ログ出力プラグインは、シミュレーションの情報を csvファイルやUDPストリームによりネットワーク上の別のPCへ出力可能です。運転車両、運転車両の前の車両、そして、他の移動オブジェクトの情報を出力できます。ログ出力の開始、終了は手動、あるいはシナリオと同期させて行うことが可能です。CSVファイルへ出力するときは、ログ出力項目にシナリオで選択された固定オブジェクトを加えることも可能です。この場合、運転車両との距離がログ出力されます。

▲ログオプション画面

• 運転車両
  運転車両、運転車両の前の車両、そして、他の移動オブジェクトの情報を出力できます。


• 前の車両
  運転車両の前の車両の情報を出力します。前の車両はUC-win/Road で運転車両と同じ車線上の前方の最初の車両として自動的に検出されます。


• 周囲の移動オブジェクト
  指定半径の円内にある周囲のすべての移動オブジェクト（走行車、キャラクタ、列車など）の情報を出力します。半径は、周囲のオブジェクトの半径で設定します。


• 他の移動オブジェクト
  シーン内のすべての移動オブジェクトの情報を出力します。

• ログ開始
  ログ出力プラグインのログ出力項目で記述されたリアルタイムデータをログ出力します。


• ログの停止
  UC-win/Roadは明示的にプロセスを停止するか、それ自身のプロセスが停止するまでログ出力し続けます。


• ロファイルの設定
  出力ログファイル名で使用されるプロファイルを設定できます。設定はオプションです。

• シナリオの設定
  シナリオ実行中のログの開始/停止/編集の起動イベントを定義できます。


• ログ開始イベントの設定
  任意のシナリオ作成後、ログ出力処理を開始するイベントを作成できます。


• ログ出力停止イベントの設定
  イベントを使用して現在のログ出力処理を停止できます。


• プロファイルの編集画面を開くイベントの設定
  イベントを使用してログファイル名称の情報を設定するプロファイルの編集画面を開くことができます。


• ログファイルに出力するオブジェクトの選択
  距離計算に使用するモデルを一つ以上選択できます。

ログ出力プラグインには2種類のログ出力があります。ログオプション画面からCSVファイル、またはUDPストリームの選択が可能です。