3次元地盤モデリングシステム。
ボーリングや露頭などから得られる地層境界の情報を元に3次元地盤モデルを作成

Geomap3D

¥330,000(税抜¥300,000)

プログラム概要

Geomap3Dは、柱状図や各地層面の境界値データから地層面を作成し、それらを層序や地層面の属性(堆積面、浸食面等)を与えて、3D地盤モデルを作成するソフトです。また、層序や属性を考えることにより、単に3次元の地盤モデルを作成するだけでなく、現在の地盤構成に至る過程を追ってみることができます。

プログラムの機能と特長

地質イベントを考慮したモデル作成

Geomap3Dでは、地質イベントの観点からモデリングを行います。各地層に堆積や浸食などのイベント(属性)を与えることによって、実際の生成過程に沿った合理的な3次元地盤モデルを構築します。

ビューアー

作成した3次元地盤モデルは専用のビューアーで閲覧・操作できます。マウスによる直感的な操作で、拡大・縮小、回転、視点の移動を行えます。

モデルの表示の切替
透過度および表示・非表示を地質体ごとに設定でき、特定の地質体を強調したり、隠したりすることができます。ワイヤーフレーム表示にすることもできます。

▲モデルの表示切替(透過度)

任意断面図の表示
任意の座標・走向・傾斜で断面図を表示できます。厚さを指定することで、薄片状の断面も表示できます。

▲任意断面図

水平断面図の表示
任意の標高で水平断面図を表示できます。

▲水平断面図

地質体の分離表示
任意の地質体を他の地質体と分離して表示することができ、分離した地質体の形状の特徴をつかむことができます。

オブジェクトの表示
外部のソフトウェアで作成した点データ(csv形式)、オブジェクトファイル(obj形式)をモデルに読み込み、地質体と重ねて表示できます。

▲オブジェクトの表示(点データの例)

モデル作成フロー

以下のようなフローで地盤モデルを作成します。

ステップ1:モデル初期設定
地盤モデルの作成範囲を指定し、モデルの層序を設定します。

ステップ2:各層の標高点を入力
設定した各層の上端標高点を入力します。標高点は以下の方法で入力します。

  • 表形式入力
  • 平面図からの入力
  • ボーリング柱状図の区分入力
  • 既存の断面図画像からのトレース入力

ステップ3:地層面の作成
入力した標高点から補間計算により面を作成します。BS-Horizonという面補間計算法で計算を行います。

ステップ4:モデル構築
作成された各層の面からモデルを構築し、ビューアーで表示します。

開発元:ジーエスアイ株式会社( https://gsinet.co.jp/

※ 2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。

製品価格

本体価格

■Geomap3Dは1年単位のライセンス契約となります。
価格は税込表示です

ラインナップ

価格(1年)

基本料金(同時利用PC数※1:1台) ¥330,000(税抜 ¥300,000)
同時利用PC数の追加料金※2(1台追加につき) ¥165,000(税抜 ¥150,000)

※1 同時利用PC数とは、同時にGeomap3Dをご使用いただけるPC数を意味します。インストール自体は複数のPCに行えますが、同時に利用できるのはご契約いただいた同時利用PC数までとなります。

※2 例) 同時利用PC数を3台とした場合の料金は以下のようになります。
\300,000(基本料金)+ \300,000(追加:\150,000 × 2)= \660,000(税抜¥600,000)

動作環境


動作環境

OS Windows 8.1 / 10(64bit)
CPU Intel製 x86 互換
メモリ 8GB 以上
ビデオカード NVIDIAまたはAMD製 OpenGL4.0以上に対応したグラフィックスドライバー
1GB以上のビデオメモリ
ディスプレイの解像度 1024x768px以上(1920x1080px推奨)

製品購入/お問い合わせ窓口


製品購入/お問い合わせ窓口

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UC-win/Road お問い合わせ窓口:road@forum8.co.jp

画面サンプル

▲メイン画面

▲橋梁編集画面

▲補修単価データ

▲計算条件

▲劣化モデルデータ

▲橋梁データの情報管理

▲健全度回帰曲線の設定

▲健全度の予測グラフ

▲補修費の予測グラフ 橋梁別

▲集計表(その1)

▲集計表(その2)

▲位置情報(その1)

▲位置情報(その2)

▲平準化前後比較グラフ(その1)

▲平準化前後比較グラフ(その2)

▲判定区分の設定画面

▲補修費の予測グラフ 全橋梁

▲計算書作成

▲道路橋点検表記録様式(左)様式1(右)様式2

1.適用範囲

製品の特長は?

道路橋の計画的管理に関する調査研究(H21)、道路アセットマネジメントハンドブック(2008)に準拠し、道路橋の長寿命化修繕計画の作成を行うプログラムです。


メイン画面で、橋梁の位置情報をわかりやすく確認できますか。

メイン画面では、道路橋の位置情報を国土地理院の地理院地図で確認することができるようになりました。


出力形態は?

2014年6月に国交省の「道路橋定期点検要領」が改定され、それに合わせて「道路橋点検表記録様式」も新しくなりました。(下図)
今回、本プログラムで管理可能な構造形式のうち“桁橋”を対象とし、下図に示す記録様式のExcel出力に対応します。形式をExcelとしているため、出力後は用途に応じて自由に形式を変更することができます。


他製品との連携は?

主な相互間の連動内容は以下の通りです。(別途『橋梁点検支援システム』『橋梁点検支援システム(国総研版)』のライセンスが必要です。)
●橋梁点検支援システム → 本プログラム
橋梁点検支援システムにおいて設定した橋梁諸元、点検結果を本プログラムに読込みます。橋梁点検側では、「橋梁定期点検要領(案)H16」または「道路橋に関する基礎データ収集要領(案)H19」に対応しているため、旧式の判定区分(a~e等)をユーザ様の設定に応じて新しい判定区分、健全度I-IVに振り分けます。読み込んだデータは、長寿命化計画での利用はもちろん、点検表記録様式の出力にも用いることができます。
●本プログラム → 橋梁点検支援システム
橋梁編集画面において、関連付けされた橋梁点検データに対応する橋梁点検支援システムを、該当するデータを読込んだ状態で起動します。これにより、点検データの編集を容易に行うことが可能となりました。


使用・操作の説明関するセミナーの対応は?

橋梁長寿命化・維持管理体験セミナーとして、定期的に関連製品の「橋梁長寿命化修繕計画策定支援システム」、「橋梁点検支援システム」、「コンクリートの維持管理支援ツール」(ひびわれ調査編、維持管理編)をあわせて体験セミナーを実施しております。製品の概要を含め、実際にPCにて、製品の体験が可能です。ぜひ、ご参加ください。
http://www.forum8.co.jp/fair/fair05.htm#tyouzyu



 >> サポートページ 橋梁長寿命化修繕計画策定支援システム Q&A集

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