Vol.8
本連載は、フォーラムエイトの製品ラインナップに新たに加わった、クラウド会計シリーズ「スイート建設会計」「スイート法人会計」「スイート給与計算」についてのコーナーです。フォーラムエイトのクラウド開発チームから製品の機能や関連情報をご紹介します。

株式会社Enishiイノベーション
都内で飲食店を複数店舗経営している株式会社Enishiイノベーション。コロナ禍で飲食店の経営は大変そうですが、スイートシリーズ(スイート法人会計・スイート給与計算)を導入していただいています。代表の大原社長にお聞きしました。

―コロナ禍で飲食店経営は大変だと聞いていますが、いかがでしょうか。

「営業自粛期間が長いので大変ですね。当社は都内での経営ですので国や都からいろいろな補助金がありますで大変助かっています。また、店舗開店当初は全く考えていなかったデリバリーとテイクアウトが増えましたね。特にUberEatsや出前館の比率が高くなっています。これによって管理する業務が大幅に増えていますね。結構大変なんですよ、これが・・・。」

―スイートシリーズを導入されたきっかけを教えてください。

「5年前に会社を退職し開業しました。前職では、別のパッケージ会計ソフトを使っていたのですが、スイート法人会計の入力画面が違和感なく利用できそうだったので決めました。私の場合は店舗と自宅で利用しますので、クラウドにしようと決めていました。ノートPCを持ち歩けばインストール型のパッケージでもいいかもしれませんが、私はデスクトップの大画面でデータを見ないと経営判断をまちがえるような気がして(笑)、データがサーバーにあるスイートシリーズのクラウドは、店舗のPCでも自宅のPCでも利用できるので大変助かっています。」

―スイートシリーズを選んでよかった点を教えていただけますか。

「ここ数年、補助金を申請するのに、過去3年の同月売上や直近3ヶ月の売上などを集計する必要が多かったのですが、スイート法人会計は過年度データの検索が簡単でCSV出力ができるので、スイートシリーズとExcelを連携して申請書を作っていました。」
「あと、複数店舗経営していると管理する必要があるアルバイトの人員がどんどん増えていきます。スイート給与計算は、人員管理が簡単で便利ですね。とくに店舗の場合は、給与の支給日にスタッフが全員出社するわけではないので、給与明細書を各自がスマホで確認できる機能は助かっています。あとは、導入前はスタッフの履歴書は店舗管理だったのですが、履歴書が個人の台帳に添付できるので便利ですね。いつでも確認できます。」

―スイートシリーズをご利用していて便利なところはどこですか?

「売上管理は基本Excelでしています。店舗別のレジのデータやデリバリーのUberEatsや出前館のデータも一度すべてExcelで集計しています。最近はこの日々の詳細データのまま、スイート法人会計のデータコンバート機能で仕訳に変換して取り込めるようにしました。こうするとスイート法人会計の元帳等の機能で集計や検索できるのでより便利になりました。これは飲食店経営している方にお勧めですよ。」

―今後のご要望がありましらお聞きして開発部に報告させていただきますが・・・。

「基本的には、ほぼ満足しています。今後は、もっとスマホで閲覧や簡単な入力がでできるようになるといいすね。移動中の電車の中でスイートシリーズが利用できるともっと便利になるかなと思います。」


はじめに

ERPは「Enterprise Resource Planning」の頭文字から来ていて、訳しますと「企業資源計画」。企業の持つ資源=「人」「物」「金」「情報」を一元管理・有効活用するという考え方、またはそれを実現するためのシステムを指しています。


スイートERP

各部門ごとに運用されている業務システムをイメージして下さい。複数の業務間で情報連携する際に手作業で転記するような非効率が存在していたり、情報連携に時差があって更新自体が遅れるといった問題、また、業務システム運用数が膨大なことによるシステム維持のためのコスト増、予算確保できずシステムが陳腐化してしまう等の問題が発生します。

「人」を管理する人事管理、「物」を管理する在庫管理・生産管理・業務管理、「金」を管理する販売管理・顧客管理など一つひとつバラバラのシステムを使うよりも、1つのシステムでまとめて管理することで全体の効率化・情報の一元化が可能になります。

スイートERPは、これらの課題を解決します。

GSS/TSG

GSS(Groupware Support System)は、各種ワークフロー、勤怠管理、予定管理や文書管理など様々な機能を有する汎用的な業務管理システムです。既にお客様が導入されているシステムへの連携など個別にカスタマイズしてのご提供が可能です。社員情報、各種申請データ等の連携が可能です。

TSG業務管理システムは、各種業務ごとの進捗管理、情報共有、見積工数管理、実績工数管理(全体および社員個別)、月次処理などの機能を有しており、業務管理の効率化が図れます。

スイート会計のWeb API

スイート建設会計、スイート法人会計では、現在下記のWeb APIが利用可能となっていますので効率的な情報連携ができます。

例えば、仕訳帳API機能では、外部システムからスイート会計に対して仕訳番号範囲・対象日付範囲などの条件をリクエストし、レスポンスとして仕訳番号・計上日付・計上区分・入力日付・勘定科目コード・勘定科目名称などを取得できます。

会計に関わるDXでは、「電子帳簿保存法」(令和4年税制改正、2年間猶予付き)、「電子インボイス制度」(令和5年10月開始)など、スピーディな展開が続いています。弊社では、スイート会計/スイートERPでも対応を進めてまいります。

API機能名称
会社特定API 合計残高試算表API
会社情報API 補助合計残高試算表API
勘定科目取得API 仕訳帳API
総勘定元帳API 仕訳登録API
補助元帳API 仕訳削除API

スイート会計シリーズ 最新版

最新版のスイート法人会計/スイート建設会計では、勘定式の決算書出力に対応、仕分け入力画面において科目名からも検索/入力が可能、新規科目の追加時に直前に選択していた条件に応じて帳票種類の初期値を設定、「決算整理仕訳の金額を表示」オプションで各月に決算整理仕訳を含めた表記に対応、などに対応しました。

最新版のスイート給与計算/スイート給与計算-出面管理では、令和4年度版の労働保険年度更新、標準報酬月額改定に対応、賞与明細のCSVファイル読込み・書出し、賞与集計表機能、などに対応しました。

スイート会計入力支援サービス

低価格で高品質の経理伝票入力支援サービス!
バックオフィスにかけていた人件費削減を可能にします

 


前ページ
  
インデックス
  
次ページ
(Up&Coming '22 秋の号掲載)
戻る
Up&Coming

LOADING