セミナー・フェア開催レポート

デジタルツイン、メタバースを実現する日本発!VRCG/NFTS
第4回XR総合展 夏

●日時:2024年7月3日~5日 ●会場:東京ビッグサイト ●主催:RX Japan株式会社

フォーラムエイトは本年も、XR技術(AR・VR・MR)やメタバースに関連するサービスや技術が集まる日本最大級の専門展示会「XR総合展」に出展しました。今回は入り口近くにブースを構え、絶え間なく来場者を迎え、賑わいを見せました。屋外は35度を超える猛暑日が続いていたこともあり、フォーラムエイトラリージャパンのイラストが描かれたうちわが大好評で、多くの方がそれを仰ぎながら見学していました。

プレゼンテーションは毎回満席で、ブースの外にも立ち見の方が溢れるほどでした。多くの方にフォーラムエイトの取り組みを知っていただく良い機会となりました。

ブース内では、特にLiDAR技術を用いた伊東敏夫氏(Hyper Digital Twins)とのコラボ展示が注目を集めました。これは、深度赤外線センサを使ってブース内の死角や空間情報を可視化するシステムです。また、フォーラムエイトパブリッシング出版『1日で学べるXRとメタバース』の発売直後というタイミングもあり、多くの方に書籍を手に取っていただきました。この書籍は2024年7月にスタートした「表現技術検定(XR-メタバース)」の公式ガイドブックとして販売しています。

その他、360度シミュレータ体験やメタバースF8VPSでの溶接シミュレータなど、教育訓練に関わるシミュレーションも高い関心を集めており、別分野での教育訓練に活用できるかなど、具体的なビジョンを持ってお問い合わせいただく方も多くいらっしゃいました。

3日間で計1,555社1,779名の方にブースに足を運んでいただき、昨年より500名も多く、大盛況で幕を閉じました。

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土木・建築・測量系
JIA全国学生卒業設計コンクール(特別協賛)

●日時:2024年6月29日 ●会場:オンライン ●主催:公益社団法人・日本建築家協会全国学生卒業設計コンクール実行委員会

JIA全国学生卒業設計コンクールは、日本建築家協会の全国各支部や地域会で開催された学生卒業設計コンクールからの推薦作品を一堂に集めた審査会と展示会として開催されており、フォーラムエイトは特別協賛として毎年建築業界の発展を応援しています。本年は、対面審査コンクールとYouTube配信が実施され、日本全国のJIA各支部・地域会から選抜された卒業設計の優秀作品50数点が集結しました。

コロナ禍以降はオンライン審査のみでしたが、昨年からは審査員と学生が直接対話をして審査会を行っており、参加者および現役学生にとって貴重な学びの場となりました。

パブリックビューイングによる2次審査の様子

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地方創生・国土強靱化を支援するUC-1、FEM、3D・VRソフト
震災対策技術展 大阪

●日時:2024年7月4日~5日 ●会場:マイドームおおさか ●主催:「震災対策技術展」大阪 実行委員会

本展示会は、減災社会構築の一助となるべく継続的に開催されており、自治体、コンサル、建設会社、防災関連メーカなど、各分野からの出展者・来場者が参加しています。その中でフォーラムエイトは、「地方創生・国土強靱化を支援するUC-1、FEM、3D・VRソフト」をテーマとして、防災・減災に関連する様々なソリューションを展示しています。

土木設計支援ソフトウェアUC-1シリーズおよび解析ソフトFEMシリーズ、各種技術サービスの提案に加えて、デジタルツイン技術、国産VR・CGソフト、開発環境によるセンシングデータやGIS、解析データを活用したデジタルツインやメタバースに展開する提案を行っています。また、地震シミュレータ体験などのシステム展示も実施し、フォーラムエイト製品・技術が災害対策に大きく役立つことを多くの方に知っていただく機会となりました。

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デジタルツイン、メタバースを実現する日本発!VRCG/NFTS
下水道展 '24 東京

●日時:2024年7月30日~8月2日 ●会場:東京ビッグサイト ●主催:公益社団法人 日本下水道協会

下水道展は、下水道事業の管理者である全国の地方公共団体や下水道関連企業を対象に、最新の技術やサービスを紹介する国内最大規模のイベントです。2017年の55,000人をピークに2019年の50,000人まで減少傾向にあり、2020年COVID-19による開催中止を経て、再開後、2021年の45,000人から毎年増加傾向にあり、本年は49,000人とほぼパンデミック前の水準にまで戻りました。

昨年「PPP/PFI推進アクションプラン」が改定され、公共と民間が協力して上下水道事業を進める「ウォーターPPP」の導入が位置付けられ推進されています。今回の下水道展においてはウォーターPPPについて官民連携に関する特別企画が催され、具体的な事例紹介やパネルディスカッションが行われるなど、上下水道の効率化、コスト削減、サービス向上につながる官民連携の取組機運が上昇しています。自治体関係の来場者が例年より多い印象だったのもその現れではないでしょうか。

フォーラムエイトブースでは、下水道に限らず水工全般の設計ソフトやFEM構造解析や地盤解析ソフト、解析支援サービスなどをご案内し、検討中のお客様に実際に操作体験して試して頂くことが出来て好評でした。またVR/CGをベースとした、維持管理や内水・外水氾濫など、インフラ管理や防災ソリューションについても関心が高く、いくつかの自治体担当者からご相談を受け、ご提案を行っています。その他にも保有している点群データの活用のご相談や、訓練、モニタリングへの活用などVRを使った応用展開のお話があがっています。メタバースへの展開なども含めVRやWeb3.0、Web4.0の最新技術を使ったソリューションで今後も皆様のご要望に応えて参ります。

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地方創生・国土強靱化を支援するUC-1、FEM、VRソフト
フクイ建設技術フェア2024

●日時:日時:2024年9月4日~5日 ●会場:福井県産業会館 ●主催:フクイ建設技術フェア実行委員会

土木・建築分野の優れた技術と企業を紹介しそれを担う人材育成支援を目的に開催される本展示会は今年で16回目を迎え、『技術で築く 新時代福井』をキャッチコピーに101の企業・団体から106ブースが参加し過去最大規模で開催されました。展示会場内に高校生を対象に型枠、鉄筋、内装、建築板金、建築大工などの職業体験が出来るコーナーがあるのも特徴です。

弊社ブースでは、地方創生・国土強靱化を支援するUC-1,FEM,VRソフトをテーマに出展し、VRモーションシートを用いた建物の耐震構造と免振構造の揺れの違いが体験できる地震シミュレータは多くの方に体験と反響頂き、地元新聞にも取り上げていただきました。

他にもデジタルツインを用いた3D都市モデルを活用した災害リスクを可視化する防災・減災VR、除雪車や建機などの操縦操作訓練用システム、メタバースF8VPSを紹介しています。

ご来場いただいた方からは災害リスクを3次元ハザードマップで見られることは非常に分かりやすい、除雪車は雪が降ると出動となり訓練する機会が難しいためいつでも訓練が出来る除雪シミュレータにご興味をお持ちいただくなど、具体的なイメージをお持ちいただく機会となりました。

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バーチャル建機教習所が大注目!
JAPAN BUILD 建設DX展 大阪

●日時:2024年9月11日~13日 ●会場:インテックス大阪 ●主催:RX Japan株式会社

今年は「いつでもどこでも練習できるバーチャル建機教習所!」建設DX展2024の『建設ITワールド』ブース展示に、フォーラムエイトのUC-win/Roadで開発した建機シミュレータの映像をドーム型スクリーンに投影。モーションチェア付きコントローラーで操作する、リアルな教習を多くの方に体験いただきました。

VRシミュレーションと外部機器の連携することで、実機と同じ操作で事前体験が行え、訓練、安全教育に活用、遠隔制御などへの展開のご提案を行っています。

第2回VRシステムオブザイヤーを受賞した「DX研修用デジタル教材・建機シミュレータ」(国土交通省 東北技術事務所)の事例を中心に、すでにご存じの方から新たにご興味を持たれた方まで、幅広く関心をお寄せいただきました。

また、今回一緒に協力されたペーパードームも注目を集めており、ジオデジックドームの理念をベースに、環境負荷の低い再生紙100%な素材「ダンボール」を用いてミニマムな空間を作り出すも製品も注目を集めました。

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自動車・システム系
豊富なデータ連携と開発環境で多様なシミュレーションを実現
人とくるまのテクノロジー展 2024 名古屋

●日時:日時:2024年7月17日~19日 ●会場:Aichi Sky Expo ●会場:公益社団法人自動車技術会

今年も名古屋にて人とくるまのテクノロジー展が昨年に引き続きAichi Sky Expoにて開催されました。来場者も2年で漸く会場へのアクセスになれたのか全体での来場者数も大きく増加しており3日間を通してにぎわいました。様々な最新技術が展示されておりLevel2自動運転バスの試乗体験ができたり、各種先進技術の体験ができるものが多く展示されておりました。

フォーラムエイトとしてはUC-win/Roadを中心として、メタバースとして活用できるF8VPS、自動運転シミュレータなど展示いたしました。中でもVRモーションシート、ドライビングシミュレータなど多くご体験いただき、お客様によっては具体的な商談につながることも多く、社内への運転訓練用や車両開発への利活用などのご相談や展示システムのご相談など各種具体的にご利用ご検討いただくことができました。

今後もさらなるソリューションの提供へ展開できるようにしていきます。

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豊富なデータ連携と開発環境で多様なシミュレーションを実現
第36回 設計・製造ソリューション展

●日時:2024年6月19日~21日 ●会場:東京ビッグサイト ●会場:RX Japan株式会社

本展は、日本最大級のものづくりに関する展示会で、毎年東京と大阪で開催されています。フォーラムエイトは、6月に東京ビッグサイトで開催された「設計・製造ソリューション展 東京」に出展いたしました。

展示会期間中、当社ブースには891社・995名の来場者を迎え、昨年を上回る成果を収めました。特に製造業関連の来場者が多く、工場全体の可視化や製造ラインの配置検討、干渉チェックに強い関心を示していました。また、VR技術やデジタルツイン、生産管理に関する問い合わせも数多く寄せられ、具体的な環境構築に向けた相談が進展しました。特に、工場内製造ラインのF8VPSによるメタバース化した活用例には、多くの反響がありました。さらに、BIMや点群データの活用に関する検討やバーチャル病院の構築に関する商談ほか多数行われました。今後、いろいろなソリューションを提案、ご提供していきます。

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Visual Computing 2024

●日時:2024年9月10日~12日 ●会場:東洋大学赤羽台キャンパス

Visual Computing(VC)は、コンピュータグラフィックス(CG)および関連分野に関する国内最高峰の学術研究シンポジウムで、フォーラムエイトはプラチナスポンサーとして協賛しています。AI技術の急速な進化を反映し、応用範囲が様々な分野に広がっていることを感じさせる発表が多数ありました。ディープラーニング技術の発展により、画像認識や自然言語処理など具体的な応用が増えています。また企業や研究機関との共同発表も多く、実用的なAI技術の開発が進んでいることを実感できます。フォーラムエイトはポスターセッション会場で展示を行い、バーチャルリアリティ、メタバース、3DCG・VRソフトウェア、自社開発国産ゲームエンジンのほか、開発中のAI技術を活用したマンガスタイルのデザインツール、F8AI-MANGA meを紹介し、注目を集めました。

スポンサー企業賞として、千葉大学 久保先生の「空間再現ディスプレイを用いた豪雨災害における介入シミュレーションの可視化」を選定し、副賞としてフォーラムエイトオリジナルゲームプログラミングPCを贈呈しました。

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子ども向けイベント
バーチャルな3次元空間で自分のテーマパークを作ろう!
学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ 2024

●日時:2024年7月14日 ●会場:東北大学川内北キャンパス講義棟 ●会場:特定非営利活動法人 natural science 事務局

今回の全体参加者は1万人を越える来場者となり、フォーラムエイトブースもすべての実施回で満員開催となりました。

「バーチャルな3次元空間で自分のテーマパークを作ろう!」をテーマに小学生、中学生がバーチャル空間で思い思いの街づくりを体験いただく90分のプログラムを提供いたしました。PC上で道路を作成し、好きな建物や植栽、池、山、森、ひとや動物など3Dモデルを配置していくことで街ができあがっていくなかで子供たちの想像力はどんどん膨らみました。

できあがったVR空間はゲームハンドルを使用して実際に自動車に乗り込み走行できる街となります。

東北各県から参加いただき、「自由な発想で自分の力で考えられ有意義でした」や「職業体験にもなり、子どもの選択肢が増えるのがよい」との保護者の方からも高評価となりました。

多様なリアルタイム・シミュレーションが行える先進のソフトウェアとして土木・建築・自動車研究の分野で活用提案を行っているソフトウェアですが、フォーラムエイトでは今後とも様々なイベントでの提案、体験活動をおこなってまいります。企業様からお子様まで是非機会がありましたらフォーラムエイト出展ブースにて最新の「VR空間」をご体験ください。

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バーチャル空間に町や道を作って運転しよう!
キッズエンジニア2024

●日時:日時:2024年8月2日~3日 ●会場:パシフィコ横浜 ●会場:公益社団法人自動車技術会

自動車を中心とした様々な分野の科学技術やものづくりに興味を持ってもらうことを目的とした体験型学習イベント「キッズエンジニア 2024」が、今年も開催されました。たくさんの小学生が、さまざまな企業の技術や普段体験できないことを実践し、大変盛況となりました。

フォーラムエイトは、VRソフト「UC-win/Road」の体験学習を提供。VR空間内にモデル配置、道路生成、シナリオ体験、ジェットコースターを作成するなど自分自身で街をデザインし、さらに手元のハンドルで作った道路を運転、ゴーカートレースなどを体験していただきました。

各日3回の講座でしたが、すべて満席の人気講座となり大盛況でした。こどもたちからは「自分で作った道を運転できるのが楽しかった」「自由に作れるのがよかった」などの嬉しい感想がありました。

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(Up&Coming '24 秋の号掲載)
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