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Q&Aため池の設計計算 Q&A ('17.12.14)

NEW! 更新内容

Q3−15.任意荷重入力の分散角度はどのうような場合に入力するのでしょうか?('17.12.14)

目  次
 1.適用範囲、制約条件

Q1−1.ため池の堤体に液状化がある場合に土地改良施設 耐震設計の手引き 平成16年3月(社団法人農業土木学会発行)にあるような内容でため池の設計計算で行うことが可能か?

Q1−2.水理計算のみの計算をする場合どうすれば良いでしょうか?

Q1−3.透水性ゾーンがないモデルの入力方法を教えて頂けないでしょうか
 2.水理計算入力

Q2−1.降雨強度を直接入力する方法は?

Q2−2.降雨強度式を2式併用した降雨強度曲線にて計算結果を確認したい?

Q2−3.長時間降雨強度式について対応しているのでしょうか?

Q2−4.土地利用状況定数Cは計算にどのように影響するのか?

Q2−5.洪水到達時間の指定方法について?

Q2−6.「土地改良事業設計指針「ため池整備」 平成18年2月」のP-136に記載している内容「ため池への流入量は、各時間の流量を20%割増した値とする」についてモデル化することができますか?

Q2−7.滋賀県の降雨強度式は対応可能でしょうか?

Q2−8.土地改良事業設計指針 「ため池整備」平成27年5月P-168に準拠した合成合理式を計算することができるか?

Q2−9.「土地改良事業設計指針『ため池整備』」に記載のA項流量、B項流量、C項流量の計算は可能でしょうか?
 3.安定計算入力

Q3−1.堤体寸法で一番最初の地層面が斜面になっているモデルを入力できないか?

Q3−2.浸潤線は入力した水位より自動設定可能だが、任意の浸潤線を入力して使用すること可能でしょうか?

Q3−3.地震時についての検討はどこで行うのか?

Q3−4.C(浸出面勾配から算出する係数)の基準を教えて頂けないでしょうか?

Q3−5.水位ケースで浸潤線の入力を行うが、計算すると背後池側で浸潤線がはみ出してしまうことがあると思う。その場合、どのように修正すればよいか。

Q3−6.背後池側の堤体外形の入力の方法を教えて頂けないでしょうか

Q3−7.地層の入力で計算範囲の始点側と終点側で高さを変更したい場合の入力方法を教えて頂けないでしょうか

Q3−8.ruを設定するための目安となる参考資料等の文献などはないでしょうか?

Q3−9.水位急降下時の設定項目があるが、「ため池整備」に準拠して水位急降下時の計算を行わないことはできるのか

Q3−10.均一型の堤体にて、堤体部の透水係数を変更したが浸潤線の計算値が変更されない理由は?

Q3−11.水位ケース入力画面の浸潤線タブにある浸潤線開始位置指定はどのような場合に使用するのか?

Q3−12.水位ケース入力画面の浸潤線タブにある浸潤線終了位置指定はどのような場合に使用するのか?

Q3−13.円弧すべり入力画面の設計水平震度の条件選択の出典を教えて下さい

Q3−14.計算時に「水位線が水平でありません」のエラーメッセージが表示されます

Q3−15.任意荷重入力の分散角度はどのうような場合に入力するのでしょうか?
 4.水理計算

Q4−1.水理計算において流量(流域)だけ計算することは可能か?

Q4−2.「防災調節池等技術基準(案)解説と設計実例P-156、図33水位容量曲線図」に示しているH−F(水位−面積)図に対応しているか?

Q4−3.洪水調節計算結果の容量Vの算出方法を教えて下さい

Q4−4.貯留施設の洪水到達時間が指定した値と異なる理由は?

Q4−5.湛水(水位)を考慮した貯留計算には対応しているか?

Q4−6.比流量計算時に20km2より小さい流域を指定した場合、結果確認画面、及び計算書出力時に「流域面積が20km2より小さいので参考値とする」と表示されますが、参考値とする理由は何でしょうか?

Q4−7.ため池が地山の斜面等がそのまま残っておりいびつな形状になる場合でも対応しておりますでしょうか。自分で面積の計算をすることが必要でしょうか。

Q4−8.洪水調節方式をピークカット方式にして計算すると放流量が非常に小さな値となりました。なぜでしょうか?

Q4−9.洪水吐きの計算で用いる洪水到達時間の根拠は?
 5.安定計算

Q5−1.「過剰間隙水圧と設計震度との考慮(ΔU法とkh法との同時考慮)」について、どの文献を参照されていますか

Q5−2.起動モーメント、抵抗モーメントを検算したい

Q5−3.「常時満水位」「水位急降下」のように水位があるケースの場合、慣性力は土塊(kN)に設計震度Kh(入力値)をかけた値になっていませんが、どのように計算されているのか教えて下さい

Q5−4.水圧法であったり体積法といった用語はなにか基準書等に記述があるものでしょうか?
 6.出力

Q6−1.浸潤線等をカラーでプリンタへ出力することが可能か?
 7.その他

Q7−1.「モデル作成補助ツール」が使用できるようですが、どのような場合に使用するのでしょうか?



 1.適用範囲、制約条件

Q1−1.

ため池の堤体に液状化がある場合に土地改良施設 耐震設計の手引き 平成16年3月(社団法人農業土木学会発行)にあるような内容でため池の設計計算で行うことが可能か?
A1−1. 可能です。
「土地改良施設 耐震設計の手引き 平成16年3月」 P-373の「堤体、基礎の液状化を考慮した地震時の検討」については、円弧すべり入力画面−ケース別指定タブ−安全率タブの「計算種別」にて液状化、液状化(修正Fellenius法)を選択することで物性値データで入力した液状化層における過剰間隙圧比(ru)を考慮した地震時(液状化)の検討についてモデル化することができます。
 

Q1−2.

水理計算のみの計算をする場合どうすれば良いでしょうか?
A1−2. 基本条件入力画面の「水理計算の有無」を「する」に設定し、出力したい「水理計算種別」を選択して頂くことにより、ため池の設計計算(堤体の安定計算(円弧すべり))を行わずに指定した水理計算のみの計算書を出力することができます。

但し、「水理計算種別」の指定を「流域と貯留の計算」とした場合には、流域のみを入力後に水理計算および出力はできません。指定した水理計算種別を全て入力した場合にのみ水理計算の出力が行われます。
 

Q1−3.

透水性ゾーンがないモデルの入力方法を教えて頂けないでしょうか
A1−3. 基本条件入力画面の「堤体の入力方法」の指定を「任意座標入力」と設定していただき、モデルを作成することをお勧め致します。但し、浸潤線の自動生成は行いません。

また、基本条件入力画面の「堤体の入力方法」の指定を「寸法入力」と設定した場合は、斜面に変化点(折れや段差)のないモデルにつきましては、「堤体寸法」入力画面−「形状寸法」タブ−「堤体・透水性ゾーン」タブ−「貯水池側」または「背後池側」タブ内の「透水性ゾーン幅」を天端幅、下端幅共に0(m)と入力していただくことでモデル化できます。

斜面に変化点のあるモデルにつきましては、「物性値」入力画面にて、透水性ゾーンの物性値を堤体と同値としていただきたいと存じます。

ただし、「水位ケース」入力画面の浸潤線入力につきましては、透水性ゾーンを考慮して自動計算を行いませんので、浸潤線入力にて透水性ゾーン部分の浸潤線を補完していただきたいと存じます。

 2.水理計算入力

Q2−1.

降雨強度を直接入力する方法は?
A2−1. 以下に手順を記述いたします。
1.「基本条件」タブの「降雨強度の計算」を「降雨強度直接入力」に指定する。
2.「降雨強度直接入力」タブを開く
3.入力項目の選択(降雨強度/降雨量/流量)を指定する。
4.「計算時間単位Δt」、「降雨継続時間t」の入力を行う。
 ※お考えの値を適宜入力してください。
5.降雨強度直接入力表にて、流量を入力する。
6.同画面内の計算ボタンを押下する。
 ※メッセージが表示されるので、「はい」を選択していただくと「降雨強度」、「降雨量」を自動計算し、表にセットします。

「降雨強度」、「降雨量」、「流量」のうち、「降雨強度」の入力は必ず必要となります。
しかし、上記6.でもご説明しましたが、「計算」ボタンを押下していただくことで、入力項目から非入力項目への自動計算を行いますので、実際に入力していただく項目は「降雨強度」、「降雨量」、「流量」のうち1つで結構です。
※入力後、計算ボタンを必ず押下してください。

入力完了後、同画面内の「ファイルへ書き込み」ボタンより、現在入力している降雨強度直接入力データを(*.rdi)形式で保存することが可能です。
また、降雨強度直接入力データ(*.rdi)は「ファイルから読み込み」ボタンより読み込むことが可能です。
 

Q2−2.

降雨強度式を2式併用した降雨強度曲線にて計算結果を確認したい?
A2−2. 流域−降雨強度式タブ内の降雨強度式数を2(式)に指定し、右側に「複数式の算定方法」スイッチが選択可能な状態となりますので「合計」を選択した後に、それぞれの降雨強度式の入力を行って下さい。
2式併用とは、異なる降雨強度式を1つの降雨強度曲線として取り扱うことを意味しており、以下のような考えで降強度曲線を構成します。
入力した1式の降雨継続時間をT1,2式をT2とすると、降雨強度式の使い分けは、
・0〜T1:1式
・T1〜T1+T2:2式
となります。
 

Q2−3.

長時間降雨強度式について対応しているのでしょうか?
A2−3. 本製品の降雨強度式は、防災調節池等技術基準(案)解説と設計実例を主たる準拠基準としており、短時間降雨強度式または、長時間降雨強度式の切り替えスイッチには対応していません。

本製品の降雨強度式で長時間降雨強度式に対応しているものは以下の降雨強度式でございます。

・山梨県1型 r=a・(b/t)^n
・山梨県2型 r=a/(t^n+b)

なお、「クリーブランド型 r=a/(t^n+b)」について長時間降雨強度式を用いる場合には「山梨県2型」を指定して頂きたいと存じます。

上記以外の長期降雨強度式を用いる場合には、入力データ−流域−降雨強度式タブ内の降雨強度式の表入力内の降雨継続時間t(時)にて直接入力して頂きたいと存じます。
 

Q2−4.

土地利用状況定数Cは計算にどのように影響するのか?
A2−4. 土地利用状況定数CはKinematic Wave理論にて洪水到達時間を計算する場合に用いられます。
 

Q2−5.

洪水到達時間の指定方法について?
A2−5. 本製品の洪水到達時間の入力は、流域−降雨波形タブ内の計算時間単位 Δtにて(分)単位で指定して下さい。
入力する値は同画面の洪水到達時間(参照値)を参考にして頂き適値を指定して下さい。通常のモデルでは5分、10分、15分、20分ときりのよい値を指定することをお勧め致します。
また、現在では各都道府県にて定められた洪水到達時間がございますのでこちらに付きましてもご確認頂きたいと存じます。
 

Q2−6.

「土地改良事業設計指針「ため池整備」 平成18年2月」のP-136に記載している内容「ため池への流入量は、各時間の流量を20%割増した値とする」についてモデル化することができますか?
A2−6. 可能です。
本製品の水理計算-流域入力画面のハイドログラフタブ内の「各時間の流量割増値(%)」にて指定して下さい。
 

Q2−7.

滋賀県の降雨強度式は対応可能でしょうか?
A2−7. 滋賀県の降雨強度式は本製品にてモデル化することができます。
モデル化の際には水理計算−流域入力画面-降雨強度式タブ内の降雨強度式選択にてクリーブランド型を指定していただきたいと存じます。
 

Q2−8.

土地改良事業設計指針 「ため池整備」平成27年5月P-168に準拠した合成合理式を計算することができるか?
A2−8. 可能です。
本製品の水理計算-流域入力画面のハイドラグラフタブ内の計算スイッチを合成合理式に切り替えて頂き、合成合理式の降雨分割数、標準比率、基底流量を指定することで土地改良事業設計指針 「ため池整備」平成27年5月P-168に準拠した合成合理式のハイドログラフを計算することができます。
 

Q2−9.

「土地改良事業設計指針『ため池整備』」に記載のA項流量、B項流量、C項流量の計算は可能でしょうか?
A2−9. A項流量、B項流量、C項流量の計算につきましては、本製品で行うことができます。
上記の計算を行う場合、水理計算−洪水吐−設計洪水流量タブにて入力していただきたいと存じます。
A項とB項の流量の比較につきましては、設計洪水流量タブの比流量より「比流量を入力する」を選択し、B項流量の比流量を直接入力することで行うことができます。
A項とC項の流量の比較につきましては、設計洪水流量タブの比流量より「比流量を計算する」を選択し、C項流量の計算に用いる流域面積と地域係数を入力することで行うことができます。

ただし、A項、B項、C項の流量から最大の流量を比較する機能は設けておらず、上記の計算結果より、お客様ご自身で比較していただく必要があることをご了承いただきますようお願いいたします。


 3.安定計算入力

Q3−1.

堤体寸法で一番最初の地層面が斜面になっているモデルを入力できないか?
A3−1. 地表面の始点・終点のY座標の入力と中間点X,Y座標を入力していただくことで傾斜および凹凸をモデル化することができます。
 

Q3−2.

浸潤線は入力した水位より自動設定可能だが、任意の浸潤線を入力して使用すること可能でしょうか?
A3−2. 「寸法入力」モデルでは、入力したX座標からY座標を自動計算して表示しますが、Y座標は任意に入力することできます。
「任意座標入力」モデルでは、浸潤線の自動計算は行っていない為に、任意の浸潤線を入力してください。
 

Q3−3.

地震時についての検討はどこで行うのか?
A3−3. 本製品の円弧すべり入力画面のケース別設定タブ−安全率タブの「計算種別」計算スイッチを「地震時」に指定して頂きたいと存じます。
 

Q3−4.

C(浸出面勾配から算出する係数)の基準を教えて頂けないでしょうか?
A3−4. 「寸法入力」モデルのC(浸出面勾配から算出する係数)は、土地改良事業計画書設計基準「フィルダム」PU-61に記載しているC=Δa/(a+Δa)の値を入力して下さい。
こちらにマイナスの値を入力すると内部計算を行い、プラスの値を入力すると入力した値を計算に用います。
「任意座標入力」モデルでは、C(浸出面勾配から算出する係数)の入力は設けていません。
 

Q3−5.

水位ケースで浸潤線の入力を行うが、計算すると背後池側で浸潤線がはみ出してしまうことがあると思う。その場合、どのように修正すればよいか。
A3−5. 「寸法入力」モデルにおける浸潤線の入力は、水位ケースタブの各ケース毎に入力した「水位高」を用い内部計算した値を浸潤線タブ内の浸潤線表入力に設定しており、この設定した値(X座標、Y座標)を直接修正して頂きたいと存じます。
内部計算における浸潤線の構成は結線していない状態があり、これを防ぐ為に必ず浸潤線の入力が必要となります。
「任意座標入力」モデルでは、浸潤線の内部計算は行っていません。
 

Q3−6.

背後池側の堤体外形の入力の方法を教えて頂けないでしょうか
A3−6. 「寸法入力」モデルにおける背後池側の堤体外形の入力は、堤体天端の左端位置の地表面を始点とし、貯水池側の堤体外形の入力と同様に地表面側から1段目(No.1)、2段目(No.2)…となるように入力していただきたいと存じます。
 

Q3−7.

地層の入力で計算範囲の始点側と終点側で高さを変更したい場合の入力方法を教えて頂けないでしょうか
A3−7. 地層の中間点座標入力にてX座標を計算範囲の始点X座標、または終点X座標と同値で入力し、Y座標を入力していただくことで始点側、終点側の高さを変更することができます。
ただし、中間点座標がオーバーハングとならないように、始点側の高さを変更する場合には中間点座標の最初の点(No.1)にて、終点側の高さを変更する場合には中間点座標の最終点にて入力していただきたいと存じます。
 

Q3−8.

ruを設定するための目安となる参考資料等の文献などはないでしょうか?
A3−8. 過剰間隙水圧比につきましては、「土地改良施設 耐震設計の手引き 平成16年3月」の p.499に記載の以下の式、および図-7.3.3 円弧すべり法の液状化に対する抵抗率と過剰間隙水圧比のグラフを参考にしていただきたいと存じます。

-----------------------------------
ru=FL^(-7)(FL>1.0)
ru=1.0(FL≦1.0)
FL : 液状化に対する抵抗率
-----------------------------------
 

Q3−9.

水位急降下時の設定項目があるが、「ため池整備」に準拠して水位急降下時の計算を行わないことはできるのか
A3−9. 「水位ケース」入力画面−水位ケースタブにて検討する水位ケースを選択することができますので、計算を行わないケースについてはチェックをはずしていただきたいと存じます。
 

Q3−10.

均一型の堤体にて、堤体部の透水係数を変更したが浸潤線の計算値が変更されない理由は?
A3−10. 均一型の堤体の場合、浸潤線計算の際に透水係数を用いていないために浸潤線の計算値が変化しておりません。

上記の理由としましては、本製品の浸潤線の計算は土地改良事業計画設計基準 設計「ダム」 技術書[フィルダム編]のp.U-65〜72を参考として計算しておりますが、均一型フィルダムの計算例では浸潤線の放物線計算時には透水係数を用いていないためでございます。
 

Q3−11.

水位ケース入力画面の浸潤線タブにある浸潤線開始位置指定はどのような場合に使用するのか?
A3−11. 安定計算に用いる浸潤線の始点を任意の位置に変更する場合にご利用いただきたいと存じます。
浸潤線開始位置が指定されていない場合には、安定計算に用いる浸潤線の始点のX座標は計算範囲の左端、Y座標は水位高となります。
 

Q3−12.

水位ケース入力画面の浸潤線タブにある浸潤線終了位置指定はどのような場合に使用するのか?
A3−12. 安定計算に用いる浸潤線の終点を任意の位置に変更する場合にご利用いただきたいと存じます。
浸潤線終了位置が指定されていない場合には、安定計算に用いる浸潤線の終点のX座標は計算範囲の右端、Y座標は浸潤線入力座標の最終Y座標となります。
 

Q3−13.

円弧すべり入力画面の設計水平震度の条件選択の出典を教えて下さい
A3−13. 本製品の設計水平震度の条件選択につきましては、地盤種別、地域区分については道示X(H24.3)を参考に算定しております。
地震レベルについては「道路土工 盛土工指針 平成22年4月」P125の解表4-3-3を参考としております。
 

Q3−14.

計算時に「水位線が水平でありません」のエラーメッセージが表示されます
A3−14. ご質問のエラーメッセージは、堤体、および地層の外部に存在する水位線が水平でない場合に計算時に表示されるエラーメッセージでございます。

堤体、および地層の外部に存在する水位線は水平に定義していただく必要がございます。
従いまして、水位ケース入力画面より、堤体、および地層の外部に存在する水位線が水平となるように浸潤線の入力を見直していただきますようお願いいたします。
 

Q3−15.

任意荷重入力の分散角度はどのうような場合に入力するのでしょうか?
A3−15. 指定された分散角度で土中分布するものとして、すべり面の荷重として考慮する場合に入力していただきたいと存じます。
φとして入力された場合には、荷重の作用方向に対して2φの角度で土中で分布するものとして計算します。

 4.水理計算

Q4−1.

水理計算において流量(流域)だけ計算することは可能か?
A4−1. 可能です。
基本条件入力画面の水理計算種別スイッチを「流域の計算」に指定して頂きたいと存じます。但し、他の水理計算(貯留施設、洪水吐)を行なっていない為に堤体寸法入力画面、水位ケース入力画面において水理計算の結果を取得することはできません。
 

Q4−2.

「防災調節池等技術基準(案)解説と設計実例P-156、図33水位容量曲線図」に示しているH−F(水位−面積)図に対応しているか?
A4−2. 水理計算−貯留施設入力画面−スイッチ制御タブ−水位容量曲線の入力方法を「水位とその時の湛水面積を与え容量を算定する」と指定していただくことで、同入力画面−入力タブ−ため池容量にて、調節池容量の水深と面積を直接入力いただけます。
また、H−F(水位−面積)図につきましては同入力画面−結果確認タブ、または水理計算結果確認画面−貯留施設タブの水位容量曲線タブにて確認することができます。
 

Q4−3.

洪水調節計算結果の容量Vの算出方法を教えて下さい
A4−3. 本製品の必要調節容量計算は、「防災調節池等技術基準(案)解説と設計実例」計算例-6(P-155)図32 防災調節池の洪水調節計算フローチャートに準拠して計算しており、容量についてはP-154の以下をご確認頂きたいと存じます。
また、「土地改良事業設計指針「ため池整備」平成18年2月」参考資料 1.貯留効果の計算例 P-133〜P-143と同値で算出していることを確認しています。
 

Q4−4.

貯留施設の洪水到達時間が指定した値と異なる理由は?
A4−4. 本製品の洪水到達時間は、流域で入力指定された洪水到達時間(計算時間単位Δt)をそのまま使用します。従って、流域の洪水到達時間で計算した結果を確認して頂き、降雨波形タブの計算時間単位Δtに直接入力して頂きたいと存じます。
 

Q4−5.

湛水(水位)を考慮した貯留計算には対応しているか?
A4−5. 対応しています。
貯留施設入力画面の入力タブ-ため池情報タブ内の洪水調節容量計算 湛水水位にて入力してください。
 

Q4−6.

比流量計算時に20km2より小さい流域を指定した場合、結果確認画面、及び計算書出力時に「流域面積が20km2より小さいので参考値とする」と表示されますが、参考値とする理由は何でしょうか?
A4−6. 流域面積の入力値が20(km2)より小さい場合には、参考値として取り扱うように「防災調節池等技術基準(案) 解説と設計実例」P-126に記載していますので、結果確認及び出力書式において参考値と表記しています。
 

Q4−7.

ため池が地山の斜面等がそのまま残っておりいびつな形状になる場合でも対応しておりますでしょうか。自分で面積の計算をすることが必要でしょうか。
A4−7. 面積は入力値となっています。
本製品の池の容量入力は、「水位と容量を直接入力する」か「水位とその時の湛水面積を与え容量を算出する」の何れかの方法にて指定して頂きたいと存じます。
また、「水位とその時の湛水面積を与え容量を算出する」を指定時には、算定式「せつ頭錐体、平均面積を有する柱体」の何れかを選択することができます。
 

Q4−8.

洪水調節方式をピークカット方式にして計算すると放流量が非常に小さな値となりました。なぜでしょうか?
A4−8. ご指摘の現象が発生する理由は、ピークカット方式の場合は水理計算-貯留施設-入力タブ-ため池情報タブの洪水調節容量計算内の「調節後流量(m^3/s)」で指定した流量より大きな流量は放流しないからであり、この値に適値(通常は許容放流量を超えない値)を指定して頂きたいと存じます。
 

Q4−9.

洪水吐きの計算で用いる洪水到達時間の根拠は?
A4−9. 本製品が準拠している「防災調節池等技術基準(案)解説と設計実例」のP-182においては、貯留施設計算時に用いた洪水到達時間を用いるように記述されております。
そのため本製品においては、洪水吐きの入力画面の「上流施設からの連動」ボタンを選択することで実際に計算で用いた洪水到達時間を設定しております。

但し、洪水到達時間の計算にはKinematic Wave理論のように降雨強度式(100年確率)を用い算出するものがあり、ここで用いる洪水到達時間が異なる場合も考え、現行製品のように洪水到達時間を直接入力指定できるようにしております。

 5.安定計算

Q5−1.

「過剰間隙水圧と設計震度との考慮(ΔU法とkh法との同時考慮)」について、どの文献を参照されていますか
A5−1. ΔU法とkh法との同時考慮につきましては、「土地改良施設 耐震設計の手引き 平成16年3月」P.377の「基礎に液状化等の変化が懸念される場合は、…地盤変状時の安定計算を実施し、安全性について評価するものとする。」および「改良が十分期待できない場合地盤上にため池堤体を築堤する場合には、地震時における基礎地盤や堤体内部の液状化や過剰間隙水圧比の評価を考慮した堤体盛土の安定性を検討することが必要となる。」の記述に対応したものとなります。
 

Q5−2.

起動モーメント、抵抗モーメントを検算したい
A5−2. 安定計算結果確認画面−臨界面タブ、及び計算書−安定計算一覧表に表示・出力しています円弧半径、滑動力、抵抗力を用い、半径×滑動力=起動モーメント、半径×抵抗力=抵抗モーメントと検算して頂きたいと存じます。

但し、小数点以下桁数を3桁としていますが、実数で計算している為に表示される起動モーメント、抵抗モーメントには誤差が発生することをどうぞ、ご理解頂きたいと存じます。
 

Q5−3.

「常時満水位」「水位急降下」のように水位があるケースの場合、慣性力は土塊(kN)に設計震度Kh(入力値)をかけた値になっていませんが、どのように計算されているのか教えて下さい
A5−3. 水没しているすべり土塊における滑動モーメント及びせん断抵抗の計算における土塊重量は有効重量γ’で計算するのに対し、地震時慣性力の計算における土塊重量Woの水没部は飽和重量で計算します。
W’:各スライスの土塊重量(γt+γ’:水没部は水中重量)
Wo:各スライスの土塊重量(γt+γsat:水没部は飽和重量)
つまり、震度法における地震時慣性力は、水中重量ではなく間隙水の重量も含んだ飽和重量として作用させる計算としております。
 

Q5−4.

水圧法であったり体積法といった用語はなにか基準書等に記述があるものでしょうか?
A5−4. 基準類に依りますので、一概には申し上げられません。
Fellenius法と修正Fellenius法の計算法から一般に、Fellenius法の場合は『水圧法』、修正Fellenius法の場合は『体積法』となります。
なお、水圧法と体積法については、本製品ヘルプ|計算理論及び照査方法|安定計算|モデル化方法|■水圧の扱い、及び|計算理論及び照査方法|安定計算|計算方法|■水圧の算定法に記載していますので、ご確認いただきたいと存じます。


 6.出力

Q6−1.

浸潤線等をカラーでプリンタへ出力することが可能か?
A6−1. 浸潤線等のカラー出力についてはオプション−表示項目の設定−結果表示・出力−プリンタ出力時のカラー印刷にて指定することができます。


 7.その他

Q7−1.

「モデル作成補助ツール」が使用できるようですが、どのような場合に使用するのでしょうか?
A7−1. 本製品Ver.3より「モデル作成補助ツール」が使用可能となりました。
「モデル作成補助ツール」は、「ため池の設計計算」の形状・属性データの作成を補助するものです。
本ツールでは、CAD的な操作でモデルを作成し、計算対象範囲、土質ブロックの属性を設定することが可能です。
新規にモデルを作成することはもちろんのこと、SXFファイルまたはDXFファイルより必要な情報をインポートすることが可能となっています。





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