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橋梁損傷度判定AI支援システム 自動化により橋梁点検業務を大幅効率化、各種データプラットフォームとも連携 ●リリース2023年5月 |
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点検業務の効率化を支援 本システムは橋梁点検時における健全度や損傷度判定に対して、従来は熟練技術者による判断と多くの時間を要していた労力の短縮化と人による判定結果のバラツキの低減を図り、点検業務の作業を効率化します。「道路橋定期点検要領」に基づく調書出力に対応し、調書作成の作業軽減化を図っています。橋梁位置からの海岸線距離の自動算出が可能で、飛来塩分やコンクリート表面塩化物イオン量を評価し、塩害判定に関わる作業を効率化します。 既存DBを活用し橋梁点検情報入力 橋梁の登録一覧表を表示し、地図上で選択した橋梁位置を強調表示します。また逆に、地図上のマーカを選択することで当該橋梁の情報画面を呼び出し可能です。 橋梁点検情報としては、橋梁諸元データ、損傷個所の写真(画像データ)、その他条件の入力を行います。既存DBからのインポート(例えば弊社インフラデジタルデータベース、他CSVファイル形式など)が可能です。また、全国道路施設点検データベース(損傷マップ)や国土交通データプラットフォームからもAPI連携により必要条件をインポート可能とする予定です。弊社製品「橋梁点検支援システム」の保存データからの読込にも対応します。 AI支援によりクラウドで損傷度判定を自動化 クラウド上でAI支援による損傷度判定を実行します。本システムの教師データ(劣化事例写真)としては、インフラデジタルデータベース、コンクリート工学会、土木学会、国総研、地方自治体の定期点検要領、等の劣化事例写真集をもとにしています。診断結果から、損傷度判定(a,b,c,d,e)、健全性(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ)、対策区分(A,B,C1,C2,M,E1,E2)の出力と評価を自動で行います。 損傷度判定、健全度、対策区分の自動判定 本システムでは下記対応表に基づき、健全度の自動判定を行います。(設定値は変更可能)
表1 対応表 橋梁点検調書の自動作成・出力 診断結果をもとに「道路橋定期点検要領」に基づき、橋梁点検調書を自動作成し、結果表示を行います。作成された点検調書や損傷個所の写真(画像データ)は本システム上に保存可能で、いつでも参照することができます。 ・点検調書は「道路橋定期点検要領(H31年版)」に対応。 |
(Up&Coming '23 春の号掲載) |
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