News Release 2021年7月14日

 

株式会社フォーラムエイト

フォーラムエイト、経産省の次世代ソフトウェアプラットフォーム実証事業に採択
XR技術を活用したコミュニケーションプラットフォームを開発

経済産業省の令和3年度「産業技術実用化事業費補助金(次世代ソフトウェアプラットフォーム実証事業)」において、株式会社フォーラムエイト(本社:東京都港区港南2-15-1、社長:伊藤裕二、URL:https://www.forum8.co.jp)の「XR技術を用いた次世代コミュニケーションプラットフォーム開発事業」が採択されました。

「産業技術実用化事業費補助金(次世代ソフトウェアプラットフォーム実証事業)」は、遠隔・非対面・非接触など新たな生活様式に資するIT サービス創出のため、大容量・低遅延・同時多接続性を活かしたプラットフォームの設計・実装や共通機能抽出に関する事業を支援するものです。

弊社は、3DVRの低遅延伝送技術である「a3Sクラウド伝送ライブラリ」を開発し、VR-Cloud®として製品化した実績があり、特許536768号を取得しています。本事業では、低遅延を実現した開発実績、経験を活かしてwebサーバー/クライアントベースでの低遅延化を検討します。
さらに、3DVRをクラウド上でインタラクティブに活用できる「フォーラムエイトバーチャルプラットフォームシステム(F8VPS)」を提供しており、本事業ではこれを基本システムとして、MRデバイスを使った低遅延・多拠点リアルタイムシステム対応の開発を行う予定です。
F8VPSはあらゆる3DVR空間を演出するアプリを作成するためのフレームワークであり、クラウド上で現実と同様のリアルタイムコミュニケーションが行えるシステムを構築できます。これまでの適用事例としては、東京工業大学のバーチャルキャンパス、国土交通省 国土技術政策総合研究所の「VR国総研」などがあり、本事業での開発により、遠隔教育やバーチャルオフィスの他にもさらなる展開が期待されます。

本事業は、一般社団法人ソフトウェア協会 SAJをはじめとして、大阪大学、日本大学、アリゾナ州立大学、株式会社LITALICO、一般財団法人最先端表現技術利用推進協会の協力により、実施する予定です。また、開発されたシステムは、製品化および展開を行っていきます。

▲3DVRを活用したコミュニケーションプラットフォームの仕組み

▲フォーラムエイトバーチャルプラットフォームシステム(F8VPS)

【関連情報】
▼次世代ソフトウェアプラットフォーム実証事業
https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2021/k210506001.html
▼FORUM8バーチャルプラットフォームシステム(F8VPS)製品情報
https://www.forum8.co.jp/forum8/f8vps/
▼a3Sクラウド伝送ライブラリ
https://www.forum8.co.jp/product/ucwin/VC/VR-Cloud.htm#tokkyo

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