究会」杉山昇氏による「地域社会とコーポラティブハウス」と題した住宅の建て替えによる地域活性化活動の紹介、「道普請人」福林良典氏による「世界の人々からの有難う、草の根シビルエンジニアの活動」と題した発展途上国における道路整備活動の紹介となっています。
 さらに第3部として情報交換会が行われ、フォーラム参加者同士の交流、情報交換が行われました。


▲NPO法人ITステーション
「市民と建設」理事長 花村 義久 氏



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FORUM8認定VRエンジニア試験
(Up&Coming 2010年3月号)
 VRの活用分野が多様化しつつある現在、関連技術の体系的知識と実践的技能を備えた技術者の育成、またVRへの関心と認知度アップを目指し、2008年12月よりFORUM8認定VRエンジニア試験がスタートしました。
 受験については、VRセミナーAdvancedセミナーにおいて毎回実施されています。試験の出題範囲はVR・CG基礎知識、アプリケーション関連知識・実技の3部構成で、原則、セミナーの受講範囲内で回答可能な内容となっています。
これまで、東京・名古屋・大阪・福岡、延べ16回61名の方に受験いただき、42名の方が合格されました。(合格率:69%、100点満点で70点以上合格) やはり、VR経験者が多く受講されるAdvancedセミナーのほうが、正解率が高いようです。
 約1年を経た今、当初の構想に沿いVRエンジニアの次のステップとなるVRマスター試験の実施を計画しています。今後は、VRセミナーでVRエンジニア試験、AdvancedセミナーでVRマスター試験実施となる予定です。

 ここで、もう1つの認定試験をご紹介します。FORUM8も会員となっている日本VR学会では、4月に第1回バーチャルリアリティ技術者認定試験を実施する予定です。学生・研究者向けですが企業の方にもお勧めで、出題は教科書「バーチャルリアリティ学」からとのこと。詳細は日本VR学会のWebサイト(http://www.vrsj.org/)をご覧ください。
▲UC-win/RoadVR技術者キャリアパス

FORUM8認定/VRエンジニア試験概要

3次元VRデータ作成とVRシミュレーションの基礎的技術、アプリケーションの基本操作技能、VRデータ作成に必要な関連専門知識を有する技術者を認定。
当社が定める筆記、実技併用試験に合格したものを認定する。

FORUM8認定/VRマスター試験概要

VRシミュレーションの実務経験と応用技術を有する技術者を認定。VRについて高度な知識・技能を身につけ、VRエンジニアの指導および業務における問題解決や適切な判断ができるレベルを想定する。VRの高度活用、上級プレゼンテーションができるシニアエンジニア水準。当社が定める経験またはVRエンジニア合格者を対象に筆記試験、実技試験を実施し、合格した者を認定する。監修予定、関西大学、情報総合学部田中成典教授。



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建設技術フェア2009 in 中部
(Up&Coming 2010年1月号)
 2009年11月28日・29日に国土交通省中部地方整備局の中部技術事務所内の特設会場で開催された「建設技術フェア2009in中部」に出展いたしました。今回は、「豊かで安全なくらしと環境の調和をめざして」というテーマで開催され、全11分野の146出展者が新技術・新工法の展示・実演を行っております。
当社においては、UC-win/Roadによる最新VRデータを展示し、避難解析や氾濫解析との連携を展示して災害時の避難訓練・ハザードマップへの活用を紹介しました。また、UC-win/Roadコミュニケーションプラグインやエコドライブプラグインについても展示し、100人を超える多くの方々に最新VR技術を体験していただきました。また、Engineer’s Studio、UC-win/FRAME(3D)の構造解析ソフトの展示も行い、3次元非線形解析についても、好評を得ております。


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第28回 日本道路会議
(Up&Coming 2010年1月号)
 2009年10月29日〜30日に都市センターホテルにて開催されました、「第28回日本道路会議」に出展いたしました。本会議は、道路の行政、建設、維持管理、都市計画および道路交通に取り組んでいる全国の関係者等が参画して、道路に関する広範な問題について研究成果を発表し、意見を交換するわが国最大の会議であります。社団法人日本道路協会の主催により、昭和27年以降ほぼ隔年ごとに開催されております。
 弊社ブースではUC-win/Roadネットワークドライビングシミュレーション、エコドライブ・プラグインを中心に展示し、多数の来場者に体験していただきました。当社では、複数のユーザで同じUC-win/Road空間上を運転できるネットワークドライビングシミュレーション、エコドライブプラグインによるエコドライブ診断が利用いただけるUC-win/Roadオプション販売、カスタマイズを行なっており、お客様のニーズに合わせたドライブシミュレータの提案もおこなっております。 今後の開発にどうぞご期待ください。


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いしかわ夢未来博2009
(Up&Coming 2010年1月号)
 フォーラムエイトは、2009年10月30日から11月1日の3日間、石川県産業展示館1号館で開催されました「いしかわ夢未来博2009」に出展いたしました。いしかわ夢未来博は先端技術を分かりやすく紹介しながら、「快適で豊かな未来のライフスタイル」を提案することを目的に毎年開催されています。
 弊社では、UC-win/Road体験シミュレータを展示し、延べ500名を超える来場者の方々にご体験いただくことができました。一般の家族連れの方々が多く来場され、UC-win/Roadの多彩なVR技術を利用したドライブシミュレータ環境でドライブシミュレーションをお楽しみいただき、大変好評でした。
 今後もドライブシミュレータ関連の製品開発をすすめ、最新のシミュレータ環境を提供してまいります。ぜひ、ご期待ください。


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建築都市環境ソフトウェア展2009
(Up&Coming 2010年1月号)
 2009年1月11日〜13日に大東京ビッグサイトで開催された「建築都市環境ソフトウェア展2009」に出展いたしました。
 本展示会は、“低炭素型社会の実現に向けて―住宅からオフィスビル、まちづくりまで―”をテーマに住宅・建築業界に向けて幅広く情報発信するもので、住宅設備やエコロジー環境や災害対策などのゾーンに別れさまざまな展示を行っており、弊社ブースでは、Allplan「3次元土木建築CAD」、DesignBuilder「建物エネルギーシミュレーション」等の建設BIM製品や建設関連製品とUC-win/Roadの提案をさせていただきました。その他、「VR-Studio(R)による大規模3Dデジタルシティの構築」 、「欧州発 BIM建築デザインソフト、Allplan」、「住宅エネルギーシミュレーション、Design Builder」のセミナーも行いました。
 国内でもBIMへの興味が高くなってきており、ドイツのCADメーカーNemetschek社開発のBIM統合ソリューションAllplanが日本国内の展示会初出展ということで大いに反響がありました。また、建物火災解析を可視化してご覧いただけるUC-win/Road for EXODUSは、一般来場者も関心寄せられていました。今後も建設BIM関連のソリューションをすすめてまいりますので、どうぞご期待ください。


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ハイウェイテクノフェア2009
(Up&Coming 2010年1月号)
 2009年11月5日〜6日に東京ビッグサイトにて開催されました、「ハイウェイテクノフェア 2009」に出展いたしました。本展示会は、公益活動の一環として開催しているもので、平成16年度に 高速道路技術センターで開始されて以来、昨年までに5回開催され、今年度は高速道路に関する調査機関である高速道路調査会が主催となり、NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)の3社と共催されております。
 展示は高速道路に関連する多くの企業や大学より高速道路に用いている新技術・新工法、資機材、現場の支援システムの展示が行われておりましたが、展示面積のおよそ半分はNEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本のNEXCO 3社が占め、高速道路の保守・管理に用いられている技術や製品のほか、今後導入を予定している製品の一部展示がされておりました。また主催者である高速道路調査会からは高速道路における危険事象を体験できる「ハイウェイドライビングシミュレータ」の展示が行われ、東北自動車道の浦和料金所〜岩槻IC(インターチェンジ)間のデータを組み込んだETCレーン速度超過(制限速度超過時)による接触体験シミュレータが人気を集めておりました。
 弊社ブースではUC-win/Roadネットワークドライビングシミュレーション、エコドライブ・プラグインを中心に展示し、多数の来場者に体験していただきました。今後は音声やビデオチャット機能の追加、UC-win/Roadデータの同時起動や同時変更・チームエディット機能、ファイルの送受信機能の実装を予定しています。また、ドライビングシミュレーションの機能としては、運転車以外に交通流の同期についてもサポートを検討中です。 今後の開発にどうぞご期待ください。


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建設技術展2009近畿
(Up&Coming 2010年1月号)
 2009年12月2日・3日に大阪市のマイドームおおさかで開催された「建設技術展2009近畿」に出展いたしました。
 「建設技術展2009近畿」は、民間企業が開発した新技術・新工法を展示・紹介し、産・官・学の交流を行うことで、建設技術のより一層の高度化や広範囲な技術開発の促進、新技術の積極的な活用を促すことを目的として開催されております。例年同様、多数の最新技術の出展をはじめ、学生や企業による「橋梁模型製作コンテスト」や各種講演会が開催され、多くの方々が来場されました。
フォーラムエイトブースでは、UC-win/Roadコミュニケーションプラグイン、エコドライブプラグインの体験展示を中心に、Engineer's Studio(R)やUC-win/FRAME(3D)、建設関連ソフト・地盤解析ソフト等を展示紹介させて頂き、期間中200名を超える来場者がお見えになり、ご好評を頂きました。


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第6回 JEAS技術交流会
(Up&Coming 2010年1月号)
 2009年12月3日にルポール麹町にて開催されました、「第6回JEAS技術交流会」に出展いたしました。
 本技術交流会は、会員相互の技術交流及び環境アセスメント関連技術の内外への情報発信を目的とし開催されております。
 口頭発表(8件)、展示(7件)で構成された技術交流会の中でNPO地域づくり工房 傘木氏より「3D-VRシミュレーターのアセスにおける利用の可能性」についてご講演頂きました。弊社展示ブースではUC-win/Road・3D・VRシミュレーションコンテストで受賞された多彩な分野のプレゼンテーション例やアイデアが披露されたVR作品を中心に展示させて頂きました。当社では、環境アセス、お客様のニーズに合わせたドライブシミュレータの提案もおこなっております。
 今後の開発にどうぞご期待ください。


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海外開催レポート

Road Safety Conference
出展概要
●日時 : 2010 年 8月 31日〜9月 3日  ●会場 : オーストラリア・キャンベラ
●URL : http://www.roadsafetyconference2010.com.au
(Up&Coming 2010年11月号)

オーストラリアで年に一度開催される交通安全イベント、「オーストラリアRoad Safety Research、Policing、Educationコンファレンス」。2010年のテーマは「安全システム-その最新情報と実施-」このテーマは今後の国家道路安全戦略を担う安全システムの理解と導入の重要性を示しています。安全システムへのアプローチは交通安全向上への基本指針としてオーストラリア交通審議会(ATC)によって承認されました。この会議は下記を目的とし、オーストラリアから交通安全関係者が集まりました。
  • 道路安全における最新研究と実験の紹介。(特に国家道路安全の優先事項について)
  • 教育、実施、作業、道路環境における道路安全研究と実験の利点について議論する機会の提供。
  • 交通安全政策、計画、研究、実験、および評価に関する革新や進歩および新しい方向性の提示。
 オーストラリアやアジアの大学から約400人の参加者が集まりました。政府(地方、州、国)、警察、教育・訓練部門、技術者、自動車メーカー、および民間企業の関係者が集まりました。
 1人目の基調講演者は、アメリカのジャーナリスト兼ブロガー、トム・ヴァンダービルト氏でした。最近の著書「となりの車線はなぜスイスイ進むのか?交通の科学(原題Traf-c: Why We Drivethe Way We Do(and What It Says About Us))」(http://www.howwedrive.com/) では、コントロールの錯覚などを例に挙げ、ドライバーの錯覚に関する問題に取り組んでいます。同氏は、「鏡に映っているものはみかけより複雑である」と題した講演を行い、ドライバーの社会的な相互作用について論じました。具体的には自動車を運転する人間の偏った認識傾向、環境と行動などについて述べました。2人目の基調講演者、オランダ国土交通省、ネル・オーランド氏は、1970年代は3,000人であった交通事故死亡者数が2009年には720まで減少した背景を説明しました。2020年まで道路通行料金を持続的に改良し続けるために、国の道路安全戦略で実行可能なことは何かといった質問への回答を述べました。
 2日間にわたるプレゼンテーションは、「速度-政策とインテリジェント速度適正」「若年・高齢・アルコール/ドラッグ使用したドライバーの行動」「オートバイドライバー、車両と道路工学と教育プログラム」の3つの分野に分けて行われました。
 フォーラムエイトは数少ない展示会スポンサーの1つで、UCwin/Roadソフトを用いた3画面LCD、ドライブシナリオを搭載した研究用ドライブシミュレータを展示しました。多くの関係者がシミュレータを試乗運転し、自身の研究で活用できる可能性について話し合う機会となりました。
 注目すべきは多くの大学の研究者や教習所関連者が、現在シミュレータを所持していないが今後導入したいと考えているということです。今回のRoad Safety Conferenceのような規模の大きい会議で展示を行った場合、この分野における研究や教育システムの主要サプライヤーとして、フォーラムエイトの存在を強固にする機会につながると実感できました。また、トム・ヴァンダービルト氏がフォーラムエイトブースで、ラウンドアバウトシミュレーターを運転する様子が、地元紙キャンベラタイムズ紙で取り上げられました(開催地であるキャンベラには多くのラウンドアバウトがあります)。
▲フォーラムエイトブース ▲フォーラムエイトのドライブシミュレータを運転する基調講演者
(キャンベラタイムズ紙記事2010年9月3日(金))
▲展示ホール内受付の様子 ▲Road Safety Conference 2010


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第15回全国工程設コンピュータ応用学術会議
出展概要
●日時 : 2010年 9 月 16 日・17 日  ●会場 : 中国ハルピン市ハルピン工業大学
(Up&Coming 2010年11月号)

 この会議は中国土木学会コンピュータ応用分会の主催で、2年に1度中国の各大都市で開催されています。フォーラムエイトは2008年杭州の第14回から積極的に参加しています。今年のテーマは「CAD/BIMの工程設計」と「プロジェクト、企業及び企業情報化」でした。
 フォーラムエイトは「テーマ1:コンピュータ手法とCAD/BIM工程設計分野」で「マルチプレートシミュレーションを用いた壁式RC橋脚の耐震に関する研究」というプレゼンテーションを行い、フォーラムエイトの最新BIM&VRソリューション、中国基準に対応したRC断面製品のリリース情報、UC-win/Road for SaaS、点群プラグインなどについて発表しました。また、「テーマ2:プロジェクト、企業と業界情報化分野」では「クラウド基盤を活用した3次元バーチャルリアリティの適用」と題したプレゼンテーションを行いました。これら2つの論文は論文集に掲載されています。
 今回のコンファレンスは校内の講堂で行われるため、展示スペースは設けられていませんでしたが、主催者側の協力もありフォーラムエイトは唯一の海外スポンサーとして特別にスペースを設け、来
場者からの注目が集まりました。
 開催地ハルピンは中国最北地であり、参加者が例年より少ないことが予想されていましたが、質の高い話をすることもでき、また、フォーラムエイトのクラウド機能を活用したUC-win/Road for SaaSや点群プラグインなど新機能や、VR-Studio(R)を知っていただくよい機会となりました。
 今後も中国でのフォーラムエイトの活動にご期待ください。

▲「クラウド基盤を活用した3次元
バーチャルリアリティの適用」プレゼンの様子
▲フォーラムエイトBIMソリューションについての
発表資料


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2010 Fall Transportation Conference
出展概要
●日時 : 2010年 9月 30日・10月 1日  ●会場 : 米国ラスベガス・ネバダ大学
(Up&Coming 2010年11月号)

 運輸技術学会 (ITE)、土木学会 (ASCE)、米国高度道路交通システム(ITS)、およびラスベガス、ネバダ大学(UNLV)交通研究センター(TRC)によって共催された本イベントにて講演を行いました。ネバダ州の公共と民間双方から多くの交通エンジニアが集まりました。
 新しくフォーラムエイト・プレミア・パートナーとなった、ラスベガスに拠点を置くシグマエンジニアリングソリューション社をはじめ、ネバダ州の交通工学関連トップコンサルタント7社によりコンファレンス実行委員会は構成されています。
 フォーラムエイトは、共同議長9年目のシグマ社、ポール・ヴィラルース氏より、参加者150名に向けたUC-win/Road活用事例のプレゼンテーションの依頼を受け、州外からは唯一のプレゼンターとして参加しました。

▲簡易ドライブシミュレータ
 プレゼンテーションでは、フォーラムエイト北米パートナー、アワーストン・ラウンドアバウト・エンジニアリング社がウィスコンシン州運輸省から委託されたラウンドアバウトプロジェクトを例に挙げ、UC-win/Roadの機能とフォーラムエイトについて紹介しました。
 このプロジェクトは、北米最大のラウンドアバウトプロジェクトで、国道41号線(US41)の2ヵ所、総延長31マイル(約50km)に及ぶ拡張・改良することが目的でした。このプロジェクトには新しいラウンドアバウトがもたらす利点を一般に広めるという目的も含まれていました。
 アワーストン社のエンジニアはAutoCADで3つのラウンドアバウトセクションを構築し、フォーラムエイトのデータ開発チームがウィスコンシン州運輸省の仕様に合わせてプロジェクトを完成することができました。
 さまざまな会議で3Dシステムをデモンストレーションするウィスコンシン州運輸省では3D環境をベースとするUC-win/Roadを使用しています。また、ロジテック社ステアリングラックを使用することにより、発注者本人が安全でリアルな3Dバーチャルリアリティ環境で、ラウンドアバウトを直接運転することも可能になりました。
 また、展示エリアではフォーラムエイトアリゾナのスタッフの協力を得て展示ブースを設置しました。3Dビジュアルインタラクティブシミュレーションを展示しているブースが他になかったこともあり、フォーラムエイトブースは来場者の注目を集めました。
 今後も米国でのフォーラムエイトの活動にご期待ください。

▲UC-win/Roadによるランドアバウトの表現 ▲ウィスコンシン州マップ


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SIAS-Paramics ユーザグループミーティング
出展概要
●日時 : 2010年 9月 28日  ●本会場 : イギリス・バーミンガム
(Up&Coming 2010年11月号)

 S-Paramicsユーザグループミーティングは2010年 9月 28日にイギリス、バーミンガムで開催されました。このグループミーティングは新しくリリースしたUC-win/RoadとS-Paramicsの連携機能を紹介するためにフォーラムエイトによって開催されました。小会議室に展示スペースを設け、午前中のセッションではS-Paramicsプラグイン機能についてプレゼンテーションを行いました。
 S-Paramicsは英国、エジンバラに拠点を置くSIAS社が開発した、高性能交通マイクロシミュレーションプログラムです。イギリスやヨーロッパでは多くのコンサルタント会社や地方自治体が交通モデリング、公共交通計画、交通管理、調査およびコンサルト、駐車場計画、スタジアム計画、イベント運営などにS-Paramicsを使用しています。
 SIAS社ディレクター、ステファン・ドルイット氏によりミーティングが始まり、欧州全土から集まったコンサルタント、学術専門家、地方自治体関係者などのスピーチが続きました。フォーラムエイトのプレゼンテーションは最初のセッションに行われ、UC-win/Roadと3Dビジュアル双方向性シミュレーションテクノロジーは高い関心を集めました。休憩時間や昼食時間中にドライブ教育パッケージVR-DriveとS-Paramicsプラグインを展示したスペースに多くの人が集まりました。この製品はダブリンで10月に開催されるRoad Expo アイルランドで展示される予定です。
 UC-win/RoadとS-Paramicsとの連携について、技術知識が乏しくS-Paramicsのビジュアリゼーションの理解が難しいクライアントに、交通計画を伝える手段として大変役立つとのコメントが多く寄せられました。特に、公共事業や調査などを日常的に行う地方自治体の関係者は、UC-win/RoadとS-Paramics交通マイクロシミュレーションの連携が彼らの作業に多くの利点をもたらすとコメントしました。
 対話型ビジュアル3Dテクノロジーへの傾向が強まる今日、このような推移に最新技術を適用していく必要があります。SIAS社はフォーラムエイトの3Dビジュアル対話型シミュレーション技術を取り入れた、最初の交通マイクロシミュレーションソフトウェア会社となりました。対話型3Dビジュアルシミュレーションの需要の増加に伴い、その他の交通関連ソフトウェア会社と協力する機会が増えることが予測されます。今後の活動にどうぞご期待ください。

▲多くの参加者がVR-Drive、S-Paramicsを体験 ▲小会議室に設けられた展示スペースの様子


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国際VRシンポジウム-World16サマーワークショップ
(Up&Coming 2010年9月号)

 2010年7月22日〜24日の3日間、国際VRシンポジウムを展開するWorld16グループは3回目となる夏期ワークショップを米国で開催しました。第1回は2008年8月12日〜14日アリゾナ州フェニックス、第2回は2009年7月28日〜31日に日本の伊豆箱根で開催され、いずれもその後の研究成果がその年の国際VRシンポジウムで発表されました。今年も11月に開催のFORUM8デザインフェスティバル、第4回国際VRシンポジウムに向けて研究内容の協議や検討が行われています。
 今回は、特別セミナーでの講演内容と、W16グループ研究メンバーの研究予定内容についてレポートします。



▲ワークショップ開催地、米国、カリフォルニア大学サンタバーバラ校
(the University of California, Santa Barbara/UCSB)

●ワークショップの開催地
 今年の夏期ワークショップは、昨年の国際VRシンポジウムでのMarcos Novak教授の提案により、カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB http://www.ucsb.edu/)での開催となりました。カリフォルニア大学(UC)は米国でも最大規模の州立大学群で、本部のバークレー校をはじめ10の大学で構成されています。サンタバーバラ校はカリフォルニア州サンタバーバラ郡内の太平洋岸に位置し、風光明媚な海岸線と年間を通じて穏やかで快適な気候で、日本人にとっては大変うらやましい環境です。
 以下に、UCサンタバーバラ校「メディア芸術工学部」のコンファランスルームとベストウェスタンホテルの会議室を会場として、3日間開催されたワークショップの模様を紹介します。
▲Marcos Novak教授による開会挨拶
 (USCB、Media Arts And Technology)

●ワークショップのスケジュール
 オープニングでは、World16の代表である小林佳弘先生、 フォーラムエイト社長伊藤裕二、 UCSBメディア芸術工学部教授 Marcos Novak先生からそれぞれ挨拶と案内が行われました。国際VRシンポジウムでのVRに関する研究は年々充実したものになってきており、今回のワークショップにおいてもW16の研究メンバーの強い意気込みが感じられ、期待感に満ちた雰囲気の幕開けとなりました。
 国際VRシンポジウムは、VR(UC-win/Road)を活用した研究やプロジェクトを発表し、VRに関わる研究や技術の普及に貢献しようとするものです。これまでの成果を踏まえ、さらに発展・拡張した研究やまったく新たな発想でアプローチしようとする研究など、毎年多彩なテーマが取り上げられ実施・発表されています。 今回のワークショップでは、(1)World16メンバープレゼンテーション、(2)ゲストスピーカー特別講演、(3)FORUM8プレゼンテーション、(4)VRシステム見学、(5)ディスカッション、(6)World16 Groupファイナルプレゼンテーションを主とした6部構成で進められました。Day1では、予定通りW16プレゼンテーションとして13名による発表と、ゲストスピーカー2名による特別講演が行われました。

World16 VR Summer Workshop 2010 スケジュール
Day 1 7月22日(木)9:00−18:00 the University of California, Santa Barbara
 ・Opening(オープニング挨拶)、小林先生、伊藤社長、Novak先生
 (1) World16メンバープレゼンテーション
 (2) ゲストスピーカー特別講演、Google、TRB
Day 2 7月23日(金)9:00−23:30 the University of California, Santa Barbara
                    the Best Western South Coast Inn
 (3) FORUM8プレゼンテーション、デモ、ディスカッション
 (4) AlloSphere VRシステム見学 (13:40−15:40)
 ・Santa Barbara 散策&夕食
 (5) NightWorkshop /ディスカッション 
Day 3 7月24日(土)9:00−12:30 the Best Western South Coast Inn 
 (6) W16 Group ファイナルプレゼンテーション
 ・見学ツアー (カリフォルニア・ワイナリー)


●オープニングセッション
 国際VRシンポジウムの提唱者でありWorld16代表であるNovak氏は、今年で4回目を迎える同シンポジウムの当初構想からそのミッションを確認し、これまでの活動を振り返りました。第2回(2008年)におけるW16メンバー発表プロジェクトのスクリーンショットや今回のワークショップ開催の経緯などが紹介され、スケジュールを確認してワークショップがスタートしました。


●World16メンバーによるプレゼン内容と研究予定
 ここでは、1日目のW16プレゼンテーションから、ディスカッションを経たファイナルプレゼンテーションまでの発表内容に加えて、各メンバーの最終的な研究予定を紹介します。

 小林 佳宏 氏  プリズムラボ/アリゾナ州立大学
アリゾナ州立大学でのデジタルフェニックス計画で制作されたVRモデルに触れ、自身の研究に関連して、City  GenerationとProcedual Modelingについて解説されました。
今後の関心としては、BIM+VR、BIMの3DデータのVR化としてAllplan、UC-1、DesignBuilder、UC-win/Roadの連携による建築設計・都市設計ツールの開発に加え、都市デザインツールとしてMAXScriptによる3D都市生成機能と、さまざまなAPIとの連携によって広がる可能性について言及しました。
ファイナルプレゼンテーションでは、これまでのMAXScriptを超えたデザインツールの開発が研究テーマとして挙げられました。

■ 「スクリプト不要の都市デザイン生成」
コンピュータによる自動的な都市デザイン生成を行うツールの開発を目指すもので、前回2009年のVRシンポジウムでデモを行ったツールの発展版となります。
現行ツールでは、建物のファサードを新しく生成する際にMAXScriptのコード修正を行う必要があり、プログラミング知識の少ない人には難易度の高い作業でした。新バージョンでは、イメージファイルのセットを使ってスクリプトを書かずに建物ファサードの生成出力が可能になります。11月のシンポジウムでは、完成したツールで生成した10都市を紹介する予定です。

 Ronald Hawker 氏 ザイード大学/UAE
Google  Earthの活用とUC-win/Roadの連携、UAEでの歴史的町並み再現などをテーマとして挙げ、これらの中でもUC-win/RoadでのGIS的な機能、とりわけURLへのリンクを要望されました。現在も、UC-win/Roadの新機能としてモデルのクリックアクションでリンクを実現する仕様を考案しています。
■ 「ドバイ歴史地区の再構築」
このプロジェクトの目的は、近代ドバイ設立の功労者であるSheikh  Saeed  Al Maktoum統治下時代の、ドバイの都市構造をシミュレーションするものです。ドバイの2地区に焦点をあて、地域独特のスタイルをもった歴史的建造物をビジュアル化すると同時に、建物周辺の沿岸部・内陸部の地形環境を表現し、動的モデルを統合します。

 Nik Luka 氏  マギル大学、 カナダ
まず、マギル大学が過去2年に取り組んだ「路面電車の可視化プロジェクト」、「高速道路インターの再構築プロジェクト」を振り返りました。とりわけ昨年のプロジェクトでは、アカデミー奨励賞を受賞するなど高度なVR活用が行われています。今後の展開としては、建築・都市計画統合流通フォーラムでの市民参加の促進を挙げ、そのためにはインタラクティブなウェブサイトの利用が欠かせないことが示されました。フォーラムエイトでは、UC-win/Road Ver.5のクラウドへの対応を実現させていることについても言及しています。
■ 「大規模都市プロジェクトにおける市民参画」
UC-win/Roadを、大規模な公共デザイン研究である「建築・都市デザインの統合的普及フォーラム」において活用するものです。一般の方々を対象としてモントリオール南西地区で行われる「自分のシナリオを選ぼう」計画への参加を促します。UC-win/Roadに、学生が作ったコンテンツをインポートして研究対象のモデル作成、都市開発プロジェクトとそれがもたらす影響の可視化のために使います。これらは、ユーザがインタラクティブで使いやすいウェブサイト上で触れることのできるビジュアライゼーションやシナリオとして用いられます。

 Wael Abdelhameed 氏 バーレーン大学/バーレーン
マイクロシミュレーションプレーヤーを利用したスケジュール・進捗管理および、GISとの連携によりモデル属性をUC-win/Roadで確認し、属性を編集してDBに反映させることを検討しており、特に4D建設システムで活用可能な機能として考えられています。UC-win/RoadでもGIS機能の拡張を予定しており、汎用的な機能が提供できれば本研究プロジェクトにも役立つと考えています。
■ 「プロジェクト管理でのVR:スケジューリングとレポーティング」
マイクロシミュレーションプレーヤーまたはシナリオ編集・コンテクスト機能を利用した、ビル建設プロセスにおけるプロジェクト管理のモニタリングがテーマとなります。スケジュールの変更・修正による可視化プロセスの変更を考えています。次のステップとしては、建築データとVRの連携で、柱の鋼材密度、形状、体積などのデータを、GISからインポートされるようにします。

 福田 知弘 氏 大阪大学/日本
昨年、アカデミー奨励賞を受賞した福田氏からは、大阪、神戸のVR活用プロジェクトなど6つの事例が紹介されました。シンポジウムに向けていくつかのテーマ候補が挙げられましたが、最終的にはUC-win/Road Ver.5でサポートされる点群モデリングに関わるプロジェクトが発表されました。
■ 「都市デザイン研究における3DレーザスキャナデータからVRデータへの最適化システム」
物理モデル・空間を容易にデジタルモデルへ変換するため、3D・CADモデラーではなく3Dレーザスキャナを使用。スキャナ付属ソフトウェアで3D点群データから生成できるポリゴンの多くはUC-Win/Roadのようなリアルタイムのレンダリングには適していないため、立方体や三角錐などの基本形状を最適化する幾何学ソフトウェアの開発に着手しています。これは、多くの基本形状が都市模型(SCMOD)中に含まれていることに基づいています。幾何形状ベースに最適化された部分の開発に続き、UC-Win/Roadにインポートする ために必要なファイル出力部分(「.fbx」、「.wrl」など)の開発を行います。

 Claudio Labarca 氏、Rodrigo Culagovski氏 カトリック大学/チリ
今回初めての参加となるロドリゴ・クラゴブスキー氏はさまざまなビジュアル化のプロジェクトを紹介しました。一方、クラウディオ・ラブロカ氏はSkypeを通じて参加し、これからの研究テーマについて解説しました。
■ 「ダウンタウン サンティアゴ: 1810 - 1910 - 2010」
サンティアゴの市街中心区画における歴史的・形態的変化のビジュアル化を提案します。研究者や計画担当者から一般市民までが、街の変化の過程を静的なものではなくダイナミックなものとして捉え直し、現在の構造や形態が過去の痕跡をどのように残しているかについて、理解を新たにすることができます。  シミュレーションにより、リアルタイムで建物、車両、道路、歩行者の変化を経験し、時間経過の感覚をより強烈に得ることができます。データに対する個人的・実験的なアプローチを可能にするため、従来のようなアニメーションやレンダリングよりもさらに深い理解が可能になります。

 Ruth Ron 氏 フロリダ大学/アメリカ
高速道路のプロジェクトをさらに発展させ、騒音解析をVRでシミュレーション表現することに挑戦される予定です。フォーラムエイトでは騒音解析プラグインを開発中で、プロトタイプ版のデモを行いましたが、解析結果ではやはり「等音線」を表示した方がよいとの意見をいただいています。また、交通シミュレーションで1台1台の自動車騒音を解析することができれば理想的であるとの意見もありました。

■ 「建築形態生成のためのUC-win/Road による音響シミュレーション」
UC-win/Roadの交通シミュレーション結果を用いて音響シミュレーションを作成し、モデル周辺の騒音レベルを予測。将来の音響サンプルを生成して音を再度UC-win/Roadに戻して使用します。


 Matthew Swarts 氏 ジョージア工科大学/アメリカ
今回の研究テーマとして、Isovists(空間スペース量)の建築や店舗設計での活用や、GISでのViewshed(可視環境要素)を挙げられました。さらに、これらの空間解析機能のUC-win/Roadにおける実現を提案されました。

■ 「ビジュアル空間解析」
このプロジェクトの目的は、フォーラムエイトに空間解析をもたらすことです。プラグインを通じてUC-win/Roadの空間解析機能を高め、UC-win/Road内で解析結果をビジュアル化することが目標です。プラグインはUC-win/RoadSDKを使ってDelphi2007で開発します。基本的な2D解析方法は、Isovist法、部分的Isovist法および、複数色の線を描く命令と数値による形状評価をテキストによってリスト化したものを利用したe-partitionとなります。UC-win/Roadの都市モデルは、特定の位相と幾何学的形状のプロパティを生み出す都市建設アルゴリズムによって生成されます。異なる規模での複数の街路配置を比較します。


 Paolo Fiamma 氏 ピサ大学/イタリア
昨年のシンポジウムでは、イタリア・ピサの斜塔近郊のモデリングとその歴史的な街並みの再構築計画をプロジェクトとして選定されました。これをさらに具体化し、公共地下駐車場における交通検討を行います。これは、UC-win/Roadの交通流と統合された歩行者の交通流シミュレーションがサポートされることで容易に実現でるもので、現在UC-win/Road Ver.6での対応を検討しています。楢原先生に協力を依頼し、開発を進めることを考えています。
■ 「歩行者と交通流の相互作用」
本研究は、ピサ市が歴史地区の南側に建設した公共駐車場に関するものです。鉄道の駅と駐車場を結ぶ歩行者の移動に関して、2通りの異なる解決方法により、交通の流れにどのような影響があるかをシミュレートしたいと考えています。1つ目は地下道によるもので、2つ目は街路の横断歩道によるものです。重要なポイントとして、現況がもたらしている影響と、歩行者と自動車の無秩序な動きを整理し、当地区がより適切に利用されるように再編することです。ソフトウェアの現機能をもって、交通の流れと歩行者の流れの相互作用が得られるようにテストします。

10  Marcos Novak 氏 カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校/アメリカ
Novak教授の寄稿した書籍「Manifestos of urban future」(下:表紙写真)で取り上げた神道、ブッダなどのさまざまなコンセプトの活用や、Newsweek誌での「将来の都市」という特集(※)が紹介されました。UC-win/RoadのSDKの関数を分かりやすくUDP/TCP上で公開し、DelphiまたはUC-win/Roadの構造に深い理解がなくても外部アプリケーションと連携可能にすることが提案されました。これにより、外部マシンや異なるOS、異なる開発言語との連携が可能になります。実現可能な部分が限られている面もありますが、現在のSDKを用いてUDP/TCPの連携プラグインを開発し、提供する予定です。

※Novak教授寄稿書籍 Newsweek掲載記事  「the future of work LA」
 http://www.newsweek.com/feature/2010/future-of-work.html

■ 「情報分野ナビゲーション」
現代の都市環境ナビゲートすることは、外部と内装、インテリア、自然と人工、直接的なものと間接的なものなど、あらゆる分野を横断してナビゲートすることでもあります。インテリアによる心理・生理的反応、他人との会話、情報、ラジオ、その他のメディア、乗り物、歩行者、街路の広告、動く広告、アクティブなディスプレイとしてのビル。こういったものはすべて、人々の限られた知覚から注意を引こうと競っています。従来のような、建物と広告、手段、娯楽メディアなどの境界は重なり合い、情報過多になりつつあります。このプロジェクトは、これらの密度の濃い情報分野が調和し、効果的な知覚を妨げないような形を模索します。


11  楢原 太郎 氏 ニュージャージー工科大学/アメリカ
一昨年のシンポジウムでのモーションキャプチャを利用した歩行者などの、リアルな人間モデルの開発や、昨年発表のインタラクティブデバイスとの連携などの紹介が行われました。今年は、さらに昨年の研究を進めるということで、来年のサマーワークショップまでの長期プロジェクトとして下記の開発を挙げられました。
■ 「インタラクティブ・デバイス開発」
1)昨年からのUC-win/Roadと物理環境とのインタフェースの改良
2)リアルタイムで複数ユーザが相互に作業を進められる物理インタフェースの作成
3)複数デザイナーによる共同製作を促進できるプラットフォームの準備

12  Amar Bennadji 氏 ロバートゴードン大学/英国
今回が初めての参加となり、英国スコットランド・アバーディーン市のロバートゴードン大学(RGU)のキャンパス移設に伴う問題について、プロジェクトを適用しようと考えられています。交通や汚染問題、バイパス検討などが予定されています。
■ 「ロバートゴードン大学の新駐車場とDee橋混雑緩和」
同大学は、市街中心部のキャンパスからGarthdeeキャンパスへの移転にあたって多くの労力を費やしています。職員や学生の移動による交通利用人口は増加し、南部からのRGU  Garthdeeキャンパスへの唯一のアクセスであるDee橋付近の以前からの混雑に拍車をかけています。Dee橋の混雑とA90線を通行してAberdeen南部から来るRGU関係者の移動時間削減のため、Dee橋手前の新しい駐車場の建設と、大学の建物につながる新たな歩行者専用橋の建設を提唱しています。このモデルによって、Dee橋での円滑な流れと、川の反対側にある現行Aberdeen Garthdee キャンパスに向かう機械的な流れからの派生を表現します。

13  Kostas Terzidis 氏 ハーバード大学/アメリカ
人間の記憶や思い出をVRで再現することについての提案が解説され、位置情報を基盤としたSNS(Location based SNS)を研究テーマとして挙げています。
■ 「パーソナル・インフォマティックス:人生の道すじ」
記憶は、アイデンティティ認識の重要な要素です。小説、映画、歌、ポスターなどは、その人自身が直接創造したり、経験したりしたものではないにせよ、人の記憶の一部です。パーソナル・インフォマティックスは、人が自己内省や自己洞察を行うために、その人と関連した個人的な情報を集める助けとなる研究分野です。
このプロジェクトでは、一般的なメディアから取ったシナリオを個人の記憶に変換するためにパーソナル・インフォマティックスを使用します。例えば、英語「モーターサイクルダイアリー」のようなロードムービーを、その人が主役となり、その人が知っている人や道が登場するものに作り変えるといったことを行います。

●ゲストスピーカー講演

 Aidan Chopra 氏  エバンゲリスト/Google Inc.
Googleが開発・提供している3次元モデリングソフトのSketchUpとBuilding Makerに関する講演が行われました。SketchUpが貢献できることについて、歴史的な背景も含めながら説明されました。BuildingMakerは2009年10月リリースされた3D建物モデリングツールで、具体的なデモを豊富に交えながら解説されました。参加者の多くがユーザであることもあって、数多くの質問が挙げられました。FORUM8デザインフェスイティバル(参照:P.53)でも同氏の特別講演が予定されています。

 Michael Manore 氏  米国交通運輸研究会議 交通ビジュアリゼーション委員長
 フォーラムエイトとコンサルタント契約を結んでいる同氏の講演では、交通の可視化についてのトレンドや研究、可能性について講演いただきました。同氏の豊富な経験をもとに、連邦道路局などの数多くのプロジェクトが紹介されました。W16メンバーからも質問が数多く挙げられました。


●フォーラムエイト・プレゼンテーション
フォーラムエイトのセッションでは、UC-win/Road Ver.5の最新機能、最近のシステム開発事例、SDKの使い方に関するデモ解説が行われました。とりわけ、研究テーマとして高い関心を集めた新機能「UC-win/Road for SaaSによるWeb公開」、「3Dレーザースキャンと点群モデリング機能」、「UC-win/Road  for  RoboCar(R)」についても説明いたしました。SDKの使用方法解説では、今回開発を予定している複数の研究者から数多くの質問が挙げられました。
FORUM8 AZのマイク、リード、クリスからは、それぞれVRモデリングに関するチュートリアルや高度な使用方法に関して説明がありました。シンポジウムに向けて、W16メンバーのサポートを行うことになっています。
▲ナイトワークショップの模様


●AlloSphere 3DステレオVRシステム見学 (www.allosphere.uscb.edu)
UCSBのメディア・アート技術研究大学院の研究施設として、AlloSphereと言われる2つの3Dステレオドームを見学しました。Novak教授からは、UC-win/Roadが3画面にとどまらず制限のない多重表示をサポートすれば利用可能となるとの要望があり、開発検討を行なうこととしました。また、TransLABツアー、音と映像の体験(右下写真)などの施設見学も実施され、参加者はインタラクティブな音と映像の表現を体験しました。
最終日である土曜日には、懇親を兼ねた観光ツアーとして、有名なカリフォルニアワインのワイナリー見学も行われました。
第4回国際VRシンポジウムは、11月18に開催されます。素晴らしい研究プロジェクトが発表されるのは間違いないと期待できるワークショップとなりました。



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韓国 「交通工学分野におけるVR技術活用セミナー」を共催
(Up&Coming 2010年9月号)
フォーラムエイトは2010年7月12日、韓国の主要交通道路研究機関であるKOTI(韓国交通研究院)、KICT(韓国建設技術研究院)、韓国道路学会およびソウル大学との共催で、「交通工学分野におけるVR技術活用セミナー」を開催しました。韓国KICT(建設技術研究院)の会議室において、交通工学、道路設計、歩行環境、交通管理、運転者形態などの各専門分野の研究者から発表と提案が行われ、フォーラムエイトもVR技術の最新情報とUC-win/Roadについての講演を行いました。セミナーはKICTのノ・グァンソプ研究委員を座長として進められ、道路に関するさまざまな分野から集まった研究者から、以下のような発表が行われました。
 (1) 「交通工学分野においてのVR技術の活用法案」  韓国交通研究院(KOTI) リ・ドンミン副研究委員
 (2) 「道路設計分野においてのVR技術の活用法案」  ダサンコンサスタント ソ・グムヨル専務
 (3) 「歩行環境分野においてのVR技術の活用法案」 ソウル大学
 (4) 「交通運営でのVR技術の活用法案」  韓国道路公社 リ・スンジュン責任研究員
 (5) 「運転者形態研究についてのVR技術の活用法案」  KICT キム・ジョンミン主席研究員

 (1)の交通工学分野では、全般的なVR技術の紹介とその必要性についての発表が行われ、新たな道路規格を定めるプロジェクトとして「2+1車路道路」が事例として紹介されました。UC-win/Roadで作成されたVRデータで、新しい規格の道路を制作しプレゼンテーションを行うことで、専門家以外の市民や住民との合意形成がスムーズに行われたとの説明がありました。
 (2)では、道路設計分野に関連して、設計コンサルタントのソ・グムヨル氏が自社で設計を行ったプサン市の道路の路線検討について発表しました。UC-win/Roadで制作したVRデータを用いて行うことで、比較案を十分に理解して意思決定が行えたということです。
 (3)の歩行環境分野に関連する発表は、ソウル大学環境大学院のハン・ミョンジュ研究員より、駅の中の歩行者流の VR化をテーマとして行われました。
 (4)では、交通運営側面でのVR技術活用について、発注者の側である韓国道路公社の方から発表がありました。VR技術を用いて、運転する人の希望速度と設計者の意図する設計速度の差をできるだけ小さくし、設計の一貫性を保つための検討をしていきたいということでした。
 (5)の運転者形態研究の分野では、韓国技術研究院(KICT)の方からVR活用事例が発表されました。主にドライブシミュレータを用いた運転者の運転形態の研究を進めており、運転者の視覚や認知の特性を分析してその結果を道路設計に反映させ、より安全な道路を作ることをテーマとしており、ドライブシミュレータに必要なVR技術を、より現実に近いものにするための工夫が必要であると説明がありました。
 また、発表後に行われたパネルディスカッションでは、道路設計の発注者や設計を実施するコンサルタント会社、道路分野の研究者など、あらゆる分野の専門家を交えた質の高い熱心な討論が行われ、韓国におけるVR活用拡大の期待が感じられるセミナーとなりました。



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EV KOREA 2010
(Up&Coming 2010年9月号)
 フォーラムエイトは、2010年7月14日から3日間、韓国ソウル市のCOEXで開催されたEV Korea2010に参加しました。韓国で初めて行われた電気自動車の展示会であり、参加企業の熱意が感じられました。展示会は、電気自動車とその部品の大きく2つに分けられ、部品では特に電池に関する展示ブースが多く、電池の利用形態についても多様な展示がされていました。
 フォーラムエイトでは、VRソリューションであるUC-win/Roadを用いたドライブシミュレータを展示し、電気自動車そのもののシミュレーションおよび、部品開発段階でのシミュレーション利用を中心とした展示を行いました。多くの方々にドライブシミュレータを体験していただき、VR空間でのシミュレーションの有効性とUC-win/Roadについて関心をいただきました。近年増えていくドライブシミュレータを用いた研究や広報用としての利用など韓国での可能性を感じました。これからの韓国での活躍もご期待ください。

▲フォーラムエイトのドライブシミュレータ展示の様子


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Vehicle Dynamics 2010
(Up&Coming 2010年9月号)
 Vehicle Dynamics 2010は6月21日から24日にかけて、ドイツ・シュツットガルトで開催されました。業界の最新テクノロジーを求めて、トップレベルの自動車エンジニアとメーカーの担当者が世界中から集まりました。
 フォーラムエイトは、今回開発したプラグインを用いてUC-win/Roadと連携した米国の車両ダイナミックスソフトウェアCarSimや、ドイツSensoDriveのステアリングラックなどを搭載した最新のドライブシミュレーションの展示を行い、多くの来場者の方々に関心を持っていただくことができました。このシステムによって、自動車専門家が研究や開発プロジェクトで使用できる、リアルな3Dビジュアルインタラクティブシミュレーションによるソリューションが提供されます。
 あらゆる車両の運転シミュレーションを正確に行うことが可能であり、車両を製作する前に仮想環境で車両を体験することができるため、自動車工学に関わるすべての人にとって効率性の向上に役立つことになります。


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モデリングワールド2010
(Up&Coming 2010年9月号)
 Modelling World 2010は6月17日にイギリス、ロンドンのチェルシーF.C.スタジアムで開催されました。 このイベントにはイギリス全土から交通分野の専門家が参加されました。フォーラムエイトは最新の3Dビジュアル・インタラクティブシミュレーション(3D VIS)テクノロジーを展示し、SIAS社ピーター・スカイ氏と弊社ジェネラルマネージャー、ブレンダン・ハファーティが共同で「マイクロシミュレーションモデルにおける高品質ビジュアリゼーションの役割」というタイトルのプレゼンテーションを行いました。来場した多くの交通分野の担当者は展示・プレゼンテーション両方に興味を示され、交通プロジェクトにおけるビジュアリゼーションの重要性をアピールできました。

▲Chelsea F.C. スタジアム ▲Modelling World 2010 Exhibitionの様子


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Car Testing China 2010
(Up&Coming 2010年9月号)
 自動車試験、計測、制御シミュレーションに特化したCar Testing China2010が、2010年7月21日・22日に北京国際会議センターで開催されました。CarTesting Japanの姉妹イベントとして今年度初めて中国で開催されたもので、日本の自動車部品メーカーも出展者として参加しています。
 フォーラムエイトは今回、UC-win/Road Ver.5UC-win/Road for RoboCar(R)、高速道路シミュレータ、体験ドライブシミュレータ、 3D・VRソリューションデータ、さらに毎年行っている3D・VRコンテスト作品などを紹介し、デモを行いました。来場者は、自動車部品メーカー、特に電池やモーターなど部品テスト用設備の生産メーカー関係者が中心で、弊社ブースには多い日で約70名の方にご来場いただきました。特に中国交通部、日本のトヨタ社など、ドライブシミュレータ関連の実績に関心を示していただきました。
 自動車メーカから提供の制御ユニット向けに性能テスト、評価対策などのトータルソリューションを提供する企業は、UC-win/Roadによるビジュアリゼーションに関心を示され、次回の業務にUC-win/Roadを使えるか検討したいとのお話がありました。このようなカスタマイズが必要な案件も含めて、今後数社に引き続きご検討いただくことになっています。
 その他、北京周辺のユーザやシミュレータをご検討いただいている企業などを訪問することもできました。北京地区でも弊社代理店とも協力してさらなる展開を図っていきたいと考えています。



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西部運輸技術学会(ITE)
(Up&Coming 2010年9月号)
 ITE Western District Annual Meetingは2010年6月27日から30日にかけて米国カリフォルニア州・サンフランシスコで開催されました。展示スペースには交通関連の専門家やITE西部(Institute of Transportation Engineers : 運輸技術学会、モンタナ州、ワイオミング州、コロラド州、ニューメキシコ州、アラスカ州、ハワイ州)の企業、公共部門の関係者が集まりました。来場者は会議で学術的な議論を交わし、休憩時間に展示ブースを訪れました。フォーラムエイトは最も革新的で独創的なブースの出展者に贈られる「最優秀ブース賞」を授与されました。

▲サンフランシスコのケーブルカー ▲ITE Western District展示ホール


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第9回 米国/第10回 カナダ地震工学会議
(Up&Coming 2010年9月号)
 第9回米国・第10回カナダ地震工学会議は2010年7月25日から29日までトロントで開催されました。世界中から地震分野の専門家が集まり、地震エンジニアリングについての最新情報を交換しました。フォーラムエイトはポスターセッションでE-ディフェンス(実物大3次元振動破壊実験施設)によるブラインド解析コンテストで発表した解析事例を紹介しました。また、UC-win/FRAME(3D)UC-win/RoadEngineer's Studio(R)を展示し、多くの来場者に興味を持っていただけました。
 情報テクノロジーやCGテクノロジーの進歩により、高品質のビジュアライゼーションが求められるようになってきています。フォーラムエイトはそういった需要に応じて時代の最先端のテクノロジーを提供いたします。これらの展示会では多くの専門家に交通工学、自動車工学、地震工学と3つの分野で3Dテクノロジーの優れた機能を体験していただけました。フォーラムエイトは、今後も国際企業として世界中のお客様に高品質な製品とサービスを広めてまいります。
 欧州オフィスは今冬さらにイベントに参加予定ですので、イベント出展情報にて詳細をご参照下さい。

▲トロント(カナダ)


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ITS American Annual Meeting and Exposition
(Up&Coming 2010年7月号)
 フォーラムエイトは、2010年5月3日~5日、テキサス州ヒューストンで行われたITS America Annual Meeting and Exposition (ITSアメリカ 年次大会・展示会)で最新の3Dによるヴィジュアルでインタラクティブ(双方向)なシミュレーション技術を紹介いたしました。フォーラムエイトアリゾナの協力を得て、USB接続のハンドルを接続したコンパクトなドライブシミュレータを展示し、デモも行いました。

 フォーラムエイトアリゾナはITSアメリカの名誉会員で、フォーラムエイトがITSアメリカに参加するのは2回目となります。他のITSアメリカのメンバーは、公共(市町村、州、国)、コンサルタント会社、諸団体、各々の運輸部門のスペシャリストの方々です。
 他の欧米各国と同様、アメリカでもビジュアリゼーション、特にインタラクティブなビジュアリゼーションの重要性への理解はまだ始まったばかりです。ブース来場者の方々には、UC-win/Road が提供するビジュアリゼーションと双方向性のクオリティを強く印象付けることが出来ました。ある来場者には、「UC-win/Roadのようなシステムは他に見当たりません。CADやマイクロシミュレーションのような様々なデータをインポートできることで、ITS分野の担当者は大いに助かります。」とコメントをいただきました。
 UC-win/Roadは、運輸部門の担当者の方々には、公共分野のコンサルティングに当たって非常に便利だ、交通担当の技術者の方には、マイクロシミュレーションやCADデータと双方向で活用できる点が素晴らしい、学界の方々にはUC-win/Roadでデータを収集できる点に興味がある、と好評でした。
 フォーラムエイトでは、ビジュアルでインタラクティブなシミュレーションが、アメリカでさらに一般的になり、アメリカに広がるパートナーの力を借りてUC-win/Roadへのニーズが高まることを期待しています。



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Asia Urban Transport Summit 2010
(Up&Coming 2010年7月号)
 4月28日から4月29日にかけて上海錦江湯臣洲際大酒店(インターコンチネンタルホテル)にてAsia Urban Transport Summit 2010が開催され、フォーラムエイト中国現地法人である富朗巴軟件開発(上海)有限公司も参加いたしました。上海万博開催直前ということもあり、特に交通関連の研究に注目が集まる中、アジア各地から政府交通部門関係者、企業家、専門家が参加していました。
 都市交通システム、公共交通管理システム、ITS、エコ交通の各分野で、研究成果や取り組みが発表され、各国の交通事情や今後の発展性、GPS、ETCの活用状況の違い、設計、導入後に発生した課題など、参加者とのディスカッションを交えながら進められました。
 フォーラムエイトではUC-win/Roadドライブシミュレータ、エコドライブを展示しました。
 中国でも車輌システム開発やITS交通システム研究、ドライバ、車、道路、交通との相互作用研究などに数多く適用されているので、体験していただいた方々に好評をいただきました。
Asia Urban Transport Summit 2010公式サイト:http://www.globaleaders.com/china/2010/auts/



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Design Analysis Protective Structures 2010
(Up&Coming 2010年7月号)
 第3回Design & Analysis of Protective Structures (DAPS)は、2010年5月10日から12日まで、Novotel Hotel (シンガポール)で開催されました。
 衝撃、衝突、爆発などの負荷に対する構造物の予防、対策を考えた設計や解析についての国際カンファレンスを開くという考えは、カンファレンスの創設者3者によって2003年に生み出されたものです。その3者とは、防衛大学校(日本)、Pennsylvania State University(USA)、Nanyang Technological University(シンガポール)です。
 第1回DAPS(2003年)は東京で行われています。
今年のカンファレンスは、防衛・科学技術局(Defence_Science_& Technology_Agency,_Singapore)、環境エンジニアリング大学校
(School of Civil & Environmental Engineering)、 Nanyang Technological、Singaporeの共催でした。20ヶ国以上から300名以上の出席者がホテルに集まり、2日間にわたり熱のこもった情報交換と議論を行いました。
 フォーラムエイトは、このイベントのスポンサーの1社として招待を受け、カンファレンス特別出展社6社のうちの1社となりました。弊社はUC-win シリーズ、UC-1シリーズの地盤解析、構造解析ソリューションを出展し、これらの製品による有効性実験は注目を集めました。参加された方々には、フォーラムエイト製品で算出されるシミュレーションの正確さに大いに関心を持っていただくことができ、参加された方々はこれらのソフトウェアについてさらに情報を得ようと熱心でした。我々は、新しく開発される製品を持って次回のカンファレンスに参加したいと考えています。



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SimTecT 2010
(Up&Coming 2010年7月号)
 SimTecT 2010は、2010年5月31日から6月3日にかけて、Brisbane Convention Centre(ブリスベン、オーストラリア)で開催されました。SimTecTの名の通り、シミュレーション技術を中心にした、毎年オーストラリアで開催されているコンファレンスです。今回は「Improving Capability and Reducing the Cost of Ownership(シミュレーションの可能性を高め、トータルの所有コストを削減する)」がテーマとなっていました。
 フォーラムエイトは3chモニター表示のドライブシミュレータを展示したほか、3日目には「Driving Simulation To Assist Safer Road Design(より安全な道路設計をアシストするドライブシミュレーション)」というタイトルで論文発表も行いました。
 もともと防衛産業の来場者が多いこの展示会で、他ブースには戦闘、採掘などのシミュレータも見られました。フォーラムエイトブースには、多い日には40名以上、少ない日でも30名以上の方が来場されました。国際展開している大手コンサルタント企業など、コンサルタント・技術系の参加者に交じって公共関係の来場者も見られました。
 論文発表では、UC-win/Roadの優位性としてドライブシミュレータ、その他のハードウェアとの連携、導入とデータ作成、SDKによるカスタマイズ、道路・交通に関する正確性、Exodusの解析結果をインポートするプラグインによる避難シミュレーションなどについて発表しました。
 ブースの来場者にはドライブシミュレータを体験していただきました。フライトシミュレータは経験していてもドライブシミュレータは初めて、という方もいらっしゃいました。救急車、消防車などのシミュレーションに関する質問もありました。もちろん通常の土木関係のインフラを担当する方々にも関心を寄せていただきました。シミュレーション技術の発展もあり、前年度に比べるとより出展、来場者の範囲は広がっていたようでした。これを機にオーストラリアの公共をはじめとする市場にさらに展開していきたいと考えています。



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韓国スマートソフトウェア会議
(Up&Coming 2010年7月号)
 2010年5月19日、韓国大邱市にて、IT分野と他分野との融複合に対するスマート・コンバージェンスを主題とした2010年「スマートソフトウェア会議(SSC)」が開催され、情報通信関係各社がひしめく中、フォーラムエイトは、光栄にも主催者の依頼を受け、SSCの国際防災セッションに参加することができました。
 本年からはSSCですが、大邱市では、2003年〜2009年の間、組込みシステムを主題とした「大邱国際組込みシステム会議(DEC)」が開催されており、DEC・SSCが、産業振興・雇用促進・技術革新等を目的に、韓国知識経済部(MKE)と大邱市が共同主催する国家的行事であることから、韓国でも情報通信技術分野が今後有望であることがうかがえます。発表の合間には、大邱市における複数の関連ベンチャー企業をご案内いただくことができ、SSC成功にかける主催者側の意気込みも相当なものでした。
 SSCの国際防災セッションにおいて、フォーラムエイトでは「日本における火災避難解析とVR技術の現状」という表題で発表を行いました。火災・避難解析ソフトウェア「buildingEXODUS」・「SMARTFIRE」(英国グリニッジ大学火災安全工学グループ開発)とVR作成ソフトウェア「UC-win/Road」による2007年宝塚市カラオケボックス火災への適用事例等の内容に関して、聴講された方々には、本発表の解析だけではなく、VRシミュレーションに対して大変興味を持っていただくことができ、大邱健康大学(Daegu Health College)のYoung-Sang Choi教授、慶一大学(Kyungil University)のSung-Chan Kim助教等とは、発表後も建設的な討議を行うことができました。



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12d Model International User Conference 2010
(Up&Coming 2010年 5月号)
去る3月7日(日)〜9日(火)の3日間に渡って、12d Model International User Conference 2010がオーストラリア第三の都市ブリスベンで開催されました。
 12d Modelは豪12d Solutions社のCADで、測量機器から取り込んだデータを元に画面上に3Dデジタル地形モデルを再現し、道路設計を行ったり、掘削工事の際の切土、盛土などの土量計算を非常に簡単に行うことができるソフトです。その他に氾濫解析ソフトxpswmmと連携することにより、画面上の3Dデジタル地形モデル上で氾濫の様子を再現したりするなど、多機能に活用できます。昨年12月に弊社から日本国内での新規リリースを行い、弊社としては最も歴史の浅い海外製品ながら、購入検討の問い合わせが頻繁に あり、すでに販売実績を重ねつつある注目のソフトです。12d Solutions社では2〜3年に1回、ユーザーと代理店を集め、12d Modelを使用した実例や、あまり知られていない機能の活用方法などを紹介し、さらにユーザー、12d Solutions社、代理店同士の親睦を図るイベントを行っています。

弊社は海外代理店として、今回初めて本イベントに参加しました。3日間の参加者数は約400人で、2/3ほどはオーストラリアとニュージーランドのユーザーでしたが、一部東南アジアや欧米からの参加者もいました。本イベントの特徴の一つとして、メインホールでのゲストスピーカーや12d Solutions社スタッフによるプレゼンテーション以外に“Birds of a Feather”(羽毛の小鳥!?)という時間帯が毎回設けられていて、その時間帯には休憩スペースに設けられた参加企業の展示を見たり、担当者との商談が行えるようになっています。今回、弊社は本イベントの直前に完成したUC-win/Road for 12d Modelという、UC-win/Roadと12d Modelとの間で地形と道路線形データの受け渡しができるプラグインソフトの紹介も兼ねて、メインホールでのプレゼンテーションとBirds of a Featherでの展示の両方に参加しました。Birds of a FeatherではドライブキットによるUC-win/Roadサンプルモデル上でのドライブ体験もできるようにし、多くの参加者から好評を頂きました。他の展示企業としては、xp-swmm社などの12d Modelと連携しているソフトのメーカー(弊社同様、代理店となるケースが多い)や、12d Modelに取り込むデータの測量機器のメーカーなどが参加しており、各企業が趣向を凝らした展示を競っていました。 メインホールでのプレゼンテーションでは、12d Modelの最大ユーザーである豪Queensland州道路建設局での実例や、ドバイでのプロジェクトの実例など、様々な実例紹介が行われていました。

 Conference終了翌日に行われた代理販売店ミーティングでは、今後12d Modelを東アジア、アメリカ、アフリカ等へ広げていく意向が表明され、東アジアでの弊社の12d Modelの普及活動に大きな期待がかけられていることを感じました。
▲Birds of a Featherスペース
▲弊社展示ブース
▲参加者は全員ラフスタイル

▲ロンドンオリンピック会場周辺への適用事例 ▲アブダビの大通りの修復作業への適用事例

■12d Modelの特長
 座標点数は500万点まで対応。TXTファイル編集、CSV座標点取り込みに対応。入出力ファイルの種類がGISソフトと同等に豊富。土量計算は、PAD、GRUNDなど地形面で求められる。3Dビュー機能、テクスチャ貼り付け、自動飛行表示に対応。図面連動、Open-GL機能により、平面図、縦断図、横断図を一度に作成。他図面で追加データの連動も可能。バージョンアップ版は、起動時自動アップデート可能。ユーザ予算に応じ、必要プログラムだけの購入可能。英語版(日本語マニュアル添付)、価格オープン。

UC-win/Road for 12D Modelについて
 Conferenceで紹介したUC-win/Road for 12d Modelについて少しご紹介します。12d Model 内の地形と、モデリングした道路線形および横断面形状をグラフィカルなダイアログ操作でUC-win/Roadにインポートすることができます。 これにより、12d Modelで作成したプロジェクトをUC-win/Roadで再現し、様々なオブジェクトを配置したり、自動車を走らせたり、レンダリングしたりできます。 また逆の操作も可能で、UC-win/Roadで作成した道路を建設するのに必要な切土および盛土の土量計算を12d Modelで非常に簡単に行うことができます。
▲12d Modelでの地形と道路 ▲道路横断面属性の設定
▲UC-win/Roadにインポートされた地形と道路 ▲インポートされた道路横断面属性

ジョイントマーケティングに関する連携を合意

このたびFORUM8は、12d UKリミテッドとジョイント・マーケティング契約を締結しました。 欧州の12D ModelユーザにFORUM8のVRを提供し、また、UC-win/Roadユーザに12D Modelのモデリング・設計技術を提供してまいります。

12d Model体験セミナー

 ●日時 : 2010年 5月 14日(金)   ●参加費 : 無料
 ●本会場 : フォーラムエイト東京本社 GTタワーセミナールーム
         TV会議システムにて東京・大阪・名古屋・福岡にて同時開催





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Nemetshek International Meeting
(Up&Coming 2010年 5月号)
■ネメチェック・インターナショナル・ミーティング
去る3月 18日、3月 19日の2日間に渡り、ドイツ・ミュンヘンのNemetshek本社にてインターナショナルミーティングが開催されました。このミーティングは毎年開かれておりAllplanの1年の営業展開についての内容が主ですが、ヨーロッパ、ロシア、そしてアジアの支社や代理店が一同に会す機会ということでグローバルな情報交換の場でもあります。
図2にAllplanが販売されている国を示しました。青がNemetchekによる直接販売をしている国、黄色がパートナー会社の地域。これにアジアでは日本(フォーラムエイト)と韓国がAllplanを展開しています。ちなみに、Allplanはドイツではもちろんロシアでも1000以上のユーザーがおり、ヨーロッパ・ロシア圏では非常にユーザーが多く、また、NemetshekのAEC分野でのユーザー数は27万人を数えます。

▲図1 Nemetshek本社 ▲図2 ヨーロッパにおける展開

■Allplanブランド
ミーティング初日には、CEOのPeter Mehlstaebler氏により、Allplanブランドについて基調講演がありました。
さて、ここでいうAllplanブランドとは何でしょうか?以下のような点が挙げられます。
  • ソフトウェアそのものだけでなく、サポートやWEBからなるプレミアム・プロダクトであること。
  • 様々なソフト・ファイル形式と連携できるオープンなBIMのプラットフォーム。
  • 地域対応。 Allplanのヨーロッパ各国への地域対応には定評があります。
 次に、2010年のトピックとして、キャンペーンを通じて地域毎の連携、Allplan2011を見据えた開発、カスタマーサービスの充実が挙げられました。
▲図3 Peter Mehlstaebler氏
 さらに、今年のキャンペーンに関わるミーティングでは、新しいポスターとともにキャッチコピーにあたる「Key Messege」が発表されました。Allplanの特徴を表しているのでご紹介させていただきます。
「Allplanは作業工程にあったツールを提供します。2Dでも3Dでも1つのプログラムで!」
 BIMツールであるAllplanでは、属性をもった3次元モデルを作成し、そこから立面や断面を切り出しによる図面化と数量計算を行うのが主なプロセスです。しかしAllplanは歴史のあるNemetschek社の技術が詰まったソフトであり、豊富な2D・3Dツールが1つのパッケージで使用できます。
 この他、注目されたのはAllplanCampusについての報告です。AllplanCampusとは、教育機関及び学生向けのAllplanのサイトです。学生向けの1年間有効ライセンスを無料で取得できます。150以上のチュートリアルムービーやサンプルデータがダウンロードでき、Webを介したEラーニングを可能にしています。
 AllplanCampusが稼働して8か月経過した現在、全世界で10,000人以上が登録があり、8000人以上のライセンス取得、フォーラムでは3,000件以上のコメントが投稿されています。AllplanCampusはユーザー同士のコミュニケーションの場としても重要になっています。
 Allplan Campusの日本のサイトはこちらをご覧ください。
  http://www.forum8.co.jp/product/shokai/AllplanCampus/Allplan_Campus.htm

■日本での展開
Nemetshcek社のセールス、技術各部門の主要メンバーと個別に行ったミーティングでは、日本での展開について話し合いました。
日本でのAllplanの展開として、リリース間近のAllplan日本語版、昨年のBuild Live TokyoBuild London LiveといったBIMイベントへの参加、建築関係の展示会への出展や、IFCによるデータ連携開発の取組みについて情報交換を行いました。

▲図4 Allplan日本語版のツール画面 ▲図5 日本語版 平面マネージャー

このミーティングでも使用された、フォーラムエイトで作成したRCラーメン橋脚のモデルをご紹介します。
 このモデルは構造物標準設計資料集を参考に3次元で配筋したもので、Allplan2009 Engineerの配筋機能によりモデル化されました。Allplanの配筋機能には、フリーフォームやオープンスターラップといった配筋の種類を選んでかぶりや曲げ配筋を入力して配筋を行う「鉄筋形状」ツールと、メッシュを作成する「メッシュ鉄筋」機能がありますが、このモデルは「鉄筋形状」ツールを使用して作成しています。加工図や寸法線・引き出し線は鉄筋をクリックすることで自動的に作成されます。
 これらはAllplanの機能のほんの一部であり、先述したように建築物の3Dモデル作成、基本設計や詳細図作成、数量計算、アニメーションなどが一つのパッケージで可能です。

▲図6 RCラーメン橋脚モデル ▲図7 鉄筋をクリックするだけで
加工図ができる

■最後に
フォーラムエイトが長年に渡り培ってきた技術力はNemetschek社と比肩しうるものです。今後もNemetshek社と協力しながらAllplanと弊社製品であるUC-win/Road・UC-1シリーズとの連携を図り、3D図面サービスを行うなど、BIMという新たな分野で技術提供をし続けたいと考えます。3D図面サービスとは、解析支援サービスのオプションとして計画されている、BIM対応3D図面オプションのことです。Allplan3次元データ出力を最終成果で提供するサービスで、無償ビューワを用いてユーザへ納品いたします。加えて、2次元図面は、従来通りのスタイルで提供いたします。東京、大阪、福岡で技術陣が支援いたします。

Allplan体験セミナー

 ●日時 : 2010年 6月 9日(水)、9月 3日(金)
 ●参加費 : 無料
 ●本会場 : フォーラムエイト東京本社 GTタワーセミナールーム
         TV会議システムにて東京・大阪・名古屋・福岡にて同時開催




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ITE Technical Conference
(Up&Coming 2010年 5月号)
 2010年3月14日、アメリカジョージア州サバナにて、今年度のITE(Institute of Transportation Engineers)テクニカルコンファレンスが開催されました。
 コンファレンスには米国連邦交通道路当局(US Department of Transport Federal Highway Authority)や、その他交通産業の専門家など、全米各州、海外からも多くの関係者が来場されました。
 フォーラムエイトはドライビングシミュレータなどを出展し、毎日多くのお客様が展示ブースに来場されました。来場者は、アメリカ、カナダの政府機関、コンサルタント、大学関係者が中心で、中には具体的なプロジェクトを視野に入れているお客さまもいらっしゃいました。UC-win/Roadの3Dビジュアルシミュレーションテクノロジーと低コストのドライビングシミュレータに強い関心を持っていただくことが出来ました。



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TRANSTEC DELHI
(Up&Coming 2010年 5月号)
 第3回TRANSTEC(Transport Science and Technology Congress)congress 2010は、4月5日〜6日、Commonwealth Games in Delhiと同時にデリー(インド)で開催されました。
 TRANSTEC DELHIには、世界中から研究者や交通分野の専門家が参加し、持続可能な交通、交通運用の先進のシステム、交通モデリング、シミュレーションの分野での新たな方向性について意見交換を行いました。
 フォーラムエイトは、6社あるスポンサーの1社としてこのイベントに参加する機会を得、UC-win/Road ECO DriveMicrosimulation Playerなどを出展致しました。TRANSTEC 2010 はアイデアをグローバルに交換し合う大変良い機会で、交通分野における大学、企業関係者のより密接な共同研究の機会を作ることを目標にしています。
 フォーラムエイトでは、これをきっかけに業界のリーダーと交流の機会を作り、UC-win/Roadの最先端の技術を紹介していく予定です。
 TRANSTEC 多くの公共分野の関係者やコンサルタント会社の方々にUC-win/Roadに興味を持っていただくことができました。今後はニューデリー事務所やインド国内の代理店と共同して、インドの今後の様々なプロジェクトにUC-win/Roadを提案していきたいと考えています。



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海外イベントレポート Build London Live 2009
(Up&Coming 2010年3月号)
 teamBIM JAPANに参加してグランプリを受賞

■Build London Live
フォーラムエイトは、2009年12月15日から丸二日間に渡り開催された「Build London Live 」2009に参加しました。Build London Live 2009は、2009年9月に日本で行なわれたBuild Live 2009 II 同様(Up&Coming No82でも紹介)、48時間で設計を行なう建築のデザインコンペティションイベントです。BIM Products Ltd, Asite PLC ,AEC3というEUのソフトウェア会社が主催しイギリスで行なわれました。参加チームも国際色豊かで、イギリス、フィンランド、インド、チリ、シンガポール、アメリカなど世界各国から10チームが参加しました。

■team BIM Japan
今回、日本国内の設計会社やソフトウェアベンダーなどが集結し、チーム名をteam BIM JAPANとしてこの国際的イベントに参加しました。
チーフアーキテクトに建築設計事務所のビム・アーキテクツ様、構造を大成建設株式会社様、4Dシミュレーションをインフォマティクス様、セキュリティー計画をセコムIS研究所様、群集解析・構造解析とバーチャルリアリティーをフォーラムエイトという編成でこのコンペティションに臨みました。

■課題
設計課題はテムズ川河口近くに浮かぶ数個の架空の人工島の内の1つ、Thorpe島の6番目の区画がteam BIM Japanに与えられ、オフィス・ホテル・住居の複合施設を計画する、というものでした。
  1. ホテル:250部屋(地下駐車場:最低限100台)
  2. オフィス: 面積50,000m2以上 (地下駐車場:最低限200台)
  3. 住居:200世帯: 80 x 3 bed apartments, 80 x 2 bed apartments, 40 x 1 bed (一世帯あたり一台(200台))
  4. 商業スペース:2000m2 (1,2,3と組み合わせて配置)
  5. 高さ制限:20階まで
 この課題を12月15日午後9:00
▲図1 敷地となったThorpe島のモデル(UC-win/Roadで作成)

■VR
 敷地は事前に公開されていたため、1日程度で島の形状、交通網などベースとなるデータをあらかじめUC-win/Roadで作成しました。道路脇にはモノレールが走っているという課題設定だったので、モノレールのモデルを走行させ表現し、車道についても道路構造と交通流を設定しています。
 設計課題の詳細が発表された後、チーフアーキテクトのビム・アーキテクツが設計した計画中の建物のBIMモデルを3DSファイルとして受け取り、UC-win/Roadの空間上に配置しました。VRをプレゼンテーションムービー用としてだけでなく、ボリュームを配置、ムービーをアップロードしてビムアーキテクツへ渡し、全体構成の確認や駐車場の入口周辺などの設計検討へ役立てました。
 検討を経て仕上がった建物のモデルを最終的に配置しVR空間を完成させました。終了3時間前にチーフアーキテクトから「建物のファサードを少し変えたい」との打診がありましたが、問題なく対応しVRに反映しました。美しい建物の外観は審査員の印象にも残ったようです。
▲図2 建物外観
■群集解析
 群集解析はセコムIS研究所様のセキュリティ計画とのコラボレーションとなりました。
 事前打合せで決定していた、朝の通勤時間帯である6時から12時、昼食のためや商業施設に人が訪れる12時から18時、帰宅時間帯の3パターンを、「EXODUS」を使用し群集解析しました。設計された建物のDXFをインポートし、解析を行なうためのモデリングとしてノードと出口を配置し、各時間帯毎に人を設定した3つのファイルを用意し別々に解析を行ないました。
 UC-win/RoadにはEXODUSで解析した人間行動の経路データを読み込んで人間モデル(MD3キャラクタ)を動かすことのできるプラグイン(UC-win/Road EXODUS プラグイン)があり、データを読み込んで非常にリアルな群集の様子をVRで表現しました。
 UC-win/Roadで表示できる人間の動きは、マイクロシミュレーションプレイヤーでxmlに記録することができます。これをさらに利用し、セコムIS研究所でこのxmlをIFCデータを利用し群集密度を円で表示したり、経路の線を断面をもったポリゴンで表示という分析・利用がされ、セキュリティ計画に反映されました。
▲図3 EXODUSの解析結果をUC-win/Roadで表示

■その他の解析
 構造の初期設計に時間がかかったため、UC-win/FRAME(3D)での解析は計画建物と同等の建物を解析しました。その他、風環境シミュレーション、施工過程を示す4Dシミュレーションなどが行なわれ、ムービーやスライドを主催者のサーバに順次アップロードしていきました。
 主催者はTwitterとブログで状況をアナウンスし続け、イベントに参加している海外の他のチームの様子も伺うことができました。

▲図4 UC-win/FRAME(3D)
■グランプリ受賞
 イベント終了の翌日、審査会があり、ブログで日本時間の深夜2時ころ、受賞発表がありました。team BIM Japanは 最優秀賞 (THE JEFF WIX 2009 BUILD LONDON LIVE AWARD )、環境・施工可能賞 (BEST USE OF BIM FOR SUSTAINABILITY OR CONSTRUCTABILITY)をダブル受賞しました。
 審査員からは「オープンなBIM規格の使用と、チームがあらかじめ作業フローの準備をし、優れた最終成果物を作成したことに感動した。提出された計画は、行われた解析の量と同じくらいの美しさが賞賛された。」 とのコメントをいただきました。
 参加依頼が急だったこともあり、メンバーの時間調整に苦心し、準備もあまりできなかったのですが、よい結果を出すことができました。このことは短時間でデータを連携し現実的な設計をするというBIMの主旨に沿うことができたとも言えます。他のチームの成果の全て見れたわけではありませんが、VRはどの参加チームのものよりもリアルで、注目を集めたのではないかと思います。Build Live Tokyo2009 II では自社のソフトウェアだけでの参戦でしたが、今回は他社製品との連携を試行することができました。本来のBIMの目的の一つである多くのソフトウェア間でデのータ連携ができ、高いレベルでのBIMとVRの活用が実践できたと考えています。
 今回のイベントで扱ったソフトウェア以外にも、フォーラムエイトはBIMソリューションのAllplanを始め、多数のソフトウェアを有しVRとの連携を手掛けています。今回の成果も踏まえ、BIMとVRの展開を一層推し進めて行きたいと考えています。

▲図5 Build London Live 2009ウェブサイト

・Build London Live 2009ウェブサイト http://www.buildlondonlive.com/
・イエイリ建設ITラボでも紹介されています。
 BIM世界一!日本の"ドリームチーム"が快挙 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/it/column/20091221/538029/



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海外ニュースレポート EXODUSのガリア教授が米国ABCニュースに登場
(Up&Coming 2010年 3月号)
 "サバイバル!飛行機事故、列車事故、その他の災害から生き延びるには"
〜1年で一番危険な時期、クリスマスを無事に過ごすために〜


 クリスマス、年末を控えた昨年12月22日、米国ABCニュースに英国グリニッジ大学のエドウイン・ガリア教授が出演されました。事故や災害のサバイバルに関して、25年以上の研究を続けてきた専門家として意見を述べられています。クリスマスメッセージとともに送られてきたこのニュースでの助言をEXODUS等の機能や事例にも触れ、レポートしたいと思います。

〜1秒が生死を分けると専門家は語る〜とタイトルされたニュース番組での特集報道では、サバイバルへの助言と合わせて様々な災害の模様や生き残った人たちが取材されています。
 事故、災害が突然襲った時、なぜ、助かる人と死ぬ人に分かれるのか?1秒がその生死を分けることがあります。「あなたが自分の生命に責任があるのです。何をすればよいのかを知っていれば助かる可能性は高まります。」
 ガリア教授と教授のチームは、9.11同時多発テロの世界貿易センタービルツインタワーを脱出した300人にインタビューしました。そこで驚くべき発見がありました。飛行機が衝突した時、即座に行動を起こした人は貿易センタービルの中で10人に1人しかいなかったと言うのです。
 「多くの人がビルへの衝突に反応するのに約8分もかかっています。8分ですよ。人によってはもっと長く、取りかかっていた仕事を止めて避難を始めるまで20分、30分かかりました。これが標準的な人間の行動なのです。しかしこれは生き残るに賢明とは言えません。」
 このWTCのモデルは、当社主催セミナーでも紹介されました。(下図)EXODUSでの大規模モデルとして象徴的なモデルです。
▲WTC世界貿易センタービル 911非難モデル(vr-EXODUS)
101階建ての構想ビル全体の避難解析を実施。
救助に向かう消防士の影響(結果:避難影響なし)やピーク時だった場合の被害予想等の解析結果が公表された。

 ガリア教授は、災害を生き残るヒント、飛行機事故、列車事故、船の沈没を生き残る戦略を以下のように述べています。

戦略1.警報に耳を傾ける
 ガリア教授によると、火災警報や何らかの警報に対する最も一般的な反応は、「無視」とのことです。人々は警報はいたずらか、ただの訓練だと決めつけています。 教授が語るには「皆、弱虫とか愚か者とか怖がりだと見られたくないのです。集団内のプレッシャーから最初に反応する人には実際なりたくないのです。一旦反応した人が出てくると他の人たちはそれに続くものです。」
 しかし災害からの脱出では一刻一秒が大きく影響します。「人々は警報が鳴ったら即座に反応することを学ばければなりません。
 EXODUSでは、避難開始時間が設定されており、これは文化的な差が大きくなく、各国に共通な解析が適用できるだろうとされています。

戦略2.火を恐れよ。火はとても速く広がる。
 現代の生活では、火への恐怖を危険なほどに失ってしまっています。ガリア教授は言います。「人々への畏敬と分別を失ってしまいました。現代社会で人々が火に接する唯一の機会はバーベキューに火をつける時でしょう。1979年に炎がイギリスのデパートを焼きつくした時、人々は火の臭いを感じ、警報も聞こえ、それでも漫然と昼食を注文して食べ終わるまでそこにいました。火で10人が亡くなり、そのほとんどはカフェテリアにいました。30秒でそのビルから逃げなければ、成功の見込みはなかったのです。2003年、ロードアイランドのナイトクラブで花火からの引火で100人が亡くなりました。「火はただただ物凄いスピードでビルを包み込み、あ とは悪夢でした。」と生存者は語っています。
 火災解析SMARTFIREでは、3次元CFD(流体解析)で火災のモデルリングが可能で、延焼や有毒ガスの状況がアニメーションで確認できます。(下図)
▲ディスコの火災/避難モデル Gothenburg(スウェーデン)
SPスウェーデン国立試験研究所による火災テストとFSEGによる火災モデルに基づいて解析条件を設定。
極端な混雑により、即座に死亡者/負傷者が94/158(人)という結果となる。(実際は63/180)。
他のシナリオ(出口が2カ所)の場合は死亡者無しという結果となる。

戦略3.計画を持つ
 災害が突然襲った時、なぜ、助かる人がいて、死ぬ人がいるのか?1秒がその生死を分けることがあります。「列車、飛行機、船に乗っていても、またホテルなど慣れていないビルにいても、急いで逃げる方法を予習しておくのです。」
非常事態に適切に反応するよう、準備することは出来るはずです。
 ホテルでは、一旦チェックインしたら、一番近い非常口の場所を見て部屋からその非常口までのルートを、そこまでのドアの数を数えながら実際に歩いてみます。これで、もし廊下に煙が充満していても実際にそこをたどって安全なところに行けるのです。ガリア教授はチェックインする時、6階までの部屋を頼むそうです。それは、どんな消防車のはしごも6階までしか届かないからです。
 これはやりすぎと思うかもしれません。しかし教授は実際に火事に備えて避難ルートを歩きます。途中に洗濯物の山や、ルームサービスの食べ残しのトレーなど、障害がないかどうかを確かめながら。ガリア教授のゴールデンルール:火事が起こってから、生命が危険にさらされてから、避難ルートに問題がないかなどと知りたくないはず。
 EXODUSの避難解析では、進路探査と標識の相互作用を考慮でき、避難時の出口等の標識の影響を考慮できます。また、個人がどの避難出口を既に知っているかどうかを設定することができます。(下図)
▲避難解析における標識の影響
サインキャッチメントエリア(緑部分)は、出口標識が視認できる範囲を自動表示。
▲標識の影響により進路が変わる例
避難進路が青矢印の通り4つの進路に別れている。
赤い部分はフットプリント。

"飛行機事故で生き残る"
 1996年、175人の乗客を乗せてハイジャックされたエチオピア航空機は、燃料切れでインド洋に墜落しました。90人が亡くなりました。その多くは溺死で、ライフジャケットを早く膨らませすぎて、沈んでいく機体から出られなかったのです。
 教訓:外に出るまでライフジャケットを膨らませない。
 一般に分かっていることですが、アメリカで飛行機事故に巻き込まれた人の約95%が助かっています。ガリア教授は2000人以上の生存者にインタビューしました。それぞれの事故は異なりますが、マジックや、最も安全な席や、最も助かりやすい人はありませんでした。しかし、統計で非常口から6列以内の場所、また通路側にチャンスはありそうです。ガリア教授によると「通路側の席というのは立ちあがって非常口を目指しやすいからです。ホテルにいるのと同じように、飛行機は非常口への一列一列が大事なのです。
 airEXODUSは、エアバス社や、ボーイング社の航空機設計で適用されてきています。本システムはコンサルティングで提供しています。
▲航空機の避難解析(airEXODUS)

"列車事故:先頭、最後尾車両を避ける"
 2009年のワシントンの地下鉄では、9人が亡くなり、70人以上がけがをしました。夕方のラッシュのピーク時に 暴走して他の列車の最後尾に突っ込んだのです。列車に乗っていて生存の可能性高めるには何が出来るのか?ガリア教授は次のように語ります。衝突したりされたりの可能性一番高いので、「列車に乗る時はいつも先頭と最後尾の車両は避けます。自分の背中が進行方向に向いている席に座るようにしています。 列車が衝突すると、社内で投げ出されることなく背中が席に押しつけられます。頭上の網棚に多くの荷物を置くのは避けています。事故のとき荷物が落ちてくるからです。」

"沈む船にそのまま?冷静に"
 1991年、ギリシャのクルーズ船オセアノ号は南アフリカ沖で大変な嵐に遭いました。ある生存者は言います。「皆は静かでしたが乗組員は違いました。乗組員は最初に船を飛び出して、実際乗客と戦っていました。」パニックに陥った乗組員は、船を捨て乗客を残したまま何とか生き延びようとしました。驚くべきことに結局571名の全ての乗客が救助されました。彼らが生き残ったのは冷静だったこともありますが、おそらく何をすれば良いか分かっていたからでしょう。
 ガリア教授は言います。「船は大変、とても混乱した状況でした。外は見えません。どこが船首で船尾か、また右舷側にいるのか左舷側にいるのかもわからないほどでした。」遅くなりすぎないうちに脱出したければ、自分が船のどこにいるのかを気に留めながら、脱出ルートを歩くこともとりわけ大事です。
 maritimeEXODUSは、船舶避難において火災の影響を受ける乗客を想定し、乗客が熱、煙、有毒ガス等から逃げられるかの解析を行うソフトです。世界各国のフェリーや観光船等の大客船や航空母艦等の海軍艦艇などに利用されています。
▲火災解析SMARTFIRE(船舶火災解析)

 役立つ知恵がふんだんに込められたガレア教授の助言が報道されています。
フォーラムエイトでは、ガリア教授の率いるFSEG(Fire Safety Engineering Group)開発の火災解析SMARTFIRE、避難解析EXODUSの日本語マニュアル版を提供しています。

UC-win/Road for EXODUS
第6回3D・VRコンテスト(2007) 海外部門賞 受賞作品
「青島膠州湾トンネルプロジェクト」 上海日浦信息技術有限公司


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海外イベントレポート(2010年 1月)
(Up&Coming 2010年 1月号)
●2nd World Roads Conference Singapore  シンガポール

 第2回 World Roads Conference は、2009年10月26日〜28日にシンガポールで開催されました。このイベントは陸上交通アカデミー(Land Trasnport Academy),コンサルティングエンジニア協会(Association of Consulting Engineers Singapore), MSI Global社の共同開催で、運輸省, 電気水道局, 環境局、Cities Development Initiatve for Asia、Centre for Liveable Cities、Singapore Exhibition and Convention Bureau が後援しており、大盛況でした。フォーラムエイトはこのイベントにスポンサーの一員として参加することができました。
 運輸大臣兼外務副大臣である、Raymond Lim氏もフォーラムエイトブースを訪問され、UC-win/Roadの3D・VR環境のドライブを体験されました。Lim氏は、フォーラムエイトが2年前の第一回コンファレンスにも出展していたことを知り、大変好意的でした。展示会では、3日間で合計約500名の来場者があり、来場者には一様にフォーラムエイトの技術を楽しんでいただき、印象付けることができました。



●韓国ITS学会  韓国、ソウル

 2009年11月03日、韓国ソウル市にてITS学会が開催されました。約200名ほどの学会の方が参加され、多くの方の論文発表がありました。学会が行われる会場には、展示ブースが設けられ、ITSに関連するソフトウェアや建設コンサルタントが約10社展示しており、交通解析プログラムやITS活用のシステムが紹介されていました。当社と韓国代理店であるBasis Soft社との合同ブースを設け、UC-win/Road簡易ドライブシミュレータを用いて、コミュニケーションプラグイン、3D Stereo機能を体験していただきました。日本でのドライブシミュレータ最新活用事例と高度ITS活用に向けたVRの可能性を提案し、ご来場の方々からUC-win/Roadドライブシミュレーションについて高い評価を得ることが出来ました。ご来場いただいたソウル大学環境大学院は、交通環境における歩行者シミュレーションにUC-win/Roadを活用したいと早期購入いただきました。



●CODE2009(2009 International Conference on Computational Design in Engineering)  韓国、ソウル

 11/4から2日間、韓国ソウルで開催された学術発表会に弊社と韓国代理店であるBasis Soft社と共同で展示ブースを設けました。構造関係のイベントであったため、弊社のUC-win/FRAME(3D)をはじめ、WCOMD、Engineer's Studio(R)といった構造計算ソフトウェアとUC-win/Roadを中心に展示を行いました。会場には、日本をはじめ、アメリカ、台湾、ヨーロッパなど世界各国の方々が参加されました。また、弊社のユーザである大阪大学の矢吹先生の講演もありました。UC-win/Roadを用いた構造物のVR化の事例にも関心を示される方が多くいらっしゃいました。全体を通して、日本の優れている技術を海外へ適用できると考えました。



●The SEMA (Specialty Equipment Market Association)Show 2009  アメリカ、ネバダ州ラスベガス

 フォーラムエイトは、2009年11月2日〜5日にアメリカ ネバダ州ラスベガスで開催された SEMA (Specialty Equipment Market Association) Show に車両運動モデル計算ソフトウェアCarSimの開発元である、アメリカ Mechanical Simulation Corporationと共同出展致しました。
 この展示会は、毎年開催されている自動車業界のプロフェッショナル対象の大規模な展示会で、自動車部品メーカーの出展が多く、世界100カ国から10万人の来場者があるといわれています。スポンサーのSEMAブースでは、自動車産業にかかわる最新シミュレーション技術の展示が行われていました。
 フォーラムエイトはUC-win/Roadドライブシミュレータを展示し、CarSimとの連携が可能で、UC-win/Road独自の車両運動モデルの改良も行った最新版を来場者に体験していただきました。
 今後のアメリカ市場における、UC-win/Roadドライブシミュレータの活用を期待しています。



●2009中国国際工業博覧会  中国、上海

 2009年「中国工業博覧会」が2009年3日〜7日上海新国際博覧会センターにて開催されました。中国国際工業博覧会は中国国家発展と改革委員会、商務部、工業情報化部、中国国際貿易促進委員会と上海人民政府などが共同主催し、国内外の経済技術提携交流のイベントとして今年で十一回目の開催となります。
 当社はジェトロ 日本パビリオン内の「環境保護技術と設備展」に出展し、UC-win/Roadドライブシミュレータ、ECOドライブプラグインを中心に展示いたしました。当博覧会には世界中から1869の企業が出展を行い73の国の118,325名の参加者が各社のブースを訪れました。当社ブースにも上海地元の企業を含め海外の企業、各大学(復旦大学、上海理工大学等)、設計院、研究所等事業機構の関係者が訪れており、UC-win/Roadのデータに非常に興味を持っていました。ドライブシミュレータには4日間延べ300名以上の方に体験いただき、リアルな運転感覚と運転環境に高い評価をいただきました。当社にとっても、IT情報関連 、自動車関連分野に当社の製品を広める良い機会となりました。来年も上海市で11月9日〜13日に開催される予定です。



●9th CONVR  オーストラリア、シドニー

 去る2009年11月5日、6日に、オーストラリアのシドニー大学にて、CONVR2009が開催されました。CONVR(Conferencess on Construction Apprications of Virtual Reality) は世界各国のVR研究者による学会で、今回第9回目となります。フォーラムエイトはスポンサーとしても名を連ねています。2日間に渡り、
  1.DESIGN COLLABORATION
  2.AUTOMATION AND INTERACTION
  3.SIMULATION AND ANALYSIS
  4.BUILDING INFORMATION MODELING
の4つのセッションに分かれ、39の論文発表と4つの基調講演が行われました。 World16のメンバーである、小林佳弘氏(FORUM8AZ代表、Arizona State University)、福田知弘氏(大阪大学)、Nashwan Dawood氏(The University of Teeside)らも発表、フォーラムエイトもDawood氏をサポートする形で、Integration of Urban Development and 5D Planning(都市開発と5Dプランニングの統合)という研究発表を行い、UC-win/Roadのマイクロシミュレーションプラグインを使用した施工シミュレーションの例を紹介ました。
 発表の合間にはUC-win/Roadをスクリーンでデモンストレーションする機会もあり、また、カンファレンスのあったシドニー大学の建築学部棟のロビーではPCを用意し、UC-win/Roadを体験していただき、多くの研究者の関心を集めました。尚、次回CONVRは宮城県で来年開催される予定です。


●Road Safety Research and Policing Conference  オーストラリア、シドニー

 2009年11月11〜13日までオーストラリア シドニーで開催された、交通安全研究政策教育コンファレンスには、オーストラリア国内だけでなく、インドネシア、インド、ニュージーランド、中国、スリランカ、アラブ首長国連邦、カナダから500名もの各国関係機関の代表者が参加しました。フォーラムエイトは、UC-win/Roadを中心に出展いたしました。初日はISA(Intelligent Speed Adaptation)についての国際会議も併催されていました。
 オーストラリアでは2008年に交通事故による死亡者数が記録的に減少していることを受け、会議の参加者は将来の交通安全科学技術の改良、より安全な道路の設計と維持、道路利用のマナー向上を促す政策の実行について話し合いました。フォーラムエイトでは、このコンファレンスへの参加を機にオーストラリアの交通関連の機関、企業へさらなる展開をしていきたいと考えています。



●The Interservice/Industry Training, Simulation and Education Conference (I/ITSEC)  フロリダ州オーランド
 フォーラムエイトは、2009年11月30日〜12月3日にアメリカ フロリダ州オーランドで開催された、I/ITSEC 2009 にUC-win/Roadドライブシミュレータを展示いたしました。
 この展示会は、40年以上の歴史がある、もともとトレーニングやシミュレーション中心の展示会ですが、フォーラムエイトのVR環境が、柔軟なソリューションを提供できることを紹介する目的で出展いたしました。
 このイベントにより、オハイオ州Beavercreekの Virtual Simulation and Training, Inc. (VSAT) がUC-win/Roadドライブシミュレータをご導入いただくとともに、フォーラムエイトのプレミアムパートナーのグローバルネットワークの一員となりました。



●台湾トレーニング・ITS国際VRワークショップ  台湾

 2009年11月25日〜27日、台湾・台北にて2009 国際VRワークショップ&UC-win/Roadセミナーが開催されました。今年当社と販売代理店契約を結んだJuneSun Digicom社、及び台湾ITS運輸システム協会、国立台湾大学土木ITシミュレーション管理研究センターと当社の共同主催で行われました。
 台湾交通ITS関係者、鉄道関係者、大学の教授、先生及び学生約30名に参加いただきました。中には毎年開催される世界ITS大会を通じてすでに当社をご存知でいる方やUp&Comingにて連載中の大阪大学福田准教授をご存じの方など、近年当社の海外展開の成果を実感しました。
 ワークショップでは、UC-win/Road製品概要やMicroSimulationPlayerプラグインの活用事例、3D・VRシミュレーションコンテスト受賞作品を紹介し好評をいただきました。最終日には、代理店及び多くの検討ユーザに参加頂き、UC-win/Roadセミナーを行いました。セミナーも非常に盛況で40名以上の方に参加いただきました。終了後も可動モデル設定、トンネルや河川の作成など、実務的な質問もあり参加者のUC-win/Roadに対する関心の高さが伺えました。
 今後もJUNESUN社と協力し、台湾市場での更なる成果に期待したいと思います。


●Civils2009  イギリス、ロンドン
 Civil 2009 は、2009年11月25日〜26日にロンドンで開催されました。この展示会は、土木関連雑誌の発行も行っている企業の主催により毎年行われているもので、内容は土木分野全般に渡り、関係企業の多数の出展で、毎年盛況なイベントです。
 フォーラムエイトでは、UC-win/Road を出展し、ゲーム用ハンドルを接続した簡易UC-win/Roadドライブシミュレータで実際に来場者の方々にマニュアルドライブを体験していただきました。この展示会への参加者により、現地の土木コンサルタント、特に道路関係のコンサルタント様を中心に、UC-win/Roadに非常に興味を持っていただくことができました。
 開催後、ヨーロッパはじめとし、ナイジェリア等の他の企業においてUC-win/Roadの道路計画での活用、具体的なプロジェクトでの利用も視野に入れた、フォーラムエイトとのパートナーシップを検討していただいています。




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第15回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ
(Up&Coming 2010年 1月号)
 第15回エンバカデロ・デベロッパーキャンプが昨年12月2日、東京国際フォーラムにて開催されました。弊社製品の多くはエンバカデロ・テクノロジーズが販売しているDelphiという言語を用いて開発されています。
 エンバカデロ・テクノロジーズでは、技術イベント「デベロッパーキャンプ」を定期的に開催しており、今回フォーラムエイトではケーススタディのセッションで、「Delphiでつくる!3DVRシミュレーション」 〜VR-Studio , UC-win/Road, UC-win/Road SDK〜というタイトルで、弊社システム開発グループのスタッフが事例紹介を担当させていただく機会を得ました。
 内容としましては、フォーラムエイトで開発・販売する、3次元リアルタイムVRソフトウェア”VR-Studio ”、”UC-win/Road”の概要紹介、景観設計および自動車・鉄道などの各種シミュレータへの適用事例の紹介にはじまり、UC-win/Road SDK(開発キット)による、Delphiを用いたプラグインソフトウェアの開発について、実演を併せてご説明を致しました。
 タイトルから、Delphi言語で3DVRそのものを構築する方法を期待していたというアンケート結果もございましたが、役に立ったという意見を半数強の方から頂戴しました。
 また、講演終了後に、UC-win/Roadに大変興味を持ったというお話もいくつかいただき、大変嬉しく思っております。
 今後も”VR-Studio”、”UC-win/Road”ならびにUC-win/Road SDK(開発キット)の開発を続け、開発者の皆様が3DVRシミュレーションの世界を実現できるよう取り組んでまいります。
 発表の場をご提供いただきましたエンバカデロテクノロジーズのスタッフの皆様方に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。




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