• 電波タイムズダイジェスト Vol.26
    2021.01~2021.03

    このコーナーでは電波タイムズ紙で掲載されたニュースより、U&C読者の皆様に関連の深い画像・映像、情報通信、建設土木、自動車など各分野の注目トピックをピックアップしてご紹介いたします。

    ■国交省/自動運転技術関連の国際基準等導入/運送車両保安基準等を法令整備

    国土交通省は、自動運転技術に関する国際基準等を導入する。今般、「高速道路等における運行時に車両を車線内に保持する機能を有する自動運行装置に係る協定規則(第157号)」、「サイバーセキュリティシステムに係る協定規則(第155号)」、「プログラム等改変システムに係る協定規則(第156号)」及び「後面衝突時の燃料漏れ防止及び電気自動車に係る協定規則(第153号)」が、国際連合欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(WP29)において新たに採択されたこと等を踏まえ、日本においてもこれらの規則を導入するとともに、改正された他の規則を保安基準に反映させるなどを目的として保安基準の改正等を行うことにした。主な改正項目は、道路運送車両の保安基準、道路運送車両の保安基準の細目を定める告知等の一部改正等。①高速道路等における運行時に車両を車線内に保持する機能を有する自動運行装置の要件について、協定規則第157号の要件を適用する。②現在自動運行装置を備える自動車に適用しているサイバーセキュリティ及びソフトウェアアップデートの基準について、自動運行装置を備える自動車以外の自動車にも適用する③自動車の幅を測定する際にその対象から除外する項目として、安全運転支援のための検知装置等を追加する、など(2021.01.18/1面)



    ■第6回「ITS Japanコミュニティプラザ」開催/全世代のモビリティと交通まちづくり

    ITS Japan(東京都港区芝公園、会長:佐々木眞一トヨタ自動車元副社長)は、3月11日(木)午後1時から3時まで、オンライン配信「2020年度第6回『ITS Japanコミュニティプラザ』」を開催。「全世代のためのこれからのモビリティと交通まちづくり」と題し、「ITSによるスマートコミュニティ実現委員会」のこれまでの活動・成果を紹介するとともに、最前線で活躍している専門家によるスマートモビリティサービスの動向について講演する。「ITSによるスマートコミュニティ実現委員会」では、交通まちづくりの観点から様々な取組みをしており、特に2つの観点で活動をしている。ひとつはスマートコミュニティの観点から、「街の賑わい」と「移動」の関係を重視した交通まちづくりを実現することを目標に、評価方法を考案し、具体的な街でワークショップを実現してきた。もうひとつは移動制約者を考慮した誰もが生涯安全安心に利用できる交通システム・サービスの検討や意見交換などを行いながら進めてきた。最近では、人を中心とした(ヒューマンセントリックな)移動はどうあるべきかが注目されており、MaaSによる地域の経済性と連携したモビリティの選択肢も具体的に進められている。このイベントを通して、広く参加者(会員限定)との意見交換が期待される。(2021. 02.17/5面)


     
    ■協力・記事提供:株式会社電波タイムス社  HP:http://www.dempa-times.co.jp/
    (Up&Coming '21 春の号掲載)
     

    (Up&Coming '21 春の号掲載)
     

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