洪水吐の設計計算

洪水吐の構造設計計算

洪水吐の設計計算 Ver.3

初版リリース:2010.11.29/最新Ver.リリース:2017.10.03

¥107,800(税抜¥98,000)

プログラム概要

「洪水吐の設計計算」は、土地改良事業設計指針「ため池整備」を主たる適用基準とし、洪水吐の構造設計計算をサポートするプログラムです。

▲メイン画面

▲形状寸法の設定

▲3Dモデル表示

プログラムの機能と特長

機能

  • 設計断面は、「流入部」、「導流部」、「減勢部」の最大3断面を同時に設計可能
  • 設計洪水流量の計算を行い、各設計断面の側壁高(余裕高)を水理計算より算出し寸法データへ取得することが可能
  • 洪水吐形式は、「開水路左右対称型」、「開水路左右非対称型」、「重力擁壁型」、「逆T擁壁型」をサポート
  • 洪水吐形式が開水路型の場合は、対策工の「底版に突起を付ける」、「背面土砂を考慮する」を指定することが可能
  • 荷重は背後地側および貯水池側の土圧、静水圧、動水圧等を考慮して、安定計算、断面力計算、部材の許容応力度法照査に対応
    荷重の初期値データとして、「常時満水時」「設計洪水時」「緊急放流時」「地震時満水時」の4ケースを設計
  • 主鉄筋には、異形鉄筋と丸鋼鉄筋の何れかを選択することが可能
  • 主鉄筋の配筋段数は、上下、左右それぞれに2段まで配筋することが可能
  • 任意荷重は、最大10ケース(1ケース内最大20荷重)の鉛直荷重(集中、分布)、水平荷重(集中、分布)、モーメント荷重を指定可能
  • 土圧算定に用いる地表面に載荷する荷重は、上載荷重、雪荷重、 その他荷重として指定することが可能
    任意荷重では鉛直荷重(集中、分布)、水平荷重(集中、 分布)、モーメント荷重を指定可能
  • 安定計算は浮き上がり、転倒、滑動、地盤反力度に対する検討に対応。また、突起を考慮した滑動照査も可能 安定計算において、貯水池側の抵抗力は、次のように考慮しています。
  • 1.貯水池側の土圧を載荷せずに滑動照査を行い、照査結果がOKのとき、この状態で安定計算を行います。
    2.滑動照査がOUTの場合、水平反力を算出し、また、受働土圧力の範囲内であることを確認した上でこの水平反力を載荷した状態で安定計算を行います。

  • 断面力は、FRAME解析により算出
    全形状ともU型形状の骨組を作成し、荷重は側壁(貯水池側、背後地側)用の組み合わせケース、底版用の組み合わせケースをそれぞれ作成して設計断面力を算出

  • ▲設計条件入力画面

    ▲形状寸法入力画面

    ▲土砂形状 入力画面


    ▲土圧

    ▲静水圧


    ▲浮力(揚圧力)

    ▲動水圧


  • 部材照査は、許容応力度法にて以下の計算を行います
  • 1.コンクリート、鉄筋の曲げ応力度照査
    2.必要鉄筋量計算
    3.抵抗モーメント計算
    4.コンクリートの最大せん断応力度照査
    5.コンクリートの平均せん断応力度照査
    6.必要斜引張鉄筋量計算
    7.付着応力度の計算

  • テルツァーギによる許容最大地盤反力度算出が可能
  • 3D表示により、実際の構造物の外見を確認可能

▲3Dモデル表示

特長

荷重の初期値データとして、「常時満水時」、「設計洪水時」、「緊急放流時」、「地震時満水時」の4ケースを設けています。
荷重ケースデータの初期値として新規作成時(荷重入力画面において一度も[確定]されていない場合)に限りの以下のルールに従い常時3ケース、地震時1ケースを設けています。

地表面

  • 貯水池側の高さ・・・底版高+貯水池側壁高/2
  • 背後地側の高さ・・・底版高+背後地側壁高

荷重ケースの水位高さ

  • 常時1ケース・・・荷重名称を常時満水と指定します。
    内水:なし(0.0)
    貯水池側外水位:底版高+貯水池側側壁高
    背後地側外水位:貯水池側外水位と同値
  • 常時2ケース・・・荷重名称を設計洪水時と指定します。
    内水:貯水池側側壁高-0.1(m)
    貯水池側外水位:底版高+貯水池側側壁高+0.3(m)
    背後地側外水位:貯水池側外水位と同値
  • 常時3ケース・・・荷重名称を緊急放流時と指定します。
    内水:なし(0.0)
    貯水池側外水位:底版高+貯水池側側壁高/2
    背後地側外水位:底版高+貯水池側側壁高
  • 地震時1ケース・・・荷重名称を地震時満水時と指定します。
    常時1ケースと同値を指定します。

入結果確認・計算書出力

安定計算
検討ケースごとに合否を明確にした安定計算結果を一覧表示します。

断面力計算
断面力計算(FRAME)結果の断面力を断面図およびHTML表示形式で確認することができます。

部材照査
部材照査結果を総括表形式および部位(側壁、底版)ごとにHTML表示形式で確認できます。

適用基準及び参考文献

参考文献

・土地改良事業設計指針「ため池整備」 平成18年2月 農林水産省農村振興局整備部設計課監修 社団法人 農業土木学会発行

・土地改良事業設計指針「ため池整備」 平成27年5月 農林水産省農村振興局整備部課監修 公益社団法人 農業農村工学会発行

・土地改良事業計画設計基準 設計「水路工」基準書 技術書 平成13年2月 農林水産省農村振興局

・道路橋示方書・同解説 I 共通編  平成14年 3月 (社)日本道路協会

・道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編  平成14年 3月 (社)日本道路協会

・道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編 平成14年 3月 (社)日本道路協会

・道路土工 擁壁工指針 平成11年3月 (社)日本道路協会

・防災調節池等技術基準(案) 解説と設計実例 社団法人 日本河川協会

・下水道雨水調整池技術指針(案) 解説と計算例 昭和59年 社団法人 日本下水道協会

・下水道施工計画・設計指針と解説 前編 2001年版 社団法人 日本下水道協会

※2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。

製品価格

本体価格

価格は税込表示です

■本体価格

製品名 価格
洪水吐の設計計算 Ver.3 ¥107,800(税抜¥98,000)

■フローティングライセンス価格

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。

製品名 価格
洪水吐の設計計算 Ver.3 ¥43,120(税抜¥39,200)

>>ライセンス形態についての詳細はこちら

サブスクリプションサービス 契約価格


サブスクリプションサービス 契約価格

■サポート内容
・バージョンアップ無償提供  ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX)  ・ダウンロードサービス  ・保守情報配信サービス  

※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。

価格は税込表示です

対象製品 初年度 1年
サブスクリプション(洪水吐の設計計算 Ver.3) 無償 ¥43,120(税抜¥39,200)
サブスクリプション(洪水吐の設計計算 Ver.3 フローティング) ¥45,276(税抜¥41,160)

フォーラムエイト・ポイント・バンク(FPB) 交換ポイント


フォーラムエイト・ポイント・バンク(FPB) 交換ポイント

フォーラムエイト・ポイント・バンク(FPB)」は、ご購入時に購入金額に応じたポイントを登録ユーザ情報のポイントバンクに加算し、次回以降の購入時にポイントに応じた割引または、随時特別景品に交換するユーザ向けの優待サービスです。

価格は税込表示です

製品名 交換ポイント数
洪水吐の設計計算 Ver.3 58,800ポイント

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス価格


■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能

■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能

■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。

※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。

※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス

価格は税込表示です

■レンタルライセンス

対象製品 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
洪水吐の設計計算 Ver.3 ¥43,120 ¥54,978 ¥64,680 ¥79,772

■レンタルフローティングライセンス

対象製品 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
洪水吐の設計計算 Ver.3 ¥70,070 ¥92,708 ¥109,956 ¥135,828
      

アカデミー価格


教育関係者、研究者、学生などの教育目的のご利用に向けて、アカデミーライセンスを提供しています。

アカデミー価格

価格は税込表示です

製品名 アカデミー価格
洪水吐の設計計算 Ver.3 ¥86,240(税抜¥78,400)

バージョンアップ開発履歴


バージョンアップ開発履歴

■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。

洪水吐の設計計算
バージョン リリース日 主なバージョンアップ内容
3.00.00 17/10/04
  1. 常時のみの計算に対応
  2. 水理:基準値(降雨強度式)ファイルに対応(各都道府県の降雨強度式を製品に付随)
  3. 土圧計算強化拡張(背面土砂指定、モーメント換算、台形盛土荷重の等分布載荷重換算、
    柔構造樋門 設計の手引きの換算載荷重に対応)
  4. 応力度計算強化(底版の着目点位置における曲げ応力度自動抽出に対応)
  5. 必要鉄筋量の比較対応
  6. 出力、ヘルプに基準書追記
2.00.00 15/03/31
  1. 水理計算(設計洪水流量、余裕高(側壁高さ))に対応
  2. 複断面対応(流入部、導流部、減勢部)
  3. 土圧計算強化
  4. テルツァーギによる許容最大地盤反力度算出
  5. 浮上り、地盤反力度計算強化
1.00.00 10/11/29
  1. 新規リリース。

動作環境


動作環境

OS Windows 8 / 10 等の32ビットWindows環境を有するOS
CPU Pentium III (推奨PentiumIV)
必要メモリ(OSも含む) 128MB以上 (推奨256MB以上)
必要ディスク容量 約50MB以上 (インストール時及び実行時含む)
ディスプレイ(画面解像度) 800×600以上 (推奨1024×768以上)
入力データ拡張子 F5S
ファイル出力 HTML、3DS
F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、 PPF、DOC、 DOCX、PDF、 JTD、JTDC
他製品との連動 <保存>
SI対応版 F8旧製品データ($o1)
UC-win/Road(3DS、VRML)

製品購入/お問い合わせ窓口


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画面サンプル

▲メイン画面

▲基本条件入力画面

▲材料入力画面

▲設計条件入力画面

▲安定結果確認画面

▲配筋の設定

▲形状寸法の設定

▲土砂形状 入力画面

▲荷重の設定

▲任意荷重の設定

▲断面力結果確認画面

▲許容応力度結果確認画面

▲3Dモデル表示

1.適用範囲、制約条件

製品の特長は?

本製品と弊社製品「擁壁の設計・3D配筋」との計算手法の大きな違いは以下の箇所となります。

■逆T擁壁型と重力式擁壁型の断面力の算出方法
「洪水吐の設計計算」においては、洪水吐形式「逆T擁壁型と重力式擁壁型」をU型FRAMEとしてモデル化して断面力を算出していますが、「擁壁の設計・3D配筋」においては、背後地側と貯水池側の接合部にて2つのモデル化が必要となります。

■応力度照査
「洪水吐の設計計算」においては、抵抗モーメントの計算をサポートしておりますが、「擁壁の設計・3D配筋」においては抵抗モーメントの計算はサポートしておりません。

■補足
本製品は「土地改良事業設計指針「ため池整備」平成18年2月」を主たる基準書として、洪水吐の設計計算に限定した簡素な入力仕様としていますので、擁壁(洪水吐)等の構造計算を熟知していない方にも簡単にモデル化、設計計算できるようにしております。
例えば本製品においては、洪水吐形式、開水路の対策方法等を選択するとその形式に合わせ形状寸法を入力することができ、また、荷重データについても基準書に記述している常時3ケース、地震時1ケースを初期値データとして設けております。

一方、「擁壁の設計・3D配筋」は、色々なモデルの設計に対応できるような製品となっており、本製品と比較すると、洪水吐のモデル作成にやや手間がかかります。

土地改良基準での水路の計算を実施いたしますが、洪水吐の設計計算で同等の計算が可能でしょうか?

可能です。基本条件入力画面の「開水路型の対策」スイッチを「突起を設置する」に指定し、形状寸法入力画面にて突起の位置、寸法を入力します。

2.入力

開水路の対策で突起を設けモデル化することが可能か?

可能です。
基本条件入力画面の「開水路型の対策」スイッチを「突起を設置する」に指定して下さい。
形状寸法入力画面にて突起の位置、寸法を入力して頂きたいと存じます。

開水路の対策で背面土重を考慮することができるが、このモデルで張り出し幅Lを無視することはできるか?

背面土砂を考慮する場合には、L(張り出し幅)の入力が必ず必要となります。無視したい場合には、対策なしに変更するか、張り出し幅に最小値を入力することで対応してください。


 >> サポートページ 洪水吐の設計計算 Q&A集

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