DAY2 2022.11.17THU 講演資料・ムービー
Day2は当社Shade3Dの最新機能に関するプレゼンテーション、東北大学 名誉教授 川添良幸氏によるデザインを本質から変えるための思考法についての特別講演を行いました。「第15回 国際VRシンポジウム」では「World16」を構成する世界各地のメンバーがそれぞれの研究開発の成果を発表。これを受け、それらの成果および各研究者から示された多様かつ高度なヒントを今後の当社の製品開発に反映していきたい考えが示されました。
午後の部後半はパトリック・ハーラン氏がプレゼンターとして加わり、「第10回 CPWC」「第12回 VDWC」および「第8回 ジュニア・ソフトウェア・セミナー」の各賞発表と表彰式を実施しました。
「Shade3Dの新機能の紹介 メタバースへの適用、スイート千鳥エンジンの活用」
フォーラムエイトShade3D開発グループ
御厨 啓補
最新版Ver.23で実装された道路線形、モーフターゲット、マルチタイムラインアニメーション等の新機能と今後の展望をご紹介いたします。また、キャラクターモデル、イベント展示モデルの作成や、IFCなどのBIM/CIMデータの利用をはじめとした、メタバースへの活用方法、事例についてもご紹介いたします。また、国産ゲームエンジンである「スイート千鳥エンジン」について、新たにサポートしたエディター機能、最新事例についてもご紹介します。
表彰式・進行役として弊社CMキャラクターパックンが登場!
開発キットによるクラウドアプリのプログラミング技術を競う「第10回CPWC」と先進の建築・土木デザインをクラウドで競う「第12回VDWC」。世界的にコロナ禍、チームでの活動に制限がありながらクラウドを駆使したデータなど各チーム工夫を凝らし、アジアを中心に国内外から多数の作品が集まっています。公開最終審査ではオンラインプレゼンテーションも交え、発表が行われました。
▲左:CPWC、右:VDWC 表彰式の様子(2022年11月17日 品川インターシティホールとオンラインにて開催)
宮城の新聞 (有限会社FIELD AND NETWORK)
東北大学 名誉教授
川添 良幸 氏
東北大学名誉教授、タイ国スラナリ工科大学卓越教授、アジア計算材料学コンソーシアム創設者、名誉教授ドットコム(株)代表取締役
猫も杓子もSDG’sですが、欧米人が自然を破壊しながら築き上げて来た文明が破綻し、反省しているに過ぎません。我が国では太古から自然と共生して来ました。世界4大文明等は彼らの知識範囲での話です。1万年も続いた縄文文化に誇りを持ちましょう。グローバル化と言う欧米ばかりが潤う方策に囚われず、我々が豊かになるためになすべきことを自分で考える。これこそが真に新たなデザインをなすために必須のことなのです。
建築・土木・都市計画等の分野における国際的な研究者のグループ「World16」のメンバーが集まり、VRの活用提案を発表・議論してきた国際VRシンポジウム。米国・フェニックス(2008)でスタートしたサマーワークショップは翌年に箱根(2009)で初の国内開催、以降は毎年世界各国を巡り、近年は米国ボストンMIT(2017)やフランス・パリ(2019)などで実施されてきました。応用的な研究・開発、弊社製品への展開についての成果発表が、アリゾナ州立大学の小林佳弘氏の進行により開催されました。
アリゾナ州立大学
小林 佳弘 氏
「今後のフォーラムエイトの製品開発の取組について」
フォーラムエイト執行役員 開発シニアマネージャ
ペンクレアシュ・ヨアン
各プロジェクトをどのようにフォーラムエイトの製品開発に繋げていくか、具体的な見通しと今後の展望について説明します。
小中学生対象の「ジュニア・ソフトウェア・セミナー」でのVRデータの中から、ゴールドプライズ6作品、シルバープライズ12作品、ブロンズプライズ11作品を表彰しました。
▲表彰式の様子(2022年11月16日 品川インターシティホールとオンラインにて開催)
会場:トラットリア・イタリア(品川インターシティB棟1F)
皆様の交流および情報交換の場として、ネットワークパーティを開催し、お楽しみいただきました。