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Q&A擁壁の設計 Q&A

目 次

1.適用範囲・制限条件

Q1−1.ブロック積み擁壁で、フーチングがないケースの入力はどうすればよいか?

Q1−2.置き換え基礎の設計は可能か?

2.任意形状

Q2−1.任意形状時の土砂形状などの設定はどのようにしていくのか?

3.自重、慣性力

Q3−1.設計震度を直接入力する方法は?

4.土圧

Q4−1.土圧強度分布式の断面算定用土圧入力時、土圧作用位置は仮想背面下端からとなっているが、安定計算時や断面計算時の下端も同じ位置か?

Q4−2.主働土圧係数を指定して(例えばKa=0.35などとして)計算する方法は?

Q4−3.静止土圧及び静止土圧係数(K=0.5など)で設計できるか?

Q4−4.試行くさび法で、任意に設定した滑り角ωの結果を得る事は可能か?

Q4−5.片持ち梁形式の検討の場合、仮想背面は、底版かかと背面からの鉛直面以外には設定できないのか?

Q4−6.切り土考慮時「切土面の状態」入力選択の 均一,中間,粗 の意味は?

Q4−7.地震時の土圧で常時準用とせず、道路土工P69〜70の式で地震時土圧を算出する場合は?

Q4−8.クーロン式にて背面土砂形状を「水平−勾配−水平」と設定した場合、計算は可能か?

Q4−9.「考え方」で、(1)土圧・水圧の中に、“地震時慣性力の扱い”という項目があるが、「考慮しない」という選択肢は、どのような時に使用するのか。

5.浮圧、水圧
6.地表面載荷荷重

Q6−1.擁壁天端上にも上載荷重を与える方法。

7.前面土砂

Q7−1.受働土圧の考慮時の低減はどのように考えればよいのか?

Q7−2.受働土圧係数の直接入力や受働土圧への上載荷重の考慮は出来ないか?

8.その他荷重
9.EPS工法、底版の剛体照査

Q9−1.底版剛体照査を行う際には、杭基礎時にも直接基礎同様フーチング厚の上限を考慮するのか?

Q9−2.EPSを考慮する際、躯体の竪壁の途中から上端までをEPSと出来ないか。

Q9−3.背面土砂を複数地層として評価して設計するには?

10.安定計算、鉛直支持力計算

Q10−1.許容鉛直支持力と許容鉛直支持力度との扱いの違いは?

Q10−2.鉛直支持力の照査時に設計要領式の場合、鉛直支持力照査用の補正係数rは1.0でよいのか?

Q10−3.基礎底面の変形係数は何を入力するのか?

Q10−4.根入れの無い場合支持力計算入力はどうすればいいか。

Q10−5.突起をつけても滑動がかわらないが?

11.杭基礎

Q11−1.杭基礎連動時、擁壁計算部での地層デ−タの単位重量γは杭基礎側では採用されない。

Q11−2.擁壁計算で支持杭の配置を行っているが、フ−チング寸法が擁壁形状でセットした底版寸法にならない。
例えば、形状で5*10mとしてもフ−チングX、Yは5*5mとなってしまう。
直接入力しても訂正されない。

12.配筋

Q12−1.設計において部材計算を行った時の、鉄筋径とピッチは配筋図の作図の時に反映されているのか?

Q12−2.変化位置を考慮した設計の際に、竪壁前面配筋が入力鉄筋ピッチの倍ピッチで作図されるが?

Q12−3.自動配筋設定時の照査結果がOUTの場合の対処方法。

Q12−4.単鉄筋として計算を行う方法。

Q12−5.竪壁の断面変化位置の計算を行わない方法は?

13.竪壁の設計

Q13−1.段落し考慮時の定着位置の許容応力度が基部の1/2となるのなぜか?

Q13−2.竪壁設計時の設定で作用偏心モーメントを考慮すると自重が考慮されるがこれを無視できないか。

14.底版の設計
15.示力線

Q15−1.示力線の算出方法ほ一般に知られる方法と異なるのか?

16.自動計算
17.図面作成

Q17−1.配筋図作成の際、「タイトル版」に自分で作成したタイトルを追加する事はできるのか?

Q17−2.部材設計で得られた結果の「主鉄筋の鉄筋径」を作図時に変更することが可能か?

Q17−3.単位m当たりの擁壁配筋図を作成するには、どうすればよいか?

Q17−4.L型擁壁の配筋図について、フーチング下面のかぶりは、どのように設定されているか?

Q17−5.折り曲げ鉄筋長の自動配筋時の計算方法。

Q17−6.配筋図のDXF出力時、文字を文字列として出力したいが?

Q17−7.図面の縮尺の変更方法。

Q17−8.竪壁変化位置を考慮計算後、図面を生成すると竪壁前面配筋ピッチが背面の倍ピッチになるが?

Q17−9.水抜き穴が不規則な並びで作図されることがあるが?

Q17−10.「図面作成」→「鉄筋情報」(各鉄筋の鉄筋情報)は、どのタイミングで初期化されるか。

Q17−11.組立筋と主鉄筋の配筋ピッチを等しくする方法は?

Q17−12.図面作成をすると、現在行なっている設計書の内容ではなく、以前の内容の図面となってしまう。

Q17−13.単鉄筋で配筋図を作成しても、複鉄筋にて図面作成されるが?

Q17−14.図面を移動して、枚数を少なくする方法は?

Q17−15.図面生成において、断面図で作図されている配力筋等の鉄筋点の半径を指定する方法は?

Q17−16.図面生成において、配筋ピッチの寸法線での乗算記号を指定する方法は?

Q17−17.図面生成において、寸法線で表示される値を丸める方法は?

Q17−18.図面生成において、作図される数値の3桁ごとに「,(カンマ)」またはスペースを入れる方法は?

Q17−19.図面作成において、配力筋(ポチ筋)を主鉄筋の内・外側に配置する方法は?

Q17−20.基準値→図面作成条件画面の「図面作成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」をチェックした場合と、しなかった場合の処理の違いは?

18.その他

Q18−1.基準に「土工指針」を選択し、□基準に準拠する をチェック後、自動設定を行うと鉛直支持力照査の設定を変更出来ないが?

Q18−2.初期入力の形状タイプで選択したタイプ毎に擁壁の全高Hが制限されているのはなぜか?

Q18−3.U型擁壁を選択すると、詳細設定時にデフォルトでは擁壁高さの1/2を擁壁幅とするのはなぜか?

Q18−4.入力画面のボタンが重なり選択が出来ないが?

Q18−5.竪壁の前面背面の勾配を固定入力できないか?

Q18−6.設計調書の作成方法と留意点。

Q18−7.形状を入力変更したら計算ボタンが選択できなくなったが?

Q18−8.無筋時の曲げ引張応力度はσtk/7≦3ではないのか?

Q18−9.地覆を設置時、その天端が背面地盤と同一高となる場合の対応方法。

Q18−10.出力時に条件出力で*.arwiとファイル名が出されるが出ないようにする方法。

Q18−11.入力-材料のヤング係数の単位は何か?また、ヤング係数比とは何か。

Q18−12.安定計算で地震時の検討を省略し、竪壁の設計においては地震時の検討を行うことは可能か?

Q18−13.旧バージョンデータを読み込もうとすると、添付メッセージが出て利用が出来ないが?

Q18−14.「基準に準拠する」を行わないと、適用基準が反映されないのか。

Q18−15.擁壁背面に勾配があるのに載荷荷重が水平に出力されているが。

Q18−16.入力→形状→平面形状画面の「ブロック長」と、入力→形状→正面形状画面の「竪壁長」の関係は?


1.適用範囲・制限条件
Q1−1. ブロック積み擁壁で、フーチングがないケースの入力はどうすればよいか?
A1−1. 地盤が堅固なため、フーチングを無くしてそのまま岩着させ、ブロック部材のみの擁壁などをお考えのことと存じます。
申し訳ありませんが、本プログラムにおける形状で、『ブロック積』を選択した場合の設計では、フーチング部を無しとする入力は出来ません。
その為、形状入力の際に「もたれ式−B」「任意形状−A 若しくは−B」として形状を入力いただき、設計頂くことをお奨めいたします。
 
Q1−2. 置き換え基礎の設計は可能か?
A1−2. 本製品は基礎の支持力計算の照査機能は有していますが、置き換え基礎の設計機能はサポートしておりません。これは、置き換え基礎の有効範囲の考慮や形状の設定については、擁壁形状だけではなく地質状況など複雑な要因を考慮する必要があるため、単なる土質諸元だけでは試行計算ができないためです。そこでお手数ですが、必要とされる形状の擁壁を設計し、得られるフーチング中心作用力などを基に、必要な置き換え基礎の設計を行うことをおすすめします。
地盤改良についても同様にお考え下さい。
2.任意形状
Q2−1. 任意形状時の土砂形状などの設定はどのようにしていくのか?
A2−1. 以下の手順でお考え下さい。

(1)形状→1.側面の「躯体形状」にて、躯体の状態(仮想背面位置、全高、全幅)を設定します。

(2)形状→2..土砂にて「形状タイプ」を選択します。仮想背面を「土−土」としている場合は「ブロック」ボタンによりブロックデータを確認・編集してください。

(3)前面土を考慮する場合は、考慮する荷重ケース毎に入力が必要です。荷重→1.前面土砂にて土砂高さ及びブロックデータを設定し、その後荷重→2.組み合わせにおいて荷重ケース毎に考慮する前面土砂を選択してください。前面土砂による受働土圧を考慮する場合は、荷重→A.受働土圧において前面土砂と同様に設定を行ってください。但し、受働土圧は安定照査にのみ考慮し作用外力としては集計されませんのでご注意ください。

上記(1)〜(3)は初期入力を実行すると、自動的に設定されますのであわせてご確認ください。
3.自重、慣性力
Q3−1. 設計震度を直接入力する方法は?
A3−1. 本プログラムでは、設計震度は「材料」画面にて設定します。
躯体の設計震度は「躯体」、土砂の設計震度は「土砂・水」の各画面で設定できますので、最初にメイン画面左側の「材料」ボタンをクリックして、メイン画面の形状図上に項目(1.躯体,1.土砂・水など)ボタンを表示し、更に表示されているボタンの中から変更や確認したいボタンをクリックしてください。
また、「初期入力」画面より設計を実行した場合は「材料(設計震度)」の設定に基づき、適切な震度を自動設定していますので、ご確認ください。
4.土圧
Q4−1. 土圧強度分布式の断面算定用土圧入力時、土圧作用位置は仮想背面下端からとなっているが、安定計算時や断面計算時の下端も同じ位置か?
A4−1. 本プログラムでは、仮想背面下端として土圧作用面の下端位置を表しています。
この下端位置は、「土圧を考慮しない高さ」や「切土」の指定がない場合は安定計算時は、底版下端、竪壁設計時は基部位置が仮想背面下端に相当します。
 
Q4−2. 主働土圧係数を指定して(例えばKa=0.35などとして)計算する方法は?
A4−2. 本製品で現在サポートしている計算方法では、主働土圧係数を指定して計算する機能は残念ながらありません。
これは現在の計算方法が、入力していただく背面土砂諸元、背面土砂形状(φ、β、δなど)に支配され、土圧係数を計算し、以後の土圧を策定する方法を採用しているため、直接この係数のみを指定する機能をサポートしていないためです。

そのため、現仕様で計算いただく方法としては、
1.予め指定される主働土圧係数により土圧を試算
2.土圧分布式もしくは土圧合力式を設計基準で選択
3.作用力として土圧力に入力

以上のように設定して頂き、計算していただく必要があります。
指定土圧の際には、P=1/2・Ka・γ・H^2 土工指針式2−1(p61)などで算出して頂ければよいと存じます。
 
Q4−3. 静止土圧及び静止土圧係数(K=0.5など)で設計できるか?
A4−3. 一般的な擁壁設計の土圧算出方法では、静止土圧を採用しての設計はあまり採用されていません。
その為、本製品においても直接静止土圧係数を採用しての設計や、静止土圧の選択はサポートしておりません。
しかし、本製品では設計条件に土圧合力及び土圧強度分布式を選択できるようにしておりますので、予め静止土圧を計算いただき入力→作用荷重→土圧力にて入力していただきご設計下さい。
 
Q4−4. 試行くさび法で、任意に設定した滑り角ωの結果を得る事は可能か?
A4−4. 試行くさび1式において滑り角ωを固定し設計する事が可能です。
本製品の試行くさび法では、滑り角ωは設定する範囲で設計することが可能です。
そこで、滑り角を開始終了伴に同じ角度として設定することで指定角度での設計が可能です。
入力→土圧算出条件→算出条件(常時、地震時)にて、安定計算用及び断面計算用の開始角度と終了角度を設定下さい。
 
Q4−5. 片持ち梁形式の検討の場合、仮想背面は、底版かかと背面からの鉛直面以外には設定できないのか?
A4−5. 擁壁天端からの角度入力であれば可能です。
入力→形状→1.側面において仮想背面の扱い を●土−コンクリートへ変更し、擁壁天端からの仮想背面の角度を「鉛直面となす角度」へ入力下さい。ここで入力された角度αを主働土圧係数算出時に扱います。
ただし、仮想背面をかかと版背面(鉛直面)とする時には、フーチングかかと版上部の土砂を自重同様に扱い設計しますが、上記方法では仮想背面への載荷土圧のみを考慮するためかかと版上の土砂は別途荷重として考慮する必要があります。
 
Q4−6. 切り土考慮時「切土面の状態」入力選択の 均一,中間,粗 の意味は?
A4−6. 本製品では 道路土工 擁壁工指針p.67に記載の切土面におけるすべり摩擦角を参考とし初期値を設定できるように考慮しています。

『切り土面における滑り摩擦角δ’は地山の地質や表面状態によって異なるが、通常はδ’=2φ/3〜φの間であると考えられ以下を目安に適切な値を定めることとする。

 ・軟岩以上で比較的均一な平面をなしている場合・・・・・・δ’=2φ/3
 ・粗であるか段切りなどの処理が施され、粗と見なしうる場合・・・・・・δ’=φ

切り土部分の大きさはδ’の値によってかなり影響されるので、δ’は慎重に決定しなければならない。』

と指針では記載されています。

本プログラムではこれに加え 中間として δ’=5φ/6 (上記の中間)を用意しています。
考え方→土圧・水圧 において「初期化」を行うことにより上記設定を自動的に行いますが、直接入力することも可能ですので必要に応じ任意の角度を考慮いただきご設計下さい。
 
Q4−7. 地震時の土圧で常時準用とせず、道路土工P69〜70の式で地震時土圧を算出する場合は?
A4−7. 地震時の土圧として、常時準用を適用する場合は以下ののように指定します。

・背面土砂の設計震度が0となっている(「材料」−「土砂・水」画面)
・地震時慣性力の扱いが「考慮しない」となっている(「考え方」−「土圧・水圧」画面)

そのため、道路土工P69〜70に従って地震時土圧を算出する場合は、背面土砂の設計震度に適切な値を設定し、地震時慣性力の扱いを「KH」としてください。また、粘着力を考慮する場合は「考え方」−「土圧・水圧」画面にてC、Czにお考えの値を設定してください。
 
Q4−8. クーロン式にて背面土砂形状を「水平−勾配−水平」と設定した場合、計算は可能か?
A4−8. 本プログラムでは、何れの背面土砂形状であってもクーロン土圧を適用することは可能ですが、クーロン公式自体は背面土砂が水平か一定勾配であることを前提としているため、これら以外の土砂形状である場合は設計者の判断によりモデル化が必要となります。
モデル化に関しては、背面土砂が一定勾配(仮想勾配)であると仮定し1:nのnを「考え方」−「土圧・水圧」画面の「土砂の勾配α」の項目に指定します。
ここで、現行バージョンでは「土砂の勾配α」と表記していますが、角度入力ではありませんので、ご注意の上前述のようにnの値を設定してください。
 
Q4−9. 「考え方」で、(1)土圧・水圧の中に、“地震時慣性力の扱い”という項目があるが、「考慮しない」という選択肢は、どのような時に使用するのか。
A4−9. 一般的な擁壁の設計では、躯体全高が8m以下のものについては常時の土圧が通常規模の地震時の土圧増分を包含していると考えられるので、地震時土圧には常時土圧を準用します。本プログラムでは、ご質問の地震時慣性力の扱いを「考慮しない」とすることで、地震時の土圧算定は常時準用土圧となります。設計者の判断により、常時準用土圧を適用する場合に「考慮しない」を選択して下さい。
5.浮圧、水圧
6.地表面載荷荷重
Q6−1. 擁壁天端上にも上載荷重を与える方法。
A6−1. 本製品でサポートしている『載荷荷重入力』では、

任意分布時の 1. 竪壁背面より後方
一様分布時の 1. 仮想背面より後方
  2. 竪壁背面より後方

を選択し任意範囲への上載荷重を入力いただく仕様としており、
天端上への載荷荷重は ”荷重→1.分布荷重若しくは1.集中荷重”において擁壁天端上に荷重を与えて下さい。

その際竪壁設計時に軸力を考慮するならば考え方→竪壁設計において設定下さい。
7.前面土砂
Q7−1. 受働土圧の考慮時の低減はどのように考えればよいのか?
A7−1. 本製品では、クーロン則の受働土圧式により計算を行いますが、主働土圧論に比べ受働土圧はご存じのように大きく土圧評価を得ることになります。
その為、入力諸元によっては受働土圧係数が大きく評価されて、1以上になることがあります。
この数値は過大ではありませんが、この受働土圧係数をもって設計すると、構造物によっては過大な受働土圧の考慮となる場合があります。設計者の判断で有効率を選択いただければよいかと存じますが、『道路土工 擁壁工指針 平成11年3月』にはP73に関連記載があり、受働土圧考慮時の注意が記載されています。一部抜粋いたしますと、 「受働土圧は地表面より1m以上深く仮想地表面を設定する。・・・・また受働土圧が発揮される変位は主働土圧に比べて大きいので、算出した受働土圧にさらに0.5を乗じた値をせん断抵抗力として用いる」 とあります。
こららを参考とされて、設定して下さい。
 
Q7−2. 受働土圧係数の直接入力や受働土圧への上載荷重の考慮は出来ないか?
A7−2. 土圧係数を直接指定して設計を行うことや受働土圧への上載荷重の考慮はサポートしておりません。
その為お手数ですが、土圧係数から逆算した壁面摩擦角を設定頂くか、上載荷重を土層へ置き換え加算するなどの方法や別途算出した受働土圧をその他の荷重にて設定頂くことでご設計下さい。
ただし、その他荷重で設定した場合には、受働土圧を外力として集計設計し計算することは可能ですが、 計算書出力では受働土圧項としての出力はありません。その為出力上の評価式は異なることなります。
何れの場合も受働土圧を考慮した滑動安全率の増大を考慮した計算ですが上記に御留意いただきご利用下さい。
8.その他荷重
9.EPS工法、底版の剛体照査
Q9−1. 底版剛体照査を行う際には、杭基礎時にも直接基礎同様フーチング厚の上限を考慮するのか?
A9−1. 道路橋示方書W下部工編「6.5.2フーチング厚さ」には、杭基礎時の(長辺−壁厚)/nによる照査については明確に記載がありません。しかし、本プログラムでは、基礎形式に関わらず常に剛性評価式及び底版厚さの上限値による2つの照査を行います。
その為、杭基礎であっても(長辺−壁厚)/n によりその可否を算出します。
本プログラムでは、この上限値の比較と剛性影響の2つの照査結果のどちらか1つを満たしていれば剛体であると判断していますので、不要とお感じの場合には剛性評価式による結果のみを考慮して設計いただければ良いと思います。
 
Q9−2. EPSを考慮する際、躯体の竪壁の途中から上端までをEPSと出来ないか。
A9−2. 現行プログラムでは、EPSの考慮は底版上から上への配置のみに対応しており、竪壁中位から上への配置考慮はできません。また、一般的な擁壁設計法では背面土砂は単一層として扱うため、裏込め材の層分けもサポートしておりません。
上述のようにEPSの上部層への考慮はできませんが、あらかじめお考えの土圧並びに土砂重量などをすべて計算しておき、土圧入力は土圧合力式として与え、その他の荷重により土砂重量を考慮するなどの方法でも設計は可能かと思いますが、設計者の判断で荷重などを考慮しご利用ください。

EPSについてはヘルプ-計算理論及び照査の方法-荷重の考え方−自重・重量の算定-EPSに説明を記載しておりますので、あわせてご確認頂きますようお願い致します。
 
Q9−3. 背面土砂を複数地層として評価して設計するには?
A9−3. ご存じのように現行の擁壁設計手法は、一般的に単一土層として扱う事として 設計法を確立されています。
その為、多層地盤における設計方法として自動で土圧などを算出し計算する機能はサポートしておりません。
しかしながら昨今の道路用擁壁の設計には、「背面にEPSなどの軽量盛り土を設ける場合」などの設計が必要とされて来ています。
弊社製品では、EPS工法については、製品helpに記載するように(計算理論及び照査の方法→荷重の考え方→自重・重量の算定→EPS)入力に応じて重量を低減設計させることが可能です。
しかしながらその軽量土部に生じる土圧については設計者判断による土圧算出を必要とする為任意の土圧による設計を頂く仕様としております。
従ってお客様のお考えの多層地盤の際も同様に 土圧合力若しくは土圧分布式を採用いただき必要な土圧をあらかじめ算出した上でご設計頂きますよう御願いいたします。
なお、その際の土砂自重も単一土層としての評価で行いますのであらかじめ平均化頂き後入力下さい。
10.安定計算、鉛直支持力計算
Q10−1. 許容鉛直支持力と許容鉛直支持力度との扱いの違いは?
A10−1. 参考文献として道路橋示方書W下部工編の8.3及び8.5を御比較して下さい。
許容支持力と支持力度ではその目的が異なります。
支持力度は、地盤などの諸元より若しくは力学的性質(現地試験値)等を元に、地盤反力度として算出される作用力との比較であり、地盤底面部に作用する作用反力より考慮しますが、許容支持力は基礎の根入れ長をも考慮した支持層での支持力を算出するものです。
 
Q10−2. 鉛直支持力の照査時に設計要領式の場合、鉛直支持力照査用の補正係数rは1.0でよいのか?
A10−2. 設計要領3−3−2 基礎地盤の破壊に対する安定 において、「しかし、現段階ではrを具体的に設定できる段階にないことから当面1.0とした。」との記載があります。以上を根拠に1.0でよいと考えられます。設計に応じて変更して下さい。
 
Q10−3. 基礎底面の変形係数は何を入力するのか?
A10−3. 直接基礎の場合、底版の剛体照査用のデータを入力いただくもので、鉛直方向地盤反力係数を計算するのに利用されています。
詳しくは道路橋示方書W6.5.2をご参考下さい。

βλ≦10
β=(3kv/Eh^3)^0.25
kv=(αEo/30)・(Bv/30)^-0.75 ・・・解7.6.1式
Bv=Av^0.5

h;フーチング厚さ Kv;鉛直方向地盤反力係数
Av;鉛直方向載荷面積
Eo=2800N(SI単位系)  α;常時1 地震時2
 
Q10−4. 根入れの無い場合支持力計算入力はどうすればいいか。
A10−4. 本製品では”入力→荷重→前面土砂”において入力する「土被りの高さDf」により根入れ長を設定しています。ここで0としておけば、根入れ長のないものとして計算します。
”入力→考え方→安定計算”において照査するとして道示W、設計要領を選択している場合、”計算確認→安定計算→支持力の照査”において確認、修正いただく事が可能です。
結果を確認しご設計下さい。
 
Q10−5. 突起をつけても滑動がかわらないが?
A10−5. 「材料」-「支持地盤・根入地盤」画面におきまして、
tanφ:仮想基礎底面での地盤間の摩擦係数
tanδ:底版底面と地盤間の摩擦係数
の両者が同じ値で設定されているためと考えられます。

上記の条件の場合は、計算結果の滑動安全率に変化はありませんので、再度「支持地盤・根入地盤」画面の摩擦係数をご確認頂きますようお願い致します。
11.杭基礎
Q11−1. 杭基礎連動時、擁壁計算部での地層デ−タの単位重量γは杭基礎側では採用されない。
A11−1. 本プログラムで杭基礎連動を行う場合、地層データの単位重量は擁壁側では設定の必要がないため、杭基礎側への初期設定値は以下のように固定値としています。

SI単位系時
γ=15   γ’=5
 
従来単位系時
γ=1.5   γ’=0.5

実情に応じ杭基礎側地層データを変更されご設計下さい。
 
Q11−2. 擁壁計算で支持杭の配置を行っているが、フ−チング寸法が擁壁形状でセットした底版寸法にならない。
例えば、形状で5*10mとしてもフ−チングX、Yは5*5mとなってしまう。
直接入力しても訂正されない。
A11−2. 擁壁(杭基礎)の計算時に使用する奥行き方向の幅は、「平面形状」画面内の「ブロック長」を用います。
そのため、「杭の配置」画面の「フーチング(Y)」の値には、このブロック長の値が表示され、「竪壁長」の値を変更しても「フーチング(Y)」の表示は変更されないことになります。
ブロック長の設定をご確認いただきますようお願い致します。
12.配筋
Q12−1. 設計において部材計算を行った時の、鉄筋径とピッチは配筋図の作図の時に反映されているのか?
A12−1. 擁壁の設計において、「部材」で入力された鉄筋径、ピッチ情報は、「図面作成」->「図面生成」で図面を生成する段階に反映されます。
「部材」で入力されていない配力筋径や配力筋ピッチなどの図面生成段階で必要な配筋情報は、「図面作成」->「鉄筋」の画面で入力してください。
 
Q12−2. 変化位置を考慮した設計の際に、竪壁前面配筋が入力鉄筋ピッチの倍ピッチで作図されるが?
A12−2. 現在竪壁変化位置が設定されている場合、図面生成時の竪壁前面主鉄筋ピッチとしては通常竪壁基部背面の倍ピッチが設定される仕様となっております。

設定された鉄筋情報を変更したい場合は以下の手順により行ってください。
1.基準値−図面生成条件にて「図面生成時に鉄筋情報の確認・修正を行う」をチェックする。
2.図面生成モードにて鉄筋生成ボタンをクリックし鉄筋情報を生成する。
3.鉄筋情報ボタンより鉄筋情報画面を開き鉄筋情報を編集する。
 
Q12−3. 自動配筋設定時の照査結果がOUTの場合の対処方法。
A12−3. 本製品では、自動配筋時に断面照査の結果が設定された配筋でもたない場合は、設定された範囲の最大鉄筋量をもって配筋するものとしています。
その為、自動配筋時に断面照査結果がOUTとなる場合は、使用鉄筋径の最小値・最大値やピッチ等に関連がありますので、自動配筋ルール(自動配筋ルールは「部材設計用データ」画面の自動配筋→配筋ルール)を確認し、再考する必要があります。
また、決定配筋を直接指定することで任意の配筋に変更して設計を行うことも可能ですので、以下の手順により計算下さい。

1.「設計の考え方」画面の「その他」の入力項目にて「配筋方法」を直接指定とする。
2.「部材設計用データ」画面にて各部材毎に配筋を指定する。
 
Q12−4. 単鉄筋として計算を行う方法。
A12−4. 以下のように指定する事で設計が可能です。
竪壁配筋の場合を例として記載します。他の部材部でも同様に入力下さい。

  1. 設計方法が「形状入力」で配筋の設定方法が「直接入力」の場合
部材−竪壁配筋の画面において、単鉄筋・複鉄筋の指定を「単鉄筋」としてください。
2. 設計方法が「形状入力」で配筋の設定方法が「自動設定」の場合部材−竪壁配筋の画面において、鉄筋比を0.0としてください。
 
Q12−5. 竪壁の断面変化位置の計算を行わない方法は?
A12−5. 本製品において竪壁の断面変化位置の計算を行わないようにするには、以下の設定を行ってください。

■形状直接入力時
1)部材−「竪壁変化位置」において、設定方法を「直接入力」としてください。
2)同画面内で変化位置の入力を未入力状態にしてください。(既に入力されている行は、DELキーで削除することができます)
3)部材−「竪壁配筋」において、基部の配筋を行ってください。

■形状自動決定時
1)考え方−「竪壁設計」において「変化位置・定着位置」を「生成しない」としてください。
2)部材−「竪壁配筋」で配筋ルールを設定してください。
13.竪壁の設計
Q13−1. 段落し考慮時の定着位置の許容応力度が基部の1/2となるのなぜか?
A13−1. 許容応力度は、

1.『土木構造物標準設計第2巻手引き 昭和62年』のp117より 図7−19参照
2.道路橋示方書Wp157(4)A 許容応力度の1/2以下になる断面まで定着する鉄筋をのばして止める。

以上に準じ、段落とし考慮時に定着位置でのσsaは、1/2σsaをもって設計することとしています。製品helpのhelpにも計算理論及び照査の方法→竪壁の設計→竪壁断面変化位置にて表示ウインドウの「>>」を選択いただき、次ページに照査設計手法を記載していますのでご参考下さい。
 
Q13−2. 竪壁設計時の設定で作用偏心モーメントを考慮すると自重が考慮されるがこれを無視できないか。
A13−2. 竪壁の設計に偏心モーメントを考慮する場合には、竪壁自重による偏心モーメントもあわせて考慮しています。
本プログラムでは、この躯体自重による偏心モーメントのみ無視することはできませんので、躯体自重分の荷重を上向きの鉛直その他荷重として設定して躯体自重分を打ち消すことでご設計下さい。
14.底版の設計
15.示力線
Q15−1. 示力線の算出方法ほ一般に知られる方法と異なるのか?
A15−1. 参考文献によって
岡積 満 方法
尋木 広義 方法
農林水産省 方法
などの考え方がありますが、本プログラムにおける示力線の作成は、文献資料の示力線方程式そのものを適用しているわけではありません。
弊社の『示力線の考え方』は、力学的には、竪壁の任意の区間に作用する土圧と、その区間の壁体重量とによって合成される力の作用点の軌跡が、作用断面の中心より後方に存在することが条件となるという考え方に基づいて、任意位置での作用外力の作用点(M/V)を求め、求めた作用点を直線で結び「示力線」として作成し表示しています。
そのため、「示力線方程式」によって求めた場合と値が異なる場合もあると考えられますが、設計の目安として有効に活用できると考えています。
16.自動計算
17.図面作成
Q17−1. 配筋図作成の際、「タイトル版」に自分で作成したタイトルを追加する事はできるのか?
A17−1. 作図条件の図面属性のタイトル版指定で図形データファイル(*.DHDF、*.DSDF)の読み込みをサポートしていますので、それらのファイルに独自のタイトル版データを追加して頂ければ図面に反映できます。
・*.DHDF・・・表シンボル用図形データファイル(表シンボル生成機能で作成)
・*.DSDF・・・部品用図形データファイル(UC−Drawの部品登録にて作成)
但し、CAD統合製品ではタイトル版を作画し、タイトル版用データファイルに追加する機能はサポートしておりませんので、別途、UC−Drawにて準備して頂く必要があります。
 
Q17−2. 部材設計で得られた結果の「主鉄筋の鉄筋径」を作図時に変更することが可能か?
A17−2. 擁壁の設計の「部材」で入力された鉄筋径を使用して作図や材料計算を行いますが、図面生成段階で配筋された鉄筋情報(記号・径・配置情報)の確認・修正を行う機能を備えています。
鉄筋情報の確認・修正は、以下の操作で行ってください。
・「基準値」->「図面生成条件」で図面生成条件画面を開く。
・「図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」にチェック印を付ける。
・「閉じる」を押して図面生成条件画面を閉じる。 
・「図面作成」ボタンを押して図面作成モードにする。 
・「鉄筋情報」ボタンを押して配筋された鉄筋情報画面を表示する。
(「鉄筋情報」ボタンがグレー表示の場合は、「鉄筋生成」ボタンを押して鉄筋情報を生成してください。)
・「鉄筋グループ名称一覧」から目的の鉄筋グループ名称(例えば、たて壁主鉄筋)を選択する。
・「鉄筋一覧」から目的の鉄筋名称(例えば、たて壁主鉄筋(前面)1)を選択し「編集」ボタンを押す。
・表示される入力画面で鉄筋径を調整してください。
但し、この方法で「部材」で入力した鉄筋径を変更した際は、設計計算時と異なる結果となりますので、この点をご注意ください。
 
Q17−3. 単位m当たりの擁壁配筋図を作成するには、どうすればよいか?
A17−3. 現仕様では、単位m当たりの配筋図を作成する場合は、以下の手順で図面を作成してください。

1)入力→形状→A正面形状にて竪壁長さL1を1.0mとする。
2)入力→形状→B平面形状画面を確定し直す。
3)「計算確認」ボタンクリック->「図面作成」クリックで図面作成モードにする。
4)「かぶり」->配力筋・箱抜きボタンをクリックして、配力筋・箱抜きかぶり入力画面を開く。
5)C1〜C4(配力筋の先端かぶり)を「0.1」にする。(本来は、「0」と入力すべきですが、現状ではたて壁の配筋が一部省略されますのでこの値を入力してください。)
6)「図面生成」ボタンをクリックし図面を作成する。

この際現仕様では、各部主鉄筋が「0」と「1000」の位置に配筋されます。
単位m当たりの作図では「1000」の位置の配筋は不要ですので、この配筋を以下の手順で変更してください。

7)図面確認で生成した図形を確認する。(目的の単位mあたりの作図にするには、どの鉄筋の配筋情報の修正が必要かを確認してください。)
8)図面確認を終了する。
9)「基準値」->「図面生成条件」で図面生成条件画面を開き、「図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」のチェックボックスにチェックをつけ、「閉じる」をクリックすることで、「鉄筋生成」「鉄筋情報」「鉄筋一覧」ボタンを表示する。
10)配筋情報の修正をする。
・「鉄筋情報」で配筋された鉄筋情報画面を表示する。
・「鉄筋グループ名称一覧」から目的の鉄筋グループ名称(例えば、たて壁主鉄筋)を選択する。
・「鉄筋一覧」から目的の鉄筋名称(例えば、たて壁主鉄筋(前面))を選択し、「編集」ボタンをクリックする。
・表示される入力画面で配筋情報を変更する。

例えば、次のように変更します。
開始位置a1 0.1        −−> 0
Ki・Pi     1*124.9   −−> 7*125
         6*125.0   −−>delキーで削除
         1*124.9   −−>delキーで削除

同様に、「たて壁主鉄筋(背面)」「たて壁天端筋」「底版主鉄筋」などの配筋情報を修正してくだい。

11)「図面生成」ボタンをクリックし図面を作成する。

今後の改訂時に上記の5)で「0」を入力できるようにし、7)以降の作業を少なくするよう検討致します。現時のところは、上記方法でご利用下さい。
 
Q17−4. L型擁壁の配筋図について、フーチング下面のかぶりは、どのように設定されているか?
A17−4. 本製品の配筋図生成機能は、擁壁配筋図製品の機能を採用しており、底版下面のかぶりは擁壁の断面形状を問わず、「入力」→「部材」→「底版配筋」の『つま先版下側かぶり』の入力値を必要とします。本来、L型擁壁ではつま先版は存在しない為、この入力は不要でしたが、作図時のデータとして必要なため、入力できる仕様としております。出力時、及び設計時には反映されない項目ですので、この入力値を変更しご利用下さい。
 
Q17−5. 折り曲げ鉄筋長の自動配筋時の計算方法。
A17−5. 本製品では定尺鉄筋を使用するとした場合、たて壁主鉄筋の曲げ長に関しては土木構造物設計マニュアル(案)−P128−に沿った計算を、底版主鉄筋については、土木構造物設計マニュアル(案)−P130, P131, P140−に沿った計算を行っております。但し、L型の下面主鉄筋のフーチング先端側の曲げ長には、「基準値」−「図面作図条件」−「計算基準」−「鉄筋基準値」−「基準値2」の「主鉄筋曲げ長」を使用し、たて壁側は曲げなしで作図しているため、擁壁計算後 図面作成モードに移行し、すぐに図面生成を行うと、標準設計などの鉄筋寸法では作図されません。土木構造物標準設計2にある寸法で図面生成を行う場合は、以下の手順で底版主鉄筋情報の修正を行うことで対応いただく必要があります。

1.「図面作成」ボタンを押して図面作成モードにします。
2.「鉄筋情報」ボタンを押して配筋された鉄筋情報画面を表示します。
 (「鉄筋情報」ボタンがグレー表示の場合は、「鉄筋生成」ボタンを押して鉄筋情報を生成してください。)
3.「鉄筋グループ名称一覧」から目的の鉄筋グループ名称を選択します。
4.「鉄筋一覧」から修正したい鉄筋を選択し「編集」ボタンを押します。
   鉄筋を追加したい場合は、「追加」を選択してください。
5.表示される入力画面で鉄筋情報の設定・修正を行ってください。
 
Q17−6. 配筋図のDXF出力時、文字を文字列として出力したいが?
A17−6. DXF出力の設定を変更する必要があります。
以下の手順でご利用下さい。

1.「図面作成」モードへ移行します。
2.「図面確認」ボタンを押し、「図面確認」を起動します。(「図面確認」ボタンがグレー表示の場合は、「図面作成」ボタンを押すことにより「図面確認」が起動します。)
3.「編集」ボタンを押します。
4.「出力」メニューの「DXF出力」を選択します。
5.「DXF一括出力」ダイアログ左下の「設定」ボタンを押します。
6.「DXF出力1」→「文字の出力単位」項目の、「文字列単位」を指定します。

※出力する文字の文字幅の調整方法については、「詳細」ボタンをクリックすることで表示される「文字出力の詳細設定」ダイアログボックスで指定ください。
 
Q17−7. 図面の縮尺の変更方法。
A17−7. 図面生成時の各図形の縮尺は、「基準値」→「図面生成条件」の「配筋図」・「一般図」ボタンにより図面生成条件入力画面にて行うことが可能です。
配筋図ボタンの選択時には生成条件3の縮尺にて入力下さい。
縮尺を変更して配筋図図面を作成する場合には、この設定を変更して再度図面生成を行ってください。
また、図面サイズの変更は、「基準値」→「図面作図条件」→「図面属性」にて行うことが可能です
 
Q17−8. 竪壁変化位置を考慮計算後、図面を生成すると竪壁前面配筋ピッチが背面の倍ピッチになるが?
A17−8. 竪壁変化位置を考慮計算した場合、図面作成では竪壁背面側に全長主鉄筋と、その間に途中止め主鉄筋を配筋します。
竪壁前面側は、竪壁背面側の全長主鉄筋に沿わせるように、全長主鉄筋のみ配筋しますので竪壁前面配筋ピッチが背面の倍となります。
 
Q17−9. 水抜き穴が不規則な並びで作図されることがあるが?
A17−9. 現プログラムでは、主鉄筋および配力筋を基準ピッチで配筋し、その鉄筋の中間に水抜き穴を配置する処理としているため、水抜き穴の配置情報入力で格子状に配置する設定を行っても、たて壁主鉄筋やたて壁配力筋間の中央にない水抜き穴については自動的にたて壁主鉄筋と配力筋をよけて各鉄筋間の中央へ配置します。そのため、水抜き穴が不規則に配置されることがあります。
水抜き穴の位置を配置情報の入力通りに配置する(穴よけによる不規則な並びを避ける)場合は、鉄筋情報を直接変更することで対応が可能です。以下の手順により作図下さい。
  • 1.メインフォームのメニュー上にある「基準値(K)」をクリックし、「図面生成条件(G)」を選択します。
  • 2.「図面生成時に鉄筋情報の確認・修正を行う」をチェックします。
  • 3.「鉄筋情報」ボタンより鉄筋情報画面を開き、鉄筋情報を編集します。
    【例:たて壁主鉄筋(背面)の場合】
    「たて壁主鉄筋(背面)」の入力画面を開きます。
    「配筋情報」タブをクリックし、水抜き穴が、隣り合う鉄筋の中央に位置するよう「開始位置a1、Ki、Pi」の入力値を変更していきます。
  • 4.「図面生成」ボタンをクリックします。
 
Q17−10. 「図面作成」→「鉄筋情報」(各鉄筋の鉄筋情報)は、どのタイミングで初期化されるか。
A17−10. 計算結果と図面データに矛盾が生じないように、「入力」情報を変更し「計算確認」をした段階で初期化しています。
また、以下の場合には各鉄筋の鉄筋情報を破棄し再度生成し直します。
  • 1.「図面作成」→「鉄筋生成」ボタンを押した場合。
  • 2.「鉄筋生成」ボタンが見えていない状態で「図面生成」ボタンを押した場合。
従いまして、「図面作成」は、計算側の「計算確認」がある程度収束した段階で操作し、上記の「各鉄筋の鉄筋情報の初期化」のタイミングに注意して目的の図面を作成して頂くことをお奨めいたします。
 
Q17−11. 組立筋と主鉄筋の配筋ピッチを等しくする方法は?
A17−11.
組立筋の配筋方法は、「図面作成」モードの以下の入力項目で設定します。

 竪壁組立筋の場合:「鉄筋」→「たて壁鉄筋」→「組立筋」
 底版組立筋の場合:「鉄筋」→「底版鉄筋」→「組立筋」

組立筋の配筋ピッチを主鉄筋の配筋ピッチと等しくする場合は、「左右」の値を「1」としてください。
 
Q17−12. 図面作成をすると、現在行なっている設計書の内容ではなく、以前の内容の図面となってしまう。
A17−12. 「入力」モードにて形状寸法等の入力値が変更された場合に「図面作成」モードにて一度作成していた鉄筋データが必ず初期化される仕様を見直して欲しいとのご要望を多数お寄せいただきましたため、『Ver.1.02.02』から「図面作成」モードにて「鉄筋生成」・「鉄筋情報」・「鉄筋一覧」ボタンが表示されている状態の場合、「入力」モードにて入力データを変更しても鉄筋データを初期化しないよう変更いたしました。
そのため、「図面作成」モードにて「鉄筋生成」・「鉄筋情報」・「鉄筋一覧」ボタンが表示されている状態の場合、「入力」モードにて形状寸法等を変更し、そのまま図面生成を行うと変更前のデータで図面生成が行われます。
従いまして、「図面作成」モードにて「鉄筋生成」・「鉄筋情報」・「鉄筋一覧」ボタンが表示されている状態の場合、一度「鉄筋生成」ボタンを押し、鉄筋データを再作成したのち、図面生成して頂きますようお願いいたします。
なお、「図面作成」モードにて「鉄筋生成」・「鉄筋情報」・「鉄筋一覧」ボタンが表示されていない場合は、必ず初期化を行ってから図面生成を行いますので、「入力」モードにて変更した内容が図面に反映されます。
 
Q17−13. 単鉄筋で配筋図を作成しても、複鉄筋にて図面作成されるが?
A17−13. 図面作成において、現プログラムでは単鉄筋で計算を行った場合でも、圧縮側に自動的に鉄筋を配置するようにしています。
これは、図面作成(構造物)時には通常圧縮側にも鉄筋を配置すると考えられるため、このような対応としています。
単鉄筋での図面を作成したい場合にはお手数ではございますが、以下の方法にて図面生成を行ってくださいますようお願いいたします。

1.メインフォームのメニュー上にある「基準値(K)」をクリックし、「図面生成条件(G)」を選択します。
2.「図面生成時に鉄筋情報の確認・修正を行う」をチェックします。
3.「図面作成」モードに、「鉄筋生成」・「鉄筋情報」・「鉄筋一覧」ボタンが表示されます。
4.「鉄筋情報」ボタンより鉄筋情報画面を開き、不必要な鉄筋(圧縮側鉄筋等)を削除します。
なお、底版主鉄筋につきましては「底版主鉄筋(組鉄筋)」では引張り側のみの鉄筋作図は行えません(前・後・上・下の組みとなった鉄筋を作図します)ので、「底版主鉄筋(組鉄筋)」を削除し、代わりに「底版主鉄筋(上面筋)」、「底版主鉄筋(下面筋)」を新たに追加し、適切な鉄筋タイプ、配筋情報等を入力してください。
5.「図面生成」を行います。
 
Q17−14. 図面を移動して、枚数を少なくする方法は?
A17−14. メインメニュー「基準値(K)」→「図面生成条件(G)」の「図面生成毎に、レイアウト確認・修正を行う。」にチェックをつける事で、図面生成が終了した段階で「レイアウト確認/修正」画面が表示されますので、「配筋図」または「一般図」ボタンをクリックして「レイアウト確認・修正」用の画面を開き、必要に応じて配置図面や作図位置の変更などの図面レイアウト調整を行ってください。また、「レイアウト確認・修正」画面内の操作方法につきましては、「レイアウト確認・修正」画面内のヘルプをご参照ください。
 
Q17−15. 図面生成において、断面図で作図されている配力筋等の鉄筋点の半径を指定する方法は?
A17−15. メインメニュー「基準値」→「図面作図条件」→「線属性」→「外形線・鉄筋線」にある「鉄筋点:半径」にて指定してください。
また、上記設定を変更したのち再度「図面生成」を行いませんと変更が図面に反映されませんのでご注意ください。
 
Q17−16. 図面生成において、配筋ピッチの寸法線での乗算記号を指定する方法は?
A17−16. メインメニュー「基準値」→「図面作図条件」→「線属性」→「寸法線」→「寸法線乗算記号」にて指定してください。
また、上記設定を変更したのち再度「図面生成」を行いませんと変更が図面に反映されませんのでご注意ください。
 
Q17−17. 図面生成において、寸法線で表示される値を丸める方法は?
A17−17. メインメニュー「基準値」→「図面作図条件」→「計算基準」→「止め・まるめ」にて指定してください。
また、上記設定を変更したのち再度「図面生成」を行いませんと変更が図面に反映されませんのでご注意ください。
 
Q17−18. 図面生成において、作図される数値の3桁ごとに「,(カンマ)」またはスペースを入れる方法は?
A17−18. メインメニュー「基準値」→「図面作図条件」→「計算基準」→「止め・まるめ」→「数値区切り」にて指定してください。
また、上記設定を変更したのち再度「図面生成」を行いませんと変更が図面に反映されませんのでご注意ください。
 
Q17−19. 図面作成において、配力筋(ポチ筋)を主鉄筋の内・外側に配置する方法は?
A17−19. メインメニュー「基準値」→「図面生成条件」→「配筋図」→「生成条件2」にて指定してください。また、上記設定を変更した際には図面データは削除されますので、再度「図面生成」ボタンを押し、図面を再作成してください。
 
Q17−20. 基準値→図面作成条件画面の「図面作成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」をチェックした場合と、しなかった場合の処理の違いは?
A17−20. 「基準値」→「図面生成条件」画面の『図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う』のチェック有無により、各処理が以下のように異なります。

<チェック無し>
 ・「図面作成」実行により形状や鉄筋情報に応じた鉄筋情報を自動生成し図面を生成します。

<チェック有>
 ・「図面作成」実行により形状や鉄筋情報に応じた鉄筋情報を自動生成することなく、現在「鉄筋情報」にセットされている鉄筋情報にて図面を生成します。(この時、「鉄筋情報」ボタンがグレーの場合は、<チェック無し>と同じ処理となります。)
 ・「鉄筋生成」実行により形状や鉄筋情報に応じた鉄筋情報を自動生成します。
 ・「鉄筋情報」実行により各鉄筋の鉄筋情報や配筋情報を確認・修正することができます。
 ・「鉄筋一覧」実行に配筋された鉄筋の一覧が表示されます。
 ※生成された鉄筋情報を「鉄筋情報」画面で修正された後に「鉄筋生成」を実行すると修正した鉄筋情報を破棄し、鉄筋情報を再生成しますのでご注意ください。
18.その他
Q18−1. 基準に「土工指針」を選択し、□基準に準拠する をチェック後、自動設定を行うと鉛直支持力照査の設定を変更出来ないが?
A18−1. 本プログラムでは、初期入力画面において「適用基準」を設定することで、各基準に応じた設定の設計が可能です。
この適用基準は、基本的に「土工指針」〜「道示 W 」の4つの基準類より選択頂く仕様としており、この選択により、形状・配筋の設定値や照査内容等が変わります。
また、「基準に準拠する」がチェックされている場合、初期入力後に照査内容の変更を行うことができなくなります。初期入力後に、鉛直支持力の照査の設定を変更したい場合は、初期入力時に「基準に準拠する」のチェックを外して設計を行って下さい。

製品起動時の初期状態では、適用基準が「土工指針−基準に準拠する」となっています。
土工指針では鉛直支持力照査に関して明確にされていないため、本プログラムでは土工指針に準拠する場合は、鉛直支持力の照査は行わない設定としています。
適用基準が「道示W」又は「設計要領」の場合は、鉛直支持力を行う設定となりますので、基準を変更頂くか、上記設定を変更いただき設計して下さい。
 
Q18−2. 初期入力の形状タイプで選択したタイプ毎に擁壁の全高Hが制限されているのはなぜか?
A18−2. 本製品の初期入力画面は、内部データとして用意している組合せの中から適合する形状を算出する事が出来るように入力範囲を予め設定しています。
基礎形式が「直接基礎」の場合にのみ『自動設定』ボタンを有効として内部データより適合する形状を策定し安定、部材計算を自動で行います。
この自動設定の形状データは、建設省の標準設計図集を参考としているため、図集に記載のない壁高等はその策定が出来ないため、擁壁全高については選択形式としております。

実施設計上この範囲外や寸法が異なる場合には「詳細設定」ボタンを押し、各諸元を入力して頂きご設計下さい。

なお、ご存じのように標準設計では見かけの擁壁高さは0.5mピッチで規定し、その中間サイズなどは大きい方の擁壁をもってその設計に採用し、擁壁高さのみを変更する事としています。
 
Q18−3. U型擁壁を選択すると、詳細設定時にデフォルトでは擁壁高さの1/2を擁壁幅とするのはなぜか?
A18−3. 現仕様では「初期入力画面」では擁壁幅の指定は出来ません。
これは「Q14」にも記載のように、入力設定により内部設定値を参照して、擁壁の形状などを自動で設定できる簡易設計機能を採用しているため、片持ち梁形式などでは内部計算時に不要な設定の為です。
その為、U型擁壁のように擁壁幅を必要とする設計の際には、目安となる擁壁全高Hを選択いただき、「詳細設定」で形状を入力変更いただく必要があります。
このとき、デフォルトでは擁壁全高の1/2を暫定的な底版幅として設定する事としているため、メイン画面上に表示される形状図にはその寸法を採用した形状が描画されます。

形状変更の手順は、
  
(1)画面左選択部の「形状」ボタンを押す。
(2)『(1)側面』を選択し形状タイプが、
  任意形−Aの際には 各部ブロックの更新を行う。
  任意形−Bの際には 座標設定を変更する。
(3)『躯体形状』において基本データの設定を行う。

以上により、形状及び仮想背面の設定を行うことが可能となります。
なお、初期入力画面上では形状タイプ横のデフォルトが「一般の形状」となっていますが、このまま詳細設定に移行すると『任意形−B』として座標入力となります。
必要に応じて選択して下さい。
 
Q18−4. 入力画面のボタンが重なり選択が出来ないが?
A18−4. 入力されている擁壁の形状によっては以下のようなボタン配置状況になり、上手く選択できないボタンが重なって表示される場合が有ります。

この際にはメイン画面の形状表示部の任意点で右クリックを押してください。以下のポップアップメニューが表示されます。

この『ボタンを並べて表示』を選択いただくことでボタン表示を変更することが可能です。
変更いただき入力ボタンを選択して下さい。
 
Q18−5. 竪壁の前面背面の勾配を固定入力できないか?
A18−5. 重力式擁壁やもたれ式擁壁では、標準設計図集などのように壁勾配による指定形状が多く使用されています。
本プログラムにおいても勾配入力は可能ですが、寸法入力の高さ、幅を変更すると勾配が自動計算し更新する仕様としています。
これは、データ入力の際に勾配と入力幅に矛盾が生じないように、あらかじめ自動算出する処理としているためです。

壁勾配入力にて形状を設定したい場合は、擁壁全高、天端幅等の固定値を決定した上で勾配を指定して頂くと問題なく形状へ反映することができます。
例えば、台形(重力式)擁壁では、擁壁全高H1、擁壁上端幅B1を指定後、勾配を指定して頂ければ自動更新される値は、テーパ幅のB2,B3のみとなります。
 
Q18−6. 設計調書の作成方法と留意点。
A18−6. 以下に計算結果と連動した設計調書の作成手順を説明いたしますのでご確認ください。

1.計算終了後、設計調書モードへ移行する。(処理モードの選択ツールバーにて「設計調書」ボタンをクリックする。)
2.「調表出力ライブラリ」画面左上のスタイル設定スピードボタンをクリックする。
3.テンプレートリストよりテンプレートを選択し「閉じる」をクリックする。

上記作業により直前に行った計算結果と連動した設計調書が確認できますが、現状自動的に設定されるデータは以下のようになります。

・一般事項
・構造条件(一部)
・形状寸法データ
・安定計算結果
・部材応力度(照査位置図、配筋図を含む)
・鉄筋組み合わせ図、鋼材のかぶり図

安定計算結果、部材照査結果に関しては常時、地震時それぞれ1ケースのみ設定されます。複数ケースを指定している場合は照査結果がもっとも厳しくなるケースを表示します。
上記以外の項目(特にせん断力図、モーメント図)に関しては、現状では自動設定されませんので、事前にモーメント図等を作成なさって、調表出力ライブラリの編集機能(「必要事項の記入」)にて追加して頂きますようお願いします。
 
Q18−7. 形状を入力変更したら計算ボタンが選択できなくなったが?
A18−7. 本プログラムでは入力確認チェックを強化しており、形状入力に関わらず、入力データの変更を行った際は、変更データに関連する項目を再度確認していただく仕様としております。
変更・確認の必要がある項目は、メニューボタン及び項目ボタンの■部を緑色(確認入力完了)から紫色に変更して表示します。これらの項目をすべて確認して頂くことにより、計算が可能となります。
 
Q18−8. 無筋時の曲げ引張応力度はσtk/7≦3ではないのか?
A18−8. 本製品では、道路橋示方書W5.2許容応力度の表−5.2.4を基準とするのではなく、『道路土工指針 擁壁工指針』記載を参考基準値としております。こちらのp50表1−18に曲げ引張り応力度は、σck/80<0.3(3)と記載されており、これを元に計算しております。しかし、許容応力度は通常小数点以下第2位までを有効桁として取り扱いますので、本プログラムにおいてもσck/80より算出された値を小数点以下第2位で丸めて表示しております。
なお、ご存じのように基準値並びに許容値は、設計時に変更いただき設計することも可能ですので必要に応じ変更いただきご使用下さい。
 
Q18−9. 地覆を設置時、その天端が背面地盤と同一高となる場合の対応方法。
A18−9. 本プログラムでの地覆入力は、擁壁天端より突出することを前提としておりますが、土砂入力の工夫により地覆天端を盛土高さと同じ位置にすることが可能です。

1.地覆を通常通り入力する(地覆幅=竪壁基部幅としない)
2.土砂形状タイプを「任意形」とする
3.土砂形状入力のΔX1=0.001,ΔY1=地覆高とし、これより先の土砂は通常通り入力する
(ΔXを0.010より小さくすると赤表示となりますが、0より大きい値であれば計算は可能です)

これにより、地覆高=盛土開始高とした計算、図面生成が可能となります。

地覆は擁壁天端より突出することを想定していますので、上記設定により地覆と盛土の間に隙間が生じます。そのため、この部分に土砂重量を考慮したい場合は分布荷重により設定する必要があります。 また、ΔX1=0.001と設定しますので、地覆に面している土砂が完全に鉛直とはなりませんが、その幅は微少であるため計算結果への影響は無視できるものと考えます。
 
Q18−10. 出力時に条件出力で*.arwiとファイル名が出されるが出ないようにする方法。
A18−10. 出力時のファイル名、タイトル、コメントの印刷設定は、「スタイル」(出力項目ツリービューの左上の「スタイル」スピードボタン)において設定可能です。
このボタンをクリックして画面を開き、「スタイル設定」ボタンをクリックしてください。
しかしながら、「スタイル」において設定可能ですが、ファイル拡張子の表示設定は行えません。
その為、ファイル名の表示を「なし」、タイトルの表示を「あり」として、ファイル名と同じタイトルを設定していただきご利用下さい。
 
Q18−11. 入力-材料のヤング係数の単位は何か?また、ヤング係数比とは何か。
A18−11. ヤング係数は、安定照査時にフーチング厚さの照査時にのみ用います。その単位は、SI単位系時は*10^4N/mm2になります。
また、ヤング係数比は鉄筋コンクリート時の断面計算に使用するコンクリートのヤング係数と鋼材のヤング係数の比になります。一般的にn=15を使用します。
 
Q18−12. 安定計算で地震時の検討を省略し、竪壁の設計においては地震時の検討を行うことは可能か?
A18−12. 本プログラムでは、安定計算と部材設計とで異なる荷重状態(常時、地震時等)を設定することはできません。
そのため、1データにてご指摘の検討を行う場合、土圧に関しては任意土圧(土圧強度分布、土圧合力)を用い別途算出した土圧力を直接指定することにより可能ですが、自重慣性力については安定計算と部材設計で異なる設定を行うことができません。
従いまして、安定計算用と部材設計用等や照査毎に荷重ケースあるいは設計データそのものを別途作成頂く必要があります。
 
Q18−13. 旧バージョンデータを読み込もうとすると、添付メッセージが出て利用が出来ないが?
A18−13. 『擁壁の設計』製品は『擁壁の設計計算』の有償改訂製品であり、プロテクト情報を更新されない限り、旧擁壁の設計計算のプロテクトでは製品版としての利用は出来ません。その為、プロテクトの更新作業を行なっていただかない限りは、ビュワー版としてのみ起動します。
ビュワー版として起動している場合には、製品の機能差がありますので旧製品データは読み込みが出来ないようにしており、上記メッセージを出画します。メッセージ中の「ヘルプ(H)」ボタンによりメッセージの意味が確認出来ますので、あわせてご確認下さい。
 
Q18−14. 「基準に準拠する」を行わないと、適用基準が反映されないのか。
A18−14. 「初期入力」画面における「適用基準」では、「基準に準拠する」のチェックの有無に関わらず、各適用基準の設定は詳細設定に反映されます。
「基準に準拠する」をチェックしない場合は、照査毎に複数の基準に準拠した計算方法がある際には、お客様の判断にて選択項目の中から基準と無関係な計算方法も適用できるようにしています。
これは、全体設計としては、例えば「土工指針」に従い、安定計算時の鉛直支持力照査に関してのみ「設計要領」の方式で行う場合などにご使用ください。
 
Q18−15. 擁壁背面に勾配があるのに載荷荷重が水平に出力されているが。
A18−15. 計算書内の土圧図では載荷荷重は背面土砂の勾配に関わらず常に水平の状態で表示しています。
メイン画面上においては、載荷荷重は土砂勾配に沿って描画していますが、実際の計算時には載荷荷重は土砂勾配の影響を受けないために、計算書では計算結果に基づいた結果として現状は水平な状態で表示されることになります。
 
Q18−16. 入力→形状→平面形状画面の「ブロック長」と、入力→形状→正面形状画面の「竪壁長」の関係は?
A18−16. 入力→形状→平面形状画面の「ブロック長」と、入力→形状→正面形状画面の「竪壁の長さ」の扱いは、以下のとおりです。

<ブロック長>
 ・計算時に全幅当たりの荷重を換算する際に使用し、平面角度や折れ状態を考慮してモデル化した寸法を入力してください。

<竪壁の長さ>
 ・図面作成時の擁壁形状を算出する際に使用します。
 ・平面折れなしの場合は、たて壁前面天端での竪壁の長さを入力してください。
 ・平面折れありの場合は、折れの内角側となる竪壁天端での竪壁の長さを入力してください。

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