New Products & Service 橋梁下部工

橋脚の設計・3D配筋
(部分係数法・H29道示対応) Ver.4

H29道路橋示方書に準拠した橋脚の設計計算、図面作成プログラム

●新規価格 440,000円

●リリース2020年9月

3DA対応
計算・CAD統合
 3D配筋対応

Ver.4の改訂内容

今回は、「橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.4」で対応した下記の2項目についてご紹介します。

・震度算出-下部工-杭基礎製品の計算書統合

・免震橋としての非線形動的解析モデルエクスポート

震度算出ー下部工ー杭基礎製品の計算書統合

「震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)Ver.4」でもご紹介しましたように、震度連携時の計算書統合機能に対応しました。さらに、下部工製品(橋脚、橋台)では、杭基礎製品との連動時も両製品の計算書統合出力を可能としました。杭基礎連動状態かつ両製品の計算書が作成可能な状態で、図1の設定を行うことで自動的に計算書を結合しプレビュー及び印刷を行うことができます。なお、現時点での統合出力機能対応製品は下記のとおりです。

・「橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.4」

・「橋台の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.4」

・「基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.4」

図1 統合出力選択画面

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

図2 統合出力橋脚からのプレビュー

免震橋としての非線形動的解析モデルエクスポート

柱の偶発(レベル2地震動)の照査方法に「動的解析(免震橋)」の設定を追加しました。これにより、非線形動的解析エクスポート時の水平変位の制限値をH29道示Ⅴの式(14.3.1)とすることが可能です。また、「震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)Ver.4」で拡張された免震支承のバイリニアモデル生成機能及びエクスポート機能と併用することで、免震橋の非線形動的解析を強力にサポートします。

図3 免震橋エクスポート

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図4 免震橋エクスポート(変位の制限値)

その他の対応項目

Ver.4では、これまでにご紹介した機能に加え、下記についても対応を行っています。

・橋軸方向に作用する流水圧対応

Ver.3.3で対応した風荷重に続き、流水圧を考慮可能にしました。

・はり設計機能の照査拡張

コーベルとしての照査、端接合部の照査について計算機能及び結果表示の拡張及び改善を行っています。

・3Dアトリビュート(属性表示)

弊社製品で順次対応を行っている3Dモデルの属性情報表示を行います。

上記以外にも複数のご要望に対応しており、今後も拡張・改善を継続していく予定です。

図5 3Dアトリビュート(橋脚)

(Up&Coming '20 秋の号掲載)

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