セミナー・フェア開催レポート
「オンラインを体験したからこそわかった。リアルとオンラインそれぞれに良さがあるんですよね」。来場者が語ります。2年近くリアルイベントが開催できなかったことで、オンラインイベントのコンテンツが一気に増え、大小さまざまな形で進化しました。「リアルが勝る」だけではなく、すばらしい講演会や製品発表は世界中からアクセスでき、素早く、直接情報に触れ共有の幅が広がりました。徐々に展示会などのイベントが再開されはじめています。これまでよりもICT、VRの活用を自分事として、それぞれの事業に実装していく機運が高まっています。 |
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4回目となった『 建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO)』。来場者数は昨年を大幅に上回り、4万名を超えたと主催者からの発表がありました。建設業界の慢性的な人手不足と高齢化に対するソリューションとして、建設DXに期待がかかっています。展示会では、測量から設計、施工、検査、維持管理に至るまでの最新技術が集結。フォーラムエイトは、生産性向上に貢献するシステム提案を行いました。 『EE東北‘22』 は、今回で31回目。358の企業や団体が出展し、「維持管理・予防保全」など過去最多の1040の技術が集まりました。地域社会の発展に寄与することを目的に、建設事業に係わる新技術、新工法、新材料、その他時代のニーズに対応して開発された新技術を公開。建設現場の生産性向上施策として5G関連技術やVR(仮想現実)体験ができる特設コーナーのほか、3D測量やICT建機のデモンストレーションができる体験広場が新たに設けられました。東北地域の高校生・大学生1300人の招待があり、2日間で12200人を動員。「最新技術を見て、触れてもらうこと」「各現場で展開されること」に期待がかかります。 『人とくるまのテクノロジー2022』は、日本最大規模の自動車技術展。484社が出展、3年ぶりのリアル開催となりました。「人とくるまのテクノロジー展2022 ONLINE STAGE1」も併催され、27社が出展。各講演は31日までオンライン配信されました。「カーボンニュートラル」「自動運転」「再生可能エネルギーの活用」などホットなテーマに対するソリューション、提案が集まり、期間中の来場者数は43、665名。世界に向けて最新技術・製品を発信するおおきなイベントとなりました。 | |||||||||
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土木・建築・測量系
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■第4回 建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO) 建設DXを加速!3次元空間情報活用・デジタルツインを可視化するVRCGソフト ●日時:2022年5月25日~27日 ●会場:幕張メッセ ●主催:建設・測量生産性向上展実行委員会 |
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■EE東北‘22 インフラDXを加速!デジタルツインを可視化するVRCGソフト~デジタル田園都市構想・地方創生・国土強靱化を支援するUC-1、FEM、3D・VRソフト~ ●日時:2022年6月1日~2日 ●会場:夢メッセみやぎ ●主催:EE東北実行委員会 |
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自動車・システム系・その他
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■人とくるまのテクノロジー2022 メタバースを実現するVRCGソフトとF8VPS~デジタルツインの可視化・デジタルガーデンシティの構築を加速~ ●日時:2022年5月25日~27日 ●会場:パシフィコ横浜 ●主催:公益社団法人自動車技術会 |
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(Up&Coming '22 盛夏号掲載) |
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