New Products & Service

UC-1 インフラデジタルデータベースの
DX(DigitalTransformation)への展開

インフラデジタルデータベース(インフラデジタルDB)

インフラデジタル DB は以下のシステム構成からなるもので、道路関連業務にて検索インターフェース上で個別システムまたは各種データを相互に関連付けて利用(登録・検索・表示・印刷出力)できるシステムです。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

DXへの展開

インフラのデジタル化は国の方針でも有り、建設関係の生産性向上のために、小規模なものを除く全ての公共工事について、2023年度までに BIM/CIM活用への転換を実現するとして、以下のような体制を敷き、インフラ分野のDX推進を企図しています。

現在フォーラムエイトで推進しているインフラデジタルDBはまさにこの対象の真っただ中に有り、国のDXセンターとの連携も視野に活動しているところです。

対象となるシステム

全ての公共工事が対象となりますが、その中でも今後道路を中心に、橋梁/トンネル/舗装/下水道等/道路付属物データベースシステム群に注力していきます。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

具体的な対応1

下図の様に、収集したデータを分析し、分析データもクラウド化して共有化します。

具体的な対応2

最終的には現場にフィードバックされる道筋が作られます。

名誉教授ドットコム株式会社との共同開発

今回、弊社では、既存のシステムに加え、名誉教授ドットコム株式会社にご協力頂き、インフラデジタルDBを用いた維持管理システム(橋梁編)を開発しております。

名誉教授ドットコム株式会社は、知見とネットワークを活用し、企業や自治体などの課題解決につなげるベンチャー企業です。AIによる劣化判定プログラムや、多くのデータの基本情報抽出・ラベリングを行うことなど、様々な技術を連携して開発を進めています。

情報の活用

前述のように、インフラデジタルDBを構築することで、あらゆるインフラにフィードバックされ、左ページ下図の様な体系で情報活用が図られます。

いま正に、社会インフラの老朽化、熟練技術者の減少の他、経費削減や作業時間の短縮、判定結果のばらつき抑制など様々な課題があります。それらを解決するために、以上のように、弊社としては単なるデータ整備といった技術的対応のみでなく、DX(デジタル・トランスフォーメーション)のコンセプトに則り、積極的に開発・活動を行って参ります。

さらに近年激しい気候変動により豪雨による洪水等の災害発生が頻繁に見受けられますが、従来のデータを整備し加工することで防災に貢献できることは既に実証されています。即ちVR(Virtual Reality)による事前認識が機敏で適切な行動につながる事で期待が寄せられます。3次元ハザードマップによる様々な災害、津波のバーチャル体験などは、正に人の命に関わるDXといえます。どうぞご期待下さい。

維持管理システム(橋梁編)(仮称)リリース予定

今後は以下製品の早期リリースを目指し、開発を進めていきます。

(Up&Coming '20 秋の号掲載)

戻る
Up&Coming

LOADING