一般財団法人 VR推進協議会は、様々な産業分野での活用と発展のため、メー
カー・大学などの研究者・エンジニアに開放するVRを利用したバーチャルな
プラットフォームを提供することを目指し、各種活動を展開します。
Vol.11
https://vrp.or.jp
オープンデータを活用した3DVRハザードマップの構築事例について

■各種オープンデータについて

地理情報、インフラ情報にかかわるオープンデータの一例としては、下記のようなものが順次公開され、利用できます。

名称 Project PLATEAU(プラトー) G空間情報センター 国土交通データプラットフォーム 地理院地図(電子国土Web)
URL https://www.mlit.go.jp/plateau/ https://www.geospatial.jp/gp_front/ https://www.mlit-data.jp/platform/ https://maps.gsi.go.jp/
運営主体 国土交通省 (一社)社会基盤情報推進協議会 (一社)社会基盤情報推進協議会 国土交通省国土地理院
概要 道路(橋梁、トンネル等)、砂防、ダム、港湾といった複数分野の社会資本情報を登録したシステム。社会資本の基本情報(施設名称、所在地、完成時期等)や維持管理情報(点検結果等)を簡易に検索し、分析・2D地図上に表示が可能。 行政機関や民間が保有する多種多様なG空間情報が登録されている。基盤的情報、地形・地質・土地分類、防災・災害、気象観測等、環境、土地登記等、統計その他。民間の提供するデータについても有償で利用可能。 国土や経済活動、自然現象に関するデータを検索・表示・ダウンロード可能。2021年8月リリースのVer 2.0では、PLATEAUと連携し、3D都市モデルの表示・検索・ダウンロードが可能。各種データとAPI連携を順次拡大予定。 標高データ、年代別の写真データ、緊急輸送道路、防災地理情報、指定緊急避難場所、道の駅情報など、各種情報を閲覧することが可能。Webブラウザ上での3D表示機能やダウンロード、色別標高図の作成などを行うことが可能。


■3DVRソフトウェアにおけるオープンデータの活用

3DVR浸水ハザードマップ
電子国土Webから読込んだ地形、プラトーなどのオープンデータから建物情報を取り込み、ベース空間再現。浸水氾濫・津波などの高精度な解析シミュレーション結果と連携して、VR Design Studio UC-win/Road(開発:フォーラムエイト)で、可視化しています。これにより、防災教育や避難訓練などにおいて、わかりやすい避難誘導説明を実現することが可能となっています。また、作成データは、Webで閲覧できる3DVRデータとしても公開可能で、全体俯瞰、避難場所の位置、浸水前後の様子を様々な視点から確認することが可能となっています。

全体俯瞰(左上)、水位表示(右上)、避難所表示(左下)、浸水範囲・浸水深の表示(右下)

3DVR土砂災害(土石流)ハザードマップ
電子国土Webから読込んだ地形や、測量データを取り込んだ地形の3DVR空間をベースに、京都大学大学院農学研究科で開発された「土石流シミュレータ(Kanako)」をソルバーとして解析された土砂災害(土石流)の結果をVR Design Studio UC-win/Road(開発:フォーラムエイト)で、可視化しています。
解析においては、土石流災害の防止・軽減策の有効な手段の一つとして考えられる、砂防堰堤の設置効果も検討することが可能です。また、3DVRによる可視化やWebでの公開により、危険度が高い区域については、事前シミュレーションによる情報伝達や警戒避難体制の整備、地域住民への危険の周知を図ることも可能となります。

土石流解析結果の可視化

VR推進協議会においても、今後これらを活用したVRプラットフォームの整備を順次進めてまいります。


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(Up&Coming '21 秋の号掲載)

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