各種設計基準類にて規定される各種土構造物・地すべり解析・防災対策・河川構造物の設計等に対応した斜面安定解析システム
初版リリース:1998.04.30/最新Ver.リリース:2022.08.25
各種設計基準類の選択により対象とする土構造物における設定された湛水条件での土中水の状態を自動設定する斜面安定解析プログラムであり、斜面安定解析/逆解析(逆算法)の基本解析或いは法面工の景観設計を行う基本機能製品と、それらの基本機能に各種対策工の設計計算機能を付加した製品とに区分されます。
さらに、土構造物に対する性能設計化規定に備え、「ニューマーク法」及び「浸透流FEM解析」の機能を標準実装しています。
「ニューマーク法」では、従来の地震力を静的な慣性力とした破壊安全率による仕様設計に加え、地震波形を与えて地震後に残留する変位量に着目し、その大小による斜面の安定性性能評価が可能です。
「浸透流FEM解析」では、鉛直二次元飽和/不飽和浸透流FEM解析及び解析結果のアニメーション出力が行え、その解析結果を斜面安定プログラムにインポートすることによる、浸透に起因するすべり破壊の照査が可能です。
機能 | Lite | Standard | Advanced | |
安定計算 | ○ | ○ | ○ | |
対策工 | アンカー付き抑え杭工 | - | - | ○ |
ジオテキスタイル工 | - | ○ | ○ | |
混合工法 | - | - | ○ | |
アンカー工 | - | ○ | ○ | |
切土補強土工 | - | ○ | ○ | |
杭工 | - | ○ | ○ | |
のり枠工 | - | ○ | ○ | |
ニューマーク法 | ○ | ○ | ○ | |
浸透流FEM解析 | ○ | ○ | ○ |
▲ 製品種別
【Advanced版】
【Standard版】
【Lite版】
斜面安定解析
各種設計基準類の選択により対象とする土構造物における設定された湛水条件での土中水の状態を自動設定する斜面安定解析プログラムです。
各種すべり面形状に対応し、常時・地震時・液状化時での解析が可能です。臨界面には最小安全率と最大抑止力とをサポートし、逆算法や間隙水圧の変更、格子範囲の変更等の二次処理機能に加え、圧密による地盤の強度増加やサンドコンパクションパイル工法、逆算法における鉛直層圧の計算、残留浸潤面の自動計算等の付加計算機能も豊富です。また、斜面安定解析で使用した標準断面形状に奥行きを与えることにより、すべり面の3D表示機能に加え、様々な法面対策工画像を貼り付けることによる三次元イメージパースを出力させる簡易景観設計を行うこともできます。
各安定計算機能としては、仕様設計として安全率による照査と信頼性設計レベル1として部分係数法による耐力作用比による照査が可能です。
入力においては、地層モデル形状作成に際して、通常の数値座標の直接入力とマウスクリックによる簡易入力とが可能であり、モデルビューワによる全体表示等の操作性に優れます。また、紙(スキャナによる画像取り込み)、画像ファイル(TIF、BMP、GIF、JPEG)、CADファイル(DXF形式、SXF形式)、浸透流解析データ(当社別売「3次元浸透流解析(VGFlow)」または別製品でも可)等の様々な媒体のインポートにより簡易に地層モデル形状を作成することができます。
出力ではコンターラインの描画、全すべり面諸元のリストビューワ出力・各諸元を優先キーとしたソート機能、安全率の範囲指定による複数すべり面の同時描画、メイン画面内でのマウス操作による格子点臨界面の描画・詳細出力が可能です。
●機能概要
項目 | 機能 | |
検討ケース | 計算種別 | 常時、地震時、液状化時 |
臨界面種別 | 最小安全率臨界面、最大抑止力臨界面 | |
すべり面の操作 | すべり円中心 | 固定、格子範囲、自動追跡範囲 |
すべり円半径 | 固定する、固定しない | |
対応計算 | すべり面 | 円弧すべり、 複合すべり(円弧-円弧) 複合すべり(円弧-円弧-円弧) 複合すべり(円弧-直線-円弧) 任意すべり |
湛水状態 | 空虚、施工直後、部分水中時 定常浸透時 水位急低下時、被圧地下水作用時 |
|
計算法 | Fellenius法、修正Fellenius法 簡易Bishop法、簡易Bishop(β=1/3.5)法 簡便法、基準水面法 |
|
付加計算 | 付加属性・ すべり面の コントロール機能 |
集中荷重・分布荷重の考慮 ネバーカットラインの考慮 マストカットポイント・ラインの考慮 等ポテンシャル線による間隙水圧の計算 テンションクラックの考慮 引張補強材のせん断抵抗への考慮 表層すべりの制御 |
二次処理機能 | 必要抑止力の計算、押え盛土の計算、c-φ変更・逆算法 間隙水圧値変更・間隙水圧倍率変更、格子範囲変更 |
|
土性に関する 計算機能 |
粘着力の深度による増加、圧密による強度増加 サンドコンパクションパイル工法 逆算法における鉛直層厚の計算 残留率の入力による残留浸潤面の計算 土質ブロックごとの震度の変更/過剰間隙水圧比の変更 |
|
対策工(抑制工) | 押え盛土の計算 | |
地下水排除工法 | ||
3D表示 | すべり面表示 | 解析モデル形状に奥行きを与えた、地中のすべり面の3D表示、3Dアノテーション |
簡易景観設計 | 解析モデル形状に奥行きを与えた、地表面の法面工画像の張替えによる、イメージパース出力 | |
インターフェイス | 入力機能 | 基準別制御による簡易条件入力、マウス操作による簡易形状入力 形状・属性入力時モデルビューワ機能 紙面上の印刷画像のスキャニング 画像ファイル(TIF、BMP、GIF、JPEG)の読込み DXF/SXFファイル読込み 浸透流解析結果の取込み モデル作成補助ツール(図面データ利用可能な簡易モデリングツール) |
出力機能 | 検討格子内コンター描画(安全率・抑止力) | |
全すべり面及び諸元のリストビューワ出力・諸元によるすべり面のソート機能 | ||
安全率の範囲指定等の条件指定による複数すべり面の同時描画/複数データファイル出力 | ||
メイン画面中でのマウスによる格子点臨界面の描画・詳細出力 | ||
斜面安定比較表作成/DXFファイル・HTML形式・Excel形式出力 | ||
計算書のWord形式・Excel形式・HTML形式・TEXT形式出力・禁止文字チェック | ||
計算書の一太郎形式・pdf形式(しおり機能)出力 (別売F8DocServ(¥30,000(税別))購入による有償) |
||
図面のDXFファイル出力/作図サイズの変更 |
●検討モデルの制限
項目 | 属性最大数 | 格点最大数 | 備考 | |
総数 | 格点数 | - | 1,000 | 属性を構成する格点の総数。重複格点は1扱い。 |
検討格子点数 | - | 500 | ||
スライス数 | - | 800 | 1区間あたり、並びに、すべり面範囲の総数。 | |
属性・形状 | 計算対象範囲 | 1 | 200 | |
土質ブロック | 50 | 200 | ||
追跡範囲 | 1 | 4 | ||
格子範囲 | 1 | 4 | ||
すべり円中心 | 1 | 1 | ||
水位線 | 1 | 50 | ||
旧水位線 | 1 | 50 | ||
等ポテンシャル線 | 20 | 50 | ||
集中荷重 | 10 | 1 | ||
分布荷重 | 10 | 2 | ||
任意線 | 1 | 50 | 円-直線-円の直線区間の格点数は2。 | |
マストカットライン | 2 | 2 | ||
マストカットポイント | 1 | 1 | ||
ネバーカットライン | 10 | 200 | ||
補強材 | 50 | 2 |
土工指針 | (社)日本道路協会、道路土工 切土工・斜面安定工指針 平成21年6月 (社)日本道路協会、道路土工 盛土工指針 平成22年4月 (社)日本道路協会、道路土工 軟弱地盤対策工指針 平成24年8月 |
土地改良 | 農林水産省農村振興局、土地改良事業計画設計基準 設計「ダム」 平成15年4月 農林水産省農村振興局計画部資源開発課、土地改良事業計画設計基準 計画「農地地すべり防止対策」 平成16年3月 農林水産省 構造改善局、土地改良事業設計指針 ため池整備 平成18年2月 農林水産省農林振興局整備部設計課、地改良施設 耐震設計の手引き 平成16年3月 |
設計要領 | 東・中・西日本高速道路株式会社、設計要領第一集 土工編 平成24年7月 |
鉄道基準 | (財)鉄道総合研究所、鉄道構造物等設計標準・同解説 平成19年1月 |
河川堤防 | (財)国土技術研究センター、河川堤防の構造検討の手引き 平成24年2月 (財)リバーフロント整備センター、高規格堤防盛土設計・施工マニュアル 平成12年3月 建設省土木研究所 耐震技術研究センター、河川堤防の液状化対策工法設計施工マニュアル(案) 平成9年10月 (社)日本河川協会編、建設相河川砂防技術基準(案)設計編[Ⅰ] 平成9年10月 |
貯水池・調整池 | (財)国土開発センター、貯水池周辺の地すべり調査と対策 2010年12月 (社)日本河川協会、防災調節池等技術基準(案) 平成13年8月 |
ダム施設 | (財)ダム技術センター、多目的ダムの建設 設計編 昭和62年 (社)日本大ダム会議、(第二次)改訂ダム設計基準 1978年8月 |
港湾施設 | (社)日本港湾協会、港湾の施設の技術上の基準・同解説 平成30年5月 (社)日本河川協会編、建設相河川砂防技術基準(案)設計編[Ⅱ] 平成9年10月 |
宅地造成 | 住宅・都市整備公団都市開発事業部、宅地耐震設計指針(案) 昭和59年3月 |
屋外タンク貯蔵所 | 危険物技術研究会、屋外タンク貯蔵所 基礎の規則基準 昭和58年1月 |
対策工 | (財)土木研究センター、ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル 改訂版 平成12年2月 日本道路公団、グラウンドアンカー工設計指針 平成4年11月 東・中・西日本高速道路株式会社、切土補強土法設計・施工指針 平成19年1月 (社)地すべり対策技術協会、新版 地すべり鋼管杭設計要領 2003年6月 (社)全国特定法面保護協会、のり枠工の設計・施工要領指針(改定版第3版) 平成25年10月 (社)日本アンカー協会、グラウンドアンカー施工のための手引書 平成16年8月 フリーフレーム協会、フリーフレーム工法設計・施工の手引き 平成10年7月 |
BIM/CIM基準要領 | 国土交通省 3次元モデル表記標準(案) 令和2年3月 |
対策工
対策工対応版は、上記斜面安定解析機能に加え、のり面に対策工区(最大15工区同時計算)を設定し、対策工の設計計算あるいは、対策工施工後の斜面安定計算を行うことが可能です。
対策工法としてはジオテキスタイル補強盛土工法、グラウンドアンカー工、切土補強土工、ロックボルト工、のり枠工、杭工、グラウンドアンカー工と切土補強土工による混合工法をサポートし、各種対策工法での数量計算にも対応しています。
●対応対策工法概要
対策工法 | 種別 |
ジオテキスタイル工 | 設計計算、補強斜面の安定 |
グラウンドアンカー工 | 設計計算、補強斜面の安定 |
切土補強土工 | 設計計算、補強斜面の安定 |
のり枠工 | 設計計算 |
杭工 | 設計計算 |
混合工法(グラウンドアンカー工+切土補強土工) | 設計計算 |
※)各工法とも数量計算出力に対応。
以下の設計基準に準拠した対策工の設計計算に対応。補強材設置後の斜面の安定計算を行うことも可能です。
●対応対策工法適用基準
対策工法 | 適用基準 | |
ジオテキスタイル工 | 適用基準 | ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル 改訂版、 平成12年2月、財団法人 土木研究センター |
参考文献 | 道路土工 のり面工・斜面安定工指針、平成11年3月、(社)日本道路協会 | |
グラウンドアンカー工 | 適用基準 | グラウンドアンカー工設計指針、平成4年11月、日本道路公団 |
参考文献 | 道路土工 仮設構造物工指針、 平成11年3月、(社)日本道路協会 | |
グランドアンカー設計・施工基準 同解説、平成12年5月、(社)地盤工学会 | ||
切土補強土工 | 適用基準 | 切土補強土工法設計・施工指針、平成14年7月、日本道路公団 |
参考文献 | 道路土工 仮設構造物工指針、 平成11年3月、(社)日本道路協会 | |
グラウンドアンカー工設計指針、平成14年7月、日本道路公団 | ||
のり枠工 | 適用基準 | のり枠工の設計・施工指針、(社)全国指定法面保護協会、平成25年10月 |
フリーフレーム工法設計・施工の手引き、フリーフレーム協会、平成10年7月 | ||
杭工 | 適用基準 | 地すべり鋼管杭設計要領、2003年6月、(社)地すべり対策技術協会 |
参考文献 | 建設省河川砂防技術基準(案)同解説 設計編 II 、平成9年10月、(社)日本河川協会 | |
砂防・地すべり設計実例、 1991年2月、(社)砂防・地すべり技術センター | ||
地すべり鋼管杭設計要領、平成13年2月、(社)地すべり対策技術協会 |
●対応対策工法適用範囲
計算区分 | 対策工法 | サポート概要 | ||
設計計算 | ジオ テキスタイル工 |
工法 | 補強盛土(1:1.0緩)h≦8.0m、補強盛土(1:1.0緩)h>8.0m | ○ |
補強盛土(1:0.6~1.0)、補強土壁(1:0.6急) | × | |||
設計項目 | 内的安定 (破断の検討、/引抜けの検討:簡便設計法/設計法) |
○ | ||
全体安定(すべり破壊) | ○ | |||
安定計算 | 引張力そのものが抵抗する (Mr+ΣRT)/Md | ○ | ||
引留め効果と締付け効果とで抵抗する Fs={Mr+ΣR(Tsinθtanφ+Tcosθ)}/Md |
○ | |||
グラウンド アンカー工 |
設計区分 | のり枠工本体の設計を含む場合、アンカー材のみを設計する場合 | ○ | |
工法 | CCL工法、フレシネー法、VSL工法、SEEE工法 ストロングホールド工法 |
○ | ||
設計項目 | 補強材の断面照査、アンカー自由長、アンカー体定着長 全体安定 |
○ | ||
切土 補強土工 |
補強材タイプ | 異径棒鋼、ロックボルト | ○ | |
目的 | 仮設、永久 | ○ | ||
設計項目 | 補強材の断面照査、補強材長、内的安定計算、外的安定計算 | ○ | ||
のり枠工 | のり枠種類 | プレキャスト枠工、吹付枠工、場所打枠工 | ○ | |
設計項目 | 横枠の設計(RC断面)、縦枠の設計(RC断面) アンカー時(支圧応力度/地盤支持力度) |
○ | ||
杭工 | 杭設計位置 | Ru-Lx曲線 | ○ | |
杭種 | 鋼管杭、H鋼杭、鋼矢板 | ○ | ||
工法 | くさび杭、せん断杭、抑え杭 | ○ | ||
補強杭 | × | |||
設計項目 | 安定計算 (杭形式の判定/不動層の根入れ長検討/地盤の降伏・破壊/最大変位量/杭間隔) |
○ | ||
安定計算(杭谷側すべりFd検定) | × | |||
断面照査(曲げ照査/せん断照査) | ○ | |||
杭前面の受働崩壊に対する検討 | ○ | |||
補強斜面の 安定計算 |
補強盛土 | ジオテキスタイル工 | ○ | |
引張材抑止 | グラウンドアンカー工、切土補強土工 | ○ |
ニューマーク法
地震による盛土斜面の安定性評価を行うための手法として、レベル I 地震動を想定した地震力を静的な慣性力として破壊・非破壊の評価を行う従来の仕様設計機能に加え、地震後に残留する変位量に着目し、その大小により斜面の安定性を評価する性能設計手法として、地震時のすべり土塊の滑動変位量を回転モーメントの釣合い式から算出するレベル II 地震動を想定したニューマーク法による耐震性能照査を行う機能です。
本機能により、盛土の耐震照査として、レベル I 地震動を想定した極限平衡法での破壊安全率による照査と、レベル II 地震動を想定したニューマーク法による簡易動的解析による性能照査との同時出力することができます。
過圧密粘土や密な砂に対するひずみ軟化に伴う盛土材の強度劣化を考慮した解析も可能であり、出力は各種時刻歴図に加え、入力地震波形に連動する滑動変位量のアニメー ション機能も備え、地震応答を視覚的に捉えることができます。
●耐震検討ケース
・レベル I 地震動
地震力を静的な慣性力として破壊・非破壊の評価を行う極限平衡法による従来の仕様設計
・レベル II 地震動
地震後に残留する変位量に着目し、その大小により斜面の安定性を評価 するニューマーク法による性能設計
●対応耐震照査概要
耐震照査手法 | 機 能 |
ニューマーク法 | 地震波形の読込(※1)/サイン波形の新規作成 |
地盤の動的有効応力解析UWLC解析結果をデータ連携した等価加速度波形の計算 | |
地震動の方向の同時計算 | |
ひずみ軟化に伴う盛土材の強度劣化の考慮 | |
設定範囲に存在し得る全てのすべり線に対する降伏震度Kyの計算 | |
すべり線の設定に対する照査 | |
入力地震波形に対応する滑動変位量の時刻歴解析 | |
刻歴図への降伏震度描画/各種時刻歴図出力/滑動変位アニメーション出力 | |
降伏震度の直接入力 | |
対策工施工時、震度の方向考慮した解析 | |
土工指針平成21年6月対応 | |
NEXCO設計要領平成21年7月改定対応 |
※1:鉄道総研 耐震標準波形(H24)、 強震観測網 K-NETの地震波、日本道路協会 H24版地震波形を含む
浸透流FEM解析
浸透流は土構造物の安定において、様々な問題となっています。
止水を目的とした土構造物では、堤内、基礎および周辺地山を通じて絶えず浸透が生じます。
そして浸透水の作用によって間隙水圧や揚圧力が発生して、浸透破壊及びせん断抵抗力の低下等、安定性をそこなわれ、堤体決壊の素因となることもあります。
また、一般土工においては、盛土は豪雨時に崩壊することが極めて多く、このような崩壊は地すべりのように前兆現象があるわけでなく瞬時に起こる危険な崩壊であり、盛土内への降雨や表流水(河川水や貯留水)の浸透を予測し、それに起因する間隙水圧の変化を的確に把握することは、盛土の安定を検討する上で極めて重要です。
更に、地すべり解析は上部からの降雨浸透によるものだけでなく、周囲からの集水や下部の岩盤内へ一端浸透した地下水が風化層内に流出して発生するパイプ流型の崩壊等の様々な浸透流の影響が挙げられ、あらゆる斜面安定問題において浸透流に対する安全性の検討は極めて重要となります。
このような経緯から、斜面崩壊をシミュレートする際に、降雨等に起因する間隙水圧の経時的変化もしくは最大水位での定常浸透状態における間隙水圧の評価が重要であり、有限要素法による飽和/不飽和浸透流解析は、これらの斜面安定問題での間隙水圧の評価に対する有用なツールとなります。
「斜面の安定計算」浸透流FEM解析は、主に以下に示す浸透流を考慮した斜面安定解析を行う機能です。
●対応対策工法適用範囲
照査手法 | 機 能 | ||
浸透流FEM解析 | 対応浸透問題 | 鉛直二次元定常問題 鉛直二次元非定常問題 |
鉛直二次元平面(重力項を考慮)における定常・非定常浸透問題 |
対応境界条件 | 水頭既知境界 (定常解析、非定常解析) |
水位が一定の境界 | |
浸出面境界 (定常解析、非定常解析) |
浸出可能となる境界 | ||
降雨境界 (定常解析、非定常解析) |
降雨を与える境界面 | ||
流量境界 (定常解析、非定常解析) |
流量が既知である境界 | ||
水位変動境界 (非定常解析) |
経時的に水位が変位する境界 | ||
浸出禁止境界 (非定常解析) |
計算結果により水が地盤内に流入すれば水頭既知境界となり、 水が地盤外に流出すれば不透水境界となります。 |
||
対応初期値 | 圧力水頭の静水圧分布 | ||
対応出力 | モデル図(メッシュ分割図) | ||
コンタ図 | 等ポテンシャル線、等間隙水圧線 水平方向動水勾配、鉛直方向動水勾配、飽和度 |
||
対応検討項目 | すべり破壊の検討 | 浸潤面のデータ連携、等ポテンシャル線のデータ連携 | |
パイピング破壊の検討 | 局所動水勾配(水平方向、鉛直方向)値の出力 | ||
各種コンタ図のアニメーション出力 | |||
出力時刻の指定による斜面安定へのFEM結果のインポート |
LandXMLによる計算対象範囲生成機能
LandXMLデータから指定した位置の2次元断面を計算対象範囲のブロックとして取得できます。LandXMLデータを読み込むと、読み込んだ地形データがコンタ図で表示されます。計算対象範囲とする断面位置は座標値入力またはマウスのドラッグで指定することができます。これにより実状に則した検討モデルによる安定性の検討が可能になります。
また、「3D View」機能を活用することで、3次元空間上で断面位置を確認することができるウインドウを開きながら断面位置を指定することが可能です。この「3D View」は、LandXMLデータの3次元モデルに地理院タイルから取得した画像を重ね合わせることができますので、検討段階における視覚イメージの促進や説明資料におけるイメージ図の作成に活用いただけます。
震度法、保有耐力法による計算、部材の設計をサポートし、詳細設計レベルで様々な基礎形式・工法の検討が行えます。地層・作用力データを共有し、3面図表示によるデータ確認、図をまじえた結果表示、[基準値]機能をサポート。各基礎工の設計調書、異種基礎の比較表の出力が可能。杭基礎では、鋼管ソイルセメント杭を含む13種の杭種に対応。各種工法をサポートし、補強設計(増し杭)にも対応。
機能 | Lite | Standard | Advanced | |
---|---|---|---|---|
計算 | 液状化の判定 | ○ | ○ | ○ |
直接基礎 | ○ | ○ | ○ | |
杭基礎 | ○ | ○ | ○ | |
ケーソン基礎 | - | ○ | ○ | |
鋼管矢板基礎 | - | ○ | ○ | |
地中連続壁基礎 | - | ○ | ○ | |
CAD | 杭基礎 | ○ | ○ | ○ |
直接基礎 | - | - | ○ | |
その他 | ESエクスポート(杭基礎) | - | - | ○ |
▲ 製品構成別対応機能
関連情報
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杭基礎
直接基礎
直接基礎
鋼管矢板基礎
鋼管矢板基礎
地中連続壁基礎
地中連続壁基礎
ケーソン基礎
ケーソン基礎
図面作成:杭基礎(Lite以上)
図面作成:杭基礎(Lite以上)
図面作成:直接基礎(Advanced)
図面作成:直接基礎(Advanced)
・道路橋示方書・同解説 I 共通編/III コンクリート橋編/IV 下部構造編、V 耐震設計編 H24年3月 日本道路協会
・設計要領 第2集 1章 計画、4章 基礎構造、5章 下部構造 H18年4月 東・中・西日本高速道路株式会社
・杭基礎設計便覧 H27年3月、H19年1月、H4年10月 日本道路協会
・鋼管矢板基礎設計施工便覧 H9年12月 日本道路協会
・道路橋の耐震設計に関する資料 H9年3月 日本道路協会
・道路橋の耐震設計に関する資料 -PCラーメン橋・RCアーチ橋・PC斜π橋・地中連続壁基礎・深礎基礎等の設計計算例- H10年1月 日本道路協会
・既設道路橋基礎の補強に関する参考資料 H12年2月 日本道路協会
・鋼管矢板基礎 -その設計と施工- H11年10月 鋼管杭協会
・杭基礎の計算法とその解説 1987年1月 土質工学会
・杭・ケーソン・鋼管矢板および地中連続壁基礎の設計計算例 2000年2月 山海堂 岡原美知夫他
・土木研究所資料第1175号 矢板式基礎の設計法 (その1) S52年2月、(その2) S52年6月、(その3) S52年3月 建設省土木研究所
・わかりやすいケーソン基礎の計画と設計 H10年11月 総合土木研究所
・鋼管杭基礎の設計と施工 道路橋示方書(H14年3月版) 改訂対策 H14年4月 鋼管杭協会
・STマイクロパイル工法 設計・施工マニュアル(案) 2000年5月 NIJ研究所
・SPマイクロパイル設計・施工マニュアル(案) H20年11月 エスティーエンジニアリング(株)
・既設基礎の耐震補強技術の開発に関する共同研究報告書(その3)、高耐力マイクロパイル工法(6冊分の2)、
STマイクロパイル工法(6冊分の3)、 ねじ込み式マイクロパイル工法(6冊分の4)設計・施工マニュアル
H14年9月 独立行政法人 土木研究所、(財)先端建設技術センター
・大型地下構造物ケーソン設計マニュアル H13年8月 日本圧気技術研究所
・道路技術基準図書のSI単位系移行に関する参考資料 第1巻-交通工学・橋梁編- H14年11月 日本道路協会
・一般土木工法・技術審査証明報告書 ガンテツパイル(鋼管ソイルセメント杭工法) H12年3月、HYSC杭(鋼管ソイルセメント杭工法) H12年12月 国土開発技術研究センター
※ 2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。
本体価格
価格は税込表示です
■本体価格
製品名 |
価格 |
---|---|
斜面の安定計算 Ver.14 Advanced | ¥435,600(税抜¥396,000) |
斜面の安定計算 Ver.14 Standard | ¥394,900(税抜¥359,000) |
斜面の安定計算 Ver.14 Lite | ¥312,400(税抜¥284,000) |
■フローティングライセンス価格
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。
製品名 |
価格 |
---|---|
斜面の安定計算 Ver.14 Advanced | ¥174,240(税抜¥158,400) |
斜面の安定計算 Ver.14 Standard | ¥157,960(税抜¥143,600) |
斜面の安定計算 Ver.14 Lite | ¥124,960(税抜¥113,600) |
グレードアップ価格
価格は税込表示です
プログラム名 | 対象製品 | 価格/種別 | 備考 | |
斜面の安定計算 Ver.14 Advanced | 斜面の安定計算 Ver.14 Standard | ¥48,840(税抜¥44,400) | グレード アップ |
- |
斜面の安定計算 Ver.14 Advanced | 斜面の安定計算 Ver.14 Lite | ¥147,840(税抜¥134,400) | グレード アップ |
- |
斜面の安定計算 Ver.14 Standard | 斜面の安定計算 Ver.14 Lite | ¥99,000(税抜¥90,000) | グレード アップ |
- |
サブスクリプションサービス 契約価格
■サポート内容
・バージョンアップ無償提供 ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX) ・ダウンロードサービス ・保守情報配信サービス
※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。
価格は税込表示です
■サブスクリプション価格
対象製品 | 初年度 | 1年 |
---|---|---|
斜面の安定計算 Ver.14 Advanced | 無償 | ¥174,240(税抜¥158,400) |
斜面の安定計算 Ver.14 Standard | ¥157,960(税抜¥143,600) | |
斜面の安定計算 Ver.14 Lite | ¥124,960(税抜¥113,600) |
■サブスクリプションフローティング価格
対象製品 | 初年度 | 1年 |
---|---|---|
斜面の安定計算 Ver.14 Advanced | 無償 | ¥243,936(税抜¥221,760) |
斜面の安定計算 Ver.14 Standard | ¥221,144(税抜¥201,040) | |
斜面の安定計算 Ver.14 Lite | ¥174,944(税抜¥159,040) |
■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能
■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能
■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。
※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。
※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。
レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス
価格は税込表示です
■レンタルライセンス
対象製品 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|
斜面の安定計算 Ver.14 Advanced | ¥196,020 | ¥230,868 | ¥283,140 |
斜面の安定計算 Ver.14 Standard | ¥177,705 | ¥209,297 | ¥256,685 |
斜面の安定計算 Ver.14 Lite | ¥140,580 | ¥165,572 | ¥203,060 |
■レンタルフローティングライセンス
対象製品 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|
斜面の安定計算 Ver.14 Advanced | ¥326,700 | ¥387,684 | ¥479,160 |
斜面の安定計算 Ver.14 Standard | ¥296,175 | ¥351,461 | ¥434,390 |
斜面の安定計算 Ver.14 Lite | ¥234,300 | ¥278,036 | ¥343,640 |
製品名 | アカデミー価格 |
---|---|
斜面の安定計算 Ver.14 Advanced | ¥348,480(税抜¥316,800) |
斜面の安定計算 Ver.14 Standard | ¥315,920(税抜¥287,200) |
斜面の安定計算 Ver.14 Lite | ¥249,920(税抜¥227,200) |
バージョンアップ開発履歴
■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。
斜面の安定計算 Ver.14 | ||
バージョン | リリース日 | バージョンアップ内容 |
---|---|---|
14.00.00 | 22/08/25 |
【Advanced版】
【Standard版】
【Lite版】
|
動作環境
OS | Windows 10 / 11 |
---|---|
CPU | OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境 |
必要メモリ(OSも含む) | OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境 |
必要ディスク容量 | 約200MB以上(インストール時及び実行時含む) ■FEM解析実行時 解析モデルの大きさ、出力データの種類によって 約500MB~数GB 程度のハードディスク空き容量が必要 |
ディスプレイ(画面解像度) | 1024×768以上 ディスプレイのフォントサイズはデフォルト(小さいフォント)でご使用下さい。 |
入力データ拡張子 | F8M <旧データ>旧データ(SLP)/水位線(PRS)/等ポテンシャル線(PTN) |
ファイル出力 | F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、 PPF、DOC、 DOCX、PDF、 JTD、JTDC 画像:3DS |
他製品との連動 | <保存> モデル作成補助ツール(SSD) 地盤解析用地形データ(GF1) <読込> モデル作成補助ツール(SSD) 圧密沈下(ATS/ATR) <連携> 地盤の動的有効応力解析(UWLC) |
備考 | 調表出力対応 |
製品購入/お問い合わせ窓口
■FORUM8 オーダーページで購入
製品購入 - オーダーページ にて、バージョンアップ・新規製品・各種サービスの御見積作成・申込・決済ができます。
クレジット利用や、分割払いシステムでの購入も可能です。
ご質問は、バージョンアップセンタ(vc@forum8.co.jp)までお気軽にお問い合わせ下さい。
▼対策工サンプル(グラウンドアンカー工+吹付枠工) ( 46P, 393KB ) |
▼対策工サンプル(ジオテキスタイル補強盛土工法) ( 48P, 359KB ) |
▼対策工サンプル(くさび杭工) ( 34P, 620KB ) |
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▼「鉄道構造物設計標準・同解説 土構造物」に基づく、切土のり面の任意すべりによる設計計算例 ( 12P, 181KB ) |
▼「土地改良事業設計指針 ため池整備」に基づく、土堰堤における水位急低下時での地震時の設計計算例 ( 16P, 201KB ) |
▼カットオフ遮水工による影響を考慮した浸透流FEM解析例 ( 21P, 265KB ) |
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▼「河川堤防の構造検討の手引き」に基づく河川堤防における非定常浸透流FEM解析例 ( 20P, 200KB ) 堤内浸潤面及び等ポテンシャル線は、浸透流FEM解析により求めている。 |
▼豪雨後での地山地下水位の上昇に伴う、地下水浸透流を考慮した地すべり解析例 ( 25P, 290KB ) 当社別売の「VG-Flow」による浸透流解析結果を付属の「浸透流解析データ変換ツール」及び「モデル作成補助ツール」にてにインポートして作成している。 |
▼「港湾施設の技術上の基準・同解説(上),平成11年,(社)日本港湾協会」pp.551~552にて規定される「分割片間の鉛直力と水平力の比を分割片傾斜角の1/3.5と仮定する簡易Bishop法」による臨界すべり面の設計計算例 ( 17P, 226KB ) |
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▼ニューマーク法によるレベル II 耐震性能を勘案した動的変形解析サンプル ( 17P, 223KB ) |
▼「道路土工 のり面工・斜面安定工指針」に基づく、盛土のり面の円弧すべりによる格子範囲での最小安全率臨界面の設計計算例 ( 16P, 193KB ) |
▼「道路土工 軟弱地盤対策工指針」に基づく、液状化時の安定計算例 ( 16P, 206KB ) |
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各種設計基準類にて規定される各種土構造物・地すべり解析・防災対策・河川構造物の設計等に対応した斜面安定解析システム。斜面安定解析/逆解析(逆算法)の基本解析あるいは法面工の景観設計を行う基本機能製品と、それらの基本機能に各種対策工の設計計算機能を付加。
製品種別:
機能 | Lite | Standard | Advanced | |
安定計算 | ○ | ○ | ○ | |
対策工 | アンカー付き抑え杭工 | - | - | ○ |
ジオテキスタイル工 | - | ○ | ○ | |
混合工法 | - | - | ○ | |
アンカー工 | - | ○ | ○ | |
切土補強土工 | - | ○ | ○ | |
杭工 | - | ○ | ○ | |
のり枠工 | - | ○ | ○ | |
ニューマーク法 | ○ | ○ | ○ | |
浸透流FEM解析 | ○ | ○ | ○ |
「ニューマーク法」では、従来の地震力を静的な慣性力とした破壊安全率による仕様設計に加え、地震波形を与えて地震後に残留する変位量に着目し、その大小による斜面の安定性性能評価が可能です。
▲ニューマーク法地震波形時刻歴図出力
「浸透流FEM解析」では、鉛直二次元飽和/不飽和浸透流FEM解析及び解析結果のアニメーション出力が行え、その解析結果を斜面安定プログラムにインポートすることによる、浸透に起因するすべり破壊の照査が可能です。
▲浸透流FEM解析PostProcessorによるアニメーション出力
土工指針 | (社)日本道路協会、道路土工 切土工・斜面安定工指針 平成21年6月 (社)日本道路協会、道路土工 盛土工指針 平成22年4月 (社)日本道路協会、道路土工 軟弱地盤対策工指針 平成24年8月 |
土地改良 | 農林水産省農村振興局、土地改良事業計画設計基準 設計「ダム」 平成15年4月 農林水産省農村振興局計画部資源開発課、土地改良事業計画設計基準 計画「農地地すべり防止対策」 平成16年3月 農林水産省 構造改善局、土地改良事業設計指針 ため池整備 平成18年2月 農林水産省農林振興局整備部設計課、地改良施設 耐震設計の手引き 平成16年3月 |
設計要領 | 東・中・西日本高速道路株式会社、設計要領第一集 土工編 平成24年7月 |
鉄道基準 | (財)鉄道総合研究所、鉄道構造物等設計標準・同解説 平成19年1月 |
河川堤防 | (財)国土技術研究センター、河川堤防の構造検討の手引き 平成24年2月 (財)リバーフロント整備センター、高規格堤防盛土設計・施工マニュアル 平成12年3月 建設省土木研究所 耐震技術研究センター、河川堤防の液状化対策工法設計施工マニュアル(案) 平成9年10月 (社)日本河川協会編、建設相河川砂防技術基準(案)設計編[Ⅰ] 平成9年10月 |
貯水池・調整池 | (財)国土開発センター、貯水池周辺の地すべり調査と対策 2010年12月 (社)日本河川協会、防災調節池等技術基準(案) 平成13年8月 |
ダム施設 | (財)ダム技術センター、多目的ダムの建設 設計編 昭和62年 (社)日本大ダム会議、(第二次)改訂ダム設計基準 1978年8月 |
港湾施設 | (社)日本港湾協会、港湾の施設の技術上の基準・同解説 平成30年5月 (社)日本河川協会編、建設相河川砂防技術基準(案)設計編[Ⅱ] 平成9年10月 |
宅地造成 | 住宅・都市整備公団都市開発事業部、宅地耐震設計指針(案) 昭和59年3月 |
屋外タンク貯蔵所 | 危険物技術研究会、屋外タンク貯蔵所 基礎の規則基準 昭和58年1月 |
対策工 | (財)土木研究センター、ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル 改訂版 平成12年2月 日本道路公団、グラウンドアンカー工設計指針 平成4年11月 東・中・西日本高速道路株式会社、切土補強土法設計・施工指針 平成19年1月 (社)地すべり対策技術協会、新版 地すべり鋼管杭設計要領 2003年6月 (社)全国特定法面保護協会、のり枠工の設計・施工要領指針(改定版第3版) 平成25年10月 (社)日本アンカー協会、グラウンドアンカー施工のための手引書 平成16年8月 フリーフレーム協会、フリーフレーム工法設計・施工の手引き 平成10年7月 |
BIM/CIM基準要領 | 国土交通省 3次元モデル表記標準(案) 令和2年3月 |
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