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環境アセスプラグインは、UC-win/Roadの多様なリアルタイムシミュレーション機能を活用し、VRと簡易アセスメントを同時に評価可能なプラグインで、次の評価が行えます 太陽光パネル反射一括処理機能 これまで単一の太陽光パネルのみでしたが、複数の太陽光パネルを一括処理してシミュレーション可能になりました。図1のように、CSV形式で屋根の高さや形状や位置、傾きや太陽光の方位が記載されたファイルを読込み、太陽 光パネルを一括で配置します。図2、図3はシミュレーション結果を表しています。図2の黄色の線は入射光、黄緑色は反射光を示しています。図3は反射光のうち、他の壁面に反射したものを赤色で示しています。これにより、照 り返しの度合いを測ることができます。また、CSV形式でシミュレーション結果を出力可能です。太陽光パネルの中心座標、反射光が建物等のモデルに再反射した点の座標が出力できます。 壁面日照・反射シミュレーション機能 建物の各壁面に対して、日射・反射のシミュレーションを行います。建物モデルのポリゴン面を任意の大きさのグリッドで区切り、グリッドごとに日射・照射されているかを判定します。シミュレーション周期は任意に設定可能 です。また、建物壁面に立面図(BMP/JPG/PNG)を貼り付けることも可能です。 図4、図5はグリッドの大きさを50cm、シミュレーション周期を1時間で行った結果です。図4は、壁面に立面図を貼り付け、日射・反射結果を表したものです。左図は壁面の各グリッドに対して日照、反射、日照+反射のどれに該当しているかを色分けしたものです。右図は太陽光の反射継続時間を色分けしたものです。また、単一の建物であれば複数の壁面でシミュレーションを行うことができます。 図5ではシミュレーション結果を俯瞰して見た図になります。オレンジ色の建物がシミュレーション対象のモデルであり、壁面に差し込んでいる線は、青色が太陽の入射光、黄緑色が反射光となります。 また、太陽光パネル反射一括処理機能と同様、CSV形式でシミュレーション結果を出力可能です。出力される項目は反射光の光路(入射点、反射点、反射先)の座標となります。 |
(Up&Coming '23 春の号掲載) |
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