LiDARは、Light Detection and Ranging の頭文字から作られた造語で、光で物体までの距離を測定するセンサーのことを指します。似たようなセンサーに、ソナー(音波)やレーダー(電波)がありますが、原理はそれと同じで、それぞれ物体から反射してもどってくる時間に波の速さを乗じて距離を計算しています。
対象物までの距離が正確にわかるので、オートフォーカスにも利用されていて、暗所での動作が6倍になるなど、カメラの性能アップにも寄与しています。
さて、このLiDAR スキャナは建設現場での点群計測にも利用されています。既に点群計測ができるアプリがリリースされているので、こちらで点群データを取得してみました(pronoPointsScan:LiDARスキャナを搭載しているiPhone Pro、iPad Pro に対応)
取得した点群は、iCloudやGoogle Drive経由でPCにコピーすることが出来ます。弊社のUC-win/Roadでは数億個の点群データをインポートして表示することができますので、試しに弊社社内ショールームを点群計測し、データをUC-win/Roadに取り込んでみました。
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