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2019.4-6
 
 No. 1 HOT NEWS

品質認証制度PSQ-Lite取得 〜FEM解析、UC-1設計シリーズなど39製品〜

「PSQ-Lite」はソフトウェアの品質を証明するために制定した認証制度です。既製ソフトウェアの品質要求および評価に関する国際規格であるISO/IEC25051:2014の理念に則り、パッケージソフトやクラウドアプリケーション等のプロダクト/サービスに対する簡易認証を行います。フォーラムエイトは2019年5月末までに39製品のPSQ-Lite認証を取得しました。

一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)が取組むPSQ認証制度は、「PSQ-Lite」「PSQ-Standard」「PSQ-Premium」のラインナップで簡易認証からより高度な評価・認証まで行っています。フォーラムエイトは2013年よりPSQ-Standard(旧:PSQ認証制度)の認証を取得しており、これまでに5製品で認証取得しました。今後も当社ソフトのPSQ認証を順次進めてまいります。

主なPSQ認証取得製品
【PSQ-Standard】
・ UC-win/Road Ver.12
・ 土留め工の設計・3DCAD Ver.15
・ 土留め工の性能設計計算(弾塑性解析II+)
・ 置換基礎の設計計算 Ver.2
・ 置換基礎の設計計算(H29道示対応) Ver.3
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
二柱式橋脚の設計計算
(部分係数法・H29道示対応)Ver.2

【PSQ-Lite】
・Engineer's Studio 面内 Ver.3
・橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.3
・二柱式橋脚の設計計算(部分係数法・H29道示対応)Ver.2
・震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応) Ver.3
・仮設構台の設計・3DCAD Ver.9
・二重締切工の設計・3DCAD Ver.3
・BOXカルバートの設計・3D配筋Ver.18
・擁壁の設計・3D配筋 Ver.19
・柔構造樋門の設計・3D配筋 Ver.12
・等流・不等流の計算・3DCAD Ver.8 他


 No. 2 HOT NEWS

IFC検定に3製品が合格
〜Allplan、3D配筋CAD、3DモデルIFC変換ツール〜

IFC検定で上記の3製品が合格しました。
IFCは一般社団法人buildingSMART Japanが策定した3次元建物情報モデルデータ形式で、2013年に国際標準(ISO 16739:2013)として仕様書が発行され、オープンなBIMデータ連携の手段として活用されています。

IFC検定の対象となるソフトウェアはBIMデータ連携シナリオと IDM(Information Delivery Manual)を基に策定したMVD(Model View Definition)に合致する必要があります。BIMデータ連携シナリオとIDMは、ユーザーとソフトウェアメーカーが検討するため実務利用に即した検定となっており、IFC利用普及が期待されます。検定結果はウェブサイト上などで公開されます。

UC-1設計シリーズで生成した構造物はIFC形式で出力することにより、3D・2Dのファイル形式でのデータ交換やUC-win/Roadや各種解析ソフトなどで、建物エネルギー、火災・避難、氾濫、交通ネットワーク、構造などの各種解析と、VRによる可視化のシミュレーションが可能です。業務間でデータを連携し、一層の効率化を図ることができます。

IFC検定合格製品
・Allplan 2019
・3D配筋CAD Ver.3
・3DモデルIFC変換ツール
(サブスクリプョン契約ユーザ無償対応)
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
3DモデルIFC変換ツール


 No. 3 HOT NEWS

柔道教育ソリダリティー「感謝の会」参加報告

弊社設立30周年記念祝賀会(2017年6月)でご講演いただいた、柔道金メダリスト山下泰裕氏が理事を務める「NPO法人 柔道教育ソリダリティー」が、2018年度をもって13年間の活動の幕を閉じることとなり、最後の総会と併せて開催された「感謝の会」にフォーラムエイトからも参加いたしました。イスラエル・パレスチナでの柔道指導など、これまでの国際貢献活動を振り返るムービーが上映され、最後には、オリンピックに向けて多忙を極める山下理事長に代わって活動を引き継ぐ、教え子の井上康生氏(東海大准教授)より、新NPO法人JUDOsの設立が紹介されました。

 No. 4 HOT NEWS

台湾国際スマート交通見本市(Taiwan ITS)出展レポート

フォーラムエイトは、台湾・台北市内で開催された自動運転関連の技術や製品をテーマとした「台湾国際スマート交通見本市(Taiwan ITS)」に出展しました。

同時開催された自動車関連の国際展示会にはこのほか「台北国際自動車部品&アクセサリー見本市(TAIPEI AMPA)」、台北国際カーエレクトロニクス見本市(AutoTronics Taipei)」、「台湾国際電動車両見本市(Taiwan EVS)」、「台湾国際オートバイ見本市(MOTORCYCLE TAIWAN)」、「台湾国際チューニング&カーケア見本市(TAIWAN Car Tuning)」があります。広大な台北南港展覧館の第1・第2ホールを使い、1340社、3700ブースが一堂に集うという大規模な展示会です。これだけの規模なので、アジアはもちろん、欧米からの来場者も多く詰めかけました。

建設間もない台北南港展覧館第2展示ホール。内部では無人走行バスのデモンストレーションも
行われていた

フォーラムエイトのブースでは、主力製品であるリアルタイム・バーチャルリアルティー(VR)システム「UC-win/Road」をはじめ、ドライビング・シミュレーター、VRシステム、自動運転システムなどを展示しました。本物そっくりに作られた街並みや交通流を再現できるUC-win/Roadや、VRの中を実車さながらのリアルさで運転できるドライビング・シミュレーターは、ひしめき合うブースの中でも一段と高いクオリティーが目を引きました。

そのため、英国のBBCなど有力なメディアを含む取材チームも注目し、ブースの社員にインタビュー取材したり、ビデオを撮ったりしていました。渋谷駅前の交差点を再現したVRも見ていましたが、「ここらへんに交番があったのを覚えている」と言った記者の言葉通り、ウォークスルーしていくと交番がVRに登場したので、どっと笑いが起こっていました。

フォーラムエイトの台湾代理店である台湾フォーラムエイト・ソフトウェア・テクノロジー社のオフィスは、展示会場の近くにあります。そのため、ドライビング・シミュレーターのデモンストレーションで使うVRにも、会場となった南港展覧館の建物が登場。実際の風景が会場のすぐ外にあるため、VRのリアルさがよく感じられました。

ドライビングシミュレーターにも、本物そっくりの南港展覧館の建物が登場
(右下は実際の南港展覧館第1ホール外観)

このほか、UC-win/RoadがVRゴーグルやドライビング・シミュレーター、実車のハンドル機構をシミュレーションする装置と連携するなど、拡張性の高い点でも自動車関係者の注目を集め、ブースは一日中、にぎわっていました。

Taiwan ITSやTAIPEI AMPA、AutoTronics Taipei、Taiwan EVSは2020年4月15日〜18日、同じ会場で開催されることが決まっています。

(執筆:家入 龍太)

UC-win/Roadの展示コーナー前で質問をぶつける欧米からの取材チーム
会場の一角に立つフォーラムエイトのブース
VRゴーグルを使って原寸大・立体視で台北の街並みを体験するコーナー
実車のハンドル機構をシミュレーションする装置とも連携する
UC-win/Roadの拡張性にも、自動車関係者の注目が集まっていた

「超大学」はAI、IoT、ビッグデータ、セキュリティ、デザイン思考、イノベーションマネジメントなどをテーマに、日本を代表する講師陣によって行われる講義とワークショップです。2019年5月18日(土)、25日(土)、6月1日(土)の3日間にわたり、現代のビジネスが抱える問題に挑戦し、次世代の経営を進める上で欠かせない学問分野の専門家が所属大学を超えて一堂に集まりました。超大学では知識の伝達をおこなう講義だけではなく、様々な業界から集った約40名の参加者とともに実験や議論を通して身体的に学問を創造します。各日充実した講義・ワークショップの中から主な内容をレポートします。

2019年5月18日

イノベーションや人間の知覚などをテーマに「プラチナ変革の拠点「超大学」-新ビジョン2050-」「バーチャルリアリティ応用展開」「イノベーションの後半戦」と題した講演とワークショップ「VR視覚接続による知覚拡張」「触覚を通じた身体感覚の創造」が行われました。

東京大学先端科学技術研究センター 稲見昌彦教授による講義「バーチャルリアリティ応用展開」は、災害体験VRの有用性、VR体験年齢の自主規制に関する最新の論文、身体拡張する超人化技術の多産業への適用など、VRに対する認識を新たにする貴重な内容となりました。

また、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 南澤孝太教授によるワークショップ「触覚を通じた身体感覚の創造」では、触感覚を活用した新たなプロダクト/サービスのデザインについて解説。同氏が実際に開発したハプティクス伝送装置を用いて、粘土で様々なものの触覚を伝えるアイデアを議論しました。弊社から参加のグループでは日本料理の食材の裁断ハプティクス伝送を提案するなど、多様なアイデアが生まれていました。


2019年5月25日

東京大学大学院工学系研究科 松尾豊教授による「人工知能の未来 -ディープラーニングの先にあるもの-」では、人工知能、Webマイニング、ビッグデータ分析、ディープラーニングの最新研究動向を解説。ディープラーニングは徐々に産業適用が進んでおり、今後の展望として、労働集約型産業である農業、建設業、食品加工業などの自動化や、従業員の顔判定によるストレスチェック等を使った労務管理、自動片付けロボットなどでの活用可能性を紹介しました。

東京大学大学院情報学環 越塚登教授による「Society5.0に向けたIoT, AIの利活用及びデータ戦略」では、ITの進展によるリスク低減社会の実現に向けて、ドイツの政府主導施策などを挙げながら、ビッグデータを有効に活用するためSociety 5.0でデータ連携基盤の整備を行う必要性について強調されていました。

また、「機械学習超入門」「自動車ビッグデータの利活用」「貨幣経済を転換させるアントレプレナーシップ・ワークショップ」の、3つのワークショップも行われました。


2019年6月1日

建築家・隈研吾氏による「点・線・面」では、工業化社会以後の自然な建築への転換により、地方の職人の技術、地域の材料を生かした建築が現在のベースになっていることを説明。デザインと並行して構造解析、見積などを短いサイクルで回す設計手法についても触れました。

同じく建築家の坂野正崇氏は、「『超』=innovationの源泉とは?『絶対矛盾〜求め続ける人間〜螺旋運動』」と題して、建築家が個々の技術をインテグレートしていることは一種のビジネスモデルであるとし、また、イノベーションを起こすため敢えて自分を新しい環境に置くことの重要さを説きました。

ワークショップではVR体験、コンテンポラリーダンス、絵画制作、素材探しの4つのカリキュラムを実施し、イノベーションについてのディスカッションを行いました。体を動かす、絵を書くなどの体験後にアイデア出しをすることで参加者は柔軟な意見交換を行いました。



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