PC橋脚の設計計算

2020年 01月 14日 更新

Ver.1.00.00更新日:'15.07.01

新規リリース。

Ver.1.00.01更新日:'05.10.31

改良事項

  • はり設計用鉛直反力について、検討ケースの荷重状態を選択できるようにしました。
  • はり設計用鉛直反力入力画面で、はり形状と支承位置をガイド図で確認できるようにしました。
  • 安定計算において、JH設計要領第二集に準じた鉛直支持力照査を行えるようにしました。
  • 矩形R面取り形状時のコーナー部(かぶり = R部半径となる場合)の重複筋を控除するようにしました。(※PC鋼材の重複は控除しません)
  • 「部材|フーチングスターラップ」画面において、「本数(版の領域)」の最小値を2本から0本へ緩和しました。また、1本以上の本数が指定されている場合のみ、計算書の[結果詳細|設計条件|フーチング]の項目に版の領域の本数を表示するようにしました。
  • 結果確認画面の「部材設計|はり(保有耐力法)」において、せん断照査位置の表示を追加しました。
  • 結果確認画面の「部材設計」(はり、フーチング)のせん断照査結果について、同一荷重ケースなどで表示が統合できる部分は統合しました。
  • 「基礎|基礎バネ」入力画面でバネ値入力方法の改善を行いました。
  • 柱PC鋼材の定着位置設定の入力制限緩和を行い、PC鋼材を計算上無視して取り扱えるようにしました。(※すべてのPC鋼材を無視することはできません)

変更事項

  • 「柱主鉄筋」および「柱PC鋼材」の入力画面において、矩形R面取り形状で「かぶり≧R部の半径」かつ「R部の本数>0」となる場合は入力エラーとするようにしました。
  • 結果確認画面の「安定計算」と「部材設計」について、計算結果の表示桁を調整しました。

不具合修正

  • 計算書の「結果詳細|フーチングの検討(許容応力度法)|張出し長および自重」において、片方向のみテーパーがある場合のガイド図が正しく表示されていない不具合を修正しました。
  • 「基礎バネ」算出画面の計算書において、「3.バネマトリックス」の項目に、常に常時(支承設計用)の結果が表示されている不具合を修正しました(最終的な基礎バネ値への影響はありません)。

ヘルプ

  • 「計算理論及び照査の方法|許容応力度法によるはりの設計|作用荷重」
  • 「計算理論及び照査の方法|許容応力度法によるはりの設計|曲げモーメントに対する照査(はりとして設計する場合)」
  • 「計算理論及び照査の方法|許容応力度法によるはりの設計|設計引張力に対する照査(コーベルとして設計する場合)」
  • 「計算理論及び照査の方法|許容応力度法による安定計算及び柱、フーチングの設計|安定計算|直接基礎の場合の安定計算」
  • 入力画面「部材|柱PC鋼材」
  • 入力画面「荷重|はり設計用鉛直反力」
  • 入力画面「荷重|はり設計用水平反力」
  • 入力画面「考え方|許容応力度法」

Ver.1.00.02更新日:'06.01.04

改良事項

  • 「初期入力」および「形状|はり、柱、フーチング」画面において、ガイド図および記号の表示を改善しました。
  • 「形状|はり」画面において、はり式(小判形)の張出し幅と絞り幅の上限値を拡張しました。
  • 「形状|はり、柱」画面において、形状チェックの強化およびメッセージの改善を行いました。
  • 「部材|はり主鉄筋」画面において、上面鉄筋の縁端距離を設定できるようにしました。あわせて配筋入力のガイド図を改善しました。
  • 「部材|フーチングスターラップ」画面において、「ピッチ(検討用)」の上限値を「9999(mm)」に緩和しました。
  • 支持力係数Nqの算出において、Nqが領域Ⅱにある場合の算出に対応しました。
  • 円柱、小判柱、矩形R面取り柱で張出しはりの時の正面図描画を改善しました。

変更事項

  • 設計データファイルの保存において、保存先の記憶領域が不足する場合、書込みエラーとして処理を中断するようにしました。

不具合修正

  • 設計条件の出力で、はり寸法が正しく表示されていない不具合を修正しました。(はり式(小判形)でテーパー(絞り)が「下面橋軸直角」の時の「下面橋軸直角絞り高さHt」)。
  • はりの設計(水平方向の照査)において、はり下面に橋軸方向絞りがある形状では、下面主鉄筋の端部鉄筋が実際とは異なる位置で計算されている不具合を修正しました。

ヘルプの変更

  • 入力画面「初期入力」
  • 入力画面「部材|はり主鉄筋」
  • 入力画面「オプション|動作環境の設定」
  • 結果確認画面「結果総括」
  • 結果確認画面「部材設計|柱(保有耐力法)」

Ver.1.00.03更新日:'06.02.17

改良事項

  • メイン画面および計算書出力において、中空部の表示に対応しました。
  • 震度連携時に形状情報を付加するようにしました。震度算出(支承設計)(※Ver3.00.00以降)側の計算書にて形状と寸法を確認することができます。
  • 「基礎の設計計算,杭基礎の設計」との連動において、ファイル読み込み時や荷重データ変更時など、常時,レベル1地震時の荷重データを初期化する場合、作用力のみを「0.0」で初期化するようにしました。

変更事項

  • 設計水平震度(khc,khp,khcF,khG)に関する丸めを、「JIS(Z8401)」に準じた丸めに変更しました。
  • 設計データの出力で、柱帯鉄筋の出力記号を入力画面と統一しました。

不具合修正

  • 「基礎の設計計算,杭基礎の設計」との連動において、特定の環境で連動ファイル読み込んだ場合、「初期入力」画面から詳細設定時にエラーが発生する不具合を修正しました。
  • 「計算確認|部材設計|フーチング(許容応力度法)」のせん断応力度表にて、荷重状態が前のケースと同じであると、ケース名称が表示されない不具合を修正しました。

ヘルプの変更

  • 入力部について目次構成を変更しました。

Ver.1.00.04更新日:'06.06.30

改良事項

【機能追加】

  • 柱許容応力度法のPPF出力で、固定の形状図を実寸比の図に変更しました。

変更事項

  • はりの設計(許容応力度法)において、必要斜引張鉄筋量算定時のせん断スパンの考え方を杭基礎フーチング設計時と統一しました。
    ※はりの付け根から照査位置と照査位置より外側の支承鉛直反力の合力作用位置までの距離として求めます。
  • せん断照査の出力において、スターラップの表記を斜引張鉄筋に改めました。
  • フーチングの検討(保有耐力法)において、有効幅に関わらず釣合鉄筋量を常に計算するようにしました。
  • 計算書の[結果詳細|設計条件|その他死荷重]において、作用位置に関するコメントを改善しました。
  • 計算書の[結果詳細|設計条件|設計水平震度]において、道示V(解7.4.1)を適用する方向では、「0.4Cz」を表示し、「khcmin」を表示しないようにしました。
  • 計算書の「結果詳細|柱の設計(レベル2地震動時の保有耐力法による照査)」において、「躯体自重」の項目を追加しました。
  • 震度連携時において、結果の取り込みを行ったとき、取り込みの対象となっていないケースの検討有無(「荷重|保有耐力法ケース」画面の[検討する方向])のチェックを外さないようにしました。

不具合修正

  • 柱許容応力度法の曲げ照査において、作用モーメントの方向を逆に計算している不具合を修正しました。
  • 柱許容応力度法の照査で中間照査位置の帯鉄筋間隔を正しく取得しない場合がありましたので修正しました。
  • 柱許容応力度法のせん断照査PPF出力で、中間照査位置の必要斜引張鉄筋量が出力されない場合がありましたので修正しました。
  • 小判柱の計算において、円弧部のPC鋼材位置が正しく設定されていない不具合を修正しました。
  • ひび割れモーメントで算出する曲率φcにプレストレス1次力が考慮されていない現象を修正しました。

ヘルプの変更

  • 「入力|荷重|保有耐力法ケース」
  • 「計算確認|はり(保有耐力法)」のトピックを追加
  • 「計算確認|フーチング(保有耐力法)」
  • 「計算理論及び照査の方法|保有耐力法によるフーチングの照査|直接基礎の場合|曲げモーメントに対する照査」

Ver.1.00.05更新日:'06.10.03

改良事項

  • 設計要領第二集(平成18年4月)の鉛直支持力の照査に対応しました。
    ※「考え方|許容応力度法」画面の「準拠基準」において、「設計要領(H18)」を選択してください。
  • はりの鉛直方向検討ケース数を最大4ケースに拡張しました。
  • 地盤種別の判定に対応しました。
    ※「初期入力」画面の「地盤種別の判定」において、地盤条件の設定および判定を行うことができます。
  • 道示Ⅴ(解7.4.1)を適用する検討方向について、橋脚の耐力に大きな余裕があるかどうかの判定に用いる設計水平震度としても、0.4・Czを適用するかどうかを選択できるようにしました。
    ※「考え方|保有耐力法」画面の「柱|道示Ⅴ(解7.4.1)に対する照査」の項目で選択してください。
  • フーチングのせん断照査において、計算に用いるスターラップの配置情報に関する設定を拡張しました。
    ※「部材|フーチングスターラップ」画面の「縁端部から配置されているとして求める」で設定してください。
  • 直接基礎時の鉛直支持力照査において、水位が0.0(m)または浮力無視ケースの支持地盤の単位重量γ1に、浮力を考慮するかどうかを選択できるようにしました。
    ※「考え方|許容応力度法」画面の「安定計算|鉛直支持力|支持地盤の単位重量γ1」で設定してください。
  • 「初期入力」画面において、配筋グループの鉄筋径のみを変更した場合は、配置情報は再設定せず、径のみを展開するようにしました。
  • 「初期入力」画面において、材料グループの「栗石を敷く」のみを変更した場合は、「材料|地盤/埋め戻し土」画面の「tanφB」のみを再計算し設定するようにしました。
  • 計算書の「結果詳細|設計条件」において、各部材の配筋図(はり付け根、柱基部、柱主鉄筋段落し部、フーチング付け根)を表示するようにしました。
  • 計算書の「結果詳細|設計条件」で、柱の「横拘束筋、斜引張鉄筋」の出力書式を改善しました。
  • 震度連携時において、はり部のモデル化を直下の柱断面と同等としたモデルに対応しました。
    ※「考え方|保有耐力法」画面の「はり・フーチング|はり部のモデル化|震度連携時の剛性モデルにも適用する」で設定してください。
    ※「剛体とする」場合は、震度連携時も剛体とします。
  • 震度連携時において、塑性化の判定に関する仕様を改善しました。
    • 「震度算出(支承設計)」側で、塑性化の判定に連動値を使用しており、「PC橋脚の設計計算」側で連動による判定が完了していない場合は警告を表示するようにしました。
    • 「震度連携|支承変位算定に用いる設計地震力」画面において、塑性化の判定に関する情報を参照できるようにしました。
    • 直接基礎で水位が指定されている場合、常に高水位側を連動していましたが、「震度連携|支承変位算定に用いる設計地震力」画面で連動するケースを選択できるようにしました。

ヘルプの変更

  • 「概要|プログラムの機能概要|機能及び特長」
  • 「概要|プログラムの機能概要|適用基準及び参考文献」
  • 「操作方法|メニューの操作|震度連携|震度連携」
  • 「操作方法|メニューの操作|震度連携|支承変位の算定に用いる設計地震力」
  • 「操作方法|メイン画面の操作|『入力』モード」
  • 「入力|初期入力|[初期入力]ダイアログ」
  • 「入力|初期入力|[初期入力]ダイアログの分類」
  • 「入力|初期入力|[地盤種別判定]ダイアログ」のトピックを追加
  • 「入力|材料|[地盤/埋め戻し土]ダイアログ(直接基礎時)」
  • 「入力|材料|支持地盤の単位体積重量(γ1)、根入れ地盤の単位重量(γ2)、および上載荷重(q)の算出方法」
  • 「入力|部材|[フーチングスターラップ]ダイアログ」
  • 「入力|荷重|[はり設計用鉛直反力]ダイアログ」
  • 「入力|考え方|[許容応力度法]ダイアログ」
  • 「入力|考え方|[保有耐力法]ダイアログ」
  • 「杭基礎・深礎基礎との連動|「深礎フレーム」プログラムとの連動操作の流れ」
  • 「計算理論及び照査の方法|許容応力度法によるはりの設計|作用荷重」
  • 「計算理論及び照査の方法|保有耐力法による柱の照査|降伏剛性|降伏剛性時の断面二次モーメント」
  • 「計算理論及び照査の方法|震度算出(支承設計)連動時の橋脚モデル|モデル化」
  • 「計算理論及び照査の方法|震度算出(支承設計)連動時の橋脚モデル|剛性モデル」
  • 「計算理論及び照査の方法|震度算出(支承設計)連動時の橋脚モデル|断面定数」
  • 「計算理論及び照査の方法|震度算出(支承設計)連動時の橋脚モデル|支承変位の算定に用いる設計地震力」
  • 「Q&A|4.上部工反力、任意荷重」 ※Q4-2を削除
  • 「Q&A|7.直接基礎」
  • 「Q&A|10.はりの設計」 ※Q10-4を削除
  • 「Q&A|11.柱の設計」

Ver.1.01.00更新日:'07.05.31

改良事項

  • 「部材|はりスターラップ」画面において、スターラップの配置を適用区間と間隔で指定する「簡易指定」モードに対応しました。
  • はりの水平方向照査において、スターラップ以外の水平補強筋を考慮できるようにしました。
  • 計算書の「結果一覧」において、躯体形状図の表示を追加しました。
  • 計算書の「結果詳細|柱の設計(地震時保有水平耐力法)|結果一覧」において、橋脚の耐力に大きな余裕があるかどうかの判定表示を追加しました(※杭基礎、深礎基礎時)。
  • メイン画面および計算書の形状図(2D)において、以下の表示を追加しました。
    • 土砂形状
    • 杭(深礎杭)配置
    • 橋脚天端に作用するその他死荷重(集中、分布)
  • メイン画面および計算書の側面図(2D)において、表示方向(描画領域の左側を前面とするか右を前面とするか)の選択に対応しました。
  • 震度連携時において、震度連携プロジェクトファイル(*.F8W)を読み込み後に「設定値/結果比較」(結果の取り込み)画面を自動的に開くことができるようにしました。
    ※「オプション|動作環境の設定」画面の「震度算出(支承設計)連携時|ファイル読込後に結果取り込み画面を表示する」で表示の有無を設定してください。
  • 常時、レベル1地震時のはり,柱,フーチング部材について、最大鉄筋量の照査に対応しました。
  • 計算書の「結果詳細|はりの設計|鉛直方向断面の設計(コーベルとしての設計)|設計引張力に対する検討」において、必要鉄筋量の算出式を追加しました。
  • 計算書の「結果詳細|はりの設計|鉛直方向断面の設計(コーベルとしての設計)|設計引張力に対する検討」において、トラスのガイド図(固定図)を追加しました。
  • 「荷重|許容応力度法ケース|許容応力度法荷重ケース」画面において、過載荷重強度の上限値を「99.9」から「999.9」へ拡張しました。
  • 「基礎の設計計算,杭基礎の設計」との連動において、レベル1地震時の液状化考慮有無両ケースを考慮した検討に対応しました。
    ※本機能を利用するには、「基礎の設計計算,杭基礎の設計」をVer.6.02.00以降に更新する必要があります。

変更事項

  • 「形状|はり」入力画面で、架け違い台座のボタンを右側面から見た状態にしました。
  • 計算書の「結果詳細|設計条件|許容応力度法ケース|支持力検討条件」において、支持地盤および根入れ地盤の単位重量の表示桁を調整しました。
  • 計算書の「結果詳細|はりの設計|水平方向断面の設計(地震時保有水平耐力法)|せん断力に対する検討」において、判定時の不等号表示方法を変更しました。
  • 柱の最小鉄筋量照査(1mあたり500mm^2以上のチェック)で、比較する鉄筋量にはPC鋼材量を含めないように変更しました。
  • ヘルプの形式をWinHelp形式( *.HLP)からHTMLHelp( *.CHM)形式へ変更しました。

不具合修正

  • はりの設計において、はり幅BLの寸法値が奇数(mm)のとき、上面主鉄筋の鉄筋本数が1本多くカウントされる不具合を修正しました。
  • 「部材|フーチングのスターラップ」入力で、検討に用いるピッチに「[ピッチ(検討用)]を全ての照査位置に適用する」を選択すると、間隔が0となり、鉄筋負担分のせん断耐力Ss値が0になる不具合を修正しました。
  • レベル2地震時の直接基礎フーチングのせん断照査において、検討方向にテーパーがある場合に補正係数Ceが正しく求まらない不具合を修正しました。
  • 計算書の印刷プレビューでソースを開いた後、再び印刷プレビューを実行すると、「結果詳細|フーチングの検討(許容応力度法)」において、せん断照査結果の一部の項目が0になってしまう不具合を修正しました。
  • 「結果確認|部材設計|柱(保有耐力法)」の照査において、「ρs≧0.012」判定がNGである場合に、上位のボタン色が赤表示とならない不具合を修正しました。

ヘルプの変更

  • 「操作方法|メニューの操作|オプション|[表示・描画]タブ」
  • 「操作方法|メニューの操作|オプション|[動作環境の設定]ダイアログ」
  • 「入力|部材|[はりスターラップ]ダイアログ」
  • 「入力|部材|[フーチングスターラップ]ダイアログ」
  • 「計算確認|[結果総括]」
  • 「計算確認|はり(許容応力度法)」
  • 「計算確認|柱(許容応力度法)」
  • 「計算確認|フーチング(許容応力度法)」
  • 「計算理論および照査の方法|許容応力度法によるはりの設計|曲げモーメントに対する照査(はりとして設計する場合)」
  • 「計算理論および照査の方法|許容応力度法による安定計算及び柱、フーチングの設計|柱の設計|曲げモーメントに対する照査」
  • 「計算理論および照査の方法|許容応力度法による安定計算及び柱、フーチングの設計|安定計算|フーチングの剛体照査」
  • 「計算理論および照査の方法|許容応力度法による安定計算及び柱、フーチングの設計|フーチングの設計|曲げモーメントに対する照査」

Ver.1.02.00更新日:'08.03.28

改良事項

  • Web認証方式へのプロテクトに対応しました。
  • はりの鉛直方向設計(コーベル)について、側面用心鉄筋必要量の算出方法として、「配置主鉄筋の1/4」の選択を追加しました。
    ※「考え方|許容応力度法」画面の「側面用心鉄筋必要量の算出方法」で考え方を選択してください。
  • 「形状|柱」画面において、はり形状タイプごとに柱高さHの設定が明確になるようにガイド図を改善しました。
  • 「部材|フーチングスターラップ」画面において、ガイド図、脚注、Awの参考値(検討用ピッチ直接指定時)の表示を追加しました。
  • 「荷重|橋脚天端に作用するその他死荷重(集中)」および「荷重|橋脚天端に作用するその他死荷重(分布)」画面において、荷重入力数の上限を20個に拡張しました。
  • 計算確認の「安定計算」および計算書の「結果一覧|直接基礎安定計算結果一覧表」において、偏心量が大きく偏心位置がフーチング区間外となる場合は、最大地盤反力度および許容支持力の項目を「算定不能」と表示するようにしました。
  • 計算書の「結果詳細|フーチングの設計(地震時保有水平耐力法)|設計断面力」において、フーチング張出部に地盤反力が生じないケースでも、地盤反力度の分布長までの計算過程を出力するようにしました。
  • メイン画面および計算書の躯体形状図において、形状寸法を詳細に表示するようにしました。
  • 「杭基礎設計便覧 社団法人日本道路協会(平成19年1月)」に準じた、フーチングせん断スパンの上限値に対応しました。
    ※「考え方|共通」画面の「フーチングせん断スパンの扱い」で考え方を選択してください。
  • 計算書の「結果詳細」で、「はりの設計」と「柱の設計」に、はり重量の算出根拠(寸法、体積、重心位置等)を追加しました。
  • 計算書の「結果詳細|柱の設計(地震時保有水平耐力法)|結果一覧」において、「耐力に大きな余裕」があるかどうかの判定に用いた耐力の種類(Pu,Ps)および偏心モーメントの考慮有無(Pa≦khc・Wに用いたPuと異なる場合)を表示するようにしました。
  • オプション荷重の「柱に作用するその他死荷重(集中)」が複数区間設定されている場合、区間ごとの荷重を個別に考慮し軸力を算定するようにしました。
    ※従来のバージョンでは、全ての区間の荷重を合成し、その合力の作用位置に載荷し軸力を算定しているため、計算結果が異なる場合があります。
  • オプション荷重の「水平方向任意荷重(橋軸方向、橋軸直角方向)」において、荷重を集中荷重として設定できるようにしました。
    ※集中荷重とする場合は、「h,bU,bL,pL」を「0.0」としてください。
  • 計算書の「結果詳細」で、「安定計算」と「フーチングの設計」に、上載土砂(重量と浮力)と躯体浮力の算出根拠を追加しました。
    ※「安定計算|フーチング重量」の重心位置Xも、土砂重量算出根拠の符号に合わせ、右向きを+にしました。
  • 計算書の「結果詳細|柱の設計(地震時保有水平耐力法)|結果一覧」において、基礎照査用の設計水平震度khpの算定に用いた耐力の情報を表示するようにしました。
  • 直接基礎時において、基礎バネの算定に影響のある項目が変更された場合は、「基礎」画面のボタンを未確認(赤)状態とするようにしました。
  • はり主鉄筋の入力について以下の改善を行いました。
    • 上面、下面の配筋について、はり全幅での指定に対応。
    • 下面配筋の直接指定に対応。
    • 上面、下面、側面の配筋について、本数指定、ピッチ指定に対応。
      ※「考え方|共通」画面の「配筋方法|はり主鉄筋の入力方法」で設定方法を選択してください。
    • 左はりと右はりで異なる配筋設定に対応。
  • 計算書の「結果詳細|柱の設計(許容応力度法)」において、地震時動水圧、流水圧、風荷重の算出過程の書式を改善しました。
  • 計算書の「結果詳細|フーチングの設計(地震動保有水平耐力法)」において、「フーチング底面の作用荷重」および「設計断面力」の書式を改善しました。
  • 柱の設計(許容応力度法による照査)および杭基礎連動時の作用力集計において、柱形状が円形または2.5次元解析で検討方向と直交する方向の上部工水平反力RHが設定されている場合、地震時のケースについても橋脚天端における偏心モーメントを内部計算するようにしました。

変更事項

  • 「考え方|保有耐力法」画面において、「はり・フーチング」の項目名称を「はり・フーチング・基礎」へ、「基礎照査時のcz・khco」のスイッチ名称を「基礎およびフーチング照査時のcz・khco」に変更しました。
  • 計算書の「結果詳細|設計条件|はり」において以下の書式の改善を行いました。
    • 上部工反力の作用位置Xcについて、同一位置で集計せずに個々の値を表示するように改善。
    • はり張り出し部上に支承が無くても、荷重ケースを表示するように改善。
  • 計算書の「結果詳細|柱の設計(許容応力度法)」において、作用モーメントが0のため中立軸位置が求まらないケースは「-」を表示するようにしました。
  • 「形状|はり」画面において、はり上面形状の勾配高さの最小値を「0.001(m)」に緩和しました。

不具合修正

  • 安定計算および柱設計時において、はり部の重量または重心位置が正しく算出されない場合がある不具合を修正しました。(Ver.1.00.00~)
  • はりが片側のみの場合に、張出しが無い側のはり部に作用する風荷重が考慮されない不具合を修正しました。(Ver.1.00.00~)

ヘルプの変更

  • 「概要|著作権|プログラム使用権許諾」
  • 「概要|必要システム及びプロテクト|必要システム」
  • 「概要|必要システム及びプロテクト|プロテクト」
  • 「概要|プログラムの機能概要|適用基準及び参考文献」
  • 「操作方法|メニューの操作|ヘルプ」
  • 「入力|初期入力|[初期入力] ダイアログ」
  • 「入力|部材|[はり主鉄筋]ダイアログ」
  • 「入力|部材|[フーチングスターラップ]ダイアログ」
  • 「入力|部材|[計算に用いるスターラップの間隔s、断面積Aw]」
  • 「入力|荷重|[許容応力度法荷重ケース一覧]ダイアログ」
  • 「入力|荷重|[保有耐力法ケース]ダイアログ」
  • 「入力|荷重|水平方向任意荷重(橋軸方向、橋軸直角方向)]ダイアログ」
  • 「入力|考え方|[共通]ダイアログ」
  • 「入力|考え方|[許容応力度法]ダイアログ」
  • 「入力|考え方|[保有耐力法]ダイアログ」
  • 「震度算出(支承設計)と下部工プロダクトの連動」
  • 「計算理論及び照査の方法|許容応力度法によるはりの設計|設計引張力に対する照査(コーベルとして設計する場合)」
  • 「計算理論及び照査の方法|許容応力度法によるはりの設計|せん断力に対する照査」
  • 「計算理論及び照査の方法|許容応力度法による安定計算及び柱、フーチングの設計|作用荷重|任意荷重、その他作用力(オプション荷重)」
  • 「計算理論及び照査の方法|許容応力度法による安定計算及び柱、フーチングの設計|フーチングの設計|せん断力に対する照査」
  • 「計算理論及び照査の方法|保有水平耐力法によるはりの設計|せん断力に対する照査」
  • 「計算理論及び照査の方法|保有耐力法によるフーチングの照査|直接基礎の場合|せん断力に対する照査」
  • 「Q&A|3.自重、慣性力」
  • 「Q&A|5.浮力、土圧・水位」
  • 「Q&A|9.配筋」
  • 「Q&A|14.連動」

Ver.1.03.00更新日:'09.09.28

改良事項

  • 「基礎の設計計算,杭基礎の設計」との連動において、地盤種別の連動に対応しました。
  • 「震度算出(支承設計)」との連携において、地盤種別に関する計算書の連動に対応しました。
  • 「初期入力」画面において、「地域区分」または「地盤種別」が変更された場合は、「kh、Cz・khco」を自動的に再計算し設定できるようにしました。
  • 「基礎の設計計算,杭基礎の設計」との連動において、常時,レベル1地震時の連動荷重ケース数の上限を60ケースに拡張しました。
  • 小判はりの高さ制限を0.1mに緩和しました。
  • 張出しはりにおいて、はり下端テーパーが柱内に位置する形状へ対応しました。
  • 「荷重|はり設計用鉛直反力」画面において、支承位置のガイド図に柱形状を表示するようにしました。
  • 「荷重|許容応力度法ケース|許容応力度法荷重ケース」画面において、「略称」の最大文字数を12文字に拡張しました。
  • 常時,レベル1地震時の検討において、洗掘状態における土砂高さを荷重ケースごとに指定できるようにしました。
  • 常時,レベル1地震時の検討において、オプション荷重の「水平方向任意荷重(橋軸方向、橋軸直角方向)」を柱照査時のみに適用できるようにしました。
  • 「深礎フレーム」との連動において、大口径深礎時の基礎上の作用力(土砂重量、浮力等)を連動時の荷重として考慮できるようにしました。
  • はりの設計(許容応力度法)において、死荷重時の必要斜引張鉄筋量算定に用いる鉄筋の許容引張応力度σsaを死荷重時の値と検討時の荷重状態における値から選択できるようにしました。
  • はりのコーベルとしての照査において、せん断摩擦理論による照査に対応しました。
  • はりの設計(コーベルとしての設計)において、側面用心鉄筋必要量算出時の配置主鉄筋に対する割合を任意に指定できるようにしました。
  • 「基準値|計算用設定」画面において、「荷重状態」の規定値に「死荷重+温度」ケースを追加しました。
  • 橋座の設計において、補強鉄筋を径と本数により指定できるようにしました。
  • 結果確認の「部材設計|柱(保有耐力法)」において、基礎連動時の基礎設計用水平震度khpおよび耐力に大きな余裕があるかの判定を表示するようにしました。
  • 計算書の「結果詳細」において、出力項目ごとの単独プレビュー機能を追加しました。
  • 出力項目の設定において、保有耐力法ケースの検討する方向が選択されていない場合は「柱の設計(保耐法)」及び「フーチングの検討(保耐法)」を選択できないようにしました。
  • 計算書の「結果詳細」において、直接基礎時の基礎バネに関する計算書を表示できるようにしました。
  • 計算書の「結果詳細」において、出力項目に付属設計の「橋座の設計」を追加しました。
  • 計算書の「結果一覧|許容応力度法」において、せん断応力度の項目に斜引張鉄筋量Awおよび必要斜引張鉄筋量Awreqの項目を追加しました。
  • 計算書の「結果詳細|設計条件|許容応力度法荷重ケース」において、鉛直支持力の照査を行わない場合は、支持力検討条件を出力しないようにしました。
  • 計算書の「結果詳細|はりの設計|鉛直方向断面の設計(許容応力度法)」において、コーベルとしての判定条件を満たさず、通常のはりとして設計を行う場合は、その旨のコメントを表示するようにしました。
  • 計算書の「結果詳細|設計条件|はり(レベル2地震時)」において、その他死荷重の項目は死荷重時の鉛直力ではなく地震時慣性力を表示するようにしました。
  • Acrobat3D(PDF出力)に対応しました。
  • Windows7に対応しました。

変更事項

  • 杭基礎,深礎基礎プログラムとの連動において、以下の操作時に「F8 Com Server」がインストールされていない場合は、「F8 Com Serverのインストール」画面を自動的に起動するようにしました。

不具合修正

  • はりの設計(許容応力度法)において、「活荷重及び衝撃以外の主荷重が作用する場合(はり部材等)」用の鉄筋の許容引張応力度が、適用すべきでない荷重ケースに用いられる場合がある不具合を修正しました。(Ver.1.00.00~)
  • 結果確認の「結果総括」、「部材設計」、「部材設計|フーチング(保有耐力法)」において、最小鉄筋量の照査のみがNGの場合にボタンの表示が赤くならない不具合を修正しました。(Ver.1.00.00~)
  • 結果確認の「安定計算」および計算書の「結果一覧」、「結果詳細|安定計算」において、フーチング剛体照査時のフーチング厚さの表示が計算に用いた値と異なる場合がある不具合を修正しました。(Ver.1.00.00~)
  • 「基礎の設計計算,杭基礎の設計」との連動において、2.5次元解析かつフーチングの橋軸直角方向に非対称テーパーがある場合、常時,レベル1地震時のフーチング下端に作用する直交方向のモーメントが正しく計算されない不具合を修正しました。(Ver.1.00.00~)
  • 「基礎の設計計算,杭基礎の設計」との連動において、フーチングスターラップに丸鋼を使用している場合、断面積が正しく連動されない不具合を修正しました。(Ver.1.00.00~)
  • 計算書の「結果詳細|フーチングの検討(許容応力度法)|せん断力に対する検討」において、断面力集計表の杭反力に関する情報が正しく表示されない場合がある不具合を修正しました。(Ver.1.00.00~)

ヘルプの変更

  • 「操作方法|メニューの操作|基準値|[基礎地盤]タブ」
  • 「操作方法|メニューの操作|付属設計|橋座の設計(入力データ)」
  • 「操作方法|メイン画面の操作|基本的な操作について」
  • 「入力|初期入力|[地盤種別の判定]ダイアログ」
  • 「入力|部材|[はり主鉄筋]ダイアログ」
  • 「入力|部材|[フーチングスターラップ]ダイアログ」
  • 「入力|荷重|[許容応力度法荷重ケース]ダイアログ」
  • 「入力|荷重|[保有耐力法ケース]ダイアログ」
  • 「入力|荷重|[水平方向任意荷重(橋軸方向)]ダイアログ」
  • 「入力|荷重|[水平方向任意荷重(橋軸直角方向)]ダイアログ」
  • 「入力|考え方|[共通]ダイアログ」
  • 「入力|考え方|[許容応力度法]ダイアログ」
  • 「入力|考え方|[保有耐力法]ダイアログ」
  • 「計算確認|はり(許容応力度法)」
  • 「計算確認|柱(保有耐力法)」
  • 「計算書作成|[出力項目の設定]ダイアログ」
  • 「計算理論及び照査の方法|許容応力度法によるはりの設計|コーベルとして設計する場合」
  • 「Q&A|5.浮力、土圧・水位」
  • 「Q&A|10.はりの設計」
  • 「Q&A|11柱の設計」

Ver.1.03.01更新日:'11.06.22

要望対応

(入力部)

  • 「基準値|計算用設定」画面において、鉄筋材質「SR235」の「はり部材に適用する許容引張応力度」の初期値を「80.0(N/mm^2)」へ変更しました。

(出力部・結果確認部)

  • 計算書の「結果一覧|地震時保有水平耐力法|フーチング」において、作用断面力を絶対値で表示するようにしました。

(その他)

  • 「基礎の設計計算,杭基礎の設計 Ver.9」との連動に対応しました。
    ※「初期入力」画面の「連動対象」で選択してください。

ヘルプ

  • [概要-バージョン及び改良点-Ver 1.03.01について]

Ver.1.04.00更新日:'16.04.19

変更内容

【重要なお知らせ】

ライセンスの認証をサブスクリプション方式に変更しました。
従来のハードウェアキー・WEB認証コードでは使用できませんのでご注意ください。
詳しくは、弊社ホームページの「FORUM8サブスクリプションサービス移行のご案内」をご覧ください。
https://www.forum8.co.jp/product/subscription.htm


【要望対応】

  • ファイルメニューに「サンプルデータフォルダを開く」を追加しました。
  • ヘルプメニューに「製品サポートQ&Aページ」を追加しました。

ヘルプ

  • [概要|バージョン及び改良点|Version1.4.0について]

Ver.1.04.01更新日:'20.01.14

変更内容

【ライセンス認証】

2019年10月のWindows Update 月例パッチ適用後、通信エラーが発生しWeb認証が出来ない場合がある不具合を修正しました。


ヘルプ

  • [概要|バージョン及び改良点|Version 1.4.0 ~ 1.4.1について]
  • [概要|必要システム及びプロテクト|必要システム]
  • [Q&A|10.はりの設計]
  • [Q&A|11.柱の設計]
  • [Q&A|12.フーチングの設計]
  • [Q&A|14.連動]
  • [Q&A|15.その他]

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