更生管の計算 Ver.3

管きょ更生工法における設計・施工管理ガイドライン(公益社団法人 日本下水道協会)に基づいた、更生自立管、更生複合管の計算プログラム

更生管の計算 Ver.3

初版リリース:2014.10.07/最新版リリース:2018.03.26

¥190,300(税抜¥173,000)

プログラム概要

管きょ更生工法における設計・施工管理ガイドライン(案) 公益社団法人 日本下水道協会に基づいた更生自立管の計算、および線形はりばねモデルによる更生複合管の計算を行うプログラムです。

▲メイン画面

▲基本条件

▲計算書プレビュー


関連情報

◆新製品情報
更生管の計算 Ver.3(Up&Coming '18 春の号掲載)

プログラムの機能と特長

適用範囲

更生材単独で自立できるだけの強度を発揮させ、新設管と同等以上の耐荷能力を有する自立管の検討及び既設管きょと更生材を一体化させ、新設と同様の性能を有する複合管の線形解析による検討が可能です。

自立管

計算
  1. 自立管の常時の計算(管厚算定)、地震時の計算が可能。
  2. 常時の計算では、曲げ強度による管厚と、たわみ率による管厚、外水圧による管厚の算定が可能。
  3. 地震時の照査では、管体応力の照査、マンホール接続部の屈曲角、抜き出し量の照査が可能。
  4. 更生工法毎の物性値を基準値として追加、編集することが可能。
  5. 表層地盤の特性値TG、設計応答速度Svは、任意に指定することが可能。
  6. 基盤層データの直接指定が可能。
  7. 複数の土かぶり高にて検討が可能。比較表としても出力が可能。
  8. 自動車荷重において、荷重をT-25、T-20、T-14、T-10、直接指定から選択可能。
    また、断面力の低減係数を考慮することが可能。

照査項目
常時の検討
  • 曲げ強度による管厚算定
  • たわみ率による管厚算定。
  • 外水圧による管厚。
地震時の検討
  • 地震動による管体応力。
  • 地震動による屈曲角。
  • 地震動による抜き出し量。
  • 液状化に伴う側方流動による管体応力。
  • 液状化に伴う側方流動による抜き出し量。
  • 液状化に伴う地盤沈下による管体応力。
  • 液状化に伴う地盤沈下による屈曲角。
  • 液状化に伴う地盤沈下による抜き出し量。
  • 傾斜地の永久ひずみによる抜き出し量。

▲側方流動による発生応力

地盤
  • 地盤は水平で、傾斜地盤には対応していません。
  • 管頂は地表面より深いこと。地表面よりも上に管きょが突出しているケースには対応していません。
  • 基盤面は管底より深いこと。管きょが基盤層に入っているケースには対応していません。
荷重
  • 常時の検討では、荷重として、常時土圧、自動車荷重を考慮可能です。
  • 常時土圧は、ヤンセン公式、直土圧公式、テルツァギーの緩み土圧から選択可能です。

▲ヤンセン公式説明図


複合管

計算
  1. 線形解析による複合管の計算が可能。
  2. 更生管として、常時、地震時(鉛直断面照査、継手照査)の計算が可能。
  3. 既設管として鉄筋コンクリート管を基準値から取得が可能。
  4. 表層地盤の特性値TG、設計応答速度Svは、任意に指定することが可能。
  5. 基盤層データの直接指定が可能。
  6. 自動車荷重において、荷重をT-25、T-20、T-14、T-10、直接指定から選択可能。
    また、断面力の低減係数を考慮することが可能。
  7. はりばねモデルの線形解析による鉛直断面照査、継手の耐震計算。

照査項目

常時の検討  

  • 輪荷重、鉛直土圧、水平土圧による管体応力。

地震時の検討  
  • 常時荷重および地震動による管体応力。
  • 常時荷重および地震動による継手の照査。

地盤
  • 地盤は水平で、傾斜地盤には対応していません。
  •  
  • 管頂は地表面より深いこと。地表面よりも上に管きょが突出しているケースには対応していません。
  •  
  • 基盤面は管底より深いこと。管きょが基盤層に入っているケースには対応していません。
荷重
  • 常時の検討では、荷重として、常時土圧、自動車荷重を考慮可能です。
  •  
  • 常時の鉛直土圧は、直土圧公式またはゆるみ土圧式から算出します。水平土圧は、静止土圧またはランキン土圧から算出します。

液状化の判定

液状化の判定は、「道路橋示方書・同解説 V耐震設計編 公益社団法人 日本道路協会」に準拠したものとなり、準拠基準として、平成14年版と平成24年版の基準から選択することができます。

適用基準及び参考文献


適用基準
管きょ更生工法 (社)日本下水道協会、『管きょ更生工法における設計・施工管理 ガイドライン-2017年版-』
(社)日本下水道協会、『管きょ更生工法における設計・施工管理 ガイドライン(案)』
(社)日本下水道協会、『更生管の手引き(案)』
耐震対策指針 (社)日本下水道協会、『下水道推進工法の指針と解説-2010年版-』
(社)日本下水道協会、『下水道施設の耐震対策指針と解説 -2014年版-』
(社)日本下水道協会、『下水道施設の耐震対策指針と解説 -2006年版-』
(社)日本下水道協会、『下水道施設耐震計算例 -管路施設編- 前編 2001年版』
参考文献
  • JSWAS A-1 〈下水道用鉄筋コンクリート管〉(社団法人 日本下水道協会)
  • JSWAS A-2 〈下水道推進工法用鉄筋コンクリート管〉(社団法人 日本下水道協会)
  • JSWAS A-6 〈下水道小口径管推進工法用鉄筋コンクリート管〉(社団法人 日本下水道協会)
  • JSWAS K-1 〈下水道用硬質塩化ビニル管〉(公益社団法人 日本下水道協会)
  • JSWAS K-2 〈下水道用強化プラスチック複合管〉(公益社団法人 日本下水道協会)

※2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。

製品価格

本体価格

価格は税込表示です

■本体価格

製品名 価格
更生管の計算 Ver.3 ¥190,300(税抜¥173,000)

■フローティングライセンス価格

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。

製品名 価格
更生管の計算 Ver.3 ¥76,120(税抜¥69,200)

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サブスクリプションサービス 契約価格


サブスクリプションサービス 契約価格

■サポート内容
・バージョンアップ無償提供  ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX)  ・ダウンロードサービス  ・保守情報配信サービス  

※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。

価格は税込表示です

対象製品 初年度 1年
サブスクリプション(更生管の計算 Ver.3) 無償 ¥76,120(税抜¥69,200)
サブスクリプション(更生管の計算 Ver.3 フローティング) ¥106,568(税抜¥96,880)

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス価格


■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能

■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能

■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。

※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。

※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス

価格は税込表示です

■レンタルライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
更生管の計算 Ver.3 ¥85,635 ¥100,859 ¥123,695

■レンタルフローティングライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
更生管の計算 Ver.3 ¥142,725 ¥169,367 ¥209,330
      

アカデミー価格


教育関係者、研究者、学生などの教育目的のご利用に向けて、アカデミーライセンスを提供しています。

アカデミー価格

価格は税込表示です

製品名 アカデミー価格
更生管の計算 Ver.3 ¥152,240(税抜¥138,400)

バージョンアップ開発履歴


バージョンアップ開発履歴

■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。

 更生管の計算 Ver.3
バージョン リリース日 主なバージョンアップ内容
3.0.0 18/03/26
  1. 1.「管きょ更生工法における設計・施工ガイドライン-2017年版-」(公益社団法人 日本下水道協会)に対応。

  2. 2.<自立管>
    ・外水圧による管厚算定に対応。
    ・傾斜地の永久ひずみによる抜き出し量の照査(レベル2地震時)に対応。
    ・地震動による軸方向断面の発生応力の算出において、重畳係数はレベル1地震時のみ考慮可能。

  3. 3.<複合管>
    ・常時ケース検討時の荷重として、水平土圧を考慮可能。
    ・水平土圧として、静止土圧を考慮可能。
    ・レベル2地震時の照査において、構造物のじん性を考慮した補正係数Csを適用可能。

動作環境


動作環境

OS Windows 10 / 11
CPU Intel Coreシリーズおよび完全互換のあるCPU
必要メモリ(OSも含む) OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
必要ディスク容量 約100MB以上(インストール時、および実行時)
ディスプレイ(画面解像度) 1024×768以上 (推奨1024×768以上)
入力データ拡張子 F2P
ファイル出力 HTML
F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、 PPF、DOC、 DOCX、XLSX、XLS、PDF、 JTD、JTDC
他製品との連動 地盤データ(.fgd)
BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震)
マンホールの設計・3D配筋
下水道管の耐震計算

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