New Products & Service | 橋梁上部工 | ||
●新規価格528,000円(税抜480,000円) ●リリース2022年1月 |
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Ver.4改訂内容 「任意形格子桁の計算(部分係数法・H29道示対応)Ver.4」では、メタル橋の設計における業務効率の向上を図るため、以下の機能追加や拡張を行います。
登録断面機能 断面形状から剛性を自動算出する機能に対応します。弊社別製品の「FRAMEマネージャ」や「UC-BRIDGE」のように、断面形状を作成、登録する機能を追加し、データ一覧から使用したい断面を選択することで、形状から得られる断面諸量を自動設定することを可能とします。また、断面データの保存、読込みにも対応し、別製品の登録断面データ(*.srw)を流用することで、設計者の断面作成にかかる手間を軽減させます。 主桁部材の平均剛性算出 メタル橋における主桁の設計では、継手位置等に断面変化を設けることで、部材毎に発生する断面力から最適な断面を検討することがあります。Ver.4の改訂では、主桁部材毎に断面変化位置を指定し、その区間での平均剛性を算出する機能を追加します。この機能によって得られる平均剛性で格子計算を行うことにより、断面変化位置における断面力を簡易的に算出することができます。 メタル橋における抵抗モーメント図の作成 抵抗モーメントは、応力度が許容値と等しくなる時の曲げモーメントを意味しており、下記の応力度算定式を逆算することで求められます。 ・・・・・・(1)
(1)式をσ=σa、Mz=Mr(抵抗モーメント)として、書き直したものが次式となります。 ・・・・・・(2)
ここに、 Iy :断面図心における鉛直軸回りの断面二次モーメント 主桁の設計では、抵抗モーメントが外力として作用する曲げモーメントを超えていないことをチェックすることで、断面が安全性を確保しているか判断することができます。Ver.4の改訂では、断面変化区間の左端・右端、支間中央における抵抗モーメントの算出と共に、主桁毎に生じる抵抗モーメントと曲げモーメントを図化する機能に対応します。 |
(Up&Coming '22 新年号掲載) |
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