セミナー・フェア開催レポート

第9回震災対策技術展は、地震、津波、水害、土砂災害など各種災害対策に関する企業が参加し、2日間にわたって大阪市内のマイドームおおさかで開催されました。

下水道展は今回、2019年の横浜開催以来3年ぶりの首都圏開催とな、下水道に関する幅広い分野の最新技術・機器等が並ぶ中、弊社は浸水氾濫対策にフォーカスしたソリューションを紹介しました。

設計・製造分野のITソリューションが一堂に会した設計製造ソリューション展、国内最大規模の自動車技術展である人とくるまのテクノロジー展では、いずれもDXに関連する展示が注目を集めていました。

製造・建設・不動産・医療・エンタメなど幅広い業界で活用できるXR製品・サービスの大規模な展示会として開催されたXR総合展は、初日から大きな賑わいを見せました。


土木・建築・測量系
第9回 「震災対策技術展」大阪
デジタル田園都市構想・地方創生・震災対策を支援! ~UC-1、FEM、デジタルツインを可視化するVRCGソフト~
●日時:2022年6月15日~16日 ●会場:マイドームおおさか ●主催:「震災対策技術展」大阪 実行委員会出展内容

ブースでは、デジタル田園都市構想を支援するVRCGソフトを中心とした展示を実施。VR技術を駆使した津波・土石流・避難解析等の防災対策シミュレーションや、設計計算・FEM解析 UC-1シリーズなどを紹介いたしました。
浸水氾濫・津波や土石流など、精度の高いハザードマップが構築できることに強い関心を持っていただいたお客様が目立ち、災害状況、災害対策、避難場所などの3次元による可視化や、F8VPSがWebブラウザで利用できる点についてのメリットをご説明しました。また、VRモーションシートによる地震シミュレータ体験にも多くの方が参加。2日間の出展を通して、震災の発生に備え、状況予測をVR技術で可視化し、周知にも活用することで、震災に負けないインフラ整備と対策をサポートできるような弊社の取り組みを、多数ご紹介することができました。

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下水道展 '22東京
DX時代の下水道ソリューション ~デジタルツインを可視化するVRCGソフト~
デジタル田園都市構想・浸水氾濫・津波対策を支援

●日時:日時:2022年8月2日~5日 ●会場:東京ビッグサイト ●主催:公益社団法人 日本下水道協会

3年ぶりの首都圏開催となった下水道展は、リアル会場の展示に加えてオンライン展示も併設。いずれのブースにも多くの来場者にお立ち寄りいただきました。
DXやBIM/CIMというキーワードに注目されているお客様が目立つ中、プレゼンテーションでは「DigitalTwinで実現;下水道流出・浸水氾濫解析シミュレーション」をテーマに、3DVR浸水ハザードマップやデジタル田園都市構想実現支援に関連するユースケースをはじめとして、デジタルツインを活用した取り組みを多数ご紹介しました。
UC-1土木設計の水工シリーズについては、近日リリース予定となっている「小規模河川の氾濫推定計算」についてもいち早くご紹介。開催期間中に発生した、東日本を中心とした激しい雷雨による河川の増水、氾濫といったタイムリーな話題に絡めての技術紹介、提案を行いました。
また、3日目には自治体ツアーイベントが開催され、下水道構造物設計ソフトからシミュレーション・可視化、デジタルツインの活用まで、一連のソリューションをじっくりご紹介することができました。

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自動車・システム系・その他
設計製造ソリューション展東京
DX時代の設計・製造ソリューション~3DVRデジタルツインで生産管理・R&Dを支援~
●日時:2022年6月22日~24日 ●会場:東京ビッグサイト ●主催:RX Japan株式会社

今回で34回目の開催となった設計製造ソリューション展は、昨年出展時と比較してほぼ2倍近くの来場者に訪問いただき、コロナ禍前と同様の賑わいをみせたことで、通常生活に戻りつつあることが改めて実感される雰囲気となりました。
ブースでは、F8VPSについて興味を持っているお客様が多く、ERPなど業務管理や生産管理に関連する機能をはじめとして重点的にご紹介することができ、好意的な反応を多くいただきました。また、多言語対応についての問い合わせもありました。
溶接訓練シミュレータ体験に高い関心を寄せるお客様が多く、訓練や安全教育への活用をご説明しました。多数のモジュールから構成される統合製品で、各モジュールを個別に検証できるシミュレーション環境が欲しいといった製造業ならではのご要望もいただいており、今後も幅広いニーズを満たせるような取り組みを続けて参ります。

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人とくるまのテクノロジー展2022 名古屋
DX時代の自動運転、CASEソリューション ~デジタルツインを実現する3DVRソフトウェア~
●日時:2022年6月29日~7月1日 ●会場:ポートメッセなごや ●主催:公益社団法人自動車技術会

人とくるまのテクノロジー展は、リアル会場としては今回2年ぶりの開催となり、弊社ブースではUC-win/Roadを中心として、F8VPS、視線計測デバイス連携システム、自動運転シミュレータ、Shade3Dなどをご紹介いたしました。中でも、VRモーションシートや安全運転シミュレータなど各種シミュレータに注目が集まり、運転体験をきっかけに多くのお客様から具体的な要望を伺うことができました。
他の業界と同様に、自動車業界においてもDXがキーワードとなっており、社外への製品説明や広報活動の一環としてVRを活用したいというご相談については、F8VPSの機能と活用事例をご紹介し、多くの関心を寄せていただきました。

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第2回 XR総合展 夏
メタバースを実現するVRCGソフト ~UC-win/Road、Shade3D、F8VPS~
●日時:2022年6月29日~7月1日 ●会場:東京ビッグサイト ●主催:RX Japan株式会社

本展示会は、XRソリューション、メタバース、デジタルツインなどの現在最もホットなテーマが掲げられたことから、会期を通して会場全体で盛況となり、弊社ブースにも3日間で1,000名を超える方が訪問。VRモーションシートやスイート千鳥エンジン「鉄道運転士」をはじめとした体験型のブース構成とした中で、様々な分野のお客様からご要望・ご相談をいただきました。
とりわけUC-win/Road、F8VPSへの関心度は高く、教育に関するVRコンテンツや、エンタメ関連におけるバーチャル空間上でのコミュニケーションスペースへの活用など、具体的なお話も挙がりました。
VRモーションシートによる体験コンテンツでは、ジェットコースターに加えて地震シミュレータへのお問い合わせも複数いただき、災害対策への意識が社会全体として高まっていることが改めて感じられました。

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子ども向けイベント
キッズエンジニア 2022
バーチャル空間に町や道を作って運転しよう!
●日時:2022年7月29日~30日 ●会場:パシフィコ横浜 ●主催:公益社団法人 自動車技術会

自動車を中心とした様々な分野の科学技術やものづくりに興味を持ってもらうことを目的とした体験型学習イベント「キッズエンジニア 2022」が、今年も開催されました。たくさんの小学生が、さまざまな企業の技術や普段体験できないことを実践し、大変盛況となりました。
フォーラムエイトは、VRソフト「UC-win/Road」の体験学習を提供。VR空間内にモデル配置、道路生成、シナリオ体験、ジェットコースターを作成するなど自分自身で街をデザインし、さらに手元のハンドルで作った道路を運転、ゴーカートレースなどを体験していただきました。
各日3回の講座でしたが、すべて満席の人気講座となり大盛況でした。こどもたちからは「自分で作った道を運転できるのが楽しかった」「自由に作れるのがよかった」などの嬉しい感想がありました。

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学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2022
バーチャルな3次元空間で自分のテーマパークを作ろう!
●日時:2022年7月17日 ●会場:オンライン ●主催:特定非営利活動法人 natural science

学都「仙台・宮城」サイエンス・デイは、科学や技術の「プロセス」をこどもから大人まで五感で感じられる体験型・対話型の科学イベントです。小中学生の他、内容によっては、未就学児、高校生、大人までが参加できるものなど、合計87件のプログラムが実施されました。
フォーラムエイトでは、VRソフト「UC-win/Road」を使って3DVR空間、道路を作成し、走行できる体験講座を提供。90分という短い時間の中でも、参加者それぞれの個性が溢れる作品を作ってもらうことができました。春休み・夏休み・冬休みと年に3回行っているジュニア・ソフトウェア・セミナーにも参加したい、させたいとの声も多く、セミナー内容やこども向けに提供できるソフトなどを紹介いたしました。
講座が終わった後も「ギリギリまで操作していたい」という感想もあり、3DVRの楽しさをしっかり体験いただけたようです。
今後もフォーラムエイトでは、次世代を担うこども達や学生達に向けたセミナー・イベントへの協力や開催を積極的に行い、IT活用を通した人材育成や社会貢献に取り組んでいきます。

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(Up&Coming '22 秋の号掲載)
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