一般財団法人 VR推進協議会は、様々な産業分野での活用と発展のため、メー
カー・大学などの研究者・エンジニアに開放するVRを利用したバーチャルな
プラットフォームを提供することを目指し、各種活動を展開します。
Vol.27
https://vrp.or.jp

一般財団法人 VR推進協議会は、様々な産業分野での活用と発展のため、メーカー・大学などの研究者・エンジニアに開放するVRを利用したバーチャルなプラットフォームを提供することを目指し、各種活動を展開します。

第4回VRシステムオブザイヤー 作品募集中

当協会会員であるフォーラムエイトが主催する「第24回3D・VRシミュレーションコンテスト」の応募作品の中から、最も優れたVRシステムを表彰する「第4回VRシステムオブザイヤー」の審査を実施(過去の受賞システムで現在稼働中のものも対象とします)。受賞作品はデザインフェスティバル2025において発表いたします。

過去の受賞作品

2024年
第3回
国土交通省 中国地方整備局

バックホウのICT施工(MG、MC)体験を行うシミュレータ。インフラDX推進のため、未経験者や初心者向けのコンテンツとして、ICTバックホウの操作ガイダンスや半自動制御を模擬体験できる。半自動制御では、設計面に合わせてバケットやアームが動作するよう計算され、設計どおりの施工がシミュレートされる

バックホウの操作体験を行う施工フィールドが再現され、掘削用の盛土や排土場所などを見ることができる
2023年
第2回
国土交通省東北技術事務所
インフラDX推進のため、若手技術者を対象とした研修コンテンツを作成している。道路・橋梁の管理知識、測量や施工の管理等を学ぶVR教材、実物大の樋管や橋台を用いた解説を行うAR教材、安全指導や遠隔操縦を目的としたバックホウシミュレータ、安全・操作技術向上のための除雪シミュレータを作成し、研修に使用している。
シナリオを実行すると、舗装の構造や劣化、点検と補修のイメージを見ることができる
2022年
第1回
メタバニアF8VPSで構築されているVR国総研においてDX実験フィールドで開催される遠隔施工等実演会のバーチャル会場を構築。デジタルツインプラットフォーム活用展開として、重機センサーの情報を取得し、VR上で現場と同期した重機の動作シミュレーションも可能としている。
VR国総研内のDX実験フィールドが更新され、遠隔施工等実演会のバーチャル会場が再現
第4回システムオブザイヤー
賞品・スケジュール
賞品
トロフィー
FORUM8ラリージャパンデザインギフト券(20万円)
日程
2025年10月17日(金) 作品募集締切
2025年10月23日(木) ノミネート作品審査会
2025年11月4日(火)~13日(木) クラウド一般投票
2025年11月18日(火) 受賞作品本審査会
2025年11月19日(水) 各賞発表・表彰式
(会場:品川インターシティホール)
2025年書籍出版予定
「VRで拓く、新しい地図
~3D・VRシミュレーションコンテスト総覧2002-2024~」
今年で24回目を迎える3D・VRシミュレーションコンテストの全216作品の解説を収録。まちづくり、交通計画、災害対策、施工技術など、時代が進むにつれ広がってきたVRの活用事例を年代別・分野別の切り口から俯瞰します。約20年間に渡るVRの進化の歴史を紐解き、今後の活用展望へのヒントを示します。
著者
一般財団法人 VR推進協議会
監修
関文夫(日本大学 理工学部 土木工学科教授)
傘木宏夫(NPO 地域づくり工房 代表)
出版
フォーラムエイトパブリッシング

(Up&Coming '25 秋の号掲載)


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