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Q&A洪水吐の設計計算 Q&A ('17.10.06)

NEW! 更新内容


Q2−17.鉄筋の入力に各部位毎に上下2種類ずつ鉄筋径とピッチが入力できるが、これは何を意味するのか? ('17.10.06)


目  次
 1.適用範囲、制約条件

Q1−1.弊社製品「UC-1 擁壁の設計」と異なっている計算手法は?

Q1−2.土地改良基準での水路の計算を実施いたしますが、洪水吐の設計計算で同等の計算が可能でしょうか?

Q1−3.水理計算を行わず、安定計算のみを計算することは可能か?

 2.入力(設計)

Q2−1.開水路の対策で突起を設けモデル化することが可能か?

Q2−2.開水路の対策で背面土重を考慮することができるが、このモデルで張り出し幅Lを無視することはできるか?

Q2−3.鉄筋の入力に各部位毎(外面(上側)、内側(下側))に上下2種類ずつかぶり、鉄筋径、ピッチが入力できるが、これは何を意味するのか?

Q2−4.形状寸法の奥行き入力には描画用とあるが、計算には反映されないのか

Q2−5.基本条件入力画面に「照査位置」スイッチを設けているが、この照査位置(流入部、道流部、減勢工)の指定がどのように計算に反映されるのか?

Q2−6.荷重入力画面の荷重タブにて荷重ケースを変更できないのは?

Q2−7.任意荷重入力画面においてモーメント荷重を入力する方法は?

Q2−8.任意荷重にて底版に全載する分布荷重を入力したいが、FRAME計算時に軸線から外れた部分の荷重はどのように扱われるのか

Q2−9.土圧計算時のH(下側位置)はどのような場合に指定するのか?

Q2−10.主鉄筋の入力画面確定時にメッセージを表示する理由は?

Q2−11.安定計算時、部材計算時の壁面摩擦角を任意の値に設定したい

Q2−12.上面荷重(蓋版+活荷重)を考慮した計算は可能でしょうか

Q2−13.形状寸法入力の側壁高取得ボタンにて取得する側壁高の計算過程はどこで確認することができるか?

Q2−14.土圧計算時の地表面と水平面のなす角度の入力について、i = 0°で計算している理由は?

Q2−15.「「流入部」、「導流部」、「減勢部」の最大3断面を同時に設計可能です。」とありますが、設計する断面はどのように設定するのでしょうか

Q2−16.開水路左右対称型、および開水路左右非対称型にて張出を設けたいのですが、どこで設定を行えばよいでしょうか

Q2−17.鉄筋の入力に各部位毎に上下2種類ずつ鉄筋径とピッチが入力できるが、これは何を意味するのか?
 3.入力(水理)

Q3−1.設計洪水流量にて降雨強度を直接指定することは可能か?

Q3−2.洪水吐の比流量は計算する必要があるのか?

Q3−3.長時間降雨強度式について対応しているのでしょうか?

Q3−4.設計洪水流量入力画面の比流量を計算する場合の地域係数はどのような値を入力するのか?

Q3−5.洪水到達時間の指定方法について?

Q3−6.滋賀県の降雨強度式は対応可能でしょうか?

Q3−7.「土地改良事業設計指針『ため池整備』」に記載のA項流量、B項流量、C項流量の計算は可能でしょうか?
 4.水理計算

Q4−1.設計洪水流量にて1/200年確率で設計流量を1.2倍している理由は?
また、「1/200年降雨強度」を選択した場合は流量を1.2倍することはないのではないか?
  

Q4−2.比流量計算時に20km2より小さい流域を指定した場合、結果確認画面、及び計算書出力時に「流域面積が20km2より小さいので参考値とする」と表示されますが、参考値とする理由は何でしょうか?

Q4−3.側壁高はどのような計算式で算出されているのか?
 5.安定計算

Q5−1.浮上りの検討に水重が含まれていませんが何か理由があるのでしょうか?

Q5−2.滑動照査時の地震時における受働土圧について何故、受働土圧を考慮しているのか?

Q5−3.側壁の土圧を両方主働土圧でモデル化している理由は?

Q5−4.洪水吐の設計計算にて地盤反力の安定計算時に、許容最大地盤反力度と計算結果を比較するようになっているが、入力値よりテルツァギーの公式を用いて求めた値との比較する方法は?

Q5−5.流入部においては地震時動水圧を考慮しているか?

Q5−6.安定計算実行時に「水平反力が受働土圧を超えるケースがあります。」のメッセージが表示される理由は

 6.断面力計算

Q6−1.任意荷重の側壁は断面力を使うのは分かりますが、なぜ底版は安定計算のものを使うのでしょうか? 

Q6−2.FRAME計算結果確認画面にて底版の結果を確認できないのか?

Q6−3.流入部の計算時に地震時動水圧が考慮されていないのはなぜ?
 7.応力度計算

Q7−1.無筋コンクリートと判断しているか? 

Q7−2.応力度での底版のせん断応力度ですが、許容せん断応力度で0.36は入力値で0.54はその1.5倍ですがその他に0.72や1.08が存在しますがこれは何でしょうか?

Q7−3.鉄筋の許容応力度を水中部材の値で計算する方法は?
 8.その他

Q8−1.メイン画面の3D図の描画エリアを大きくする方法は? 

Q8−2.準拠基準書を計算書に出力するには? 



 1.適用範囲、制約条件

Q1−1.

弊社製品「UC-1 擁壁の設計」と異なっている計算手法は?
A1−1. 本製品と弊社製品「擁壁の設計」との計算手法の大きな違いは以下の箇所でございます。
■安定計算の考え方
「洪水吐の設計計算」においては、基準書に準拠して貯水池側の土圧を無視して安定計算を行っており、「擁壁の設計」においてはこれを無視することができません。

「洪水吐の設計計算」においては、基準書に準拠して転倒に対する照査、地盤反力度に対する照査を行う際に、揚圧力を無視した鉛直力を用いていますが、「擁壁の設計」においてはこれを無視することができません(擁壁の設計 Ver12より転倒、滑動、地盤反力の照査毎に浮力の有無を指定することができます)。

■逆T擁壁型と重力式擁壁型の断面力の算出方法
「洪水吐の設計計算」においては、洪水吐の形状「逆T擁壁型と重力式擁壁型」をU型FRAMEとしてモデル化して断面力を算出していますが、「擁壁の設計」においては、背後地側と貯水池側の接合部にて2つのモデル化が必要となります。

■応力度照査
「洪水吐の設計計算」においては、抵抗モーメントの計算をサポートしておりますが、「擁壁の設計」においては抵抗モーメントの計算はサポートしておりません。

■最後に
本製品は「土地改良事業設計指針「ため池整備」平成18年2月」を主たる基準書としており、「洪水吐の設計計算」をより簡素化した入力構造としており、擁壁(洪水吐)等の構造計算を熟知していない方にも簡単にモデル化、設計計算できるようにしております。

一方「擁壁の設計」は、擁壁等の構造計算を熟知しているお客様からも非常に多くのお問い合わせを頂き、色々なモデルの設計に対応できるような製品となっており、入力項目が非常に多く、製品を熟知していないと「洪水吐」の簡単なモデルを作成できないと考えております。

また、本製品においては、洪水吐の形状、開水路の対策方法等を選択するとその形状に合わせ形状寸法を入力することができ、また、荷重データについても基準書に記述している常時3ケース、地震時1ケースを初期値データとして設けております。
 

Q1−2.

土地改良基準での水路の計算を実施いたしますが、洪水吐の設計計算で同等の計算が可能でしょうか?
A1−2. 本製品は「土地改良事業設計指針「ため池整備」平成18年2月」を主たる基準書としており、基準書内のもたれ擁壁型には対応しておりません。また、水理計算については、「防災調節池等技術基準(案) 解説と設計実例」に準拠した設計洪水流量を算出し、流速を求め、「土地改良事業設計指針「ため池整備」平成18年2月」P-87に記載している余裕高(側壁高)を算出しています。

従いまして、ご希望されている「土地改良事業計画設計基準 設計「水路工」基準書 技術書」のP-152〜の水理設計、P-244〜の土圧の試行くさび法、P-281〜基礎地盤の支持力に対する検討、P-283〜のコンクリートブロック積水路・石積水路の検討、P-303に記述している簡略式を用いた応力度算定については対応していません。どうぞ、ご了承頂きたいと存じます。

また、P-304のコンクリートの抵抗モーメント、鉄筋のモーメントについては、どちらか片方のみ(抵抗モーメントを決定した材質のもの)を算出しています。
 

Q1−3.

水理計算を行わず、安定計算のみを計算することは可能か?
A1−3. 可能です。
設計条件入力画面にて設計洪水流量を「計算しない」に指定してください。

 2.入力(設計)

Q2−1.

開水路の対策で突起を設けモデル化することが可能か?
A2−1. 可能です。
基本条件入力画面の「開水路型の対策」スイッチを「突起を設置する」に指定して下さい。
形状寸法入力画面にて突起の位置、寸法を入力して頂きたいと存じます。
 

Q2−2.

開水路の対策で背面土重を考慮することができるが、このモデルで張り出し幅Lを無視することはできるか?
A2−2. 背面土砂を考慮する場合には、L(張り出し幅)の入力が必ず必要となります。
無視したい場合には、対策なしに変更するか、張り出し幅に最小値0.1mを指定して頂きたいと存じます
 

Q2−3.

鉄筋の入力に各部位毎(外面(上側)、内側(下側))に上下2種類ずつかぶり、鉄筋径、ピッチが入力できるが、これは何を意味するのか?
A2−3. 1段目と2段目のかぶりを変更することで外面(上側)、内側(下側)それぞれに2段配筋モデルとして定義することができます。
また、1段目と2段目のかぶりを同値で入力することにより、異なる鉄筋径を交互に配筋したい場合に用いるモデルとして定義することができますが、同一鉄筋径を使う場合は1段目(1種類)だけ入力してください。
 

Q2−4.

形状寸法の奥行き入力には描画用とあるが、計算には反映されないのか
A2−4. 形状寸法の奥行き(描画用)は平面図、及び3Dモデルの描画に用いております。なお、安定計算の自重・重量および重心位置を算定については、奥行き1m当りで行っております。
 

Q2−5.

基本条件入力画面に「照査位置」スイッチを設けているが、この照査位置(流入部、道流部、減勢工)の指定がどのように計算に反映されるのか?
A2−5. 流入部を選択時のみ「地震時動水圧」を荷重に考慮します。
 

Q2−6.

荷重入力画面の荷重タブにて荷重ケースを変更できないのは?
A2−6. 荷重タブの荷重ケースは、水位タブにて指定した荷重ケース数分入力可能となっておりますので、水位タブにて変更していただきたいと存じます。
 

Q2−7.

任意荷重入力画面においてモーメント荷重を入力する方法は?
A2−7. 荷重表入力の方向にモーメントを設定して頂くことにより表内のモーメントを入力することができますのでどうぞお試し頂きたいと存じます。
 

Q2−8.

任意荷重にて底版に全載する分布荷重を入力したいが、FRAME計算時に軸線から外れた部分の荷重はどのように扱われるのか
A2−8. FRAME計算時に軸線から外れた部分の荷重の扱いについては、「考え方」入力画面−「隅角部格点集中荷重」にて設定することができます。
「考慮する場合」を選択した場合、生成されたFRAME軸線より外に作用する内部自動生成荷重および任意入力による任意荷重を、集中荷重換算して最寄りの格点位置に載荷します。
また、「考慮しない」を選択した場合にはFRAME軸線を外れた荷重をすべて無視します。
 

Q2−9.

土圧計算時のH(下側位置)はどのような場合に指定するのか?
A2−9. 下側に岩盤等がありこれを土圧に含まない場合等に指定して頂きたいと存じます。
 

Q2−10.

主鉄筋の入力画面確定時にメッセージを表示する理由は?
A2−10. 1段目の主鉄筋の鉄筋径を「D0」または、ピッチを「0.0」と入力されている場合に表示します。
1段目の入力は必須としていますのでご注意ください。
 

Q2−11.

安定計算時、部材計算時の壁面摩擦角を任意の値に設定したい
A2−11. 考え方入力画面−土圧タブ−壁面摩擦角を直接入力としていただくことで、壁面摩擦角δ、δEを直接指定することができます。
なお、考え方入力画面−土圧タブ−壁面摩擦角の「初期化」ボタンは、材料データ−土タブの「せん断抵抗角φ」を用いて以下の値を設定します(「直接入力スイッチがOFF(内部計算)」時も同値で計算します)。

@部材計算
・貯水池側:常時・・・・・・δ=2/3φ
・貯水池側:地震時・・・・δE=φ/2
・背後地側:常時・・・・δ=2/3φ
・背後地側:地震時・・・δE=φ/2

A安定計算
・貯水池側:常時・・・・・・δ=φか2/3φ
・貯水池側:地震時・・・・δE=φ/2
・背後地側:常時・・・・δ=φか2/3φ
・背後地側:地震時・・・δE=φ/2
 

Q2−12.

上面荷重(蓋版+活荷重)を考慮した計算は可能でしょうか
A2−12. 「荷重」画面−「荷重」タブ内のその他荷重、または「任意荷重」画面で、お問い合わせの上面荷重を入力することで、計算は可能です。
 

Q2−13.

形状寸法入力の側壁高取得ボタンにて取得する側壁高の計算過程はどこで確認することができるか?
A2−13. 水理計算入力画面の計算結果タブにて確認することができます。
また、計算書については各断面−水理計算にて計算過程を出力しております。
 

Q2−14.

土圧計算時の地表面と水平面のなす角度の入力について、i = 0°で計算している理由は?
A2−14. 地表面と水平面のなす角度の入力が0.00°と指定されているためでございます。
従いまして、荷重入力画面−土圧タブ−地表面と水平面のなす角度にて入力していただきたいと存じます。

なお、本製品Ver.2.1.1以前のバージョンにつきましては、「土地改良事業設計指針「ため池整備」 平成18年2月」参考資料の記載に従い、i = 0°で計算を行っております。
 

Q2−15.

「「流入部」、「導流部」、「減勢部」の最大3断面を同時に設計可能です。」とありますが、設計する断面はどのように設定するのでしょうか
A2−15. 設計条件入力画面−設計断面にて設計を行う断面をチェックしていただきたいと存じます。
チェックした断面について、入力、及び計算を行うことができます。
 

Q2−16.

開水路左右対称型、および開水路左右非対称型にて張出を設けたいのですが、どこで設定を行えばよいでしょうか
A2−16. 基本条件の開水路型の対策にて背面土重を考慮を選択後、形状寸法画面の対策寸法にて入力することができます。
なお、開水路型左右対称型の場合は、底版左右両端に張出を設置します。
また、開水路型左右非対称型の場合は、底版右端に張出を設置します。
 

Q2−17.

鉄筋の入力に各部位毎に上下2種類ずつ鉄筋径とピッチが入力できるが、これは何を意味するのか?
A2−17. 異なる鉄筋径を交互に配筋したい場合に用いる入力です。同一鉄筋径を使う場合は上段(1種類)だけ入力してください。

 3.入力(水理)

Q3−1.

設計洪水流量にて降雨強度を直接指定することは可能か?
A3−1. 可能です。
設計洪水流量入力画面の降雨強度の計算スイッチを「直接入力」に指定して下さい。
同入力画面の右側において降雨強度rを直接入力することが可能となります。
 

Q3−2.

洪水吐の比流量は計算する必要があるのか?
A3−2. 比流量を計算するか否かは設計者ご自身でご判断下さい。
なお、本製品の洪水吐の計算は青本(防災調節池等技術基準(案))P-182〜186に準拠していますのこちらをご確認してください。
 

Q3−3.

長時間降雨強度式について対応しているのでしょうか?
A3−3. 本製品の降雨強度式は、防災調節池等技術基準(案)解説と設計実例を主たる準拠基準としており、短時間降雨強度式または、長時間降雨強度式の切り替えスイッチには対応していません。

本製品の降雨強度式で長時間降雨強度式に対応しているものは以下の降雨強度式でございます。
・山梨県1型 r=a・(b/t)^n
・山梨県2型 r=a/(t^n+b)

なお、「クリーブランド型 r=a/(t^n+b)」について長時間降雨強度式を用いる場合には「山梨県2型」を指定して頂きたいと存じます。
 

Q3−4.

設計洪水流量入力画面の比流量を計算する場合の地域係数はどのような値を入力するのか?
A3−4. 比流量を計算する場合の地域係数は、「防災調節池等技術基準(案)」P-126 図11 地域別比流量図(1976) に記載している以下の地域係数Cを入力してください。

北海道 C = 17
東北 C = 34
関東 C = 48
北陸 C = 43
中部 C = 44
近畿 C = 41
紀伊南部 C = 80
山陰 C = 44
瀬戸内 C = 37
四国南部 C = 84
九州・沖縄 C = 56
 

Q3−5.

洪水到達時間の指定方法について?
A3−5. 本製品が準拠している「防災調節池等技術基準(案)解説と設計実例」のP-182においては、貯留施設計算時に用いた洪水到達時間を用いるように記述されております。
但し、洪水到達時間の計算にはKinematic Wave理論のように降雨強度式(100年確率)を用い算出するものがあり、ここで用いる洪水到達時間が異なる場合も考え、現行製品のように洪水到達時間を直接入力指定できるようにしております。
 

Q3−6.

滋賀県の降雨強度式は対応可能でしょうか?
A3−6. 滋賀県の降雨強度式は本製品にてモデル化することができます。
モデル化の際には設計洪水流量入力画面−入力タブ内の降雨強度式選択にてクリーブランド型を指定していただきたいと存じます。
 

Q3−7.

「土地改良事業設計指針『ため池整備』」に記載のA項流量、B項流量、C項流量の計算は可能でしょうか?
A3−7. A項流量、B項流量、C項流量の計算につきましては、本製品で行うことができます。
上記の計算を行う場合、設計洪水流量入力画面−入力タブにて入力していただきたいと存じます。
A項とB項の流量の比較につきましては、入力タブの比流量より「比流量を入力する」を選択し、B項流量の比流量を直接入力することで行うことができます。
A項とC項の流量の比較につきましては、入力タブの比流量より「比流量を計算する」を選択し、C項流量の計算に用いる流域面積と地域係数を入力することで行うことができます。

ただし、A項、B項、C項の流量から最大の流量を比較する機能は設けておらず、上記の計算結果より、お客様ご自身で比較していただく必要があることをご了承いただきますようお願いいたします。

 4.水理計算

Q4−1.

設計洪水流量にて1/200年確率で設計流量を1.2倍している理由は?
また、「1/200年降雨強度」を選択した場合は流量を1.2倍することはないのではないか?
A4−1. 「防災調節池等技術基準(案)」P.182の[計算例-14]に、得られた年超過確率1/200流量を恒久施設基準第23条(P.39の規定)により1.2倍として設計洪水流量としている記述があるためです。

また、「「1/200年降雨強度」を選択した場合は1.2倍することはない」につきましては、降雨強度についてであり、このことにつきましても上記の[計算例-14]をご確認いただきたいと存じます。
 

Q4−2.

比流量計算時に20km2より小さい流域を指定した場合、結果確認画面、及び計算書出力時に「流域面積が20km2より小さいので参考値とする」と表示されますが、参考値とする理由は何でしょうか?
A4−2. 流域面積の入力値が20(km2)より小さい場合には、参考値として取り扱うように「防災調節池等技術基準(案) 解説と設計実例」P-126に記載していますので、結果確認及び出力書式において参考値と表記しています。
 

Q4−3.

側壁高はどのような計算式で算出されているのか?
A4−3. 本製品の側壁高は、「土地改良事業設計指針 「ため池整備」H18.2」P-87 余裕高と側壁高に記述している余裕高の計算式(3.4.30, 3.4.31, 3.4.32)により算出しています。
ここでは、水面形に余裕高を加えた高さ以上を各部の側壁高とすると記述されている為に算出された側壁高(余裕高)は、各部の側壁高の最小値であるとお考え頂きたいと存じます。

 5.安定計算

Q5−1.

浮上りの検討に水重が含まれていませんが何か理由があるのでしょうか?
A5−1. ご質問の「浮上りの検討に水重が含まれていない」理由は、浮上がりの計算を参考にした基準書「土地改良事業計画設計基準 設計「水路工」 技術書(平成13年2月)農林水産省農村振興局P-333(8.1.6)」の計算式には、水重を考慮していないからです。

また、浮上りの検討に水重を含む場合には、本製品の考え方入力画面−基本タブ内の「浮上がりの検討(鉛直荷重)」計算スイッチを「水重を考慮する」に設定して下さい。
 

Q5−2.

滑動照査時の地震時における受働土圧について何故、受働土圧を考慮しているのか?
A5−2. ご質問の「滑動の照査時(地震時)に受働土圧を考慮している理由」は、本製品の主たる準拠基準「土地改良事業設計指針「ため池整備」」P-196〜P-197に記述されているように貯水池側に安全率Fsを満足する反力が生じている場合には、常時、地震時区別なく抵抗力の最大である受働土圧により滑動安全率を算出しています。
 

Q5−3.

側壁の土圧を両方主働土圧でモデル化している理由は?
A5−3. 安定計算については、貯水池側は反力(受働土圧の範囲内)としている為に、受働土圧で算出していると考えています。
 

Q5−4.

洪水吐の設計計算にて地盤反力の安定計算時に、許容最大地盤反力度と計算結果を比較するようになっているが、入力値よりテルツァギーの公式を用いて求めた値との比較する方法は?
A5−4. 本製品Ver.1では地盤反力度の許容値は、入力−材料入力画面の安定計算タブ入力表内の許容最大地盤反力度に直接入力することができますので、テルツァギーの公式を用い計算した値を入力して頂きたいと存じます。

本製品Ver.2より、入力−考え方入力画面の許容最大地盤反力度タブ内の「許容最大地盤反力度(許容値)を内部で計算しその値を用いる」計算スイッチをチェック(ON)してください。入力−材料入力画面で入力した許容値は使用せずに内部計算(テルツァギーの公式)した許容値を用います。
 

Q5−5.

流入部においては地震時動水圧を考慮しているか?
A5−5. はい。流入部を設計する際には、地震時動水圧を考慮して計算しています。
 

Q5−6.

安定計算実行時に「水平反力が受働土圧を超えるケースがあります。」のメッセージが表示される理由は?
A5−6. 安定計算を実行した際に、貯水池側が「水平反力>受働土圧」の状態となった場合に、ご指摘のメッセージを表示しております。

上記のケースの計算は、入力データ−考え方入力画面の基本タブ「安定計算(水平反力が受働土圧を超えた場合)」計算スイッチの指定内容「水平反力を用いる/受働土圧を用いる」に従い、作用力集計する際に用い計算を続行しますが、このような状態は、安定計算の前提条件を満たしていない為に、以降は参考値としてご確認いただきたいと存じます。

 6.断面力計算

Q6−1.

任意荷重の側壁は断面力を使うのは分かりますが、なぜ底版は安定計算のものを使うのでしょうか?
A6−1. 断面力(FRAME計算)の底版を算出する際に、任意荷重の計算種別「安定計算」を用いている理由は、本製品のオンラインヘルプ「計算理論及び照査方法|概要|概要の計算フロー」をご確認頂くとご理解頂けると存じますが、断面力(FRAME)算出時には側壁と底版にそれぞれの荷重データを生成している為であり、計算種別に断面力を指定した場合には断面力(側壁)計算に反映し、計算種別を安定計算に指定した場合には安定計算、断面力(底版)の計算に反映するようにしています。

また、上記にご説明したように部材設計(側壁)、部材設計(底版)、安定計算の3つの荷重状態でモデル化しており、「部材設計(側壁)」と「部材設計(底版)、安定計算」の荷重の違いは土圧計算(壁面摩擦角)であり、通常のモデル(擁壁等)では、安定計算で算出した地盤反力度を部材設計(底版)で用いることが考えられますが、土地改良事業設計指針「ため池設備」においては、安定計算を行う際に浮力(揚圧力)を無視しており、また反力についてもモデルによっては載荷されない非常に厳しい状態で算出していますので、この状態で安定計算において地盤反力度を算出し部材設計(底版)に用いると力(荷重)の釣合いが取れない状態となり、FRAME解析結果に矛盾が生じる結果となり、これを防ぐ必要があり、上記長々とご説明したモデルで解析しています。
 

Q6−2.

FRAME計算結果確認画面にて底版の結果を確認できないのか?
A6−2. FRAME計算結果確認画面の左上にある「側壁/底版切替ボタン」にて側壁に着目した荷重ケースと底版に着目した荷重ケースを切り替えることができます。
 

Q6−3.

流入部の計算時に地震時動水圧が考慮されていないのはなぜ?
A6−3. 地震時動水圧は、流入部の地震時ケースで水位が指定されており、かつ地盤面より上側に水位がある場合に計算されます。
従いまして、荷重入力画面−水位タブ−地震時水位ケースをご確認いただきたいと存じます。

 7.応力度計算

Q7−1.

無筋コンクリートと判断しているか?
A5−1. 本製品においては無筋コンクリートでOKまたは鉄筋が必要等の判定は行っておりません。
重力式の右側壁以外は全て鉄筋の入力が必要です。
 

Q7−2.

応力度での底版のせん断応力度ですが、許容せん断応力度で0.36は入力値で0.54はその1.5倍ですがその他に0.72や1.08が存在しますがこれは何でしょうか?
A7−2. ご指摘された許容値の値は、「土地改良事業計画設計基準 設計「水路工」基準書 技術書」平成13年2月 P-308に記載している割増し係数を考慮した値でございます。

常時許容値(τa1=0.360)
α:割増し係数
α=2-x/2・d (1≦α≦2)
α=2.0

τa1 = 0.360×2.0 = 0.720(N/mm^2)

ここに
x:軸線から照査位置までの距離
d:照査断面の有効高
 

Q7−3.

鉄筋の許容応力度を水中部材の値で計算する方法は?
A7−3. 材料入力画面の各部位(側壁、底版)毎の部材種別を水中部材に指定すると鉄筋の許容応力度の表入力の値が自動的に変更されますので、どうぞお試しください。

 8.その他

Q8−1.

メイン画面の3D図の描画エリアを大きくする方法は?
A6−1. 各描画(断面図、平面図、側面図、3D図)の境界をドラッグすることで描画サイズを変更できますので、どうぞ、お試しいただきたいと存じます。
 

Q8−2.

準拠基準書を計算書に出力するには?
A6−2. 本製品の出力設定画面の設計条件に基準書の出力スイッチを設けており、こちらを設定することで本製品にて準拠している基準書名を出力することが可能です。






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《UC-winシリーズ》
・道路・シミュレータ
・ドライブ・シミュレータ
・マイクロ・シミュレーション
・避難解析・シミュレーション
>>その他VRソフト
FEM解析ソフト
・3次元プレート動的非線形解析
・2次元動的非線形解析
・総合有限要素法解析システム
>>その他FEM解析ソフト
土木・建築・設計ソフト
《UC-1シリーズ》
・構造解析/断面
・橋梁上部工
・橋梁下部工
・基礎工
・仮設工
・道路土工
・港湾
・水工
・地盤解析
・CALS/CAD
・維持管理・地震リスク
・建築/プラント
・船舶/避難
>>その他土木・建築・設計ソフト
SaaS/クラウド
《スパコンクラウド®》
・スパコンクラウドサービス
《VR-Cloud®》
・リアルタイムVRシステム
《UC-1 for SaaS》
・FRAME面内
・FRAMEマネージャ
・RC断面計算
・UC-Draw
・電子納品支援ツール
・グループウェア/事務処理
・ファイル転送サービス機能
・UC-1 クラウドサービス
解析支援サービス/サポート
・UC-win/Roadサポートシステム
・設計成果チェック支援サービス
・Engineer's Studio®解析支援
・地盤解析支援サービス
・EXODUS/SMARTFIRE解析支援
・xpswmm解析支援サービス
・建物エネルギーシミュレーション
・3Dレーザスキャン・モデリング
・3D模型サービス
・3D報告書・図面サービス
>>その他支援サービス
各種ソリューション
・耐震診断/解析
・鋼橋設計
・橋梁新工法
・建築設計
・自治体
・医療系VRシステム
・パーキングソリューション
・ECOソリューション
>>その他ソリューション