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New Products & Service 橋梁上部工 
床版打設時の計算(部分係数法・H29年道示対応)
床版コンクリートのブロック割り、打設順序・間隔の計画検討支援プログラム、H29道路橋示方書対応版
●新規価格
●リリース
284,000円
2018年6月29日

 H29部分係数に対応
部分係数には、作用力に乗じる「荷重・組合せ係数」と、耐力に乗じる「抵抗係数」があります。本製品では、[基準値]メニューに設定画面を用意しています。

本製品で考慮する作用の種別は、死荷重データ(D)、および、支点沈下(SD)の2種類が対象となります。これら以外の作用の種別データは本製品では入力表示を省略しています。

荷重値に対する部分係数の基本的処理は、以下のとおりです。

荷重値=入力荷重値×荷重係数γq×荷重組合せ係数γp

 コンクリートの応力度の制限値
架設途中にある床版コンクリートの応力度の制限値は、コンクリート打設後の材齢を考慮して求めるものとします。

材齢を考慮したコンクリートの応力度の制限値 手順
  1. 各架設ステップの応力照査位置において、コンクリートの材齢を考慮したヤング係数Ecを計算します。このヤング係数Ecは、28日強度のEcに対して材齢t(日)に対する係数を掛けることで得られます。
  1. 設計基準強度とヤング係数の表(グラフ関係)をもとに、材齢を考慮したヤング係数Ecからコンクリートの強度σckを求めます。
  2. コンクリートの圧縮応力度の制限値σcaは、コンクリートの強度σckから以下で算出します。

    道路橋示方書(H29)鋼橋編(U)、p396、表14.6.1
    コンクリートの設計基準強度σck (N/mm2) 27 30
    1) 床版としての作用 10.0 10.8
    これ以外のσckに対するσcaは2点を直線補間して求める(図2)
  1. コンクリートの引張応力度の制限値σtaは、コンクリートの強度σckから以下で算出します。

    道路橋示方書(H29)鋼橋編(U)、p396、表14.6.1
    コンクリートの設計基準強度σck (N/mm2) 27 30
    床版の上縁、下縁 2.0 2.2
    これ以外のσckに対するσtaは2点を直線補間して求める(図3)
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
図1 荷重係数、組合せ係数
図2
図3
 床版コンクリートの打ち込み順序を効率よく検討
鋼橋の床版コンクリートは、一般にブロック割り打ち込み工法により施工されます。ブロック割りを計画する際は、打ち込み箇所、打ち込み順序を考慮して、既に打ち込み済みの硬化した床版コンクリートに悪影響を与えないように施工時の注意が必要となります。

特に連続桁の場合は、先行して打ち込んだコンクリートに、引張応力が生じるケースがあるので、適切なブロック割りと打ち込み順序の検討を行い、発生する引張応力度を小さくするよう計画・検討を行う必要があります。また、打ち込み日の間隔をあけ(すなわち、養生期間を長くとること)、コンクリート応力度の制限値を高めることも有効となります。これらの検討をソフトウェア上で効率よく確認できるのが、本製品の特長となります。

各ステップで複数ブロックを指定し、
同時打設に対応
ブロックの組合せを試行することで、
最適な打設順序を得る
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
図4
 結果判定
下記では、架設ステップ4(最終打設日=40日)時点の、曲げモーメント図、および、それまでの架設ステップ(1〜3)から硬化した床版コンクリートの引張応力度の判定結果を画面上で確認します。これを繰り返すことで、適切なブロック割りと打ち込み順序の検討を行い、発生する引張応力度を小さくするよう計画・検討を行うことが可能です。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
図5
(Up&Coming '18  盛夏号掲載)
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