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ライナープレート設計・施工マニュアル(H12年6月)に基づき、ライナープレート立坑の設計を行うプログラム 3DA対応
計算・CAD機能
電子納品
SXF3.1
IFC
3D PDF |
●新規価格
264,000円(税抜 240,000円)
●リリース2024年4月
製品概要
「ライナープレートの設計計算」は、ライナープレート設計・施工マニュアルに基づき、ライナープレート立坑の設計を行うプログラムです。立坑断面の大きさ、地盤条件等の入力で、ライナープレート立坑の設計計算を行うことができます。また、全体図および3D表示の描画に対応しており、入力条件をリアルタイムに確認しながらの設計が可能です。
今回、図面作成機能および3Dモデル生成機能を追加し、「ライナープレートの設計・3DCAD」として新たにリリースします。ここでは3DCAD対応とその他機能拡張の概要をご紹介します。
図面作成機能
本版では新たに図面作成機能を追加し、入力されたライナープレート立坑の平面図、構成図、断面図、材料表の作図を行います。
3Dモデル生成機能
従来の3Dモデル生成機能を拡張し、3Dアトリビュート(属性表示)に対応します。また、3Dモデルの出力形式としてDXF・DWGファイルやBMP・VRML・Allplan・IFCファイル形式に対応し、BIM/CIM、i-Constructionへの対応推進を図ります。
補強リングタイプの機能拡張
ライナープレート立坑は、支保工タイプと補強リングタイプの2種類に大別されます。補強リングタイプは外枠材にライナープレートと補強リングを使用し、支保工として縦梁と切梁を使用します(腹起しなし)。直線部が長くなると縦梁本数が4本では強度上もたない場合があり、縦梁、腹起しの追加が必要となります。
従来製品では、補強リングタイプの計算は縦梁のスパン数が1(=縦梁本数が4本)の場合にのみ対応していました。今回の改定では、縦梁のスパン数に関わらず、腹起しの有無を選択できるよう対応します。これにより、縦梁のスパン数が2以上の場合でも補強リングタイプの設計が可能となります。
矩形断面(支保工あり)のFRAME計算対応
矩形断面に支保工を設置するモデルにおいて、FRAME計算(任意形平面骨組解析)による断面力の算出に対応します。矩形断面に対する支保工設計の考え方は「ライナープレート設計・施工マニュアル」に明記されていないため、従来製品では同マニュアルp.37の小判形立坑の断面力算定式を用いて断面力を算出していました。FRAME計算に対応することで、小判形に換算せず、より厳密な計算を可能にします。
おわりに
上記の他にも、以下の対応を予定しています。
今後も引き続き、利便性・機能性の向上を図って参りますので、どうぞご期待ください。
(Up&Coming '24 春の号掲載) |
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