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道路標識柱の設計計算 Ver.4

路側式や片持ち式の道路標識柱の設計計算プログラム

3DA対応
電子納品
3D PDF
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●新規価格176,000円(税抜160,000円)

●リリース2022年1月

Ver.4改訂内容

本製品は道路標識ハンドブック(一般財団法人 全国道路標識・標示業協会)に準拠した道路標識柱の設計計算を行うプログラムです。ハンドブックに記載の照査内容に基づき、柱や基礎の検討を行います。

今回の改定では以下の基準への対応を行います。

  1. 道路標識ハンドブック 2019年度版(一般財団法人 全国道路標識・標示業協会)
  2. 道路標識構造便覧 令和2年 6月(公益社団法人 日本道路協会)

図1 メイン画面(門型標識・杭基礎)

道路標識ハンドブック2019年度版への対応

●スカーラップ部の控除

F型標識・L型標識・T型標識・門型標識において、柱と梁の継手部・柱と梁の仕口・開口部及び柱脚部のせん断照査時に、スカーラップ部を控除するようになりました。リブプレート高さからスカーラップ部が減少するため、せん断照査が厳しくなります。


図2 スカーラップ部の控除

●平成24年道路橋示方書Ⅱ鋼橋編への対応

●ハンドブックに記載されている「橋梁などに設置されている標識については示方書を用いることがある」という記述から、平成24年道路橋示方書Ⅱ鋼橋編に対応します。


道路標識構造便覧への対応

今回の改定では新たに「道路標識構造便覧」に対応します。道路標識ハンドブックと道路標識構造便覧のいずれの基準を適用するか選択することができます。道路標識構造便覧は、道路標識ハンドブックと次の点で異なります。

  1. (1)柱脚部のねじり照査の追加
    斜風時曲げモーメント(Y軸回り)が追加されています
  2. (2)直接基礎の安定照査の判定方法
    基礎側面と地盤との間に働く許容せん断抵抗力・根入れ部分の地盤の許容水平支持力・根入れ部分の地盤の許容曲げモーメント抵抗力が異なりますが、紙面の都合上一例だけ挙げると下記のような違いがあります。
  1. 基礎側面と地盤との間に働く許容せん断抵抗力
    ハンドブックの式 
    道路標識構造便覧の式 

ここに、

Hua:基礎側面と地盤との間に働く許容せん断抵抗力(kN)
V   :基礎底面に作用する鉛直荷重(kN)
μ   :基礎底面と地盤との摩擦係数
HB :基礎底面に作用する水平力(kN)
nh :基礎底面地盤の許容せん断抵抗力の安全
Hu :基礎底面と地盤との間に働くせん断抵抗力(kN)


(3)フーチングの水平力および曲げモーメントに対する照査の追加
次式により算定します。

ここに、

σch:水平支圧応力度(N/mm2
H  :水平荷重(kN)
D  :杭径(m)
lh  :杭の埋め込み長(m)
MT:曲げモーメント(kN・m)
σca:割増係数を乗じたコンクリートの許容支圧応力度(N/mm2


(Up&Coming '22 新年号掲載)

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