Civil Engineer's Forum-FORUM8
このページをスタートページに設定する QR

Facebook - FORUM8

Twitter - FORUM8

YouTube - FORUM8

 サイトマップ | ご利用条件 | お問い合わせ | 英語翻訳サイト | Japanese | English | Korean | CHS/CHT | Vietnam | Francais | Europe

Maxsurf
総合情報
Vol.52
 Maxsurfセミナー
日時 : 2018年11月2日(金) 9:30〜16:30
会場 : 東京本社 品川インターシティA棟セミナールーム
※TV会議システムにて 大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・
  金沢・ 宮崎・岩手・沖縄 同時開催
参加費 : 18,000円
Webセミナー対応
 Maxsurf Modelerの機能 ― 三角形メッシュ

三角形メッシュ(トリメッシュ)とは、小さな三角形の面からなら3次元サーフェイスです。これはNURBサーフェイスとは異なり、コントロールポイントを持たず、NURBサーフェイスによるトリミングもできません。

三角形メッシュは、スムースな面を形成することが目的ではなく、データポイントを忠実に含む面となっています。ハイドロスタティック、耐航性、復原性、動揺、抵抗といった解析のために必要なモデルとして十分な精度が出せるように、十分なマーカーポイントを用意する必要があります。

既存デザインのラインやポイントデータがあっても、NURBサーフェイスのモデルは存在しないことがよくありますが、ポイントやラインからリバースエンジニアリングにより正確なNURBサーフェイスを作ることは、非常に面倒で時間のかかる作業です。NURBサーフェイスから得られる面ほどスムースなものは要求されず、小さな三角形からなるリニアーなメッシュで十分である場合がしばしば見られます。三角形メッシュの狙いは、ラインやポイントデータから素早く、解析に使われるサーフェイスモデルを提供することにあります。三角形メッシュによるサーフェイスの精度は、三角形メッシュを生成するためのデータポイントの数に依存します。


 Generating a Trimesh Surface

三角形メッシュは、オフセットのような点データから生成することが可能です。そのために、サーフェイスの形状を現す点群を用意し、それをマーカーに置き換えます(図1)。

マーカー点群から三角形メッシュを生成するには、できるだけ密度の濃い点列がある方が、メッシュの精度が高くなります(図2)。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図1  オフセットをマーカーに置き換えた点群 ■図2  マーカーをステーション毎にまとめて並び替え

このマーカー点群から三角形メッシュを生成するには、Trimeshメニューから、”Trimesh from Markers”を選択し、表示されたダイアログでオプションを選択しOKを押します(図3)。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図3  マーカーから三角形メッシュを
     生成するためのダイアログ

マーカーから三角形メッシュを生成する場合、特に注意しなければならないのは、サーフェイスのエッジがどのような構成になっているかを明確にすることです。できるだけ正確にマーカーに反映しなければなりません。

こうして生成された三角形メッシュは、サーフェイスのスムースさを持たない代わり、素早い修正や変更に対応できるため、諸々の解析を素早く走らせることを可能にし、初期設計に役立てることができます(図4、図5)。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図4  マーカーから生成された三角形メッシュ ■図5  三角形メッシュのセクション表示

三角形メッシュサーフェイスは、NURBサーフェイスと同様、ロックとアンロックができます(図6)。アンロックの状態だと、三角面のコーナー点を、NURBサーフェイスのコントロールポイントのように移動することができます。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図6  アンロックされた三角形メッシュの点を移動した状態


Maxsurf 21.02 2017年 6月リリース
■開発元:Bentley Systems(Formation Design SystemsはBentley Systemsに吸収合併)


前ページ
  
インデックス
  
次ページ
(Up&Coming '18 秋の号掲載)
戻る
Up&Coming

FORUM8


お問合せ窓口




[ ユーザー紹介 ]
櫻井工業株式会社
株式会社TEAM IWAKIRI PRODUCTS
[ 開催報告 ]
第17回FORUM8デザインフェスティバル






>> 製品総合カタログ


>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート

最近リリースした製品
3次元鋼管矢板基礎の設計計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.4
UC-1・UC-1 Cloud 統合版 BOXカルバート
電子納品支援ツール Ver.17
柔構造樋門の設計・3D配筋 Ver.17
建築杭基礎の設計計算 Ver.10

キャンペーン実施中
地方創生・国土強靭化 FORUM8セミナーフェアキャンペーン
レンタルアクセス同時購入キャンペーン・過去レンタルキャンペーン
Shade3D・F8VPS 20%OFFキャンペーン

セミナー・イベントカレンダー
開催間近のセミナー
4/2  ブロックUIプログラ
  ミングツールで学ぶ
  ジュニア・プログラミング
4/3  動的解析
4/4  下水道耐震設計体験
4/5  Shade3D-F8VPS
  メタバース入門

ソフトウェア/支援サービス
VRソフト(バーチャルリアリティ)
《UC-winシリーズ》
・道路・シミュレータ
・ドライブ・シミュレータ
・マイクロ・シミュレーション
・避難解析・シミュレーション
>>その他VRソフト
FEM解析ソフト
・3次元プレート動的非線形解析
・2次元動的非線形解析
・総合有限要素法解析システム
>>その他FEM解析ソフト
土木・建築・設計ソフト
《UC-1シリーズ》
・構造解析/断面
・橋梁上部工
・橋梁下部工
・基礎工
・仮設工
・道路土工
・港湾
・水工
・地盤解析
・CAD/CIM、建設会計
・維持管理・地震リスク
・建築
・船舶/避難
>>その他土木・建築・設計ソフト
クラウド
《スパコンクラウド®》
・スパコンクラウドサービス
《VR-Cloud®》
・リアルタイムVRシステム
解析支援サービス/サポート
・UC-win/Roadサポートシステム
・設計成果チェック支援サービス
・Engineer's Studio®解析支援
・地盤解析支援サービス
・EXODUS/SMARTFIRE解析支援
・xpswmm解析支援サービス
・建物エネルギーシミュレーション
・3Dレーザスキャン・モデリング
・3D模型サービス
・3D報告書・図面サービス
>>その他支援サービス
各種ソリューション
・耐震診断/解析
・鋼橋設計
・橋梁新工法
・建築設計
・自治体
・医療系VRシステム
・パーキングソリューション
・ECOソリューション
>>その他ソリューション