今回の下水道展は、札幌市制100年ということで、東京以北で初の開催となりました。測量設計、建設、管路資材、下水処理、維持管理などをテーマに、全国299の下水道関連企業が約900小間を出展。フォーラムエイトはUC-win/Road、F8VPS、下水を中心としたUC-1設計シリーズ、構造のFEM、地盤FEMなどを展示し、約400名の方に来場いただきました。 当社ブースではUC-win/Roadを活用した国交省浸水ナビのデータ取り込みによる浸水氾濫シミュレーションや、3次元都市モデル取り込みによる都市モデルの作成、構造計算では、特殊人孔や下水道管路の計算が可能なマンホール、下水道BOXの計算のほか、構造物の非線形解析に対応したEngineer's Studio®、地盤と構造物の連成解析可能な地盤FEMソフトなどの展示を実施。下水道関連施設の改修・改築の際に必要となる水理計算や耐震性の検討、構造物の補強検討など今後需要が高まると思われる技術、ソフトをご覧いただきました。 実際に下水道管の管更生や管路の設計で具体的なご相談をいただいたほか、発注者側の役所担当者の方々からは浸水氾濫解析ソフトを使用した浸水氾濫シュミレーションの費用や工数についてお問い合わせいただくなど、充実した4日間となりました。 近年豪雨にともなう内水氾濫などによる被害も増加しており、施設の維持管理のほか防災・減災の観点からも解析ツールの活用などが増加するものと思われます。今後もソフトウェア改良のほか、解析支援など関連サービスを拡充させ、皆さまのご要望に応えて参ります。
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