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ナビゲーション「節点と要素|フレーム要素|材端条件」でピン結合に設定したモデルを計算すると不安定構造のエラーに遭遇することがあります。 一例として図1のようなモデルを考えます ピン結合の設置場所は以下のとおりです(図2)。 不安定構造の原因は、壁に平行な鉛直部材(要素2)です。その部材が鉛直軸回りにぐるぐると回転してしまうので不安定エラーが生じます。 安定させるためには、要素1または要素3のピン結合を剛結合に変更することが必要です。 従来は、ピン結合の設定を材端条件の表で確認するだけでした(図2)。Ver 11.1.0以降は、図3のように、3次元のモデル図に材端ピン結合の状態が記号で可視化されるので、容易に確認することができます。 表示設定で図3のA部にチェックを入れるとB部でチェックされている成分が可視化されます。具体的には以下のとおりです。 図4は鋼逆ローゼ橋の例です。材端ピン結合が多い複雑な構造では可視化による把握が便利になります。 図5の赤枠部分を入力すると、材端ピン結合の図の大きさを調整できます |
(Up&Coming '24 盛夏号掲載)
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