Vol.
16

本連載では、主な機能や関連情報をピックアップして紹介していきます。Shade3Dは、高精度のモデリング、レイアウト、カメラ、光源、レンダリング、アニメーションなど建築パースやインテリアデザイン、プロダクトデザインに必要な機能を搭載し、UC-win/Roadのモデリングツールとして活用が可能です。
https://shade3d.jp/

シーン作成に欠かせないライティングは、レンダリングを行うことなく、図形ウインドウ上で位置や影響範囲、色味などを様々な手法を使用してリアルタイムで確認することができます。

● デフォルトの光源のみで図面を照射

無限遠光源のレイヤ1に設定された光源のみでシーンを照らします。高速で形状のディテールを確認することができます。

● 全ての光源で図面を照射

シーンに配置されている無限遠光源の全てのレイヤ、点光源、スポットライトなどの光源形状でシーンを照らします。

● 光源による影を図面に表示

形状が落とす影を表示します。光源や形状の編集による影の変化もリアルタイムに反映されます。

● 大域照明による間接光を図面に表示

フォトンマッピングによる間接光で形状を照らします。カメラワークによるアングルの変更にも対応しています。

照明の表現

室内シーンでの照明器具の作成には光源形状が主に使用されます。点光源を透明体の中に設置してランプを表現したり、線形状に沿って点光源を配置したものを天井への間接照明として使用することができます。線光源、面光源を使用しないことでGPUレイトレーシングに対応したシーンの作成を行うことができます。

● 丸い透明体の中央に点光源を配置しスタンドライトを作成

● パスリプリケータで線形状に沿って点光源を配置

間接光を表現するレンダリング手法

大域照明を使用したり、GPUレイトレーシングを使用してレンダリングを行うことで形状同士の光の反射(間接光)を表現することができます。

● レイトレーシング(大域照明なし)

影になっている部分は暗いままとなります。

● レイトレーシング+大域照明:パストレーシング

光源が直接届かない影の部分にも光が回り込みます。

● GPUレイトレーシング   ※Professionalのみ搭載

非常に高速なレンダリングを行います。




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(Up&Coming '22 盛夏の号掲載)
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