橋脚柱の許容応力度法及び地震時保有水平耐力法による照査に特化した
復元設計計算を支援するプログラム
初版リリース:2013.10.07/最新Ver.リリース:2022.03.30
既設橋梁の中には、図面が残されていない構造物の配筋を推定する場合や、残されている設計計算書を元にした再計算により設計の妥当性を検証する「復元設計計算」が必要となる場合があります。
「橋脚の復元設計計算」は、旧基準に従った橋脚柱の保有水平耐力法に特化した設計計算プログラムです。
許容応力度法による柱部材の照査
地震時変形性能または地震時保有水平耐力法による柱部材の照査
既設検討
補強設計
その他
制限事項
計算機能
他製品との連動
形状および工法
橋脚の形式 | 単柱式の張り出し式橋脚および壁式橋脚 |
柱断面形状 | 矩形、矩形面取り(R面取り、直線面取り)、小判形、円形 また、柱の順テーパー(下広がり)、逆テーパー(上広がり)をサポート(矩形面取り時の順テーパーを除く)しており、中空形状は逆テーパーおよび矩形面取りを除く形状について対応しています。 |
はり形状 | はり(柱の上にはりがのる)形式(矩形、小判形)、張り出し(柱の側面にはりがつく)形式の設定が可能(後者の場合は、はり先端をしぼる形状も設定可能です) |
フーチング形状 | テーパーなしから全方向テーパーまで設計可能 また、フーチングの有無の指定、フーチング下面に段差を設けることが可能 |
基礎形式 | 直接基礎、杭基礎、深礎基礎、その他 なお、基礎形式は、計算書への表示および基礎ばね入力方法(直接基礎は内部計算、その他の形式は直接指定)の決定のみに使用します。 |
柱補強工法 | RC巻立て工法 鋼板併用RC巻立て工法 鋼板巻立て補強(アンカー筋なし、アンカー筋あり、段落し部のみ補強可能) 連続繊維巻立て工法(炭素繊維、アラミド繊維、段落し部のみ補強可能) PCコンファインド工法(円形、小判形、柱にテーパーがある形状は未サポート) |
インターロッキング式橋脚 | 柱にテーパーがある形状、主鉄筋の段落としは未サポート 新設設計かつ小判形、矩形面取り形状のみサポート |
道路橋示方書 | 道路橋示方書・同解 IV 下部構造編 昭和55年5月(社)日本道路協会 道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成2年2月(社)日本道路協会 道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成6年2月(社)日本道路協会 道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成8年12月(社)日本道路協会 道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成14年3月(社)日本道路協会 道路橋示方書・同解説V耐震設計編 昭和55年5月(社)日本道路協会 道路橋示方書・同解説V耐震設計編 平成2年2月(社)日本道路協会 路橋示方書・同解説V耐震設計編 平成8年12月(社)日本道路協会 道路橋示方書・同解説V耐震設計編 平成14年3月(社)日本道路協会 |
設計計算 | 道路橋下部構造設計指針(橋台・橋脚の設計篇) 昭和43年3月(社)日本道路協会 道路橋耐震設計指針・同解説 昭和47年4月(社)日本道路協会 「兵庫県南部地震により被災した道路橋の復旧に係る仕様」の準用に関する参考資料(案) 平成7年2月(社)日本道路協会 |
・「兵庫県南部地震により被災した道路橋の復旧に係る仕様」の準用に関する参考資料(案) 平成7年6月(社)日本道路協会
・道路橋の耐震設計に関する資料 平成9年3月(社)日本道路協会
・既設道路橋の耐震補強に関する参考資料 平成9年8月(社)日本道路協会
・既設橋梁の耐震補強工法事例集 平成17年4月(財)海洋架橋・橋梁調査会
・設計要領 第二集 -橋梁・擁壁・カルバート-平成12年1月 日本道路公団
・設計要領 第二集 橋梁保全編 平成18年4月 東・中・西日本高速道路株式会社
・インターロッキング式横拘束筋を有する鉄筋コンクリート橋脚の設計要領(案) 平成15年6月日本道路公団
・高速道路の橋梁技術基準に関する講習会平成15年7月日本道路公団(監修)、(財)高速道路技術センター(編集)
・アラミド繊維シートによる鉄筋コンクリート橋脚補強工法設計・施工要領(案) 平成10年1月 アラミド補強研究会
・道路橋示方書・同解説 SI単位系移行に関する資料 平成10年7月(社)日本道路協会
※2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。
本体価格
価格は税込表示です
■本体価格
製品名 |
価格 |
---|---|
橋脚の復元設計計算 Ver.4 | ¥187,000(税抜¥170,000) |
■フローティングライセンス価格
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。
製品名 |
価格 |
---|---|
橋脚の復元設計計算 Ver.4 | ¥74,800(税抜¥68,000) |
サブスクリプションサービス 契約価格
■サポート内容
・バージョンアップ無償提供 ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX) ・ダウンロードサービス ・保守情報配信サービス
※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。
価格は税込表示です
対象製品 | 初年度 | 1年 |
---|---|---|
橋脚の復元設計計算 Ver.4 サブスクリプション | 無償 | ¥74,800(税抜¥68,000) |
橋脚の復元設計計算 Ver.4 サブスクリプションフローティング | ¥104,720(税抜¥95,200) |
■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能
■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能
■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。
※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。
※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。
レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス
価格は税込表示です
■レンタルライセンス
対象製品 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
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橋脚の復元設計計算 Ver.4 | ¥84,150 | ¥99,110 | ¥121,550 |
■レンタルフローティングライセンス
対象製品 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
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橋脚の復元設計計算 Ver.4 | ¥140,250 | ¥166,430 | ¥205,700 |
製品名 | アカデミー価格 |
---|---|
橋脚の復元設計計算 Ver.3 | ¥149,600(税抜¥136,000) |
バージョンアップ開発履歴
■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。
橋脚の復元設計計算 Ver.4 | ||
バージョン | リリース日 | バージョンアップ内容 |
---|---|---|
4.0.0 | 22/03/30 |
|
動作環境
OS | Windows 10 / 11 | |
---|---|---|
CPU | Intel Coreシリーズおよび完全互換のあるCPU | |
必要メモリ(OSも含む) | OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境 | |
必要ディスク容量 | 約160MB以上 (インストール時及び実行時含む) | |
ディスプレイ(画面解像度) | 1024×768以上 | |
入力データ | F1Z | |
ファイル出力 | HTML、VRML、3DS、PSX、SFC、P21、DXF、DWG、JWW、JWC、TSD F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、 PPF、DOC、 DOCX、PDF、 JTD、JTDC |
製品購入/お問い合わせ窓口
■FORUM8 オーダーページで購入
製品購入 - オーダーページ にて、バージョンアップ・新規製品・各種サービスの御見積作成・申込・決済ができます。
クレジット利用や、分割払いシステムでの購入も可能です。
ご質問は、バージョンアップセンタ(vc@forum8.co.jp)までお気軽にお問い合わせ下さい。
図面が残されていない構造物の橋脚の配筋を推定する場合や、残されている計算書をもとに再計算を実施し構造物の妥当性を検証する復元設計が必要な場合など、過去の設計基準に従った橋脚柱の保有水平力耐力法に特化した設計計算ソフトです。昭和55年5 月道示V地震時変形性能の照査及び、平成2年から平成14年までの基準に対応しており、昭和50年以前の基準でも「道路橋下部構造設計指針(橋台・橋脚の 設計篇)昭和43年3月 (社)日本道路協会」「道路橋耐震設計指針・同解説昭和47年4月 (社)日本道路協会」 の2つの旧基準に対応しています。
許容応力度法による柱の照査のほか、既設橋脚の補強の必要性を検討することが可能です。補強工法としてはRC巻立て工法、鋼板併用RC巻立て工法、鋼板巻立て工法、連続繊維巻立て工法、PCコンファインド工法、鋼板巻立て、連続繊維巻立て補強(段落し部のみ)が可能です。
復元設計を行うにあたり、降伏剛性や許容塑性率などの情報が残されているが配筋状態が不明な場合、自動トライアル計算により同等の結果となる配筋候補を復元できます。また、ある一定の剛性を持つ橋脚配筋の目安をつける場合などでも利用できます。
機能上の制限としては下記3点が挙げられます。
適用基準
参考文献
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