New Products & Service | FEM解析 | |||||
●新規価格 Ultimate:2,310,000円(税抜2,100,000円) ●リリース2021年4月 |
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概要 Engineer's Studio® Ver.10では下記の機能を追加しました。
いずれも適用範囲は、一軸曲げ問題です。二軸曲げ問題には適用できません。二軸曲げ問題にはファイバー要素を採用してください。 軸力変動を考慮したM-φ要素 断面から自動的に作成するM-φ特性の場合は、ナビゲーション「モデル特性|M-φ特性」のM-φ特性表またはM-φ特性サムネイルにおいて、変動する軸力の最大最小の値と個数を入力します。そして「プレ処理」ボタンを押すと軸力の個数分のM-φ特性が算出されます(図1)。 断面から自動算出しない任意設定のM-φ特性の場合は、軸力の個数分のMとφを直接入力します。 FEM解析を実行すると、各軸力のM-φ特性が複数同時に考慮されます。図2は、軸力が3つの場合の例です。軸力がN1、N2、N3の場合のM-φ特性が用意されています。 荷重が載荷されると、あるステップでは、図3のように3つのM-φ特性がすべて同時に更新され、A点、B点、C点にきます。たとえば、そのステップで得られた新しい軸力がN1とN2の間にある場合は、A点とB点の間を線形補間して新しい曲げモーメントと剛性が作成されます。 荷重が除荷される場合も同様に処理します。あるステップでは、図4のように3つのM-φ特性がすべて同時に更新され、D点、E点、F点にきます。たとえば、そのステップで得られた新しい軸力がN1とN2の間にある場合は、D点とE点の間を線形補間して新しい曲げモーメントと剛性が作成されます。 軸力変動を考慮したM-θモデル(ばね要素) 前述の軸力変動を考慮したM-φ要素の場合と同様に処理されます。 その他 曲率照査、塑性率照査(H24道示)、残留変位照査、変位照査(H29道示)についても軸力変動を考慮した応答値と照査値が算出されます。 |
(Up&Coming '21 春の号掲載) |
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