「超」特殊自動車映画特集!
記録的な大雪を記録した2022年。除雪車など特別な用途のために作られた自動車が、世界各地で広く活躍していることをご存知でしょうか? 街中では見かけないような、その道のプロフェッショナルだけが運転できる特別な自動車に焦点を当てることも自動車界全体を盛り上げるために必要なことだと思います。<\p>
こで今回は、実際に活躍している特殊自動車に加えて、映画が創り出した非現実的な「超」特殊自動車が登場する映画について語っていきます!
実際に活躍する特殊自動車が 登場する映画
「96時間」シリーズでもお馴染み! 子供を守るためなら完全無欠のファイターに変貌するリーアム・ニーソンが主演です。コロラド州キーホ―に住む除雪作業員が主人公で、模範市民賞を受賞するほど品行方正な人ですが、息子をギャングに殺されたことによって性格が一変。長年培ってきたスキルを活かし、巨大な除雪車でギャングに復讐する、未だかつて見たことのない除雪クライムアクションになっています。車両的にも人道的にも完全に誤った除雪車の使い方ですが、リーアム・ニーソンが操作すると画に納得感が出るのが不思議です。
カナダ北部のダイヤモンド鉱山でメタンガス爆発が起こり、作業員たちが生き埋めの状態に。彼らを救出すべく巨大な掘削機材をトラックで運ぶミッションが課せられますが、酸素が切れる30時間のタイムリミットを守るためには、湖が凍って出来た自然の道「アイス・ロード」を渡る必要が! 厚さわずか80cmの氷の上を巨大トラックが走り、走行中にも氷にヒビが割れるスリリングな展開に目が離せません!
ちなみに、「スノー・ロワイヤル」と同じくリーアム・ニーソンが主演です。何か運命的なものを感じます。
2022年4月27日発売『アイス・ロード』 ブルーレイ:¥5,280(税込) DVD:¥4,180(税込) 発売・販売元:ギャガ 配給:アンプラグド
© 2021 ICE ROAD PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
非現実的な「超」特殊自動車が 登場する映画
ロボットと自動車が一体化した夢のロボットカーが登場する「トランスフォーマー」シリーズのスピンオフ作品。本シリーズは「アルマゲドン」で名のしれたマイケル・ベイが監督を担当してきましたが、今作で初めてマイケル・ベイ以外の人が監督に。今まで爆裂・爆発・爆走の三拍子揃った豪放磊落な作りだったのですが、今作では人間とトランスフォーマーであるバンブルビーのドラマが深堀りされ、予想外(?) の名作へと昇華しました。
車の設定的に子供向けかと思いきや、大人こそ見るべき重厚な人間ドラマが楽しめます。
もはや説明不要でしょうか? 世界で最も人気のあるカーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズの最新作。新作が出るたびにレベルアップしている、ロマン溢れる非現実的な車の数々は思わず「おバカ―!」と叫びたくなるクオリティの高さです(褒めています)。
最新作ではなんと高級外車にロケットエンジンを取り付けて、宇宙へ飛び立つ無謀なミッションを企てます! 素直にロケットで行けばよいのに…。そんな野暮なツッコミはこの映画には似合いません。果たして車は宇宙へ辿り着けるのか!? 浪漫飛行の旅が始まります!
1979年の「マッドマックス」から30年余の時を経て制作された今作。正当な続編ではないのですが、今作が間違いなく最高傑作でしょう。水も食料もなく文明が衰退した無秩序な世界を、主人公マックスがしぶとく強く生きていくサバイバルアクションです。
注目すべきは、荒廃した世界の中で輝きを放つ超ワイルド改造車の数々。車に槍や機関銃が搭載され、侵入を防ぐためハリネズミの様に尖った針が外装されているのです! きわめつけは、無数のスピーカーを搭載した改造車。車の上には赤服の男がギターを弾いているのですが、ギターから炎が吹き出し爆音で戦を盛り上げているのです! こんなカッコいい車、見たことありません。無秩序な世界だからこそ許されるカーデザインに、車の無限の可能性を垣間見ました。
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