一般財団法人 VR推進協議会は、様々な産業分野での活用と発展のため、メーカー・大学などの研究者・エンジニアに開放するVRを利用したバーチャルなプラットフォームを提供することを目指し、各種活動を展開します。
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地方創生・国土強靭化FORUM8セミナーフェア開催レポート
2020年9月24日(木)(オンライン)
主催:フォーラムエイト 協力:(一財)VR推進協議会
国土強靭化の施策と地域活性化の連携を目的として全国で開催する「地方創生・国土強 靭化FORUM セミナーフェア」は、2020年2月末に大阪で開催して以来、新型コロナウイルスの影響で延期されていました。2020年9月24日に開催された本セミナーは、当初4月に秋田県で開催される予定だったものが、オンライン開催となったものです。当初は、同日に秋田会場で開催予定でしたが、諸事情を考慮してオンライン開催となりました。
本セミナーでは3つの特別講演が、内閣府、国土交通省国土政策局、北海道開発局からご登壇頂いて実施され、オンラインで193名の皆様にご参加頂きました。
■特別講演1「未来技術を活用した地方創生について」
内閣府 地方創生推進事務局 参事官 森本 励 氏
「まち・ひと・しごと総合戦略」(2020 ~25年)では、横断的な目標の一つとして、「新しい時代の流れを力にする」ことの実現に向けて、地域におけるSociety5.0 を推進していくこととしています。地方創生のため、AI、IoT や自動運転、ドローン等の未来技術の実装に向けて、現在進めている政府の取組や全国各地の事例などをご紹介頂きました。
■特別講演2「国土強靭化に関する国土交通省の取組について」
国土交通省 国土政策局 総合計画課 課長 藤田 昌邦 氏
国交省がソフト・ハード面から集中的に取り組んでいる「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」に関する最新情報や、国土交通データプラットフォームについての取組をご紹介頂きました。
■特別講演3「国土強靭化に関する国土交通省北海道局の取組について」
国土交通省 北海道開発局 局長 倉内 公嘉 氏
「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」に基づき、国土交通省では総点検の結果や得られた教訓等を踏まえ、ソフト・ハードの両面から集中的に取り組んでおり、これらに関する最新情報をご紹介頂きました。
フォーラムエイトからは、2つのプレゼンテーションが行われ、「VRプラットフォームの各種プロジェクトにおける活用事例と今後の展開」では、自動運転から道路、都市、避難、防災、設計製造、医療まで、様々な分野に活用されるVRプラットフォームについて、多くの事例紹介とデモを実施し、「IM&VR 国土強靭化ソリューション」では、BIM/CIM対応UC-1設計CADソフトやFEM解析ソフトとその技術サービス、活用事例、スイート積算、スイート会計の連携等をデモを交えてご紹介しました。
また、本セミナーで、これまで開発を進めていたバーチャルショールームのお披露目を行いました。新型コロナウィルスに負けないための取組の一つが実を結び、記念すべきセミナーとなりました。今後も、地方創生・国土強靭化に積極的に取り組んで参りたいと思います。
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(Up&Coming '21 新年号掲載)