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Ver. 日付 内  容
3.00.00 '17.12.07 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 平成29年道路橋示方書に関するオプション「土木構造一軸断面計算(部分係数法・H29道示対応)」を追加しました。 主に、曲げ応力度照査、曲げ耐力照査、せん断耐力照査です。
  2. 断面照査用詳細入力プロパティ画面で示方書条項が許容応力度法の曲げの場合、従来は鋼板の断面要素に対しては許容応力度を手動で設定する必要がありましたが、鋼板の種類や降伏点を判別して自動的に道路橋示方書の許容値を設定する機能を追加しました。鋼板の降伏点を自動的に識別できない場合は従来どおり、手動で設定する必要があります。
  3. 照査用詳細入力画面において、道路橋示方書V耐震設計編のコンクリートの応力ひずみ曲線に関するパラメータ「横拘束筋の体積比ρs」は、上限値とされる0.018よりも大きい場合でも入力できますが、上限値を超えている場合はFEM解析後に警告メッセージを表示するようにしました。
  4. 入力データファイルのバックアップ機能に対応しました。設定により、最大10世代前までのバックアップファイルを作成することが可能です。
  5. リボン「照査|結果」内の総括表タブ、断面照査タブ、限界状態照査タブに、照査結果の詳細な内容(例:中間データ、計算式等)を、一時的に呼び出す印刷プレビュー画面で確認する機能を追加しました。レポートリストに追加するかどうかのスイッチも設けました。
  6. ナビゲーション「ESオプション|限界状態照査|限界状態 照査」の入力において限界状態照査用詳細入力が赤表示の状態(着目点位置の断面と限界状態照査用詳細入力の断面が一致していない)のまま照査を実施すると断面計算状況が100%に達しないまま停止してしまう問題がありましたので、照査チェックを実施してエラーメッセージを出すようにしました。
  7. 入力データを変更して保存しないまま、他のファイルをマウスのドラッグによって読み込むと、保存していないデータは破棄されて新しいファイルが読み込まれていましたので、新しいファイルを読み込む前に保存するどうかを確認する画面を出すようにしました。
  8. ナビゲーション「ESベース|断面の定義|断面特性オプション」に、断面全体に対する鉄筋量の比率(鉄筋比)を表示するようにしました。
  9. 新規作成時に数種類の材料を作成していましたが、材料を作成しないようにしました。
  10. 最近使ったファイルの履歴数は10個で固定でしたが、最大で50個まで設定できるように改善しました。
  11. ナビゲーション「照査設定|断面照査用荷重定義」の各列を常に表示するように変更し、入力可能にしました。断面照査の設定次第で使用されない列は文字列がグレーで表示されます。
  12. 表形式入力の画面で列幅をタイトルとセルの内容に応じて自動調整する機能(ボタン)を追加しました。変更された列幅はレジストリに記録されますので、本製品を再起動しても前回の列幅を再現できます。手動で列幅を広げるなど調整した場合も同様です。
  13. モデルの回転や移動を制御する「ビューツールバー」の機能を強化しました。具体的には、
    1) モデルを回転した後の状態を維持したままモデル全体が画面に入るように調整するボタンを追加。
    2) モデルを回転するときに、上下左右の4つのボタンを用意。各ボタンをクリックする度にその向きに少しずつ回転させることができます。
    3) 回転コマンドにおいて、Ctrlキーを押した状態でマウスをドラッグするとモデルが左右に回転し、Shiftキーを押したた状態でマウスをドラッグするとモデルが上下に回転する機能。
    4) 移動コマンドにおいて、Ctrlキーを押した状態でマウスをドラッグするとモデルが左右に移動し、Shiftキーを押したた状態でマウスをドラッグするとモデルが上下に移動する機能。
  14. アプリケーションメニュー「ファイル」に「サンプルフォルダを開く」を追加しました。サンプルファイルを簡単に呼び出すことができます。
  15. リボン「ファイル|システムオプション」画面の「描画オプション」に「全体座標系の矢印を表示する」のオン/オフと「説明文字列を表示する」のオン/オフを設置しました。全体座標系を非表示にしたり、結果のモデル図において説明(断面力の正の説明図等)がない状態の図にすることが可能になりました。
  16. リボンの「ホーム」タブに各製品のQ&Aページ(Web)を開くボタンを追加しました。
  17. リボン「モデル|編集|変換|移動/コピー」コマンドにはコピー機能と移動機能があります。今回コピー機能の方に
    節点を共有するか複製するかのスイッチを追加しました。従来はコピー先の節点と座標が同じ場合は常に共有されていました。「複製する」を指定するとコピー先の節点と共有せずに新しい節点が増えます。移動コマンドは節点座標を変更する処理ですので従来どおり移動先の節点と共有されることはありません。
  18. 従来のリボン「モデル|編集|変換」は、リボン「モデル|編集|コピー/移動」に名称を変更し、内訳を「並進、回転、ミラー」と整理しました。
  19. 節点や要素を複数選択して、それらが所属するグループを変更する「所属グループの編集」コマンドを追加しました。
  20. グループ数が多く、グループ名称も長い場合に、ナビゲーション「表示設定|グループ」の横幅が狭くグループの表示オン/オフの操作がしにくい問題がありましたので別のウィンドウを呼び出して操作しやすいように改善しました。
  21. リボンインターフェースをWindows標準のものに変更しました(マイクロソフト社推奨のため)。これに伴い、リボンインターフェースの挙動がWindows標準になりました。
  22. タイトルバーに表示されるバージョン番号をホームページ等で表示されているバージョン番号の形式にあわせました。

■プログラムの不具合修正
  1. ナビゲーション「ESベース|断面の定義|断面特性オプション」に列「換算断面の取り扱い」が抜けていたので追加しました。
  2. 道路橋示方書IIIコンクリート橋編の許容せん断応力度照査の1つであるコンクリートの斜引張応力度の照査「σI≦σIa」を複数の設計基準強度で構成される断面に対して実施したとき、各断面要素のσIの中から最大となる場合を抽出していましたので、許容応力度に対して余裕がある場合がありました。各断面要素の安全率「σI/σIa」が最大となる場合を抽出するように修正しました。
  3. フレーム要素に発生した曲げモーメントMzpが極めて小さい負の値のときに(-1E-13kNmのオーダー)、「Mumin<M<Mumax」の照査結果においてMumaxが負の値(Muminが正)となっていた不具合を修正しました。正負の符号が逆でしたが、照査の比率の数値は従来と変わりません。これに該当する場合は照査のみを再度計算し直す必要があります。
  4. 道路橋示方書V耐震設計編のせん断耐力Psを求める際のScにおいて、せん断スパン比による割増係数Cdcを自動的に考慮する指定のとき、-Mzpに対するCdcの計算が間違っていた不具合を修正しました。
  5. 部材軸方向鉄筋の必要断面積の照査「Asreal≦As」において、As算出式中のSh'が「Sh'=|Sh-Sp|-Sc」になっていなかった不具合を修正しました。該当するのは、許容応力度法せん断の道示III(H8、H14、H24)と終局強度法の道示III(H8)です。
  6. 道路橋示方書IIIコンクリート橋編の最小鉄筋量照査「Ast≧0.005bd」において、主軸zp軸方向(+Myp)の結果が間違っていた不具合を修正しました。
  7. 示方書条項が「道示-IV H14 [5.1.3]」、「道示IV H24 [5.1.3]」、「土工指針 H11 [3.2.2(2)]」、「土工指針 H22 [5.4.3]」のときの許容せん断応力度照査において、「τm≦τa1」のτa1に乗じる補正係数CN(軸方向圧縮力による補正係数)は常に自動算出されていましたが、任意の値を与えることができるようにしました。
  8. UC1/FRAME面内のデータファイル(*.fsd、*.fmd、*.$o1)の支点ばねを読み込むときに連成項に対して絶対値をとって読み込んでいた不具合を修正しました。連成項は符号付きで読むようにし、面内の連成項Kymは符号反転するようにしました。これにより、計算結果が一致します。

  9. 9.限界状態照査「安全性-疲労破壊-せん断」において、せん断補強筋の設計疲労強度fsrdを算出するときに入力された疲労寿命Nが2E+06よりも大きい場合に上限値を2E+06として算出していましたが上限値を撤廃しました。また、入力データのレポート出力ではせん断の疲労寿命Nに曲げの疲労寿命Nの値を出力していた不具合を修正しました。
  10. リボン「レポート|メイン設定|任意設定|荷重ケース」に組合せ荷重ケースや抽出荷重ケースの結果を指定している場合にそれらの荷重ケースを削除してデータをファイルに保存するとファイルを読めなくなる不具合を修正しました。
  11. ナビゲーション「ESオプション|断面計算|断面照査用詳細入力」の入力画面において、断面の列が空の状態で示方書条項の設定画面を呼び出してOKボタンを押すとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  12. ナビゲーション「ESオプション|断面計算|断面照査用詳細入力」や「ESオプション|限界状態照査|限界状態 照査用詳細入力」をクリップボードにコピーし、別のデータファイルに貼り付けるときに貼り付けオプション画面「コンフリクトオプション|その他のオブジェクト名称が同じ場合」にて「貼り付けデータを維持」を選択してOKボタンを押すと照査用詳細入力の名称が同じ場合は置換されるはずですが、置換されない不具合を修正しました。オブジェクトをファイルに出力してインポートするときも同様です。
  13. リボン「レポート|レポート設定|任意設定|影響線」において、ある行の抽出キーを変更すると、他の行の抽出キーもその影響を受けて変更されてしまう不具合を修正しました。
  14. リボン「結果|レポート設定|任意設定|荷重ケース」の表内で複数の行を選択して、右側にあるナビゲーションパネル内の「選択荷重ケースのみスケールに考慮」のチェックをオン/オフにしても断面力図の大きさが変更されていませんでした。この時、複数の行に対して同一の荷重ケースが選択されていました。断面力図の大きさがスイッチに応じて調整されるように、また、複数の行に対する荷重ケースの設定を変更しないように修正しました。
  15. ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面|断面サムネイル」の簡易形状RC断面での入力「箱桁」のH2がゼロのときに断面照査ができず、整数のオーバーフローというエラーが発生する不具合を修正しました。
  16. すべてのばねを考慮するにチェックが入っている場合の連成項のチェックに問題がありましたので修正しました。連成項に0以外が入っている場合に連成項のチェックをします。
  17. ナビゲーション「照査設定|断面照査用荷重定義」の列名称を「地震動タイプ」から「最小鉄筋用軸力」へ、「レベル1」から「Na」へ、「レベル2」から「Nu」へ変更しました。この設定は道示IVの最小鉄筋量の照査に使用されますのでわかりやすい名称に変更しました。
  18. 結果のレポート出力の図で、フレーム要素の数値付き断面力図の数値が枠内に入りきれずに切れてしまう不具合を修正しました。
  19. 2012年コンクリート標準示方書[設計編]の限界状態照査「安全性-断面破壊-せん断」の標準出力において、FRPシートの面積Afrpや間隔sの数値が間違っていた不具合を修正しました。せん断耐力自体の数値は正しい値でした。
  20. 道路橋示方書IIIコンクリート橋編の許容せん断応力度照査の1つであるコンクリートの斜引張応力度の照査「σI≦σIa」を標準レポート出力した場合に、τxy詳細やτxz詳細の数値が間違っていた不具合を修正しました。
  21. 示方書条項が「道示IV H24 [5.1.3]」のときの許容せん断応力度照査を標準出力レポートしたときに有効高さの影響を考慮しない場合でも「Shの詳細」において「有効高さの影響を考慮する」と印字されていた不具合を修正しました。
  22. 新規にモデルを作成し、計算後に荷重ケース結果レポートを生成ボタンで生成すると、面外方向の成分や曲率の結果などの不要な情報も出力される不具合を修正しました。
  23. 入力データのレポート出力「活荷重|活荷重[活荷重名称]|Zoning / p2,q」に不要な内容「Position 1/2」が間違って出力されていましたので削除しました。
  24. ナビゲーション「ESオプション|断面計算|断面照査用詳細入力」の入力画面において、終局曲げモーメント(限界曲げモーメント、破壊抵抗曲げモーメント)を算出する際のPC鋼棒2号の応力ひずみ曲線がトリリニアの形で表示されていましたのでバイリニアに変更しました。描画だけの不具合であり、計算自体はトリリニアで実施されています。
  25. 宙に浮いた節点とフレーム要素およびその両端の節点を範囲選択して移動コマンドを行うと宙に浮いた節点が移動しない不具合を修正しました。
  26. モデル内に正しくないフレーム要素が存在するとき(たとえばi端とj端に同一節点を定義している等)、フレーム要素の断面を表示させると問題のないフレーム要素のソリッド表示が描画されない不具合を修正しました。
  27. ナビゲーション「ESベース|フレーム要素|材端形状」において切断タイプを「直交」としているとき、要素座標系のベクトル成分が(X,Y,Z)=(0,0,0)と表示されていました。正しくは(X,Y,Z)=(1,0,0)ですので修正しました。
  28. プログラムを2つ起動して長時間使用している場合に、両方ともFEM解析を実施すると「リストのインデックスが範囲を超えています」というエラーが発生する場合がありました。この問題が発生しないように対策しました。
  29. AMD社のグラフィックカード(例:Radeon HD 8490)を使用しているコンピュータで断面サムネイルから断面編集画面を呼び出すと「モジュール'atioglxx.dll'のアドレス...(略)...読み込み違反」エラーが発生する問題を対策しました。NVIDIA社のグラフィックカードではこの問題は発生しません。
3.00.01 '18.02.16 ■プログラムの機能追加・改善
  1. ナビゲーション「部分係数設計」に、調査解析係数ξ1/部材構造係数ξ2/抵抗係数Φを変更可能な入力画面「PFD係数」を追加しました。
  2. H29道路橋示方書IV下部構造編「5.2.1最小鉄筋量,最大鉄筋量」の(1)-2)-iii)の照査「Ast≧0.008A'」を追加しました。
  3. H29道路橋示方書III編「5.8.2せん断力を受ける部材」の(3)解説にある照査「Asreal≧As」(Asは式(解5.8.8))を追加しました。
  4. 自動生成荷重(死荷重、水平震度荷重)に乗じる係数を入力できるようにしました。入力場所はナビゲーション「ESベース|モデル設定」です。これにより、H29道路橋示方書で規定されている死荷重や地震の影響に対する荷重組合せ係数γpと荷重係数γqを乗じた値を入力できます。
  5. H29道路橋示方書IV下部構造編「5.2鉄筋コンクリート部材の設計|5.2.1最小鉄筋量,最大鉄筋量|(1)1)」の解説に記載されている「部材に生じる曲げモーメントの1.7倍がひび割れ曲げモーメント以下の場合には部材の最大抵抗曲げモーメントがひび割れ曲げモーメント以上となるようにする」に対応しました。
  6. 示方書条項が「JH二集[Mu]、NEXCO二集FRP[Mu]、海洋架橋H17[Mu]、アラミド研H10[Mu]」の断面照査用詳細入力において、コンクリートに対する応力ひずみ曲線の設定「タイプI」にEdesを考慮するスイッチを設置しました。
  7. ナビゲーション「荷重|荷重の定義|組合せ荷重ケース」から呼び出す「組合せ選択」画面の横幅を広くしました。
  8. H29道路橋示方書に関するサンプルデータを更新しました。「FourSpanLiveLoad-H29SFHB-F100.e2x」と「FourSpanLiveLoad-H29SFHB-F105.e2x」は、死荷重と活荷重の組合せに対して荷重係数を考慮した例です。

■プログラムの不具合修正
  1. 道路橋示方書III「6.4最小鋼材量」の照査「Ast≧0.005*bw*d」において、断面にPC鋼材が配置されているとPC鋼材の断面積も考慮していた不具合を修正しました。Astは鉄筋の面積が対象です。
  2. 任意設定の結果レポート出力「断面照査」「限界状態照査」において、フィルタ指定をフレーム要素にすると2段目の表がA4縦用紙サイズからはみ出していた不具合を修正しました。2段目の列のフレーム要素を削除しました(フレーム要素名称は着目点の列で確認可)。
  3. 材料、アウトライン、断面、節点、各要素などを選択して「オブジェクトをファイルにコピー」をファイル形式「*.e2x」で実行すると、そのファイルを読み込むことができない不具合を修正しました。
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