橋台の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.7 バージョン更新内容

2024年 10月 02日 更新

Ver.7.00.00更新日:'23.09.29

機能追加

  • 上部工反力、橋座の設計において、支承位置毎の入力に対応しました。
    • 上部工反力
      「荷重-上部工反力」画面において、支承位置ごとの指定が可能です。
    • 橋座の設計
      結果比較表に対応しました。計算実行やファイル読込(Ver.7以降で保存したもの)を行うと自動的に結果比較を追加し画面で確認することができます。
  • 結果比較表に対応しました。計算実行やファイル読込(Ver.7以降で保存したもの)を行うと自動的に結果比較を追加し画面で確認することができます。
  • 構造物切替にて、ファイルのクイックアクセスに対応しました。構造物切替では、ファイルをグループに管理することができます。

機能拡張

  • 計算:底版張出がある場合のフーチング剛体照査において、直角方向の張出長を考慮した計算に対応しました。「考え方-安定計算」画面において、直角方向の張出し幅を考慮した計算をするかどうかの選択が可能です。
  • 計算:震度連携時の剛性モデルにおいて、胸壁や受け台、任意荷重の重量を考慮できるようにしました。

機能改善

  • 入力:「初期入力」画面において、水位無しから水位有りに変更した際に「永続/変動作用時の荷重ケース」画面において、水位を考慮したケースを再生成できるようにしました。
  • 入力:橋座の設計において、固定図ではなく入力に応じたせん断抵抗面積を表示するようにしました。
  • 入力:翼壁設計時の載荷荷重は、誤解を与えるためQdからQへ変更しました。
  • 計算:直接基礎の基礎ばねにおいて、動的変形係数EDの直接入力に対応しました。
  • 計算:杭反力がすべて0の場合において、底版設計は行わないようにチェックを追加しました。
  • 計算:直接基礎において、支持地盤が岩盤の場合は支持力と地盤反力度の検討を同時に行うようにしました。
  • 計算:橋座の設計において、コンクリートの負担分を算出するための係数αの直接指定に対応しました。
  • 計算書:結果詳細計算書において、前面土砂が一定厚の場合のガイド図を入力と一致するように変更しました。
  • 計算書:橋軸段差フーチングにおいて、水圧力の計算で背面側は底版後趾下端からの水位とわかるようにコメントを追加しました。
  • 計算書:せん断補強鉄筋が千鳥配置の場合のコメントを「※千鳥配置が選択されているため、実際の配置は倍ピッチとなる」としました。
  • 計算書:胸壁設計時の断面力の集計において、土圧力の表示で数値の表示位置を調整し重ならないようにしました。
  • 計算書:結果詳細計算書において、胸壁突起部の設計の位置を胸壁設計の下に移動しました。
  • 計算書:翼壁設計において、その他盛土で入力した土砂の名称を表示するようにしました。また、計算書に任意土圧を出力するようにしました。
  • 計算書:設計条件の形状図において、後趾がない場合でも背面土砂位置を描画するようにしました。
  • 連動:竪壁保耐の計算がある場合の基礎側の偶発作用の入力にて、底版配筋を変更した際には未入力とならないようにしました。

不具合対策

  • 計算:任意土圧の指定時の計算において、偶発作用時にエラーとなる場合があるのを対策しました(64bit版のみ)。
  • 計算:竪壁保耐のせん断力の照査において、せん断耐力と比較するせん断力について曲げ破壊型、せん断破壊移行型の場合は地震時保有水平耐力Paと比較するようにしましました。
  • 計算書:胸壁受台の設計において、地表面荷重に踏掛版で入力した地表面荷重が出力されているのを対策しました。
  • 結果確認:落橋防止作動の計算時の判定色表示において、受台と踏掛版の照査結果が反映されるのを対策しました。
  • 入力:「杭の条件」画面を開く際に、エラーが発生する場合があったのを対策しました(64bit版)。
  • 図面生成:背面図において、胸壁前面突起鉄筋が天端外まで飛び出す場合があったのを修正しました。(x64版のみ)
  • 図面生成:重力式の数量計算書で、不正な値が出力される場合があったのを修正しました。

ヘルプの修正

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.7.0.0について
    • プログラムの機能概要-機能及び特長
  • 操作方法
    • メニューの操作
      表示
    • スピードボタンの操作
      構造物切替
    • 「入力」モードの操作
      荷重-荷重(上部工反力)
      考え方-考え方(安定計算)
    • 付属設計画面の操作
      橋座の設計
    • 結果比較
      結果比較

Ver.7.00.01更新日:'23.10.20

不具合対策

  • 連動:地盤種別の判定を連動する状態において、杭基礎側で計算を実行すると橋台側に杭反力が正しく反映されないのを対策しました。
  • 計算:2.5次元地盤反力度の計算において、計算時間が長い場合にエラーが発生する場合があるのを対策しました(64bit版のみ)。
  • 計算:2.5次元解析時の任意荷重において、適用条件に躯体、土砂を選択した場合に慣性力が照査方向以外にも考慮されるのを対策しました。任意荷重を分布荷重として入力した場合に発生します。
  • エクスポート:震度連携モードでEngineer's Studio(R)の動解モデルを保存した場合において、残留変位照査用の設定(hx,hy,h1x,h1y)の値が正しくセットされないのを対策しました。また、上部工と橋台の接続部のモデル化が適切ではないのを対策しました。
  • 計算書:直角方向張出部照査を橋軸方向の杭反力で行う状態において、直角方向張出部の計算書が出力できないのを対策しました。
  • 設計調書:部材照査時のせん断照査時の有効高において、曲げ照査時の有効高が表示されているのを対策しました。
  • 入力:「上部工反力」画面において、直角方向の上部工反力位置の範囲が0mからになっているのを-50~50mに変更しました。また、上部工反力が集計値入力で直角方向も照査するとき、橋軸方向のSWとTHの上部工反力の作用位置が正しく保存されないのを対策しました。

ヘルプの修正

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.7.0.1について

Ver.7.00.02更新日:'23.11.29

不具合対策

  • 計算:任意形状において、背面形状が複雑な場合に常時土圧の壁背面角度が正しい角度にならない場合があるのを対策しました。
  • 計算:任意形状において、竪壁前面位置より前に胸壁付根位置がある場合に竪壁照査時の上部工反力位置が正しく計算されないのを対策しました。
  • 計算:地表面載荷荷重について、背面土砂のレベル差が0より大きい場合に仮想背面が壁位置としても荷重が考慮されるのを対策しました。
  • 計算書:底版拡幅部照査時において、せん断照査位置H/2より張出が小さい場合にプレビューできないのを対策しました。
  • 設計調書:段差フーチングで底版照査位置に曲げ照査位置が複数設定された場合において、最後の照査位置の危険値が出力されてしまうのを対策しました。
  • 結果確認:底版張出部の照査において、判定色の表示に誤りがあるのを対策しました。計算結果には影響は有りません。

ヘルプの修正

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.7.0.2について

Ver.7.00.03更新日:'24.02.15

機能改善

  • 入力:「荷重-永続/変動作用時の荷重ケース」及び「偶発(レベル2地震時)の荷重ケース」画面において、リサイズを可能としました。上部工反力のケース数が多い場合でも画面を大きくすることでスクロースすることなく選択が可能です。

不具合対策

  • 計算書:結果詳細計算書において、底版張出部に杭がない場合に底版張出部の詳細計算書が選択できない状態となっているのを対策しました。
  • 計算書:胸壁前面突起や桁かかり長の検討を行うにチェックがある場合に、落橋防止作動時項目出力時にエラーが発生するのを対策しました。
  • 入力:画面の描画において、後趾の天端に傾斜がある場合でも水平に描画されているのを対策しました。
  • 図面:64bit版において、インストール時のライブラリの不足によりDWG出力ができないのを対策しました。

ヘルプの修正

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.7.0.3について

Ver.7.00.04更新日:'24.03.15

機能改善

  • 入力:段差フーチングにおいて、段差形状変更時に底版照査位置を初期化するようにしました。
  • 計算書:設計条件の土砂の扱いにおいて、土砂高が0mの場合に前面土砂に合わせて側面土砂も無視と表記するようにしました。

不具合対策

  • 入力:省力タイプを選択した場合の「形状-躯体」画面において、背面形状の受台高の左右が正しく描画されていないのを対策しました。
  • 計算:任意荷重において、適用が躯体及び土砂の場合で分布荷重を入力した際に慣性力が考慮されないのを対策しました。
  • 計算書:杭配置の間隔表示において、表示時に丸めた値により入力した寸法と1mm異なる寸法で表示される場合があったのを対策しました。
  • 計算書:計算書プレビューにおいて、躯体形状図が任意形状の出力になるのを対策しました。

ヘルプの修正

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.7.0.4について

Ver.7.00.05更新日:'24.04.17

機能改善

  • 計算書:形状図において、胸壁天端から受け台の寸法を表示するようにしました。
  • 計算書:計算書の「結果詳細|橋座の設計」において、支承配置図の描画スケールを改善しました。
  • 計算書:計算書の橋軸方向の任意荷重のコメントにおいて、フーチング左端、右端の名称の表示を「形状図、ブロック割を右向きに描画する」の選択で変更するようにしました。

不具合対策

  • 計算:「橋座の設計」において、抵抗面積に斜角がある場合、「支承配置」により自動設定される「橋軸↑,直角→」の「縁端距離s」が正しく算出されない不具合を修正しました。
  • 計算書:直角段差フーチングにおいて、底版照査区間を指定した場合に最大危険ケースでの出力を行うと区間1の危険となる荷重ケースが出力されていたため、入力された区間数で危険となる荷重ケースを出力するようにしました。

ヘルプ関連
本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.7.0.5について

Ver.7.00.06更新日:'24.05.21

不具合対策

  • 計算:竪壁保耐の計算において、直角段差時フーチングの竪壁配筋範囲の指定が正しく反映されていないのを対策しました。竪壁保耐設計時において基部位置は、山側の底版の天端位置となります。
  • 計算書:杭基礎時の周面摩擦力の出力において、途中で地層が分割された場合に正しく計算書に表示されないのを対策しました。
  • 計算書:杭基礎でプレボーリングを選択した場合に、極限支持力の結果が正しく表示されないのを対策しました。
  • 結果確認:橋軸段差フーチングのレベル2地震時の底版において、常に付け根位置の判定結果が反映されており誤った判定色になる場合があったのを対策しました。

ヘルプ関連
本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.7.0.6について

Ver.7.00.07更新日:'24.07.16

機能改善

  • 計算書:受台のせん断照査時の耐久性能の結果を結果一覧に出力するようにしました。

不具合対策

  • 入力:付属設計の翼壁設計において、多層地盤とした場合のD+TH+EQの土圧係数がファイルから読み込まれないのを対策しました。
  • 計算:竪壁設計時の任意荷重について、照査位置上を含むを選択しても計算に考慮されない場合があったのを対策しました。
  • 計算:地震時土圧式に物部・岡部式を選択した場合において、D+TH+EQケースの計算に地震の影響EQが考慮されていないのを対策しました。
  • 計算書、結果確認:後趾設計時の曲げモーメントの照査において、危険値の出力としても最大危険値が抽出されない場合があったのを対策しました。
  • 計算書:橋軸段差フーチングにおいて、鉄筋配置図が表示されないケースがあるのを対策しました。

ヘルプ関連
本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.7.0.7について

Ver.7.00.08更新日:'24.08.28

機能改善

  • 入力:「基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8」との連動に対応しました。
  • 計算:上部工反力のモーメント荷重Mx,Myにおいて、EQ時に死荷重(D)時の荷重係数の考慮した上で地震の影響(EQ)の荷重係数を考慮するようにしました。

不具合対策

  • 入力:メイン画面の描画において、竪壁に傾斜が有る場合に土砂と躯体の間に空白が生じる場合があるのを対策しました。
  • 入力:後趾がない形状の基礎連動において、初期入力画面を確定すると基礎製品と荷重名称が一致しなくなるのを対策しました。

ヘルプ関連
本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.7.0.8について

Ver.7.00.09更新日:'24.10.02

機能改善

  • 入力:「深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5」との連動に対応しました。

不具合対策

  • 入力:重力式橋台の底版張出部の設計の有効幅の初期化において、計算時に竪壁の傾斜幅が考慮されていないのを対策しました。
  • 入力:「荷重-上部工反力」画面において、橋軸方向と直角方向のガイド図と描画が方向毎に正しく表示されない場合があるのを対策しました。
  • 入力:橋座の設計において、せん断抵抗面積控除長さL1,L2のエラーチェックが機能しなくなっているのを対策しました。
  • 計算:落橋防止作動時の竪壁のせん断力の照査において、せん断力>せん断耐力となる場合でもNG判定にならないのを対策しました。
  • 計算:底版照査のせん断力の計算において、照査位置により外側に杭が無い場合にせん断スパンの影響は考慮しないがせん断スパンaが有効高d/1.15より小さい場合に特性値Ssにせん断スパンaが考慮されているのを対策しました。
  • 調表:直接基礎の設計調書の書式において、方向の名称が両方向とも橋軸となっていたのを対策しました。

ヘルプ関連
本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.7.0.9について

更新履歴バックナンバー

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