控え壁式擁壁の設計の安定計算及び、許容応力度法、限界状態設計法による
部材設計を行うプログラム
初版リリース:2009.12.28/最新Ver.リリース:2022.12.23
¥44,000(税抜¥40,000)
「控え壁式擁壁の設計計算」は、道路土工・擁壁工指針を主たる準拠基準とし、「土留擁壁・石積の設計と解説」(現代理工学出版)等に示される控え壁式擁壁の設計手法を参考として、安定計算及び許容応力度法、限界状態設計法による部材設計(竪壁、つま先版、かかと版、控え壁、接合部)を行います。
「擁壁の設計・3D配筋」での単位幅当りの設計では不可能であった照査が可能となります。
計算対象
基礎形式
ケース毎の照査方法選択
照査項目の選択が可能です。これにより常時ケースやレベル1地震時ケースでは許容応力度法で計算を行い、レベル2地震時ケースでは限界状態設計法で計算を行うといった、荷重ケース毎の照査の内容を詳細に設定できます。
許容応力度法
安定計算・部材設計のそれぞれの照査の有無を設定できます。
限界状態設計法
ケース毎に安全性の照査(終局限界照査)、使用性の照査(使用限界照査)のいずれかを選択可能です。また、各照査毎に剛体安定照査、断面破壊の照査の有無を設定できます。荷重係数や修正係数等の安全係数を各荷重毎に設定することもできるようにしています。
連続版設計時
連続版としての設計を行う場合は、荷重強度での断面力算出となります。この荷重強度の考え方を以下の2つの方法から選択可能です。
1.設計位置:
設計位置での荷重強度をそのまま合計して断面力を集計します。
2.平均:
連続版となる範囲の荷重を合計し、それを平均した断面力を集計します。
また、控え壁で支持されている竪壁、底版の設計方法として、両端固定梁、連続梁、n径間連続梁の中から選択することができます。
T形梁設計時
T型梁としての設計を行う場合は、通常の擁壁同様に片持ち梁としての荷重計算となりますが、全幅当りで集計し、分担幅を考慮して断面力を算定します。
各控え壁毎の分担幅 |
底版拡張オプション
杭基礎時・直接基礎時の平板解析が可能です。
平板要素による底版中央部の照査として、弊社製品「Engineer's Studio®」の平板解析を用いて前壁及び控え壁を固定辺としたモデル化を行い材料線形として解析を行います。また、計算実行時のエクスポート機能により「Engineer's Studio®」で読み込むことのできるファイル形式(*.es)に保存することができます。
道路土工 擁壁工指針 |
(社)日本道路協会、道路土工 擁壁工指針 平成11年3月 (社)日本道路協会、道路土工 擁壁工指針 平成24年7月 |
道路橋示方書 | (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 I 共通編 平成14年12月 (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成14年3月 (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成24年3月 (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編 平成14年3月 |
設計要領 | 東・中・西日本高速道路株式会社、設計要領 第2集 -擁壁編・カルバート編- 平成18年4月 東・中・西日本高速道路株式会社、設計要領 第2集 -擁壁編- 平成25年7月 東・中・西日本高速道路株式会社、設計要領 第2集 -カルバート編- 平成23年7月 東・中・西日本高速道路株式会社、設計要領 第2集 -橋梁建設編- 平成18年4月 東・中・西日本高速道路株式会社、設計要領 第2集 -橋梁建設編- 平成25年7月 |
コンクリート標準 示方書 |
(社)土木学会、[2002年制定]コンクリート標準示方書 構造性能照査編 平成14年3月 (社)土木学会、[2007年制定]コンクリート標準示方書 設計編 平成20年3月 (社)土木学会、土木学会コンクリート標準示方書に基づく設計計算例[道路橋編] 平成14年3月 |
設計基準 |
(社)全日本建設技術協会、土木構造物標準設計 第2巻 解説書(擁壁類 平成12年9月 農業土木学会、土地改良事業計画設計基準設計「農道」基準書・技術書 平成17年3月 農林水産省農村振興局、土地改良事業計画設計基準 設計「水路工」基準書・技術書 平成13年2月 農林水産省農村振興局整備部設計課、土地改良事業計画設計基準及び運用・解説 設計「水路工」基準・基準の運用・基準及び運用の解説 平成26年3月 農林水産省構造改善局、土地改良事業標準設計図面集「擁壁工」 平成11年3月 (社)日本道路協会、杭基礎設計便覧 平成19年1月 (社)日本河川協会、建設省河川砂防技術基準(案)同解説 設計編[1] 平成9年10月 理工図書、続・擁壁の設計法と計算例 平成10年10月 (財)林業土木コンサルタンツ、森林土木構造物標準設計 擁壁 I 平成9年3月 ぎょうせい、宅地防災マニュアルの解説 第三次改訂版 令和4年2月 ぎょうせい、宅地防災マニュアルの解説 第二次改訂版 平成19年12月 大阪府建築都市部建築指導室、擁壁構造設計指針 平成14年5月 現代理工学出版、土留擁壁・石積の設計と解説 平成9年6月 |
※ 2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。
本体価格
価格は税込表示です
■本体価格
製品名 |
価格 |
---|---|
控え壁式擁壁の設計計算 Ver.9 | ¥173,800(税抜¥158,000) |
底版拡張オプション | ¥44,000(税抜¥40,000) |
■フローティングライセンス価格
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。
製品名 |
価格 |
---|---|
控え壁式擁壁の設計計算 Ver.9 | ¥69,520(税抜¥63,200) |
底版拡張オプション | ¥17,600(税抜¥16,000) |
サブスクリプションサービス 契約価格
■サポート内容
・バージョンアップ無償提供 ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX) ・ダウンロードサービス ・保守情報配信サービス
※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。
価格は税込表示です
対象製品 | 初年度 | 1年 |
---|---|---|
控え壁式擁壁の設計計算 Ver.9 サブスクリプション | 無償 | ¥69,520(税抜¥63,200) |
底版拡張オプション サブスクリプション | ¥17,600(税抜¥16,000) | |
控え壁式擁壁の設計計算 Ver.9 サブスクリプションフローティング | ¥97,328(税抜¥88,480) | |
底版拡張オプション サブスクリプションフローティング | ¥24,640(税抜¥22,400) |
■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能
■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能
■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。
※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。
※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。
レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス
価格は税込表示です
■レンタルライセンス
対象製品 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|
控え壁式擁壁の設計計算 Ver.9 | ¥78,210 | ¥92,114 | ¥112,970 |
底版拡張オプション※ | ¥25,080 | ¥29,480 | ¥36,520 |
■レンタルフローティングライセンス
対象製品 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|
控え壁式擁壁の設計計算 Ver.9 | ¥130,350 | ¥154,682 | ¥191,180 |
底版拡張オプション※ | ¥42,240 | ¥50,160 | ¥62,480 |
※オプション単体でのレンタルはできません。
製品名 | アカデミー価格 |
---|---|
控え壁式擁壁の設計計算 Ver.9 | ¥139,040(税抜¥126,400) |
底版拡張オプション | ¥35,200(税抜¥32,000) |
バージョンアップ開発履歴
■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。
控え壁式擁壁の設計計算 Ver.9 | ||
バージョン | リリース日 | バージョンアップ内容 |
---|---|---|
9.00.00 | 22/12/23 |
|
動作環境
OS | Windows 10 / 11 |
---|---|
CPU | Intel Coreシリーズおよび完全互換のあるCPU |
必要メモリ(OSも含む) | OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境 |
必要ディスク容量 | 32bit版:約300MB以上(推奨約400MB以上) 64bit版:約500MB以上(推奨約600MB以上) |
ディスプレイ(画面解像度) | 1024×768以上 |
入力データ拡張子 | F9B |
ファイル出力 | HTML、3DS F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、 PPF、DOC、 DOCX、XLSX、XLS、PDF、 JTD、JTDC |
他製品との連動 | <連動> 基礎の設計・3D配筋 <保存> UC-win/Road(3DS、VRML) |
備考 | 調表出力対応 連動にはF8 COM SERVERが必要 |
製品購入/お問い合わせ窓口
■FORUM8 オーダーページで購入
製品購入 - オーダーページ にて、バージョンアップ・新規製品・各種サービスの御見積作成・申込・決済ができます。
クレジット利用や、分割払いシステムでの購入も可能です。
ご質問は、バージョンアップセンタ(vc@forum8.co.jp)までお気軽にお問い合わせ下さい。
▼逆T型Bタイプ 直接基礎 計算例 ( 45P, 1,571KB ) |
「控え壁式擁壁の設計計算」は、道路土工・擁壁工指針を主たる準拠基準とし、「土留擁壁・石積の設計と解説」(現代理工学出版)等に示される控え壁式擁壁の設計手法を参考として、安定計算及び許容応力度法による部材設計(竪壁、つま先版、かかと版、控え壁、接合部)を行います。
形状タイプは逆T型,L型、天端形状は、前面突起、背面突起、前面張り出しに加え、曲線部材を有する波返し工に対応。
逆T型では、竪壁が背面側に傾斜した形状に対応。最大5枚までの控え壁を設定可能。突起部材は鉄筋照査,無筋照査の両方に対応しています。
安定計算:奥行方向の幅を考慮した全幅当りを照査。
竪壁の設計:竪壁と控え壁とで支えられたスパンを連続版としてみなして設計。
控え壁より上方部分については、通常の擁壁と同様に片持ち梁として設計。
かかと版の設計:かかと版と控え壁とで支えられたスパンを連続版としてみなして設計。
控え壁より後方部分:通常の擁壁と同様に片持ち梁として設計。
控え壁の設計:竪壁と控え壁、かかと版と控え壁で形成されるT形梁として照査。
接合部の照査:竪壁と控え壁、かかと版と控え壁の各接合部の鉄筋量照査。
なお、各部材の照査位置については、連続梁・控え壁、片持ち梁毎の個別指定可能。
(社)日本道路協会、道路土工 擁壁工指針 平成11年3月
(社)日本道路協会、道路土工 擁壁工指針 平成24年7月
(社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 I 共通編 平成14年12月
(社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成14年3月
(社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成24年3月
(社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編 平成14年3月
東・中・西日本高速道路株式会社、設計要領 第2集 -擁壁編・カルバート編- 平成18年4月
東・中・西日本高速道路株式会社、設計要領 第2集 -擁壁編- 平成25年7月
東・中・西日本高速道路株式会社、設計要領 第2集 -カルバート編- 平成23年7月
東・中・西日本高速道路株式会社、設計要領 第2集 -橋梁建設編- 平成18年4月
東・中・西日本高速道路株式会社、設計要領 第2集 -橋梁建設編- 平成25年7月
(社)全日本建設技術協会、土木構造物標準設計 第2巻 解説書(擁壁類 平成12年9月
農業土木学会、土地改良事業計画設計基準設計「農道」基準書・技術書 平成17年3月
農林水産省農村振興局、土地改良事業計画設計基準 設計「水路工」基準書・技術書 平成13年2月
農林水産省農村振興局整備部設計課、土地改良事業計画設計基準及び運用・解説
設計「水路工」基準・基準の運用・基準及び運用の解説 平成26年3月
農林水産省構造改善局、土地改良事業標準設計図面集「擁壁工」 平成11年3月
(社)日本道路協会、杭基礎設計便覧 平成19年1月
(社)日本河川協会、建設省河川砂防技術基準(案)同解説 設計編[1] 平成9年10月
理工図書、続・擁壁の設計法と計算例 平成10年10月
(財)林業土木コンサルタンツ、森林土木構造物標準設計 擁壁 I 平成9年3月
ぎょうせい、宅地防災マニュアルの解説 第二次改訂版 平成19年12月
大阪府建築都市部建築指導室、擁壁構造設計指針 平成14年5月
(社)土木学会、[2002年制定]コンクリート標準示方書 構造性能照査編 平成14年3月
(社)土木学会、[2007年制定]コンクリート標準示方書 設計編 平成20年3月
(社)土木学会、土木学会コンクリート標準示方書に基づく設計計算例[道路橋編] 平成14年3月
現代理工学出版、土留擁壁・石積の設計と解説 平成9年6月
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