開発中製品情報

FEMLEEG Ver.13.1

●リリース予定 2024年3月

Ver.13.1での対応予定・開発状況について

FEMLEEGVer.13.1では、ユーザからの要望に対応し、以下のような機能の追加を予定しています。

梁断面にT型断面の追加

現在用意している寸法による断面形状の入力にT型断面の指定を追加します。

図1 T型断面の指定

荷重ケースコピーで荷重セットコピー機能の追加

荷重ケースのコピーで、コピーしたケースで参照される荷重は同じセット番号となっています。荷重ケースを変えて、位置設定はそのままだが荷重値を変更したいという要望に対応するため、新しいセット番号でコピーする指定を追加します。

同じ荷重セット番号を参照しているので、荷重値を変えると両ケースとも変わってしまう。

新しい荷重セット番号にすると、コピーしたケースの荷重値を変えることができる。

エッジ→要素生成機能でエッジグループの継承

エッジから1次元要素を生成する機能で、エッジにエッジグループが設定してあったら、そのグループ名を生成された要素に設定します。

凡例レベル範囲外の色塗り

濃淡図で凡例レベルを手動で設定した際、範囲外になった部分は色塗りされません。レベルの割り当てに範囲外の色を追加して、範囲外はその色で塗るようにします。

図2 濃淡図

探している対象を画面中心に表示

節点番号や要素番号を指定して、その節点、要素に番号を表示する機能で、形状が複雑な場合、どこに番号が表示されたかわからない場合があります。それを改善するため、表示対象が画面中央になるような表示にします。

図3 表示対象を画面中心に表示

LoadHelper:載荷データ入力のGUI化

外部ソフトを使っての載荷データ作成ではなく、LoadHelper内でのGUIによる載荷データ入力を追加します。

研究開発予定

・ETRUSS再構築機能

ETRUSSの配置後にメッシュ分割をが自由にできない等の制限を廃した、メッシュ分割後のETRUSS再構築機能の追加。

・曲面上のメッシュ分割機能

これまで曲面形状を持つ構造物のメッシュ分割が困難だったので、曲面メッシュ分割を可能とする機能の追加。

図4 局面メッシュ分割

・トランジッションメッシュ

向かい合う面のメッシュ分割が異なっている場合、その間を繋ぐメッシュが生成できず、どちらかを作成し直す必要があった。位相の異なるメッシュを繋ぐ機能(トランジッションメッシュ)の追加。

図5 トランジッションメッシュ

(Up&Coming '24 新年号掲載)




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