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フォーラムエイトでは、「UC-win/Road」や「Engineer's Studio」などUC-win シリーズの製品で64bit 版をご提供しておりましたが、UC-1 シリーズでも2022 年より64bit 版のご提供を開始しました。 すでにご使用いただいているユーザ様もたくさんいらっしゃるかと思われますが、今回は、64bit 版の利点や、64bit 版の使用に際しての注意点をご説明いたします。 64bit版の利点 64bit 版の利点は何といっても扱えるメモリ量が格段に増えるということです。 64bit 版と32bit 版では扱えるメモリ量が異なります。 32bit 版は、Windows が64bit であっても最大4GB のメモリしか使用することができません。 64bit 版にはこの制限がなく、PC に搭載されているメモリを全て使用することができます。そのため、多くのメモリを必要とする大規模なモデルの計算に力を発揮します。 64bit版使用の際の注意点 フォーラムエイト製品の64bit 版を使用する際はいくつか注意点があります。 ●32bit のWindows では64bit 版を使用することはできません。なお、使用しているPC のWindows が64bit か32bit かは下記のWindowsシステム情報で確認できます。 Windows11:スタート→設定→システム→バージョン情報 Windows10:スタート→設定→システム→詳細情報 ●ライセンス認証 サブスクリプションUSB、サブスクリプションNetPROのライセンスでは64bit 版を使用することはできません。64bit版はWeb 認証限定となっております。 ●調表出力ライブラリ Ver.2 設計調書作成のためのプログラム「調表出力ライブラリ Ver.2」には64bit版と32bit版があります。64bit版製品で設計調書を作成するときは「調表出力ライブラリ Ver.2」の64bit版をインストールしておく必要があります。(32bit版製品には「調表出力ライブラリ Ver.2」32bit 版が必要)。 ●F8 出力編集ツール 計算書作成プログラム「F8 出力編集ツール」にも64bit版と32bit版があり、64bit版製品の計算書作成には64bit版の、32bit版製品の計算書作成には32bit版の「F8 出力編集ツール」が呼び出される仕組みになっています。 「F8 出力編集ツール」を別途インストールしなくとも、製品同梱版の「F8 出力編集ツール」により計算書を作成することはできますが、最新の「F8 出力編集ツール」のインストールには次の利点があります。 ・最新の「F8 出力編集ツール」の改訂内容(不具合修正や機能追加)を製品に反映させることができる。 ・複数のフォーラムエイト製品を使用しているとき、計算書作成に用いる「F8 出力編集ツール」のバージョンを統一することができる。 これらの利点を得るには、使用する製品に対応した「F8 出力編集ツール」をインストールしてください。 64bit版の見分け方 最後に、64bit版の見分け方をご説明します。 ユーザ情報ページの「製品ダウンロード」では、製品名称のおわりに「64bit」の表記があります。 インストールした製品については、Windows のスタートメニューに登録されているショートカットの名称のおわりに「(x64)」の表記があります。製品メイン画面上部のタイトルにも「(x64)」の表記があります。 また、64bit 版のデフォルトのインストールフォルダは、下記のとおり、32bit版と異なります。 64bit版:C:\Program Files\FORUM8 32bit版:C:\Program Files(x86)\FORUM8 |
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