コンクリート打設管理システムを西松建設株式会社と開発
フォーラムエイトと西松建設株式会社は、コンクリート未打設部分の領域から最終的に必要なコンクリートの調整量を自動計算できる、コンクリート打設管理システムを開発しました。これにより、打設現場におけるスムーズな打設数量の調整、業務効率化による現場技術者の長時間労働の軽減を実現し、残コン・戻りコン(工事現場で使用されずに処分されるコンクリート)の大幅な抑制による環境負荷の低減に貢献します。
本システムは、現場技術者にとって、打設状況や進捗スピード、コンクリートの残数量や出荷状況などをリアルタイムに把握しながら限られた時間で未打設範囲の実測と計算を進めるなど、打設管理業務が非常に大きな負担となっていたことに着目し、DXによる現場の生産性向上をふまえて開発されました。タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末で使用できるアプリとなっており、画面に表示された施工図面で未打設領域を囲み指示することで、該当領域のコンクリート体積を算出し、最終的に必要なコンクリートの調整量を自動計算する機能を備えています。
コンクリート打設管理システムは、Web業務システムGSS(グループウェア・サポートシステム)経由で動作するアプリケーションとして、フォーラムエイトより2022年度を目途に販売開始を予定しています。
◆関連情報
西松建設株式会社 プレスリリース
https://www.nishimatsu.co.jp/news/news.php?no=NTE0
GSSグループウェア・サポートシステム
https://www.forum8.co.jp/product/gss.htm
フォーラムエイト プレスリリース(2022年3月30日)
https://www.forum8.co.jp/forum8/press/press220330.htm
あらかじめ図面を読み込み、体積を計算
配送管理者用の操作場面。生コン車が工場を出発した時刻や、荷卸が完了した時刻を記録し、荷卸が完了した時点で累計数量の値が更新される。CSV出力可能
現場技術者用の操作画面。図面上で未打設部分を囲むと体積算出が行われ、残りの発注数量が自動計算される
一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)に入会
フォーラムエイトはこの度、一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)に入会しました。
本協会は、知的財産権が適切に保護される社会の実現のため、法の整備と権利行使(法律・ルール)、著作権の普及・啓発、コピー防止技術など技術的保護手段の普及の3点のバランスが重要と考え、日々さまざまな活動を展開しています。
当社はこの趣旨に賛同し、ソフトウェア開発会社として、デジタル著作物の権利保護や著作権に関する啓発・普及活動を通じて、コンピュータ社会に置ける文化の発展に貢献してまいります。
◆関連情報
一般社団法人コンピュータ
ソフトウェア著作権協会(ACCS)
https://www2.accsjp.or.jp/
フォーラムエイト 所属団体
https://www.forum8.co.jp/forum8/about/admission.html
フォーラムエイト プレスリリース(2022年5月26日)
https://www.forum8.co.jp/forum8/news220526.htm
(Up&Coming '22 盛夏号掲載)
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