選手にインタビュー

WRC2の総合チャンピオン、サミ・パヤリ選手

Q.日本のステージはどんな印象ですか?

かっこいい。まあ、なんていうか、ちょっと厄介で、くねくねして狭いステージなんだ。ドライビングのリズムが悪いと、本当に、本当にトリッキーになる。ステージ自体はかなりスローで、一見簡単そうに見えるかもしれないけど、実際にはかなりトリッキー。それに天候も、安定していればいいんだけど、森の中では湿気があったりするので、路面状況が変化したり、その環境に対応する必要があるね。

WRC1 勝田貴元選手

Q.3回目のラリージャパンの印象は?

年々ファンが増えて、ファンミーティングも、リエゾンもたくさんのファンがいてくれました。ほんとにお祭り状態だった。こうやってラリージャパンを続けていくことで、文化としてつながっていく、さらにもっと大きくなっていくんじゃないかな。この盛り上がりはとってもうれしいです。

WRC2に出場する父、勝田範彦選手と貴元選手

Q.新しい道に苦手意識があります。どうすれば楽しめますか?(お悩み相談)

新しい道には発見がある。ペースノートをつくっていても、新しいステージは今まで使ったことがなかった表現が必要になったりする。楽だけれど、同じはつまんない。新しいことは大変だし難しいけれどそこが面白い。こんな道もあるんだ、発見に繋げて楽しんで!

ラリージャパン2024 コ・ドライバー同乗体験プログラム

DAY1におこなわれるシェイクダウン(テスト走行)で、トップカテゴリで出場する選手の車両に同乗できる特別イベント「コ・ドライバースペシャル体験企画」。ついに憧れのアンドレアス・ミケルセン選手の助手席デビューを果たした長野県から参加した福澤海香(みか)さんに、まだほっぺが赤いホカホカの状態でお話を聞いた。

楽しかった。怖くはなかった。ジェットコースターみたいだったとの感想。同乗後、「すごい叫んでたね」ってミケルセン選手と会話をして大喜び。横にいるのと、選手の運転とどっちがドキドキでしたか。という質問には、「横にいること!」と即答。ニヤニヤがうつる。

5、6年前からお父さんの影響でラリーファンになったという福澤さんは、お父さんと一緒にラリージャパン観戦3年目。今、お父さんは?「次のサイン会に向けて順番に並んでくれてますー(笑)」。

最終日。ヒョンデのサービスエリア前でお父さんと選手を待つ

サービスパーク

たくさんのファンが見守る中、最後の調整に全力を尽くすメカニック

少しの時間でも、ファンサービスをかかさない選手たち

「いっぺん たべらっせ」恵那の方言で「いっぺん食べてみてください」の意。「いっぺん たべやぁ」は親しい間柄で使う。

恵那市で、お団子のように小さな丸が連なっている“あまから本店”と、わらじ型の“かんのん茶屋”を訪問。いずれも味噌には砕いたクルミがはいっていて、食べた後、ほわっと風味が残る味わい。

あまから 本店

〒509-7201
岐阜県恵那市大井町295−12

伝説の五平餅 かんのん茶屋

〒509-7602
岐阜県恵那市山岡町馬場山田167−2

五平餅にささっている木の棒の名前知ってる?
ヒント:人の名前みたい。

正解「ほせ」でした。

いっぺん たべりん 豊田市編 WRCスペシャル

豊田スタジアムに続く道沿いのイタリアンレストラン。去年のラリージャパンの時、海外のラリー関係者から、「サラミとハムをのせたピザを作って」とリクエストされたトッピングが今年、満を持してラリー期間限定メニューとして登場!特にラリー期間中は、色々な言語が飛び交うラリーを照らす灯台に。

Pizzeria il faro

〒471-0027
愛知県豊田市喜多町4丁目28 プレステージホテル 1F

knot

〒471-0024 豊田市元城町1-39

北欧のお店のような美しい佇まいのドーナツ屋さんで「WRC」ドーナツを発見。ラリーに合わせて販売されていた。ドーナツターンを観ながらドーナツをほおばる至福の時。ご主人自ら設計した店舗は、ドーナツをつくるキッチンもガラス越しに見ることができる。

大米屋かっちゃん店

〒441-2522 愛知県豊田市武節町車田8-1

「からすみ」といえば、魚の卵巣を塩漬けにした珍味を連想する。岐阜県東濃や愛知県奥三河地方で米粉を使ったお菓子を「からすみ」と呼び、親しまれている。ういろうに似た外見ながら、ういろうより、口当たりが軽くてもっちりとした食感。「どんぐりの里 いなぶ」のタイヤフィッティングゾーンそばに設けられた関係者用の休憩所では、地元の方が手作りしたお菓子がたくさん振る舞われていた。近所でお店を営む河合さんが、早朝4時から手作りした100個の一口サイズの「からすみ」もそのひとつ。配達したあとは、着物に着替えてラリーの応援へと向かい、大忙しの一日を過ごされた。

(Up&Coming '25 新年号掲載)




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