橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.7 バージョン更新内容

2024年 04月 17日 更新

Ver.7.00.00更新日:'23.09.28

変更内容

【機能追加】

  • 「落橋防止システムの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」との連携に対応しました。
    ※落橋防止製品Ver.1.1.0以降が対象です。
    ※3Dモデル,設計計算書,コンクリート部材の死荷重反力の連携が可能です。
  • 偶発(レベル2地震動)において、地震時動水圧に対応しました。

【要望対応】

  • 「荷重|はり設計用鉛直反力」画面において、永続/変動/偶発(衝突)照査における雪荷重の地震時偶力による鉛直力の入力に対応しました。
  • 「荷重|はり設計用鉛直反力」画面において、支点の名称の入力に対応しました。
  • 「荷重|はり設計用鉛直反力」画面において、荷重状態「1.0(D+L)」の場合はTFを設定不可としました。
  • 「荷重|はり設計用水平反力」画面において、その他の水平反力の入力ケース数上限を50個に拡張しました。
  • 「荷重|はり設計用水平反力」画面-「偶発(レベル2地震動)」タブにおいて、「設計水平震度を指定する」にチェックが無い場合の動作を改善しました。
  • 「荷重|はり設計用水平反力」画面-「偶発(レベル2地震動)」タブにおいて、設計震度水平震度に「初期入力」画面で入力した「khmin」の値を適用できるようにしました。
  • 「荷重|はり設計用鉛直反力」画面および「荷重|はり設計用水平反力」画面において、ウィンドウサイズを変更できるようにしました。
  • 「部材|はりスターラップ」画面において、下記の拡張を行いました。
    • 内周スターラップの鉄筋径の指定に対応。
    • 「水平方向照査時にスターラップ以外に有効とするせん断補強筋」の断面積直接指定に対応。
    • 「水平方向照査時にスターラップ以外に有効とするせん断補強筋」の「本数」の入力上限を30本に拡張。
  • 「部材|フーチング主鉄筋」画面において、ピッチ数の上限を60に拡張しました。
  • 「基礎ばね」画面において、設定方法の初期値を「内部計算」としました。
  • 「荷重|永続/変動/偶発(衝突)」画面において、上部工反力一括入力の雪荷重SWを地震の作用方向毎に設定できるよう対応しました。
  • 「荷重|永続/変動/偶発(衝突)」画面において、上部工反力一括入力機能に荷重種別SDを追加しました。
  • 「荷重|永続/変動/偶発(衝突)」画面において、上部工死荷重反力RDの偏心距離eの一括入力に対応しました。
  • 「荷重|永続/変動/偶発(衝突)」画面において、水位の一括指定を地震動の影響有無で個別に指定できるようにしました。
  • はりの設計において、先端に向かったテーパーがある場合の配筋方法を拡張しました。
    ※「部材|はり主鉄筋」画面-「はり幅先端絞りの場合に上下面ピッチを固定する」のスイッチによって配筋方法を変更できます。
  • はりの設計において、コーベルして設計する場合のせん断スパン比算定に用いる有効高さの考え方を選択できるようにする。
  • はりの設計において、水平方向検討時における終局水平耐力以下となる場合の警告メッセージの表示判定を改善しました。
    ※警告メッセージ表示条件はQ10-7を参照ください。
  • 柱の設計(永続/変動/偶発(衝突))において、ねじりモーメントに対する照査に用いる補強鉄筋の直接指定に対応しました。
    ※「部材|柱ねじり照査設定」画面にて設定可能です。
  • 柱の設計(偶発(レベル2地震動))において、充実断面が塑性ヒンジ長の影響を受ける領域以下となる場合の警告に道示根拠及び算出方法を記載しました。
  • 計算書の「結果詳細|はりの設計|鉛直方向断面の設計」において、コーベルに該当するかの判定式の出力に対応しました。
  • 計算書の「結果詳細|はりの設計|鉛直方向断面の設計」において、端接合部照査の断面力内訳の出力に対応しました。
  • 計算書の「柱の設計|偶発(レベル2地震動)に対する照査|保有水平耐力の余裕判定」において、動的解析の場合もkhminの入力値を出力するようにしました。
  • 計算書の「結果一覧」および「結果詳細」において、曲げモーメントに対する耐荷性能照査の圧縮応力度がコンクリートの設計基準強度の2/3以下となるかどうかを確認できるようにしました。
  • 震度連携において、比較表の設計水平震度に「0.4cz」が適用されていることを確認できるようにしました。

ヘルプ

  • [概要|バージョン及び改良点|Version 7.0.0について]
  • [概要|必要システム及びプロテクト|必要システム]
  • [操作方法|入力|部材|[はり主鉄筋]ダイアログ]
  • [操作方法|入力|部材|[はりスターラップ]ダイアログ]
  • [操作方法|入力|荷重|[はり設計用鉛直反力]ダイアログ]
  • [操作方法|入力|荷重|[はり設計用水平反力]ダイアログ]
  • [操作方法|入力|荷重|[はり設計用荷重ケース一覧]ダイアログ]
  • [操作方法|入力|荷重|[永続/変動/偶発(衝突)]ダイアログ]
  • [操作方法|入力|荷重|[偶発(レベル2地震動)]ダイアログ]
  • [操作方法|入力|荷重|[橋脚天端に作用するその他死荷重(集中)]ダイアログ]
  • [操作方法|入力|考え方|[[共通]ダイアログ]
  • [操作方法|入力|オプション|[荷重ケース連携]ダイアログ]
  • [操作方法|入力|オプション|[落橋防止システム連携]ダイアログ]
  • [操作方法|計算書作成|[出力項目の設定(結果詳細)]ダイアログ]
  • [操作方法|計算書作成|統合出力機能]
  • [Q&A|設計計算に関するQ&A]

Ver.7.00.01更新日:'23.11.09

変更内容

【要望対応】

  • 計算書の「結果詳細|柱の設計(永続/変動/偶発(衝突))」において、断面力が大きい場合の表幅を改善しました。

【不具合対策】

(入力部)
  • 「部材|フーチング主鉄筋」画面において、「径」または「ピッチ」ボタンを押下すると表の幅が大きくなる不具合を修正しました。(Ver.7.0.0)
  • 「荷重|永続/変動/偶発(衝突)ケース」画面において、画面ヘルプが文字化けする不具合を修正しました。(Ver.7.0.0)
(計算部)
  • はりの端接合部照査において、下記条件の場合に接合対角線上位置の曲げモーメント算出に柱直径D/10分加算されている不具合を修正しました。(Ver.4.0.0)
    • 柱形状が円形または小判形
    • 「考え方|共通」画面-「柱形状が円形、小判形時の張出はりの付け根位置」が「D/10位置」

ヘルプ

  • [概要|バージョン及び改良点|Version 7.0.0 ~ 7.0.1について]
  • [計算理論及び照査の方法|付属設計|橋座の設計]
  • [Q&A|11.柱の設計]
  • [Q&A|15.連動]

Ver.7.00.02更新日:'23.12.05

変更内容

【不具合対策】

(計算部)
  • 「深礎フレームの設計・3D配筋」との連動において、偶発(レベル2地震動)照査に用いる鉛直力に考慮する躯体自重に部分係数が考慮されていない不具合を修正しました。(Ver.2.0.0)

ヘルプ

  • [概要|バージョン及び改良点|Version 7.0.0 ~ 7.0.2について]
  • [Q&A|3.自重、慣性力]

Ver.7.01.00更新日:'23.12.26

変更内容

【機能追加】

  • 橋座の設計において、下記に対応しました。
    • 支承位置毎の入力。
    • 橋座のガイド図をオンスケールで表示。

【要望対応】

  • 「初期入力」画面において、「材料|躯体」画面と連携する「材料」の部材を柱部材に変更しました。
  • 「初期入力」画面、「形状|はり」画面及び「形状|柱」画面において、張出はり形状で柱部分が0.000mとなる場合のエラーチェックを追加しました。
  • 「形状|はり」画面、「形状|柱」画面及び「形状|フーチング」画面において、各部材の関係に関するエラーメッセージに入力制限参考値を表示するようにしました。
  • 「部材|フーチングスターラップ」画面において、図面作成のみに用いる設定に脚注を表示するようにしました。
  • 「荷重|永続/変動/偶発(衝突)|荷重一覧」画面において、ねじりモーメントRMtの表示に対応しました。
  • 「荷重|安定計算に考慮するその他作用力」画面および「荷重|フーチングに作用する鉛直方向任意荷重」画面において、作用種別に土圧(E)を追加しました。
  • 「基準値|計算用設定」画面において、「基礎地盤」タブの「αEo」の上限値を拡張しました。
  • メイン画面において、画面比率により寸法線がフレームアウトする場合の表示を改善しました。
  • 柱の設計(偶発(レベル2地震動))において、0.4c2zを橋軸方向と直角方向で個別に指定できるようにしました。
    ※「考え方|偶発(レベル2地震動)」画面-「柱(基本条件)」タブの「照査方法|動的解析を適用する方向の0.4c2zを直接指定する」にチェックありの場合に同画面にて設定できます。
  • 計算書の「結果詳細|設計条件|永続/変動/偶発(衝突)ケース」において、上部工反力の出力を改善しました。
  • 計算書の「結果詳細|設計条件」において、せん断補強鉄筋を「配筋情報から求める」とした場合でも、せん断補強鉄筋量及びせん断耐力算定用条件を出力するようにしました。
  • 計算書の「結果詳細|はりの設計」において、せん断補強鉄筋量の照査を行わない場合にコメントを出力するようにしました。
  • 計算書の「結果詳細|柱の設計(永続/変動/偶発(衝突))」において、断面力算出過程の出力に対応しました。
  • 計算書の「結果詳細|柱の設計(永続/変動/偶発(衝突))|各荷重ケース毎の断面力」において、ねじり照査を行う場合はねじりモーメントの値を出力するようにしました。
  • 計算書の「結果詳細|柱の設計(永続/変動/偶発(衝突))|各荷重ケース毎の断面力」において、「柱に作用する集中荷重」および「柱に作用する分布荷重」の係数出力を改善しました。
  • 計算書の「結果詳細|柱の設計(偶発(レベル2地震動))」において、軸力・モーメントの内訳の出力に対応しました。

ヘルプ

  • [概要|バージョン及び改良点|Version 7.0.0 ~ 7.1.0について]
  • [操作方法|入力|荷重|[はり設計用水平反力]ダイアログ]
  • [操作方法|入力|考え方|[偶発(レベル2地震動)]ダイアログ]
  • [操作方法|計算書作成|[出力項目の設定(詳細)]ダイアログ]
  • [Q&A|設計計算に関するQ&A]

Ver.7.01.01更新日:'24.03.29

変更内容

【不具合対策】

(出力部)
  • 計算書の「結果一覧|躯体情報|柱」において、設定していない配筋情報が出力される場合がある不具合を修正しました。(Ver.1.0.0)
  • 計算書の「結果一覧|永続/変動/偶発(衝突)|柱」において、ねじりモーメントの単位表記が「kN」となっている不具合を修正しました。(Ver.1.0.0)
  • 計算書の「結果詳細」において、荷重ケース名に「..」が含まれているとプレビューが正常に行えない不具合を修正しました。(Ver.4.2.1)
(図面作成部)
  • 梁天端に横断勾配があり、掛け違い部が設けられている場合に掛け違い部主鉄筋の加工図生成でエラーが発生し、図面が生成できない不具合を修正しました。(Ver.7.0.1)

ヘルプ

  • [概要|バージョン及び改良点|Version 7.0.0 ~ 7.1.1について]
  • [Q&A|6.安定計算]
  • [Q&A|10.はりの設計]
  • [Q&A|11.柱の設計]

Ver.7.01.02更新日:'24.04.17

変更内容

【要望対応】

  • 計算書の「結果詳細|橋座の設計」において、支承配置図の描画スケールを改善しました。

【不具合対策】

(入力部)
  • 「橋座の設計」において、抵抗面積に斜角がある場合、「支承配置」により自動設定される「橋軸↑,直角→」の「縁端距離s」が正しく算出されない不具合を修正しました。(Ver.7.1.0)

ヘルプ

  • [概要|バージョン及び改良点|Version 7.0.0 ~ 7.1.2について]

更新履歴バックナンバー

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