製品概要/目的
本製品は、F8VPS上にて仮想空間を体験しながら展示されているプロジェクトに対して、ユーザーがその内容を確認し評価、コメントを登録できるシステムです。イベント管理者は、誰がどのプロジェクトにどのような評価を登録したか、及び評価結果の集計を容易に取得することが可能です。
利用できる場面
様々な仮想空間を利用したイベントにおいてランキングを行い、ユーザーコメントを表示させることで、レビューサイトのように利用することも可能です。仮想空間を展示スペースとして利用し、各プロジェクトの情報パネルや、実際にデザインされた作品の3Dモデルとアニメーション等を表示することができます。また、本システムはウェブアプリケーションになっており、これまで以上に場所と時間を選ばず、高い自由度で利用可能です。
実際の利用例として、今年開催されたCloud ProgrammingWorld CupとVirtual Design World Cupにて審査に利用されました。
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図1 F8VPSバーチャル投票システムで構築したCPWCのノミネート審査・投票ページ。 各作品の概要・プロジェクトページを閲覧し、得点・コメントを付けて投票できる。 バーチャル会場協力:境港市/市民交流センター |
機能説明
ユーザーは、仮想空間に展示されたプロジェクトをクリック、または画面上部のメニューからプロジェクトを選択することで、そのプロジェクトの詳細情報及び投票画面を開くことができます。そして、プロジェクトの内容を確認しながら、そのプロジェクトに対する評価、コメントの登録を行います。
投票形式は、ポイント制とランキング制の二つがあります。ポイント制では、ユーザーごとに持ち点を振り分ける形式でプロジェクトを評価します。ランキング制では、設定された順位まで各プロジェクトの順位を設定し、プロジェクトを評価します。
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図2 投票フォーム |
イベント管理者は、管理者ページからイベント、ユーザーデータの管理、サーバーの設定を行うことができます。
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図3 イベント管理者ページ |
イベント管理では、新規イベントの追加、投票形式の設定や仮想空間の設定を行うことができます。また、プロジェクトの追加や編集もイベント管理画面から行うことができ、プロジェクト一覧のページからユーザー評価結果の集計をcsv形式で取得することが可能です。
ユーザー管理では、新規ユーザーの登録、編集やユーザーごとの参加可能なイベントの設定を行うことができます。
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図4 ユーザーの登録、編集画面 |
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