New Products & Service 橋梁下部工

橋台の設計・3D配筋
(部分係数法・H29道示対応) Ver.9

逆T式橋台、重力式橋台の設計計算、図面作成プログラム

3DA
SXF3.1
電子納品
3D配筋
3DP
IFC
CAD統合
3D PDF
AI

●新規価格
新規:¥363,000(税抜¥330,000)
翼壁拡張オプション:¥33,000(税抜¥30,000)

 


●リリース2025年10月

製品改訂内容

「橋台の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.9」では、主に連動機能の強化やAIを使用したサポート機能の拡張を行います。

1.基礎形式の拡張(ケーソン基礎、鋼管矢板基礎との連動)
2.雪荷重の震度連携対応
3.F8-AI™ UCサポート機能
以下にその機能概要についてご紹介いたします。

基礎形式の拡張(ケーソン基礎、鋼管矢板基礎との連動)

橋台設計時の基礎形式について、直接基礎/杭基礎/杭基礎(2.5次元解析)/深礎基礎に加えてケーソン基礎と鋼管矢板基礎を追加します。基礎形式は、「初期入力」画面において選択することができます。



図1 「初期入力」画面の基礎形式追加(ケーソン基礎、鋼管矢板基礎)



橋台製品と「基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」(以下、基礎製品)のリアルタイム連動では、橋台製品で各基礎形式の設計外力を計算後、自動的に基礎製品に作用力を設定します。また、必要に応じてフーチングや壁の大きさなどの情報も連動します。杭基礎のときは、計算した反力を橋台製品側に連動して部材照査を行います。また、ケーソン基礎や鋼管矢板基礎は基礎製品において単独での設計は可能でしたが、橋台製品との連動対応により杭基礎と同様に一つのファイルにて管理することができます。



図2 橋台製品と基礎製品との連動



ケーソン基礎や鋼管矢板基礎とのリアルタイム連動は、「橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」も対応していますが、橋台製品でも対応したことで、震度連携時の設計ファイルにおいて基礎形式の混在が可能になり、別にファイルを用意することなく一括した管理及び設計が可能となり利便性が向上します。

雪荷重の震度連携対応

「震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)」では、上部工死荷重反力とは別に雪荷重による鉛直反力を考慮した解析が可能です。しかし、橋台製品との連携を行う際においては、鉛直雪荷重反力を考慮した数値を取り込むことができません。今回連携機能を拡張し、橋台製品においても雪荷重を上部工反力に連携できるように処理を拡張します。これにより、積雪地域における橋梁設計において、雪荷重を考慮する際に橋台側で直接指定することなく連携できるようになります。



図3 鉛直雪荷重反力の連動

F8-AI™ UCサポート機能

本製品を含めUC-1シリーズでは、「F8-AI™ UCサポート」として、入力操作や計算理論の解説など、サポート窓口へお問合せいただくことなく製品内で解決可能な手段をご提供します。また、多言語および音声入力にも対応し、設計業務をサポートします。


図4 F8-AI™ UCサポート

(Up&Coming '25 秋の号掲載)

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