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UC-1 Engineer's Suite 積算 Ver.9

連携により積算を簡単サポート

電子納品

●新規価格

Standard:660,000円(税抜600,000円)
Lite:330,000円(税抜300,000円)

●リリース2022年12月

スイート積算体験セミナー
日時 : 2023年2月21日(火) 13:30~16:30
会場 : 東京本社・各会場(TV会議)/オンライン
参加費 :無料

Ver.9の改訂内容

「UC-1 Engineer's Suite 積算 Ver.9」では、主に下記の機能拡張を行いました。
(1)作業日当り標準作業量に対応
(2)概算工費(簡易版)拡張(逆T型擁壁,L型擁壁)
(3)土木工事積算基準(黄本)/土木工事標準積算基準書(赤本)令和4年対応

作業日当り標準作業量に対応

「令和4年度作業日当り標準作業量」及び「国土交通省土木工事標準積算基準書」(赤本)に規定される日当り作業量の算定に対応しました。入力画面および総括表出力時に、歩掛に基づいた日当り作業量及び該当工種における作業日数を表示・出力します。


図1 日当り作業量画面


また、国土交通省が提供する工程表作成支援ツール「工期設定支援システムVer.2.0」に対して、本機能で算定した日当り作業量の情報を付加した「工程計画情報CSV(簡易版)」のエクスポートにも対応しています。
本機能に対応したことにより、UC-1製品からの数量連携(※)、本製品での概算工費算出及び作業日数の算出、「工期設定支援システムVer.2.0」における工程表作成といった一連の流れを手軽に行うことができます。
※「擁壁の設計・3D配筋」,「BOXカルバートの設計・3D配筋」,「橋脚の設計・3D配筋」,「橋台の設計・3D配筋」が対応。


図2 UC-1製品-積算-工期設定支援システム連携


概算工費(簡易版)拡張(逆T型擁壁,L型擁壁)

概算工費(簡易版)は、土木コンサルタントのユーザ様が設計予備段階における概算工費を算定する時に使用していただくことを想定しています。簡単な形状寸法と鉄筋段数等を指定して、コンクリート体積,鉄筋,型枠,足場工,掘削等の数量を算出し、各項目単価を乗じて全体の概算工費を簡単に作成できます。
概算工費(簡易版)の機能は、既存形状として「上部工,逆T式橋台,重力式橋台,橋脚 梁幅≧柱幅,橋脚 柱幅>梁幅」を用意していますが、Ver.9では擁壁の2つのタイプ「逆T型擁壁,L型擁壁」を新たに追加します(図3)。既存構造物と同様の手順で、擁壁の概算工費の算定や数量算出過程が出力できます(図4,5)。


図3 逆T型擁壁とL型擁壁の追加形状


図4 擁壁の概算工費

図5 擁壁の概算工費(数量内訳)


土木工事積算基準(黄本)/土木工事標準積算基準書(赤本) 令和4年対応

令和4年の黄本及び赤本の改定では、一般管理費率が変更されました。また、大規模災害における復興係数・復興歩掛は、被災地での間接工事費の支出増大や工事量の増大による資材やダンプトラック等の不足から作業効率が低下する実態を踏まえ復興事業の円滑化を目的に改定されました。岩手・宮城・福島県内の共通仮設費補正率は1.5、現場管理費の補正率は1.2、熊本・広島県内の共通仮設費補正率は1.1、現場管理費の補正率は1.1になりました。


表1 一般管理費率の改定   CP:工事原価(単位 円)


その他の対応項目

Ver.9では、今回紹介した項目以外にも、以下の機能改善及び拡張を行っています。
・直接工事費の基礎単価自動更新
・出力機能拡張(基本条件出力、A4縦出力、金額0円出力有無設定)
・行属性「集計」対応


(Up&Coming '23 新年号掲載)

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