New Products & Service 自動設計

UC-1 Cloud 自動設計 擁壁 Ver.2

WebAPとしてマルチプラットフォームでの利用が可能

●新規価格 196,000円

●リリース2020年12月

Ver.2の改訂内容

「UC-1 Cloud 自動設計 擁壁 Ver.2」では、主に下記の機能について機能拡張を行いました。今回はこれらの機能について概要を紹介します。

  • 自動設計機能の強化
  • 数量計算、材料費の確認
  • 「UC-1 Engineer’s Suite 積算」への連携データエクスポート

自動設計機能の強化

現場状況等を踏まえた必要最小限の入力だけで、適切な形状の候補を提案いたします。

例えば、擁壁を設置可能な高さの範囲、竪壁前面位置を入力するだけで、安定計算・部材照査のすべてをクリアする適切な形状の候補案を複数提示します。形状の候補は逆T型やL型といった片持ばり式擁壁や重力式擁壁、もたれ式擁壁それぞれの形状タイプの候補から選択可能です。それぞれの候補の照査結果は、これまでと同様の計算内容を確認できます。さらには選択した形状の候補をベースにして、形状や土圧式等の諸条件を変更してより詳細な設計を行うことも可能です。またUC-1シリーズ「擁壁の設計・3D配筋」のデータをエクスポートすることも可能ですので、「提案された形状候補から選択」⇒「簡単な条件の変更」⇒「擁壁の設計・3D配筋でより詳細な設計」⇒「計算書・図面の作成」といった流れで、これまで以上に効率よく設計が行えます。


図1 自動設計入力画面イメージ 図2 形状候補選択のイメージ

数量計算、材料費の確認

本体コンクリート体積(m3)、本体型枠面積(m2)、鉄筋重量(t)の数量計算に対応しました。また「結果」→「数量」ページに『単価(円)』の入力を用意しました。ここに単価を入力すると数量値を乗じて算出した『材料費(円)』とその全てを足し合わせた『合計値(円)』が確認できます。

数量計算を行うことができない条件下では、視覚的に分かり易いように「結果」ページの「数量」メニューが赤色表示となります。


図3 「数量」ページ

概算積算連携データのエクスポート

概算積算連携データファイル(拡張子:DLK)のエクスポートに対応しました。エクスポートしたファイルは「UC-1 Engineer’s Suite 積算」の 「付属機能メニュー」-「概算積算」画面の数量取込からインポートできます。これにより本製品で算出した数量結果を元に「UC-1 Engineer’s Suite 積算」にて単価データベースから該当単価を取り込みながら材料費のみならず労務費や各管理費等を考慮した概算工費の見積もりを行うことが可能です。


図4 DLKファイルの連携イメージ

(Up&Coming '21 新年号掲載)

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