New Products & Service | 地盤解析 | |||
●新規価格275,000円(税抜250,000円) ●リリース2022年5月26日 | ||||
| ||||
Ver.12の改定内容 「圧密沈下の計算 Ver.12」で対応した下記の改定内容についてご紹介いたします。 ・盛土と荷重の同時載荷に対応 ・盛り立て土量の算出機能を追加 ・層データの節点数や曲線データ構成数の制限を拡張 ・モデル作成補助ツールからのダイレクトインポート機能を追加 盛土と荷重の同時載荷に対応 本製品で与えられる荷重条件は、盛土形状や単位体積重量を入力して内部で荷重換算する「盛土」と荷重強度を直接入力する「荷重」がありますが、盛土と荷重の同時載荷に対応しました。荷重データについては無限長帯荷重や無限長線荷重、単一集中荷重など複数の種類に対応しており、盛土と合わせて全て同時に載荷させることができます。また、本製品では多段階施工に対応しておりますが、1つの施工段階にまとめて載荷させることもできますし、施工段階1は盛土のみ、施工段階2は荷重のみ載荷といったように多様な設定をすることができます。 盛り立て土量の算出機能を追加 盛り立て土量の算出機能を追加しました。例えば、盛土上に構造物を建設する場合、整形の台形になった上に建てる必要があり、沈下終了後にどれだけ土を盛れば良いかの検討が必要となる場合があります。盛土を設けて沈下した場合、盛土自体も沈下しますが、本機能により初めに与えた盛土形状に一致するような土量を算出することができます。 層データの節点数や曲線データ構成数の制限を拡張 地層の中間点データや土質条件の曲線データ構成数など多数の制限の拡張を行いました。具体的な拡張内容については表1の通りです。今回の拡張により、従来に比べてさらに複雑な地層形状モデルの作成や荷重および土質条件の設定を行うことができるようになりましたので、検討の幅が広がりました。 モデル作成補助ツールからのダイレクトインポート機能を追加 本製品には入力補助ツールとして、標準で「モデル作成補助ツール」が付属しています。従来はモデル作成補助ツールで(*.ssd)データを作成し、当該データを「圧密沈下の計算」で読み込む手順となっておりました。今回追加したダイレクトインポート機能では、(*.ssd)データの保存/読込の手順が必要なく、モデル作成補助ツールと本製品間においてファイルを介さずに検討モデルがシームレスに連携できますので、入力を省力化することができます。 |
(Up&Coming '22 盛夏号掲載) |
|
LOADING